「re-(後ろに・差し戻して)」+「act(行動する・動く)」の2つのパーツで構成されている単語です。
「相手の動きに対して、後ろ(反対)へ動きを返す」がコアイメージで、“react“=「反応する」「反発する」の意味を持ちますよ!
”react”の意味と使い方 コアイメージは「相手の動きに対して、後ろ(反対)へ動きを返す」
”react(発音:riǽkt/リアクト【動詞】)”は「反応する」「反発する・反対する」の意味を持つ単語です。
「re-(後ろに・差し戻して)」+「act(行動する・動く)」のパーツで構成されている単語で、「相手の動きに対して、後ろ(反対)へ動きを返す」がコアイメージです。
そこから、刺激に対して何らかの態度や行動を「「反応する」」ことや、押し付けられた力に対して「反発する」のが”react”なわけですね!
”react”は「何かが起きた直後に、それに応じる動きをする」イメージが強いです。
このように”react”で表現するものは、「外からの刺激を受けて、自動的・即座に行動が引き起こされること」が多いです。
逆に、自分から自発的に何かを始める場合などは”act”や”initiate”を使用します。
例文
・How did she react to the news?
(彼女はそのニュースにどんな反応をしましたか?)
・The public reacted against the new tax.
(大衆はその新しい税金に反発[反対]した。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”react”の関連語①:「反応する」を意味する単語”respond/reply”
例えば”respond”や”reply”なども「反応する・応答する」を意味する単語ですよ!
⇒「反応する」の意味を持つ単語”respond/reply”
イメージの違いとしては
react ⇒「刺激に対して反射的に動く」=(無意識・感情的な)反応
respond ⇒「相手の働きかけにきちんと言葉や行動を返す」=(意図的・適切な)応答・対応
reply ⇒「尋ねられたことに折り返し言葉を返す」=(質問への)返事・回答
といった感じです!
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!
● react to the smell
「(臭いを嗅いで、思わず顔をしかめるなど)臭いに反応する」
⇒ 刺激に対して体が勝手にパッと動いてしまうようなイメージ
● respond to the customer’s request
「(顧客の要望に対して、丁寧に対処して)要望に応える」
⇒ 相手のアクションをしっかり受け止めて、適切な行動を返すイメージ
● reply to an email
「(届いたメールに対して、文字を書いて)メールに返信する」
⇒ 言葉やメッセージに対して、言葉で折り返しを出すイメージ
”react”の関連語②:「反発する」を意味する単語”rebel/resist”
類義語があるので覚えてしまいましょう!
⇒「反発する」の意味を持つ単語”rebel/resist”
それぞれの表現の違いとしては
react ⇒「押し付けられた状況に反比例した態度をとる」=(感情や態度の)反発
rebel ⇒「権威やルールに立ち向かって逆らう」=(組織や支配への)反乱・謀反
resist ⇒「外から迫る力に耐えて、押し戻そうとする」=(物理的・意志的な)抵抗
といったイメージです。
● react against strict rules
「(厳しい規則に対して不満を言うなど)規則に反発する」
⇒ 嫌な方針に対して、態度や言葉で「嫌だ!」と押し返すイメージ
● rebel against parents
「(親の言うことを一切聞かずに家を飛び出すなど)親に反抗する」
⇒ 支配的なものに対して、反旗を翻して全力で従わないようにするイメージ
● resist the pressure
「(外からの圧力に負けじと、その場に踏みとどまって)圧力に抵抗する」
⇒ 相手の力が加わっても、自分が形を変えないようにグッと持ちこたえるイメージ
”react”の文法・語法 絶対に外せない定番フレーズと名詞形のルール

”react”を使う上で、絶対にセットで覚えておくべき文法ルールが2点あります。
1. 最重要フレーズ! ”react to” と ”react against” の使い分け
”react”は、何に対して反応・反発するかによって、後ろに置く前置詞が変化します。
・react to [名詞]:〜に反応する(通常の反応。良い反応にも悪い反応にも使う)
・react against [名詞]:〜に反発する(「against=〜に対抗して」なので、明確な拒絶や反対の反応)
自動詞なので、直後に名詞を置くことはできず、必ず前置詞を挟む点に注意しましょう!
2. 名詞形 ”reaction” のルール
”react”の名詞形は **”reaction(リアクション:反応)”** です。日本語でもお馴染みですね。
この単語は、基本的には「数えられる名詞(可算名詞)」として扱われます。そのため、複数の反応がある場合は ”reactions” と複数形にすることができます。
”react”の語源は中世ラテン語「reagere」 意味は「反対に動く、作用し返す」

”react”の語源についても、確認していきましょう。
”react”の語源は中世ラテン語の「reagere」”です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”react”の起源について、下記の記載があります。
Origin of react
First recorded in 1635–45; re- + act, probably modeled on Medieval Latin reagere日本語訳:1635–45年に初めて記録された。re- + actからなり、おそらく中世ラテン語の「reagere(作用し返す)」をモデルに作られた。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”react”は17世紀前半に、ラテン語の仕組みを元にして英語圏に定着した模様。
● 中世ラテン語:reagere(反対方向に作用を及ぼす)
↓
● 1600年代前半:英語のパーツ「re-(後ろに)」と「act(動く)」が組み合わさる
↓
● 物理的な「反作用」の意味から、人間の「反応」の意味へと広く普及
ちなみに元々は、物理の「作用・反作用(action and reaction)」の実験などで使われ始めた言葉だったんですよ。それが今では日常のリアクション全般に使われているのが面白いですね!
構成パーツで覚える”react” 「re-」+「act」

ここからは構成パーツの面から”react”について覚えていきましょう
”react”の構成パーツは「re-(後ろに・差し戻して)」+「act(行動する・動く)」のパーツです。
つぎから各パーツについて紹介していきます。
“re-“は「後ろに・差し戻して・再び」を意味するパーツ
”re-”は「後ろに・差し戻して・再び」を意味するパーツです。
元いた場所へ向き直って戻る(=「帰る・戻る」)を表しています。
その他に prevent(先回りして来る⇒防ぐ)や、review(再び見る⇒再検討する)等も”re-”を使用する単語です。
”act”は「行動する・動く」を意味するパーツ
”act”は「行動する・動く」を意味するパーツです。
実際に体を動かすこと(=「行動・活動」)を表しています。
その他の”act”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
”react”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”react”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「相手の動きに対して、後ろ(反対)へ動きを返す」
⇒”react”=「反応する」「反発する」の意味
●語法・文法のポイント ⇒前置詞との組み合わせ(react to / react against)を意識し、名詞形reactionは可算名詞と覚える!
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
