comfort 抱っこされて安心している赤ちゃん

【語源も分かる】英単語「comfort」の意味と使い方・覚え方!easeとの違い

 
コダック
今日の英語表現は”comfort”

「com-(強意・共に)」+「fort(強い)」のパーツで構成されている単語です。

「ガッシリと強くする(元気づける)」がコアイメージで、“comfort“=「快適さ、心地よさ」「慰める、元気づける」の意味を持ちますよ!

 

【例文あり】”comfort”の意味と使い方 コアイメージは「ガッシリと強くする」

 

”comfort(発音:kʌ́mfərt/カンファート【名詞・動詞】)”は「快適さ、心地よさ」「慰める、元気づける」の意味を持つ単語です。

「com-(強意)」+「fort(強い)」のパーツで構成されている単語で、「ガッシリと強くする」がコアイメージです。

 

 
コダック
心が落ち込んでいる人や、不安で弱っている人を、まわりからガッシリと支えて「強くする(=元気づける)」こと。

そして、その結果として心や体が「快適・ラクな状態」になること=”comfort”なわけですね!

イメージとしては下図のように赤ちゃんが親に抱かれ(支えられ)て、精神的な安心を感じているような状態です。

 

comfort 抱っこされて安心している赤ちゃん

このように”comfort”で表現するものは、「精神的な安心感や、物質的な心地よさ」が多いです。

逆に、一時的に苦痛から解放されてホッとするような「安心」や、ただ単にのんびりしている状態などは後述する”relief”や”ease”を使用します。

例文

・The hotel filled all our needs for comfort.
(そのホテルは私たちが快適に過ごす(心地よさ)ための条件をすべて満たしていた。)

・She finds comfort in reading books.
(彼女は読書に安らぎを見出している。)

・I tried to comfort the crying child.
(私は泣いている子供を慰めようとした。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”comfort”の関連語①:「快適・安心」を意味する単語”ease / relief”との違い

 
コダック
せっかく”comfort”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”ease”や”relief”なども「快適、安心、ラク」を意味する単語ですよ!

 

”comfort”の類義語
⇒「快適・安心」の意味を持つ単語”ease / relief”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

comfort ⇒「心や体が満たされていて、不自由なくリラックスしている」=心地よさ・快適さ
ease ⇒「緊張やプレッシャー、苦痛がなく、状態が安定している」=気楽さ・容易さ
relief ⇒「大きな苦痛や心配事が去って、フッと肩の荷が下りる」=(苦痛からの)解放・安心

といった感じです!

 
う~ん…文字だけだとニュアンスの差がちょっとややこしいかも…
 
コダック
確かに、これだけ言われても分かりづらいかもしれませんね…汗
それぞれのイメージを実際の例文を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”comfort / ease / relief”のイメージの違い

comfort(心地よさ、不自由のない快適さ)
He lives in comfort thanks to his successful business.
「彼は事業の成功のおかげで(経済的に恵まれ、何不自由なく)快適に暮らしている。」

ease(気楽さ、緊張や困難がないこと)
I feel at ease when I am with you.
「あなたと一緒にいると(緊張が解けて)落ち着くよ。」

relief(苦痛・不安からの解放、安堵)
It was a great relief to hear that everyone was safe.
「全員が無事だと聞いて、(不安が消え去って)とても安心した。」

 

”comfort”の関連語②:「慰める」を意味する単語”console / cheer up”との違い

 
コダック
せっかく”comfort”の持つ「悲しんでいる人を慰める」という意味についても、

類義語があるので覚えてしまいましょう!

 

”comfort”の類義語
⇒「慰める」の意味を持つ単語”console / cheer up”

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

comfort ⇒「悲しんでいる人に寄り添い、力を与えて心をラクにする」=(寄り添って)慰める
console ⇒「大きな喪失感や深い絶望にある人を、いたわって落ち着かせる」=(深く落ち込む人を)いたわる
cheer up⇒「落ち込んでいる人を元気づけ、テンションをポジティブに引き上げる」=元気づける・励ます

といったイメージです。

 

 
コダック
せっかくですので、こちらも例文を通じて感覚を掴んじゃいましょう!

 

例文で見る!”comfort / console / cheer up”のイメージの違い

comfort(寄り添って慰める)
I comforted my friend who was crying over the breakup.
「失恋して泣いている友人に(そばにいて安心感を与え)慰めた。」

console(深い悲しみをいたわる)
Nothing could console him when his dog died.
「愛犬が死んだ時、彼を慰められる(悲しみを癒やせる)ものは何もなかった。」

cheer up(テンションを上げて元気づける)
Let’s buy her some flowers to cheer her up!
「彼女を元気づける(前向きに励ます)ために花を買おう!」

 

”comfort”の文法・語法!定番フレーズと派生語のルール

 

”comfort”を実践で使うための、絶対に外せないポイントや頻出フレーズを解説します。

名詞のcomfortは数えられる?数えられない?

