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【語源も分かって、忘れない】英単語「responsible」の意味と使い方・覚え方・文法解説【re(〜に対して)+spond(約束する)+ible(〜できる)=求められた役割にしっかり応えられる】

英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。

①あらゆる方法(目・耳・口・手)を使って脳を刺激する事
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事

そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい

この記事では英単語を語源や構成パーツ、使い方など、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。

 

 
コダック
今日の英語表現は”responsible”

「re(〜に対して・再び)」+「spond/sponse(約束する)」+「ible(〜できる)」の3パーツで構成されている単語です。

求められた役割にしっかり応えられるがコアイメージで、“responsible“=「責任がある」「信頼できる(原因である)」の意味を持ちますよ!

 

”responsible”の意味と使い方 コアイメージは「求められた役割にしっかり応えられる」

”responsible(発音:rɪspάnsəbl / リスポンシブル)”は、主に「責任がある」「責任感がある(信頼できる)」「(〜の)原因である」という意味を持つ形容詞です。

語源のパーツとしては「re-(〜に対して・引き受けて)」+「spond(約束する・応じる)」+「-ible(〜できる)」から成り立っており、「引き受けた約束や、求められた役割に対してしっかり応えられる(対応できる)」というのが根本にあるコアイメージです。

 

 
コダック
自分が引き受けたこと(約束)に対して、途中で投げ出さずに最後までしっかり対応できる状態、つまり「責任がある」「責任感があって信頼できる」という意味に繋がるわけですね!

下図のような職人のイメージですね。

responsible イメージ図

また、”responsible”には「(良くない事態の)直接的な原因がある」という意味でも非常によく使われます。

 

 
「責任がある」から「原因がある」になるのはどうして??
 
コダック
「その結果(問題)に対して、応答する義務がある(=その人が引き起こした)」というニュアンスから、人だけでなく物事に対しても「それが原因だ」と言いたいときに使われるんですよ!

 

基本的には「直接そのことに関わっている担当者や、直接の引き金となった原因」に対して使います。

一方で、単なる実行犯としての原因ではなく「結果に対する説明義務」や「法的な賠償義務」などは、後述する”accountable”や”liable”を使い分けて表現します。

例文

Who is responsible for this project?
(このプロジェクトの責任者・担当者は誰ですか?)

The heavy rain is responsible for the flood.
(その大雨が洪水の原因だ。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”responsible”の関連語①:「責任」を意味する単語”accountable / liable”

 
コダック
せっかく”responsible”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ類義語も一緒に覚えてしまいましょう!

ビジネスやニュースでもよく登場する”accountable”や”liable”も「責任」を表す重要な単語です!

 

”responsible”の類義語
⇒「責任」の意味を持つ単語”accountable / liable”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現にはどんな違いがあるの??

 

 
コダック

イメージの違いをざっくりまとめると以下の通りです!

responsible ⇒「実行・実務」の責任=直接の担当者・原因
accountable ⇒「結果・説明」の責任=報告・説明義務
liable ⇒「法律・金銭」の責任=賠償・法的義務

といった感じです!

 
う~ん…文字だけだとニュアンスの差がちょっとややこしいかも…
 
コダック
確かに、これだけ言われても分かりづらいかもしれませんね…汗
「仕事のミス(損害)」という具体的なシチュエーションを例に、実際の表現を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”responsible / accountable / liable”のイメージの違い

● responsible
「He is responsible for the mistake.(そのミスをしたのは彼だ)」
⇒ 実際に手を動かしてミスをした**「実務的な原因・当事者」**というイメージ

● accountable
「The manager is accountable for the team’s mistake.(マネージャーはチームのミスを説明する責任がある)」
⇒ 自分が実行したわけではないが、責任者として状況を上に報告・釈明する**「説明責任」**というイメージ

● liable
「The company is liable for the damage.(会社はその損害に対して法的責任がある)」
⇒ 損害賠償を支払うなど、**「法律的・金銭的な支払い義務」**というイメージ

 

”responsible”の関連語②:「信頼できる」を意味する単語”trustworthy / dependable”

 
コダック
続いて、”responsible”が持つ「責任感があって信頼できる」に近い意味を持つ類義語も、合わせてマスターしてしまいましょう!

 

”responsible”の類義語
⇒「信頼できる」の意味を持つ単語”trustworthy / dependable”

 

 
コダック

それぞれのニュアンスの違いはこんなイメージです!

responsible ⇒「役割を果たす」から=責任感があって信頼できる
trustworthy ⇒「嘘をつかない」から=人間性・品格が信用できる
dependable ⇒「いつも安定している」から=(人やモノが)頼りになる

といったイメージです。

 

 
コダック
せっかくですので、こちらも例文を通じて感覚を掴んじゃいましょう!

