「rat-(計算・考える)」+「-io(名詞にするもの)」の2つのパーツで構成されている単語です。
「計算すること・見積もること」がコアイメージで、“ratio“=「比率」「割合」の意味を持ちますよ!
”ratio”の意味と使い方 コアイメージは「計算した結果の比率」
”ratio(発音:réiʃou / レイショウ【名詞】)”は「比率」「割合」の意味を持つ単語です。
「rat-(計算・考える)」+「-io(名詞化)」のパーツで構成されている単語で、「計算した結果の比率」がコアイメージです。
2つの数量のあいだの数学的な関係(=「比率」)や、全体に対する特定の取り分を表すのが”ratio”なわけですね!
”ratio”は「2つのものの比率(A対B)」を表す際によく使われます。
このように”ratio”で表現するものは、「数学的な数値の比、対比関係」がメインです。
逆に、単に「〜率(パーセント)」として表す割合などは、後述する”rate”や”percentage”を使用します。
【重要語法】頻出フレーズ「the ratio of A to B(AのBに対する比率)」
”ratio”を実際の文で使う際、最もよく登場するのが「the ratio of A to B」という形です。
前置詞の「to(〜に対する)」とセットで使われることが多いので、このフレーズごと暗記してしまうのがおすすめです!
例文
・The ratio of men to women in the class is two to one.
(そのクラスの男女の比率は2対1である。)・The school has a high teacher-to-student ratio.
(その学校は生徒に対する教師の割合が高い[=教師1人あたりの生徒数が少ない]。)・What is the ratio of water to flour in this recipe?
(このレシピの、水と小麦粉の比率はどれくらいですか?)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”ratio”の関連語:「割合・比率」を意味する単語との違い

せっかく”ratio”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に整理して覚えてしまいましょう!
関連語①:”rate / percentage” との違い
⇒「割合」の意味を持つ単語”rate / percentage”
イメージの違いとしては
ratio ⇒「2つの数量の対比」=A対Bの割合(2:1など)
rate ⇒「特定の基準に対する率」=変化や速度、料金(失業率など)
percentage ⇒「100を全体とした割合」=パーセント表示(30%など)
といった感じです!
● ratio(対比)
「the ratio of 3 to 2」
⇒「3対2の比率」
⇒ 2つのグループの数的関係をそのまま比較するイメージ。
● rate(変動する率・基準)
「the unemployment rate」
⇒「失業率」
⇒ 社会全体や基準に対する、変動する「割合・率・ペース」のイメージ。
● percentage(百分割合)
「a high percentage of success」
⇒「高い成功確率(パーセンテージ)」
⇒ 全体を100とした時に、どれくらいの割合を占めるかのイメージ。
関連語②:”proportion” との違い
”proportion”という類義語も覚えてしまいましょう!
⇒「割合・釣り合い」の意味を持つ単語”proportion”
それぞれの表現の違いとしては
ratio ⇒「数量の対比(数字)」=2対1などの数値的関係
proportion ⇒「全体に対する部分の広さ」=バランスや釣り合い
といったイメージです。
● ratio
「the ratio of components」
⇒「(A成分が2、B成分が1というような)成分の比率」
⇒ 数値としての明確な対比イメージ。
● proportion
「His head is out of proportion to his body.」
⇒「彼の頭は体に対して不釣り合いだ(バランスが悪い)」
⇒ 全体のバランスや調和、視覚的な比率というイメージ。
”ratio”の語源はラテン語「ratio」 意味は「計算、会計、見積もり」

”ratio”の語源についても、確認していきましょう。
”ratio”の語源はラテン語の「ratio(計算・勘定・思考)」です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”ratio”の起源について、下記の記載があります。
Origin of ratio
First recorded in 1630–40; from Latin ratio “reckoning, account, calculation,” equivalent to rat-, past participle of reri “to believe, think, imagine” + -io, noun suffix from verb stems; see -tion日本語訳:1630–40年に初めて記録された。ラテン語のratio(計算、勘定、算出)から来ており、これはreri(信じる、考える、想像する)の過去分詞であるrat-に、動詞の語幹から名詞を作る接尾辞である-ioを組み合わせたものに相当する。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”ratio”は「頭の中で考え、計算する」ことから発祥している模様です。
● ラテン語「reri」(考える・信じる)
↓
● 過去分詞「rat-」(考えられたこと・計算されたこと)
↓
● ラテン語「ratio」(計算、会計、計算すること)
↓
● 英語の「ratio」(2つの数値を計算した「比率」)
ちなみに「rat-」というと、「しっかり考える、見積もる、計算する」という意味を持っています。
構成パーツで覚える”ratio” 「rat-」+「-io」

ここからは構成パーツの面から”ratio”について覚えていきましょう。
”ratio”の構成パーツは「rat-(計算・考える)」+「-io(名詞化)」の2パーツです。
各パーツについて紹介していきます。
“rat-“は「計算・考える」を意味するパーツ
”rat-”は「計算・考える・見積もる」を意味するパーツです。
しっかり考えられた(=「理にかなった・理性的」)を表しています。
その他に「rate(割合・料金)」や、「ratify(承認する=よく考えて正しいと認める)」等も”rat-”を使用する単語です。
”-io”は名詞にするパーツ
”-io”は動詞などの語幹について「〜すること(名詞)」を意味するパーツです。
”ratio”の意味と使い方・覚え方のまとめ

以下、”ratio”の意味と使い方・覚え方についてのまとめです。
● ”ratio”は「rat-(計算・考える)」+「-io(名詞化)」の2パーツで構成されている単語。
● コアイメージは「計算すること・比率」。
● “ratio”=「比率」「割合」の意味(主にA対Bという数値的関係)。
【語法・文法の超重要ポイント】
● 前置詞toを伴って「the ratio of A to B(AのBに対する比率)」という形でよく使われます。丸ごと覚えておきましょう!
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