日常会話でよく使われる「快適さ」「心地よさ」という意味のとき、”comfort”は原則として数えられない名詞(不可算名詞)として扱われます。

ただし、「慰めになるもの」や「生活を便利にする設備」という意味で具体物として使うときは、a comfort や comforts と数えられる名詞(可算名詞)になる性質を持っています。

 

 
コダック
例えば「現代の快適な生活設備(エアコンや家電など)」のことを、英語では “modern comforts” と複数形で表現したりするんですよ!生活を便利・快適にしてくれる個々のアイテムを指すわけですね。

 

超頻出!comfortを使った定番フレーズと派生語

ネイティブがよく使うフレーズや、派生語もセットで覚えておきましょう!

”comfort”の関連フレーズ・派生語

● comfortable(快適な、心地よい)【形容詞】
日常会話で一番目にする形です。対義語の uncomfortable(不快な、落ち着かない)もセットで覚えましょう。

● comfort zone(コンフォートゾーン)
自分がストレスを感じずにリラックスできる「快適な領域」のこと。「Step out of your comfort zone.(コンフォートゾーンから抜け出せ=新しいことに挑戦しろ)」のように使われます。

● comfort food(ホッとする食べ物)
食べると安心感がある、子供の頃から食べているような懐かしい食べ物(ソウルフード)のことです。

 

”comfort”の語源はラテン語「confortāre」 意味は「ガッシリと強くする」

 

”comfort”の語源についても、確認していきましょう。

”comfort”の語源は後期ラテン語の「confortāre」です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”comfort”の起源について、下記の記載があります。

Origin of comfort
First recorded in 1175–1225; Middle English verb comfortien, from Anglo-French, Old French conforter, from Late Latin confortāre “to strengthen,” equivalent to con- con- ( def. ) + -fortāre, verb suffix formed from Latin fortis “strong”; noun derived from the verb

日本語訳:1175〜1225年に初めて記録された。中期英語の動詞 comfortien、アングロ=フランス語・古フランス語の conforter、および「強くする」を意味する後期ラテン語の confortāre に由来する。これは con-(強意)+ Latin fortis(強い)から形成された動詞接尾辞 -fortāre に相当する。名詞は動詞から派生したものである。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”comfort”は「相手をガッシリと強くする」というラテン語から発祥している模様です。

 

”comfort”の語源(起源~発祥まで)
● ラテン語「fortis(強い)」

● 後期ラテン語「confortāre(完全に強くする、元気づける)」

● 古フランス語「conforter(慰める)」を経て英語へ

 

 
コダック
流れとしては上記の感じなわけですね!

ちなみにラテン語の「fortis」というと、「強い(strong)」という意味を持っています。ピアノの楽譜に出てくる「フォルテ(強く)」と同じ語源なんですよ!

 

構成パーツで覚える”comfort” 「com-」+「fort」

 

ここからは構成パーツの面から”comfort”について覚えていきましょう。
”comfort”の構成パーツは「com-(強意)」+「fort(強い)」の2パーツです。

 

つぎから各パーツについて紹介していきます。

“com-“は「強意(完全に・ガッシリ)」を意味するパーツ

”com-”は「強意(完全に・ガッシリ)」を意味するパーツです。(※本来は「共に」という意味が多いですが、後ろの文字を強調する役割も持ちます)

 

 
コダック
例えば”compel”という単語は「com-(完全に)」+「pel(駆り立てる)」のパーツで構成されており、

無理やり完全に駆り立てる(=「〜を強制する」)を表しています。

 

その他に complete(完全に満たされた→完成した)や、command(ガッシリと命令する→指揮する)等も”com-”を使用する単語です。

 

”fort”は「強い」を意味するパーツ

”fort”は「強い」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えば”fortress”という単語は「fort(強い)」+「-ress(名詞にする接尾辞)」のパーツで構成されており、

敵の攻撃に耐える強い建物(=「要塞・砦」)を表しています。

 

その他の”fort”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。

effort(外へ力を強く出す→努力)、effortless(努力が要らない→軽々とできる)、force(力・強いる※fortが変形したもの)

 

”comfort”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”comfort”の意味と覚え方についてのまとめです。

● ”comfort”は「com-(強意)」+「fort(強い)」の2パーツで構成されている単語。
● コアイメージは「ガッシリと強くする」。
● 意味は「快適さ、心地よさ」「慰める、元気づける」。
● 語法・文法のポイント ⇒ 感情や状態を表すときは「不可算名詞」が基本。派生語の comfortable や、comfort zone などのフレーズも超重要!
 
 
コダック
当サイトでは英語表現について、このように語源、語法・文法、覚え方の面から解説を行っています。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com([https://www.dictionary.com/](https://www.dictionary.com/))」