「equal(等しい)」+「-ly(〜のように)」のパーツで構成されている単語です。
「天秤が水平にピタッと釣り合っている」がコアイメージで、“equally”=「等しく、均等に」「同じくらいに」という意味を持ちますよ!
英単語”equally”の意味と使い方!コアイメージは「天秤が釣り合っている」
”equally(発音:íːkwəli/イークワリ【副詞】)”は「等しく、均等に」「同じくらいに」の意味を持つ単語です。
「equal(等しい)」+「-ly(〜のように)」のパーツで構成されており、「天秤が水平に釣り合っている状態」がコアイメージです。
そこから、利益や負担を分けるときに偏りがない「均等に」や、比較して差がない「同じくらいに」を表すのが”equally”なわけですね!
”equally”は副詞として、ケーキやお金の物理的な分配から、権利の平等、さらには「どちらも同じくらい重要だ」という意見の比較まで、日常会話からビジネスシーンまで非常に広く使われます。
よく使われる”equally”の頻出フレーズ・コロケーション
”equally”は特定の動詞とセット(コロケーション)でよく使われます。以下の3つのフレーズは頻出なのでそのまま覚えてしまいましょう!
- divide equally(均等に分ける、等分する)
- share equally(等しく分担する、平等に共有する)
- treat equally(平等に扱う、分け隔てなく接する)
・The prize money was equally divided among the three winners.
(賞金は3人の勝者の間で等しく[均等に]分配された。)
・They shared the cost equally.
(彼らはその費用を等しく分担した。)
・All employees should be treated equally.
(すべての従業員は平等に扱われるべきだ。)
・Diet and exercise are equally important for health.
(食事と運動は、健康にとって同じくらい重要だ。)
※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”equally”の文法・語法!比較表現の注意点とNGパターン

1. “equally as…” は重複表現でNG?正しい比較のルール
「〜と同じくらい…だ」と言いたいとき、学校で習う同等比較の `as…as` の前に `equally` をつけてしまいがちです。
しかし、❌ `equally as important as…` と言ってしまうのは、ネイティブにとって少し不自然(あるいは誤り)と見なされることが多いミスです。
なぜなら、`equally` 自体に「同じくらい」という意味が含まれているため、`as` と並べると意味がダブってしまう(重複表現になる)からです。正しくは以下のどちらかに統一しましょう。
- ⭕️ equally important(単体で「同じくらい重要」と使う)
- ⭕️ as important as…(「〜と同じくらい重要」と対象を明記する)
【例文比較】
❌ 誤り:This project is equally as important as the previous one.
⭕️ 正解1:This project and the previous one are equally important.
⭕️ 正解2:This project is as important as the previous one.
2. 文頭に置く「Equally, …(それと同様に)」の便利な使い方
もう一つの重要な語法として、**`Equally, …`** と文頭にカンマ付きで置く使い方があります。
これは**「それと同様に(また〜でもある)」**という意味で、前の文章に対して「新しく述べる意見や事実も、前の内容と同じくらい重要である」と同等の重さで並べる接続副詞のような働きをします。
【例文】
We need to increase our sales. Equally, we must reduce our costs.
(我々は売上を伸ばす必要がある。それと同様に[同じくらい重要なこととして]、コストも削減しなければならない。)
ビジネスメールや小論文などで、展開を論理的に切り替えるときに非常に重宝する表現です!
”equally”の類義語!”evenly / similarly”との違いと使い分け

「等しく、同じように」を意味する単語として、**”evenly”**や**”similarly”**などがあります。
イメージの違いとしてはこんな感じです!
equally⇒「数量、価値、権利が天秤で測ったように『全く同じ』」=価値や量が等しく
evenly⇒「バターをパンに塗るように、凸凹や偏りがない『平ら』」=ムラなく均一に
similarly⇒「完全に同じではないが、見た目や性質が『よく似ている』」=同様に、似た形で
● treat everyone equally
「みんなを(差別せず、天秤を水平にして)平等に扱う」
⇒ 権利や価値が1ミリも偏らないように、ガチっと公平にするイメージ
● spread the sauce evenly
「ソースを(塊ができないように)むらなく均一に広げる」
⇒ 表面に凸凹がなく、どこを切り取っても同じ薄さで行き渡っているイメージ
● The two sisters dress similarly.
「その二人の姉妹は(完全一致ではないけれど)似たような服を着ている」
⇒ 系統や雰囲気がそっくりで、同じようなスタイルをしているというイメージ
”equally”の語源は中期英語。起源と成り立ちを解説

単語の成り立ちをより深く理解するために、”equally”の語源についても確認していきましょう。
”equally”の起源は14世紀後半の中期英語に遡ります。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”equally”の起源について、下記の記載があります。
Origin of equally
Middle English word dating back to 1350–1400; see origin at equal, -ly日本語訳:1350〜1400年まで遡る中期英語の単語。originはequal、-lyを参照。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”equally”は14世紀(日本では室町時代初期頃)に、ラテン語の `aequalis`(等しい)に由来する `equal` と、副詞を作る接尾辞 `-ly` が組み合わさって英語として生まれ、定着した模様です。
ラテン語:aequalis(平らな、等しい、均一な)
↓
古期フランス語を経由
↓
1350–1400年頃(中期英語):equal(等しい)に、状態を表す「-ly」がつき、偏りがない状態=「equally」として広く使われ始める
「平らで傾きがない」という元々のラテン語の感覚が、そのまま英語の副詞になっても生きているのが面白いポイントです。
構成パーツで覚える”equally”:「equal」+「-ly」

ここからは構成パーツの面から”equally”について覚えていきましょう。
先ほども触れた通り、”equally”の構成パーツは「equal(等しい)」+「-ly(〜のように)」の2パーツです。
“equal”は「等しい、同じ、平らな」を意味するパーツ
”equal”はそれ単体でも「等しい」という単語ですが、他の英単語の頭にくっついて「等しい状態」を作る重要なパーツでもあります。
左辺と右辺をイコールで結んで等しくしたもの=「方程式、数式」を表しています。
その他に equator(地球を「等しく」真っ二つに分ける線=赤道)等も”equal(equa-)”を語源とする単語です。
”-ly”は「〜のような状態の(副詞)」にするパーツ
”-ly”は、形容詞の後ろにくっついて「〜のように(副詞)」に変化させる、英語学習でおなじみのパーツです。
素早い状態のままで行動する=「素早く、すぐに」を表しています。
その他の”-ly”を使用する単語についても、下記で紹介します。
・perfectly(perfect[完璧な]+ ly[〜のように]=完璧な状態で、完全に)
・slowly(slow[遅い]+ ly[〜のように]=遅い状態で、ゆっくりと)
まとめ:”equally”の意味と語源・覚え方

最後に、”equally”の意味と覚え方についてのまとめです。
●”equally”は「equal(等しい)」+「-ly(〜のように)」の2パーツで構成。
⇒コアイメージは「天秤が水平に釣り合っている(偏りがない)」
⇒意味は「等しく、均等に」「同じくらいに」
●頻出フレーズ
⇒ `divide equally` (等分する)、`share equally` (等しく分担する)
●語法・文法の注意点
⇒ `equally as…as` は意味が重複するためNG。`equally important` のように単体で比較するか、文頭に置いて「同様に」と話を展開する際に使う。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
