【語源も分かって、忘れない】英単語「pillar」の意味と覚え方

こんにちは、コダックです。

 

英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。

①あらゆる方法(目・耳・口・手)を使って脳を刺激する事
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事

そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい

この記事では英単語を語源や構成パーツ、使い方など、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。

 

 

 
コダック
今日の英語表現は”pillar! 「柱」を意味するアングロノルマン語の”pillar”を語源に持つ単語です。
“pillar”=「柱」の意味ですが、物理的な「柱以外に抽象的な「柱」を意味する事もできますよ。
 
 

英単語”pillar”の意味とは?物理的な「柱」から「チームの柱」まで

pillarの柱のイメージ
”pillar”発音:pílər / ピラァ)「柱」の意味をもつ名詞です。
物理的に屋根などを支える「柱」を表すのはもちろんですが、もう一つ重要な意味として「役割的な柱(中心人物・要)」を表す事も出来ます。
 
※役割的な柱とは?
例えばスポーツの世界では頼れるエースの事を「チームの柱」と呼ぶことがありますよね。

こういった「柱」も”pillar”で表す事が出来て、”the pillar of the team”(チームの柱)と表現できます。会社など、組織の中心的存在を表す時にもよく使われます。

●超余談「青学の柱」も”pillar”
大人気漫画「テニスの王子様」で手塚部長が越前に「お前は青学の柱になれ!」という名シーンがありますが、これも”pillar”で表現すれば”Be the pillar of the team Seigaku”となるわけですね。

 
名詞用法(可算名詞)
①(屋根などを支える)柱

②(柱状の)記念碑

③柱状のもの(炎や煙の柱など)

④中心的存在・重要人物

⑤(組織などの)根幹・要

 
 

”pillar”の頻出フレーズ・使い方と例文

”pillar”は数えられる名詞(可算名詞)です。発音が子音の「p」から始まるため、1本の場合は「a pillar」、複数の場合は「pillars」となります。
具体的な使い方や頻出フレーズを例文で見ていきましょう。
 

The roof is supported by six stone pillars.
その屋根は6本の石柱で支えられている。

a pillar of flame
火柱

the pillar of the team
チームの要

Humanitarianism is a pillar of the United Nations.
人道主義は国連の柱石だ。

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 
さらに、ネイティブがよく使う”pillar”を含んだイディオム(慣用句)や頻出表現も覚えておくと便利です!
 
● a pillar of society / the community
直訳すると「社会の柱」。社会的に尊敬されている人、地域社会を支える立派な人物を指します。

例文:He has always been a pillar of the community.
(彼は常に地域社会の柱となる存在だった。)

● from pillar to post
直訳は「柱から柱へ」ですが、「あちこちへ」「たらい回しにされて」という意味で使われるイディオムです。

例文:I was driven from pillar to post to get the document signed.
(その書類にサインをもらうために、あちこちたらい回しにされた。)

 
 

「柱」を意味する類義語!”pillar”, “column”, “pole”, “post”の違いと使い分け

”pillar”の他に「柱」を意味する単語として、”column” や ”pole”、”post”があります。
 
 
コダック
日本語に訳すとすべて「柱」になりますが、英語ではそれぞれイメージする「形」や「役割」が違う事に注意が必要です!
大きさやがっしり感のイメージとしては、大まかに「”pillar” = “column” > “post” > “pole”」の順になります。
 

”pillar”, “column”は建築物の一部としての「柱」

”pillar”と “column”がイメージする柱は、下図のようなものです。
pillarとcolumnのイメージ
建築物の一部として、屋根などを支える役割の立派な「柱」が”pillar”と “column”です。
 
コダック
この2つは「建物の柱」という意味で使う時はほぼ同じイメージです。あえて違いを言うなら、”column” は円柱状のものを指すことが多く、新聞や雑誌の「コラム(縦の段組)」の語源にもなっています。
 

”pole”は細長い「棒・竿・ポール」

“pole”のイメージする「柱」は下図のようなものです。
poleのイメージ
日本語の「ポール」がそのままイメージとして近いです。
 
コダック
国旗を掲げる旗竿や、棒高跳び用の棒、あとは電車に乗っている時につかまる手すりのように、建物を支えるわけではない細長い棒を表すのが”pole”です。
 
 
確かに…!感覚的には「柱」というより「棒」の方がイメージしやすいかもね!
 

“post”は柵や門に使われる短くがっしりした「柱」

”post”のイメージする「柱」は下図のようなものです。
postのイメージ
”post”は柵や門の一部に使われる「柱」や「杭」を意味しています。
 
 
柵とかに使われる木の杭みたいなイメージ?
 
 
コダック
そうですね!感覚的には”pole”より短くて、しっかりした木や金属の素材でできているイメージです。

後は門柱(下図↓)も”post”ですし、
門柱

サッカーなどのスポーツで使用する「ゴールポスト」(下図↓)も、この”post”ですよ!
ゴールポスト

 

“pillar”の語源はラテン語の”pila”に由来する

pillarの語源
”pillar”の語源は、「柱」を意味するアングロノルマン語の”piler”です。
さらに歴史を遡ると、ラテン語で柱や橋脚を意味する”pila”に由来しています。
 
オックスフォード英英辞典には”pillar”の起源について下記の記述があります。
 

Origin
Middle English from Anglo-Norman French piler, based on Latin pila ‘pillar’.

※参考・引用「LEXICO」

 
記載の内容を訳すと下記のようになります。
アングロノルマン語の”piler”を語源として中期英語として発祥した。
”piler”自体は「柱」を意味するラテン語”pila”に基づいている。
 
コダック
「柱」と言う意味は、大昔のラテン語の時代からずっと受け継がれてきたわけですね!
 
 
 
なるほど…!語源を知ると記憶に定着しやすいね。

”pillar”の意味と語源・使い分けのまとめ

まとめ
今回の”pillar”の意味と覚え方についてのまとめです。
”pillar”発音:pílər / ピラァ)「柱」の意味をもつ名詞
⇒物理的な建物の「柱」の他に、チームなどの役割的な「柱(中心人物)」も意味する。

●同じ「柱」を意味する単語に”column”, “pole”, “post”があるが、それぞれ形や役割のイメージが違う。

●”pillar”の語源は「柱」を意味するアングロノルマン語の”piler”
⇒さらに元をたどるとラテン語の”pila”に行きつく。

 
 
コダック
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参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」