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【語源も分かって、忘れない】英単語「preserve」の意味と使い方・覚え方・文法解説【pre-(あらかじめ)+serv-(見守る)+-e(動詞語尾)=あらかじめ前もって注意深く見守ってキープする】

こんにちは、コダックです。

 

英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。

①あらゆる方法(目・耳・口・手)を使って脳を刺激する事
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事

そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい

この記事では英単語を語源や構成パーツ、使い方など、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。

 

 
コダック
今日の英語表現は”preserve”

「pre-(あらかじめ)」+「serv-(見守る)」のパーツで構成されている単語です。

あらかじめ前もって注意深く見守ってキープするがコアイメージで、“preserve“=「保護する、保存する、維持する」「砂糖漬け、保護区」の意味を持ちますよ!

 

”preserve”の意味と使い方 コアイメージは「あらかじめ前もって注意深く見守ってキープする」

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”preserve(発音:prizə́ːrv/プリザーヴ【動詞】/【名詞】)”は「保護する、保存する」「維持する」の意味を持つ単語です。

「pre-(あらかじめ)」+「serv-(見守る)」のパーツで構成されている単語で、「あらかじめ前もって注意深く見守ってキープする」がコアイメージです。

 

 
コダック
対象が壊れたり、腐ったり、失われたりするのを防ぐために、あらかじめ事前に(pre-)手を打って、そのままの状態を注意深く見守りキープする(serv-)こと。

そこから、古い建物をそのままの形で残す「建物を「保存する」」ことや、環境や平和を壊さないように守る「維持する」、名詞として食べ物を長持ちさせる「砂糖漬け(ジャム)」や自然をキープする「保護区」が”preserve”なわけですね!

 

”preserve”は動詞として、歴史や環境の文脈で「古い街並みを保存する(preserve old streets)」や「自然環境を保護する(preserve the natural environment)」のように使われます。また、食品を腐らせないように加工・キープする(preserve food)という場面でも非常によく見かける重要な単語です。

 

 
「保存する」や「保護する」??
 
コダック
例えば、歴史的なお城を放置しておくとボロボロになってしまいますよね。そうなる前から(pre-)、じっと注意深く『見守り(serv-)』、手入れをして今の綺麗な状態をずっとキープする(=『お城を保護・保存する』こと)というわけです。
果物を腐らせないように、あらかじめ砂糖をたくさん使って美味しい状態でキープした保存食(ジャム)も、名詞の「preserves」と呼ぶわけです。

 

ちなみに、プリザーブドフラワーというのがありますが、あれは花を脱水液等の薬液を使用して、綺麗な状態をキープできるようにした花です。

 
コダック
”preserved flower”、つまり保存された花という訳ですね。
 
 
ブリザードフラワー(”Blizzard flower”)じゃないんだね…

 

 

 

 

このように”劣化や消失が起こる前に、注意深くコントロールしてそのままの状態をキープする”という意味から、文化財の保護から、食品業界、そして生態系の維持にいたるまで広く使用されます。

例文

・We must take action to preserve world peace.
(私たちは世界平和を維持する[守る]ために行動を起こさなければならない。)
・These cans help to preserve the flavor of the coffee.
(これらの缶は、コーヒーの風味を保存する[逃がさずキープする]のに役立つ。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”preserve”の関連語①:「守る・保護する」を意味する単語”protect/conserve”

 
コダック
せっかく”preserve”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”protect”や”conserve”なども「守る、保護する」を意味する単語ですよ!

 

”preserve”の類義語
⇒「守る」の意味を持つ単語”protect/conserve”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

preserve ⇒「中身や状態が変わらないように、あらかじめ注意深く見守ってそのまま残す」だから(原型を留めるような)保存・維持
protect ⇒「外からの攻撃や危険、ダメージに対して、盾(tect)を前に立ててディフェンスする」だから(外敵からの)防護・保護
conserve ⇒「限りある大切な資源を、みんなで(con)無駄遣いせず大事に見守って使う」だから(エネルギーや自然資源の)節約・保護

といった感じです!

