【取り出された結果、不足した状態】英単語「scarce」の意味と覚え方【関連付けで記憶力アップ】

こんにちは、コダックです。

 

英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。

①あらゆる方法(目・耳・口・手)を使って脳を刺激する事
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事

そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい

この記事では英単語を語源や構成パーツ、使い方など、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。

 

 

 
コダック
今日の英語表現は”scarce! ”scarce”=「希少な」の意味をもつ形容詞です。

「取り出された」を意味するロマンス諸語を語源としており、「取り出された結果、不足している状態」がコアイメージです。

 

 

 

”scarce”の意味は「希少な」 「取り出された結果、不足している状態」がコアイメージ

”scarce(発音:skéərs/スケァァス)”は「希少な」の意味を持つ形容詞です。

 

オックスフォード英英辞典には”scarce”の起源について下記の記載があります。

 

Origin
Middle English (in the sense ‘restricted in quantity or size’, also ‘parsimonious’): from a shortening of Anglo-Norman escars, from a Romance word meaning ‘plucked out, selected’.

※参考・引用「LEXICO

 

記載について訳すと以下の感じになります。

「量やサイズが制限された」や「倹約的な」を意味する中期英語として発祥。
「取り出された、選択された」を意味するロマンス諸語から、アングロノルマン語の”escars”(の短縮形)を経由して入ってきた。

 

このように「取り出された」を意味するロマンス諸語から派生した結果、

現在でも”scarce”=「取り出された結果、不足している状態」をコアイメージに持っています。

 

形容詞用法
①希少な、珍しい
②乏しい、不十分な

Fresh vegetables are scarce in winter.
冬は生鮮野菜が乏しい

This party is boring; let’s make ourselves scarce.
このパーティはたいくつだ。早めに退散しよう。

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”make oneself scarce”の意味は「立ち去る」  「”oneself”を取り出された状態にする」のイメージ

2つ目の例文で出てきた”make oneself scarce”「立ち去る」の意味を持つ表現ですが、このmakeは「make O C」で「O=Cの状態にする」の役割を果たします。

ここでも”scarce”=「取り出された結果、不足している状態」というイメージが強く影響しています。

 

 
コダック
つまり「”oneself”=取り出された状態にする」が”make oneself scarce”のイメージなわけですね

 

 

”scare”と”rare”の違い

”scarce”と”rare”はどちらも「めったにない・珍しい」と訳すことが出来ます。

 
コダック
しかも両者とも「数が少なくてまれ」、「数が少なくて珍しい」事を意味しているので、一見すると言い換え可能なのが厄介な所です。

 

しかし”scarce”と”rare”では根本のイメージが異なっています。

例えば上で紹介した1つ目の例文は”scarce”を”rare”に言い換えるとニュアンスが変わってしまいます。

Fresh vegetables are scarce in winter.
冬は生鮮野菜が乏しい

 

それは”scarce”と”rare”に下記の違いがあるからです。

  • ”scarce”⇒数が減った結果、珍しい
  • ”rare”⇒もともと少なくて珍しい

 

例文で言えば”in winter”と限定している事から、「冬以外の季節」は供給が十分だったけれど、冬になって数が減ったニュアンスが読み取れます

Fresh vegetables are scarce ⇒ in winter.
あぁ、数がへったんだなぁ。⇒なるほど冬だからか!

といった感じ。

 

”rare”を使うと「数が減った」のニュアンスがない為、なぜ”in winter”がついているのか良く分からなくなります。

Fresh vegetables are rare ⇒ in winter.
あぁ、もともと数が少なかったんだなぁ ⇒ えっ??冬がなんか関係あんの?
という感じです。

 

”scarce”の関連語:”scarcely” ”scarcely”は”hardly”とほぼ同義語

“scarcely”は「ほとんど~ない」の意味を持つ副詞表現です。

”scarcely”の特徴としては同じ副詞の”hardly”とほぼ同じ意味、同じ使い方をするということです。

 

例えば”scarcely”の意味は「程度」や「量」がほとんどない事を表しますが、この点は”hardly”も同じ。

また”hardly ~ when”で「~するとすぐに」の意味の表現ですが、この表現は”scarcely ~ when”で言い換えが可能です。

 

 

副詞用法
①ほとんど~ない
②かろうじて
③まさか~とは思えない

 

There is scarcely a newsroom without a computer.
コンピュータのないニュース包装室はまずない。

Scarcely any leaves are left on the trees.
木々にはほとんど葉はのこっていない。

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

 

 

”scarce”の意味と覚え方のまとめ

”scarce”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”scarce”の意味は「希少な」
 ⇒語源は「取り出された」を意味するロマンス諸語
  ⇒「取り出された結果、不足した状態」がコアイメージ

●”scarcely”は「ほとんど~ない」の意味を持つ副詞
 ⇒”hardly”とは意味も使い方もほぼ同じ。

 

 
コダック
他の英単語の記憶方法についても紹介しています。
是非ご活用いただければと思います!

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