「press-(押す)」+「-ure(行為・状態)」の2つのパーツで構成されている単語です。
「強く押し付けること」がコアイメージで、“pressure”=「圧力、プレッシャー、重圧」「強制、圧迫感」の意味を持ちますよ!
”pressure”の意味と使い方 コアイメージは「強く押し付けること」

”pressure(発音:préʃər/プレッシャー【名詞】【動詞】)”は、名詞で「圧力、プレッシャー、重圧」「強制」、動詞で「〜に圧力をかけて強いる」の意味を持つ単語です。
「press-(押す)」+「-ure(行為・状態)」のパーツで構成されている単語で、「強く押し付けること」がコアイメージです。
精神的に相手を追い詰めて行動を迫る(=「強制する・重圧をかける」)こと=”pressure”なわけですね!
”pressure”は「外部や周囲から、目に見えない力でグイグイ押されている」イメージが強い表現です。
このように”pressure”で表現するものは、「物理的な圧力」だけでなく「精神的な重圧」を表すことが多いです。
ちなみに、物理的に直接ぶつかる「衝撃」そのものは”impact”や”shock”を使用し、その結果として心身にかかる「負荷や歪み」には”stress”を使用します。”pressure”はあくまで「外からグイグイと押し付けてくる力そのもの」を指すのがポイントです。
”pressure”の使い方・語法と文法解説
まず、名詞の”pressure”は基本的に「不可算名詞(数えられない名詞)」として使われます。そのため、通常は a pressure としたり複数形にしたりせず、そのままの形で表現することが多いです!
日常会話や資格試験でも特によく狙われる、超重要フレーズをまとめました。丸ごと覚えてしまいましょう!
・under pressure:プレッシャー(重圧)を感じて、プレッシャーの下で
・put pressure on A:Aに圧力をかける、プレッシャーを与える
・apply pressure to A:Aに物理的な圧力を加える、A(傷口など)を強く押さえる
・blood pressure:血圧(high blood pressure=高血圧 / low blood pressure=低血圧)
・peer pressure:同調圧力(仲間や周囲からのプレッシャー)
動詞の語法としては、「pressure + 人 + into doing(人に〜するようプレッシャーをかけて強いる)」という形が定番中の定番ですよ!
「pressure」の基本例文
・The nurse applied pressure to the wound to stop the bleeding.
(看護師は出血を止めるために傷口に圧力を加えた[押さえた]。)
・He is under a lot of pressure at work.
(彼は仕事で多くのプレッシャー[重圧]を感じている。)
・Don’t put too much pressure on your children.
(子供たちにあまりプレッシャーをかけすぎないでください。)
・You need to check your blood pressure regularly.
(定期的に血圧を測定する必要があります。)
・They pressured him into signing the contract.
(彼らは彼にプレッシャーをかけて契約書にサインさせた。)※参考・一部例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”pressure”の関連語①:「圧力・重圧」を意味する名詞”stress/tension”
例えば”stress”や”tension”なども「圧迫感や張り詰めた状態」を意味する単語ですよ!
⇒「重圧・圧迫」の意味を持つ単語”stress/tension”
イメージの違いとしては
pressure ⇒「外部からグイグイと押し付けられる力」=外圧・重圧
stress ⇒「圧力を受けて歪みや負荷が生じている状態」=精神的負荷・歪み
tension ⇒「糸がピンと張り詰めているような緊迫感」=緊張・きしみ
といった感じです!
●peer pressure
「(仲間から同じ行動をするようにグイグイ押される)同調圧力」
⇒ 外部から行動を強制してくるイメージ
●deal with stress
「(心にかかった負荷や歪みを)ストレスに対触する」
⇒ 圧力を受けた結果、心や体に生じた歪みのイメージ
●reduce international tension
「国際的な緊張(ピンと張り詰めた危険な状態)を緩和する」
⇒ 今にも張り裂けそうなピリピリした空気感のイメージ
”pressure”の関連語②:「強制する・圧力をかける」を意味する動詞”force/compel”
「強制する」という意味を持つ、他の強力な動詞(類義語)も一緒に覚えてしまいましょう!
⇒「強制する」の意味を持つ単語”force/compel”
それぞれの表現の違いとしては
pressure someone into doing ⇒「周囲からの重圧で断りにくい状況を作ってやらせる」=説得・外圧で強いる
force A to do ⇒「力ずくや法律、あるいは圧倒的な状況で選択の余地なくやらせる」=力で強制する
compel A to do ⇒「義務感や環境などの客観的な理由でそうせざるを得なくする」=(おのずと)強いる
といったイメージです。
●They pressured him into signing the contract.
「彼らは彼にプレッシャーをかけて契約書にサインさせた」
⇒ 周囲の空気や説得で外堀を埋めて追い詰めるイメージ
●The storm forced us to change our plans.
「嵐のせいで私たちは計画を変更せざるを得なかった」
⇒ 物理的・圧倒的な力によって拒否権を奪われるイメージ
●Illness compelled him to resign.
「病気のために彼は辞職せざるを得なくなった」
⇒ 公的な事情や客観的状況から、論理的にそうするしかないイメージ
”pressure”の語源はラテン語「pressūra」 根本にあるのは「圧倒する・押しつぶす」イメージ