 
う~ん…分かったような、分からないような…
 
コダック
確かに、これだけ言われても分かりづらいかもしれませんね…汗
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”preserve/protect/conserve”のイメージの違い

●preserve historic buildings
「(改築したり壊したりせず、当時の姿のまま)歴史的建造物を保存する」
⇒ タイムカプセルのように、オリジナルの状態をずっと維持するイメージ

●protect children from danger
「(危険なものから盾になって)子供たちを危険から守る」
⇒ 外からのパンチやダメージを跳ね返してセーフティにするイメージ

●conserve energy
「(電気やガスの消費を抑えて大切に使う)エネルギーを節約する」
⇒ すり減って無くならないように、セーブしながら大事にキープするイメージ

 

”preserve”の関連語②:「状態を保つ」を意味する単語”maintain/save”

 
コダック
せっかく”preserve”の持つ「今の状態を保つ」という意味についても、

類義語があるので覚えてしまいましょう!

 

”preserve”の類義語
⇒「状態を保つ」の意味を持つ単語”maintain/save”
 

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

preserve ⇒「手つかずの自然や古い歴史の姿を、そのままそっと見守ってキープする」だから(長期的な)現状維持、保存
maintain ⇒「機械や建物を、手(main)を入れてメンテナンスし、一定の高い水準にキープする」だから(労力を伴う)維持、管理
save ⇒「失われそうな危険な状態から、安全な安全地帯に引っ張り出して確保する」だから(破滅からの)救済、節約

といったイメージです。

 

 

 
コダック
せっかくですので、こちらも例文を通じて感覚を掴んじゃいましょう!

 

例文で見る!”preserve/maintain/save”のイメージの違い

●preserve order
「(乱れることがないようにしっかりと)秩序を維持する。」
⇒ 綺麗なままのバランスを崩さないように見守るイメージ

●maintain a car
「(オイル交換や点検などの車の手入れをして)車を整備・維持する。」
⇒ 定期的なコストや労働を注ぎ込んで、パフォーマンスをキープするイメージ

●save a life
「(死にそうなピンチから引っ張り出して)命を救う。」
⇒ ロスト(消失)の危機からセーフな場所にレスキューするイメージ

 

 

”preserve”の文法・語法 よくセットになる目的語と名詞形のルール

 

“preserve”の意味や類義語との違いが分かったところで、ここからは実際のライティングや試験でそのまま使える「文法・語法上のルール」を2つ解説します!

 

動詞として使うときに後ろに置きやすい名詞のパターンと、名詞形になったときの数え方を押さえておきましょう!

 

1. 動詞用法:後ろによく来る「3つの定番目的語」

“preserve” は他動詞(後ろにすぐ名詞を置く動詞)ですが、環境問題、歴史、ビジネスなどの文章で「〜を保存・維持する」と言うときは、後ろに続く名詞の組み合わせがほぼ決まっています。特に相性が良い3つの定番パターンを押さえましょう!

 

preserve the environment / nature (自然環境 / 自然を保護する)
preserve historic buildings / sites (歴史的建造物 / 史跡を現状のまま保存する)
preserve order / peace (秩序 / 平和を維持する・保つ)

 

 
どれも「今ある素晴らしい状態を、人間の手で変に変えたり破壊したりせず、そのままキープ(serv)する」というコアイメージ通りの組み合わせだね!

 

 
コダック
その通りです!単に守る “defend” や “guard” とは違い、**「オリジナルの価値を損なわずにそのまま後世に残す」**というニュアンスをはっきりと出すことができますよ!

 

2. 名詞形 ”preservation” は数えられない不可算名詞!

“preserve” の派生語である名詞の “preservation(保存、保護、維持)” も非常によく使われる重要単語ですが、文法的には 不可算名詞(数えられない) として扱われます。

 

preservation (不可算名詞:a も s もつかない単数扱い)
⇒ 主に「the preservation of 〜(〜の保存)」という形でよく使われます。

 

実際の例文で、それぞれの形と使われ方を確認してみましょう!

① 動詞(後ろに定番の目的語)の例文
The local government is working to preserve historic buildings in the area.
(地方自治体は、その地域の**歴史的建造物を保存する**ために取り組んでいる。)

② 名詞形(保存・維持:不可算名詞)の例文
The association is dedicated to the preservation of the natural environment.
(その協会は、**自然環境の保護[維持]**に専念している。※保護という抽象的なプロセスなので s はつかない)

 

「動詞のときは environment や buildings、peace を後ろに従えやすい」「名詞形の preservation は数えられない」という2つの実戦ルールをセットでインプットしておけば、TOEICの文法問題の穴埋めや、長文読解の解釈レベルがグッと引き上がりますよ!