 

例文で見る!”responsible / trustworthy / dependable”のイメージの違い

● responsible
「She is a highly responsible worker.(彼女は非常に責任感のある労働者だ)」
⇒ 与えられた仕事を放り出さず、きっちりやり遂げるイメージ

● trustworthy
「He is a trustworthy friend.(彼は信頼できる友人だ)」
⇒ 秘密を守ってくれる、嘘をつかないなど人間的な誠実さのイメージ

● dependable
「This car is very dependable.(この車はとても信頼できる)」
⇒ いざという時に期待通りの働きをしてくれる、故障しない(モノに対してもよく使う)イメージ

 

”responsible”の語法・文法解説 「be responsible for 〜」の形と修飾パターンを押さえよう!

続いて、”responsible”の具体的な使い方や文法的なポイントを見ていきましょう。

”responsible”を使う上で最も大切なのは、「be responsible for 〜」という熟語(表現)です。

 

 
コダック
”responsible”は形容詞なので、基本的には動詞の”be”などと一緒に使います。

前置詞は”for”とセットになることが非常に多いので、まずは”be responsible for 〜”の形で丸ごと覚えちゃうのがオススメですよ!

 

”for”の後ろには名詞だけでなく、前置詞のルールに従って動名詞(-ing)が来ることもよくあります。

例文

You are responsible for making the final decision.
(あなたが最終決定を下す責任があります。)

 

 
なるほど、基本は ”be responsible for 〜” なんだね!
他には何か気をつけるポイントはある??

 

 
コダック
もう一つ重要な文法ポイントとして、「名詞を修飾する位置」によって意味のニュアンスが変わる性質があります!

単語の前に置くか、後ろに置く(後置修飾)かで使い分けが必要になるんですよ。

 

置く位置で変わる!”responsible”のニュアンスの違い

● 名詞の前に置く(前から修飾)
「a responsible person」
⇒ 普段から「責任感がある人」「しっかりした人」という**個人の性質・性格**を表すイメージ

● 名詞の後ろに置く(後ろから修飾)
「the person responsible」
⇒ その特定の事柄に対して**「責任がある人」「担当者・原因となった人」**を表すイメージ

 

 
コダック
ビジネスシーンなどで「今回の担当者は誰?」と言うときは、後ろから修飾する形がよく使われます!例文で確認してみましょう。

 

例文
Please talk to the person responsible for marketing.
(マーケティングの担当者とお話しください。)

 

”responsible”の語源はrespōnsum 意味は「返答する・答える」

”responsible”の語源についても、さらに深く掘り下げて確認していきましょう。

”responsible”のベースとなる語源はラテン語の”respōnsum(返答する・答える)”です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”responsible”の派生元である”response(応答・返答)”の起源について、下記の記載があります。

Origin of response
First recorded in 1250–1300; from Latin respōnsum, noun use of neuter past participle of respondēre “to reply, answer”; replacing Middle English respounse, from Middle French respons, from Latin, as above; see respond

日本語訳:1250〜1300年に初めて記録。ラテン語の「respōnsum(返答する、答える)」を意味する「respondēre」の過去分詞の中性名詞用法から。中英語の「respounse」に代わり、中期フランス語の「respons」、そして前述のラテン語から。respondを参照。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からわかる通り、”responsible”の根っこにあるのはラテン語の「返答する」という行為です。

でも、「返答すること」が、なぜ「責任」という意味につながるのか、少し不思議に思いませんか?

 

 
確かに!「返事をする」ことと「責任を持つ」ことって、日本語の感覚だとちょっと結びつきにくいかも……。
 
コダック
そこがこの語源のおもしろいところなんです!
実は、この言葉の歴史をさらに遡ると、大昔の「神聖な儀式」にたどり着くんですよ!

 

もともとラテン語の「spondēre」には「神に誓う・約束する」という意味がありました。
これに「後ろへ・お返しに」を意味する「re-」が組み合わさることで、「誓われたことに対して、お返しの誓いをする(=返答する)」という意味の「respondēre」が生まれたのです。

これが時代を経て法律や社会の仕組みの中で使われるようになり、「何か問題や役割を振られたときに、逃げずにしっかりと言葉を返せる(対応できる)能力」を指すようになりました。

つまり、周りからの「これ、どうなってるの?」という問いかけに対して、「私がちゃんと引き受けて対応します」と答えられる状態、これこそがヨーロッパの文化における「責任(responsible)」の正体だったわけですね!

 

”responsible”の語源(起源~発祥まで)のまとめ
ラテン語 respondēre(誓いにお返しをする = 返答する)

ラテン語 respōnsum(返答・応答)

中期フランス語 respons(返答)から、中英語 respounse(返答)へ

「問いかけにしっかり返答できる(-ible)」=「責任がある」へ発展!

 

 

 
コダック
単なる「YES/NOの返事」ではなく、「自分が引き受けた約束(誓い)に対して、大人としてきっちり説明や対応を返すことができる」というニュアンスから、現在の「責任がある」「信頼できる」という意味になったわけですね!

