「pre-(あらかじめ)」+「sume(取る)」の2つのパーツで構成されている単語です。
「先走って決めつける」がコアイメージで、“presume“=「(確かな根拠はないが状況から)推定する、見なす」「(ずうずうしくも)〜する」の意味を持ちますよ!
”presume”の意味と使い方 コアイメージは「先走って決めつける」
”presume(発音:prizjúːm/プリズューム【動詞】)”は「推定する、見なす」「思う」の意味を持つ単語です。
「pre-(あらかじめ)」+「sume(取る)」のパーツで構成されている単語で、「先走って決めつける」がコアイメージです。
そこから、はっきりした決定的な証拠はないけれど、周りの状況や過去の確率から見て「きっとそうに違いない」と半分先走るように「推定する・思い込む」という意味になるのが”presume”なわけですね!
”presume”は、法律の専門用語である「推定無罪(presumed innocent)」にも使われるように、「客観的な状況から考えて、ほぼ間違いないだろう」と推測する強いイメージがあります。
まずは、推測や推定の意味で使われる代表的な例文を見てみましょう。
例文
・Twelve people are missing, presumed dead.
(12名が行方不明であり、死亡したものと推定される。)・I presume that you are tired from the long journey.
(長旅でお疲れのことと思います[と推測します]。)・”Are we going to have a meeting tomorrow?” “I presume so.”
(「明日は会議がありますか?」「そうだと思います。」)※参考・一部例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”presume”の関連語:「思う・仮定する」を意味する単語”assume/suppose”との違い

”assume”や”suppose”なども「仮定する、思う」を意味する頻出単語です。
⇒「思う・推測する」の意味を持つ単語”assume / suppose”
確信度の高さと、根拠があるかどうかに大きな違いがあります!
presume ⇒「状況証拠や確率に基づいて」=おそらく〜だと推定する(確信度:高)
assume ⇒「根拠はないけれど、いったん」=(仮に)〜と決めつける・想定する(確信度:中)
suppose ⇒「自分の意見や直感から、なんとなく」=〜だと思う・考える(確信度:低〜中)
● presume he is innocent
「(状況証拠や法律の原則に基づいて)彼は無罪だと推定する」
⇒ 過去の経験や周りの状況から見て、そう考えるのが妥当であるという強い推測イメージ。
● assume he is innocent
「(証拠はないけれど、議論を進めるためにとりあえず)彼は無罪だと仮定する」
⇒ 根拠の有無は関係なく、頭の中で「そうだ」と独断で決めてかかるイメージ。思い込み。
● suppose he is innocent
「(なんとなく自分の感覚として)彼は無罪だと思う」
⇒ 確固たる証拠はないが、個人の直感や意見として「おそらくそうだろう」という少し控えめな推測イメージ。
”presume”の文法・語法!絶対に外せない定番フレーズと名詞形

⇒ 「presume A to be B」「presume to do」と名詞形「presumption」
1. presume A to be B(AをBだと推定する)
「A = B だとみなす」という第5文型(SVOC)の形をとる定番フレーズです。to be は省略されることも多いです。
例文
They presumed him to be dead. (=They presumed him dead.)
(彼らは彼が死亡したものと推定した。)
2. presume to do(出すぎた真似をして〜する、ずうずうしくも〜する)
例文
I won’t presume to advise you.
(あなたにアドバイスするなんて滅相もない[出すぎた真似はしません]。)
3. 名詞形 presumption(推定・推測、ずうずうしさ)
名詞形の presumption も、that節を伴って「〜という推定に基づいて」という形でよく使われます。
例文
He acted on the presumption that the plan would succeed.
(彼はその計画が成功するという推定[前提]に基づいて行動した。)
”presume”の語源はラテン語「praesūmere」 意味は「先を見越す、先回りする」

”presume”の語源についても、確認していきましょう。
”presume”の語源はラテン語の「praesūmere」です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”presume”の起源について、下記の記載があります。
Origin of presume
First recorded in 1300–50; Middle English presumen, from Old French presumer, from Latin praesūmere “to take beforehand” (in Late Latin: “to take for granted, assume, dare”), from prae- pre + sūmere “to take up” (cf. consume)日本語訳:1300〜50年に初めて記録された。中期英語の「presumen」、古期フランス語の「presumer」、ラテン語の「praesūmere(あらかじめ取る、先手を打つ)」に由来する。(後期ラテン語では「当然のことと思う、仮定する、あえて〜する」の意)。これは「prae-(前に)」+「sūmere(取る、引き受ける)」から構成されている。(※同語源の単語:consumeなど)
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”presume”は「事実に先んじて、あらかじめ自分のものとして受け入れる」というラテン語から発祥している模様です。
● ラテン語「praesūmere(あらかじめ取る)」
↓
● 後期ラテン語(当然のことと思う、あえて〜する)
↓
● 現代英語「presume(状況から推定する、出しゃばる)」
ちなみに「sūmere(取る)」というパーツは、形を変えて「consume(消費する=完全に(con)取り込む)」などにも使われていますよ!
構成パーツで覚える”presume” 「pre-」+「sume」

ここからは構成パーツの面から”presume”について覚えていきましょう。
”presume”の構成パーツは「pre-(あらかじめ)」+「sume(取る)」の2パーツです。
各パーツの働きについて紹介していきます。
“pre-“は「あらかじめ、前に、前もって」を意味する接頭辞
”pre-”は「あらかじめ、前に、前もって」を意味するパーツです。
あらかじめ言う(=「予言する、予測する」)を表しています。
その他に「prevent(未然に防ぐ)」や、「prepare(あらかじめ準備する)」等も”pre-”を使用する代表的な単語です。
”sume”は「取る、引き受ける」を意味するパーツ
”sume”は「取る、引き受ける、消費する」を意味するパーツです。
ある意見を自分のものとして取り入れる(=「仮定する、引き受ける」)を表しています。
その他の”sume”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
・resume(再び取る = 再開する)
”presume”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”presume”の意味と覚え方についてのまとめです。
● ”presume”は「pre-(あらかじめ)」+「sume(取る)」の2パーツで構成されている単語。
● コアイメージは「先走って決めつける」。
● 意味は「(状況から)推定する、見なす」「ずうずうしくも〜する」。
【語法・文法の超重要ポイント】
● 「presume A to be B(AをBと推定する)」の形。
● 「presume to do(出すぎた真似をして〜する)」というイディオム。
● 名詞形は「presumption(推定、ずうずうしさ)」。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