 

”preserve”の語源は中世ラテン語「praeservāre」 意味は「ガードする、見守る」

 

”preserve”の語源についても、確認していきましょう。

”preserve”の語源は中世ラテン語の”praeservāre(プレセルヴァーレ)”です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”preserve”の起源について、下記の記載があります。

Origin of preserve
First recorded in 1325–75; Middle English preserven, from Medieval Latin praeservāre “to guard” ( Late Latin: “to observe”), equivalent to Latin prae- prefix meaning “before, prior to, in advance” ( see pre-) + servāre “to watch over, keep, preserve, observe”

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”preserve”はラテン語から中世ラテン語を経由して発祥している模様。

 

”preserve”の語源(起源~発祥まで)
●ラテン語「prae-(あらかじめ “before”)」+「servāre(注意深く見守る、キープする “to watch over, keep”)」

●中世ラテン語「praeservāre(前もってガードする “to guard”、後期ラテン語では、観察する・従う “to observe”)」

●14世紀半ば(1325〜1375年頃)に、中期英語(Middle English)の「preserven」として定着

 

 

 
コダック
流れとしては上記の感じなわけですね!

Dictionary.comの詳しい案内にもある通り、この単語は接頭辞の「pre-(事前に)」に、ラテン語で大切に見守るを意味する「servāre」が結合した(equivalent to)成り立ちです。問題が起きる一歩手前の段階で、「あらかじめ(pre)しっかりと目を光らせてガード(serv)しておく」という予防的な感覚が、現代の「原型を留めるように保存する・保護する」という意味のコアになっているのがよく分かりますね!

 

 

構成パーツで覚える”preserve” 「pre-」+「serv-」

ここからは構成パーツの面から”preserve”について覚えていきましょう

”preserve”の構成パーツは「pre-(あらかじめ、事前に)」+「serv-(見守る、維持する、キープする)」のパーツです。

 

つぎから各パーツについて紹介していきます。

“pre-“は「あらかじめ、事前に、前もって」を意味するパーツ

”pre-”は、時間の流れにおいて「実際のイベントよりも前の段階、手前、あらかじめ」という先回りのベクトルを意味する超定番のパーツです。

 

 
コダック
例えば”pare(準備する、整える)”という動詞の頭に「pre-(あらかじめ)」がくっついた”prepare”という単語は、本番が始まる前に前もって整えておく(=「準備する、用意する」)を表しています。

 

 

その他にpredict(あらかじめ言う→予測する)、prevent(あらかじめ先回りして来る→防ぐ、阻む)なども”pre-”を使用する単語です。

”serv-”は「見守る、維持する、キープする」を意味するパーツ

”serv-”は、ラテン語の servāre(見守る、キープする)に由来し、対象にしっかり意識の目を向けて、失われないように状態をキープするイメージを持つパーツです。(※「仕える」を意味する servire 由来の服従のパーツとは別物になります)

 

 
コダック
例えば”observe”という単語は「ob-(〜に向かって)」+「serve(じっと目を向けて見守る)」で構成されており、対象を注意深くキープして見る(=「観察する、規則を守る」)を表しています。

 

 

その他にconserve(みんなで大切に見守ってキープする→保護する、節約する)、reserve(後ろに引っ張ってキープしておく→予約する、取っておく)なども”serv-”を使用する単語です。

 

”preserve”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”preserve”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”preserve”は「pre-(あらかじめ)」+「serv-(見守る)」のパーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「あらかじめ前もって注意深く見守ってキープする」
⇒”preserve”=「保護する、保存する、維持する」「砂糖漬け、保護区」の意味

●「何かが傷んだり失われたりする前の段階(pre)で、注意深くガード・見守る(serv)」というコアがあるからこそ、ただ後から守るのではなく、元の綺麗な原型をずっと残すための「保存・保護」という意味にブレなく一本の線で繋がります。同じ「見守ってキープする」仲間である「conserve(保護する・節約する)」や「reserve(予約する)」、「observe(観察する)」などと一緒に強力なファミリーとしてグループ化して覚えるのがおすすめですよ!

 
 
コダック
単語をパーツに分解してイメージで捉えると、攻撃からその場で身を守る「protect」などとは違い、「preserve」が『100年前の姿をそのまま、美しく未来に残しキープする!』というどこか予防的で大切に見守る(praeservāre)ようなニュアンスを伴う「保存する」である理由が、元を辿れば『前もって見守る』というラテン語のリアルな視線の感覚からきているのがよく分かりますよね!

ぜひ今回の方法を参考に、たくさんの英単語を効率よくマスターしていきましょう!最後までお読みいただきありがとうございました!

 
 
 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」