”pressure”の語源についても、確認していきましょう。
”pressure”の直接の語源は、ラテン語の「pressūra(プレッスーラ)」です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”pressure”の起源について、下記の記載があります。
Origin
First recorded in 1350–1400; Middle English (noun), from Latin pressūra; see press 1, -ure日本語訳:1350〜1400年に初めて記録される。中期英語(名詞)であり、ラテン語の「pressūra」に由来する。press 1 および -ure を参照。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からも分かるように、”pressure”はラテン語に直接のルーツを持っています。
さらに深掘りすると、この「pressūra」という名詞は、ラテン語の動詞「premere(プレメレ=押す、押しつぶす、圧倒する)」がベースになっています。
●ラテン語の動詞「premere」(押す、押しつぶす、圧倒する)
↓
●ラテン語の名詞「pressūra」(押し付けること、圧迫)
↓
●中期英語(14世紀後半ごろに名詞として英語に取り込まれる)
↓
●現代英語 「pressure」(物理的な圧力や、精神的な重圧・強制を表す言葉へ)
だからこそ、現代英語の”pressure”も「物理的にギュッと押す力」だけでなく、「精神的に人を追い詰めるプレッシャー」を表すのにピッタリなわけですね!
構成パーツで覚える”pressure”:「press-」+「-ure」

ここからは、単語をバラバラに分解して記憶に定着させる「構成パーツ(語源)」の面から”pressure”を深く掘り下げていきましょう!
”pressure”は、「press-(押す)」という語根(単語の核となるパーツ)と、「-ure(行為・結果・状態)」を表す名詞接尾辞(後ろにくっつくパーツ)の2つから成り立っています。
それぞれのパーツが持つ意味や、同じパーツを使った他の重要英単語も合わせてチェックすることで、芋づる式に語彙力を増やすことができますよ!
“press-“は「押す」を意味するコアパーツ
”press-”は、ラテン語の「premere(押す)」に由来する、「物理的・抽象的にグッと力を入れて押す」という意味を持つ非常に重要なパーツです。
”press-”を使った仲間たちの単語をいくつかご紹介します。どれも日常会話や資格試験で超頻出の単語ばかりですよ!
●express(表現する、急行の)
⇒ ex-(外に) + press(押す)
= 心の中にある感情やアイデアを「外に向かってグッと押し出す」ことから、「表現する」という意味になります。また、押し出されるように速い列車ということで「急行列車」の意味にもなります。
●impress(感銘を与える、印象付ける)
⇒ im-(中に) + press(押す)
= 相手の心の中に「グッとスタンプ(押し印)を押す」イメージから、「感銘を与える」「強い印象を残す」という意味になります。
●depress(落胆させる、不景気にする)
⇒ de-(下に) + press(押す)
= 気持ちや気分のメーターを「下に向かって押し下げる」ことから、「がっかりさせる、落ち込ませる」という意味になります。経済を押し下げれば「不景気にする」という意味にもなります。
●oppress(重圧をかける、抑圧する)
⇒ ob-(〜に対して・向かって) + press(押す)
= 反対する相手に対して「上から力をかけて徹底的に押し潰す」イメージから、「抑圧する」「虐げる」という意味になります。
”-ure”は「行為・結果・状態」を意味するパーツ
”-ure”は、動詞などの後ろにくっついて「〜すること(行為)」「〜されたもの(結果)」「〜という状態」を意味する名詞を作るパーツです。
単語の最後にこれが来たら、「あ、何かの行為や状態を表す名詞なんだな」と見分ける目印になります。
この ”-ure” が使われている他の身近な単語も一緒に確認しておきましょう!
●failure(失敗、不履行)
⇒ fail(失敗する) + -ure(行為・結果)
= 失敗するという「行為」や、失敗したという「結果・イベント」そのものを指します。
●pleasure(喜び、光栄)
⇒ please(喜ばせる) + -ure(状態・結果)
= 人を喜ばせること、あるいは自分が喜んでいる「状態」そのものを指すため、「喜び」という意味になります。
●creature(生き物、生物)
⇒ create(創造する) + -ure(結果・作られたもの)
= 創造された「結果としての存在・作られたもの」というニュアンスから、植物を除く「生き物、動物」を意味します。
●closure(閉鎖、締めくくり)
⇒ close(閉じる) + -ure(行為・結果)
= 閉じるという「行為」、または閉じられた「結果・状態」を指し、工場などの「閉鎖」や、物事の「締めくくり・決着」を表します。
”pressure”の意味と語源・覚え方のまとめ
以下、”pressure”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「強く押し付けること、重圧をかけること」
⇒”pressure”=「圧力、プレッシャー、重圧」の意味
●語法・文法のポイント ⇒ 精神的な重圧を表す場合、under pressure(重圧の下にいる、プレッシャーにさらされている)というフレーズが超頻出!
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!