 

 

構成パーツで覚える”responsible” 「re」+「spond」+「ible」

ここからは構成パーツ(接頭辞・語根・接尾辞)の面から、”responsible”の仕組みをさらに深く紐解いていきましょう。

”responsible”は、「re-(〜に対して・後ろへ・再び)」「spond/sponse(約束する・誓う)」「-ible(〜できる・能力がある)」 という3つの明確なパーツから成り立っています。

 

それぞれのパーツが持つ意味や、同じパーツを持つ他の重要英単語をセットで学ぶことで、芋づる式に語彙力を高めることができますよ!

“re-“は「〜に対して・後ろへ・再び」を意味するパーツ

”re-”は、動作の方向を「後ろ」へ向けたり、何かに対して「応じる(対抗する)」こと、あるいは「繰り返し(再び)」行うことを示す非常に汎用性の高い接頭辞です。

 

 
コダック
例えば、日常会話でもよく使う ”return” という単語は、「re(後ろへ)」+「turn(向く・回る)」の2パーツで構成されています。

「来た方向(後ろ)へ向き直る」というイメージから、「戻る・返す」 という意味になるわけですね!

 

”re-”を使った他の重要単語も一緒に見てみましょう。語源を意識すると、単語の本質が見えてきます。

  • reply(返事をする):re(後ろへ) + ply(折る/向ける) ⇒ 相手の方へ言葉を折り返す・向け返す
  • review(復習する・見直す):re(再び) + view(見る) ⇒ 覚えたことや書いたものを「もう一度見る」
  • react(反応する):re(〜に対して) + act(行動する) ⇒ 相手のアクションに対して「行動を返す」

 

”spond/sponse”は「約束する・誓う」を意味するパーツ

”spond/sponse”は、ラテン語に由来する語根で、神聖な儀式などで「約束する」「誓う」、あるいは「差し出す」という意味を持っています。
”responsible”においては、「自分が引き受けると誓ったこと」という重要なコアイメージの核を担っています。

 

 
コダック
カタカナでもお馴染みの ”sponsor(スポンサー)” は、「spons(約束する・保証する)」 + 「-or(〜する人)」 からできています。

つまり、「金銭的な支援や責任を引き受けることを(公式に)約束する人」を指し、そこから 「スポンサー・保証人・発起人」 という意味を表すようになりました。

 

この ”spond/sponse” を含む単語は、いずれも「約束・対応・結びつき」といったニュアンスが含まれているのが特徴です。

● correspond(一致する・通信する・文通する)
【パーツ構成】cor(共に/お互いに) + spond(約束する・応じる)
【イメージ】お互いが約束に応じ合う、同じ熱量で応え合うことから、「(意見などが)一致する」「(手紙などで)連絡をやり取りする」という意味になります。

● spouse(配偶者)
【パーツ構成】spons(誓い合った人)の変形
【イメージ】結婚の儀式で「生涯を共にする」と神に誓い合った相手、つまり「夫または妻」を意味します。

”-ible/-able”は「〜できる・〜する能力がある」を意味するパーツ

”-ible/-able”は、形容詞をつくる接尾辞で、可能(〜できる)、適合(〜に適した)、あるいは「〜に値する」という意味を付け加えます。(語幹のスペルによって -able か -ible に分かれますが、根本的な意味は同じです)

 

 
コダック
代表例として ”possible” を挙げると、「posse(力がある)」 + 「ible(〜できる)」 の2パーツに分解できます。

「実現するための力(ポテンシャル)を持っている」という状態から、「可能な・起こりうる」 という意味になります。

 

日常会話やビジネスでも必須となる、”-ible” を使った他の形容詞もチェックしておきましょう。

  • flexible(柔軟な・融通がきく):flex(曲げる) + ible(〜できる) ⇒ ぽきっと折れずに「しなやかに曲げることができる」
  • visible(目に見える):vis(見る) + ible(〜できる) ⇒ 光の環境や視力の条件として「見ることができる」
  • terrible(恐ろしい・ひどい):terr(恐怖・震える) + ible(〜させる能力がある) ⇒ 人を恐怖で「ガタガタと震えさせるような」

 

これら3つのパーツが合体した responsible は、直訳すると「課された約束(spond)に対して(re)、しっかり応答できる能力がある(ible)」となります。
だからこそ、単に「義務がある」というだけでなく、「主体性を持ってしっかりとやり遂げる能力・意志がある=責任感がある」というポジティブな信頼のニュアンスが含まれるわけです!

”responsible”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”responsible”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”responsible”は「re(〜に対して)」+「spond(約束する)」+「ible(〜できる)」の3パーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「求められた役割にしっかり応えられる」
⇒”responsible”=「責任がある」「信頼できる(原因である)」の意味
●語法・文法のポイント ⇒「be responsible for 〜(〜に責任がある・〜が原因である)」の熟語の形でよく使われる。
 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」