「per(〜によって)」+「hap(偶然)」+「s(副詞にする語尾)」のパーツで構成されている単語です。
「偶然によって」がコアイメージで、“perhaps”=「ひょっとすると」「もしかしたら」の意味を持ちますよ!
”perhaps”の意味と使い方 コアイメージは「偶然によって」
”perhaps(発音:pərhǽps/パハープス【副詞】)”は「ひょっとすると」「あるいは」「もしかしたら」の意味を持つ単語です。
「per(〜によって)」+「hap(偶然)」+「s」のパーツで構成されている単語で、「偶然によって」がコアイメージです。
「絶対そうなる」とは言えない、確率はだいたい五分五分かそれ以下だけど、「ひょっとするとそうかもね」というニュアンスになるのが”perhaps”なわけですね!
”perhaps”は副詞として、不確実なことを言うときや、自分の意見を少し控えめに(柔らかく)伝えたいときに非常によく使われます。maybeよりも少し丁寧でフォーマルな響きがあるため、日常会話だけでなくビジネスのメールや論文などでも大活躍する上品な単語です。
だからこそ、相手に「〜してください」と提案するときに perhaps を添えると、「ひょっとしたら〜していただけますか?」という凄くソフトで丁寧な表現になるんですよ!
例文
・Perhaps it will rain tomorrow.
(ひょっとすると明日は雨が降るかもしれない。)
・Perhaps we can discuss this later.
(あるいは、この件は後ほど話し合えるかもしれません。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”perhaps”の文法・語法と大人の使い方(頻出フレーズ)

ここでは、実際の会話や文章で”perhaps”を使いこなすためのルールと、よく使われる便利なフレーズを解説します。
1. 基本は文頭!だけど文中や文末にも置ける
”perhaps”は文全体を修飾することが多いため、文の先頭(文頭)に置くのが一番ポピュラーで分かりやすいです。
ですが、動詞の前などの文頭以外に挟み込んだり、文の後ろにちょこんと付け足したりすることもできます。
・Perhaps he is right. (ひょっとすると彼は正しいのかもしれない。)※文頭
・This is perhaps his best book. (これがおそらく彼の最高傑作だろう。)※文中
2. 丁寧な依頼や提案に使える「Perhaps you could ~」
ビジネスメールや目上の人との会話で非常に便利なのが、この使い方です。「〜してください(Please do ~)」と直接言うのではなく、「ひょっとしたら〜していただけますか?」とクッションを挟むことで、控えめで柔らかい印象を与えられます。
・Perhaps you could send me the file by tomorrow?
(明日までにファイルを送付していただくことは可能でしょうか?)
3. 単体で使うと「うーん、どうだろうね(保留)」になる
会話の中で質問されたときに、**”Perhaps.”** と一言だけで返すと、「(そうなるかもしれないし、ならないかもしれないけど)まあ、五分五分かなぁ」という、少しはぐらかした返事(保留)になります。”Maybe.” よりも少し上品に濁したいときにおすすめです。
A: Will you join the party tonight?(今夜のパーティーに参加する?)
B: Perhaps.(たぶんね。/どうだろうね。)
4. 理由を推測するフレーズ「perhaps because ~」
「たぶん〜だからだろう」と、確信はないけれど理由を推測して述べるときによく使われる組み合わせです。
・He was absent, perhaps because he was sick.
(彼は欠席だった。おそらく体調不良だったからだろう。)
類義語「probably」「maybe」との違いと使い分け

例えば”probably”や”maybe”なども「たぶん、もしかしたら」を意味する単語ですよ!
「そうなる確率の自信度」と「フォーマルさ」が全然違います!
イメージの違いとしては以下の通りです。
probably⇒「十中八九そうなる。頭の中でしっかり根拠があって、確実性がかなり高い(80〜90%)」=おそらく、十中八九
perhaps⇒「偶然に左右されるレベル。確率は五分五分かそれ以下(30〜50%)で、響きが少しフォーマル」=ひょっとすると、あるいは
maybe⇒「perhapsと確率は同じくらい(五分五分)だけど、日常会話で使われるカジュアルな響き」=もしかしたら、たぶん
●He will probably come.
「彼は(よほどのことがない限り)十中八九来るだろう」
⇒ ほぼ来るのを確信していて、来ない方が珍しいというイメージ
●Perhaps we should check the schedule again.
「ひょっとしたら、もう一度スケジュールを確認した方が良いかもしれませんね」
⇒ ビジネスシーンなどで、相手に角を立てずに控えめに提案するイメージ
●Maybe it’s true.
「もしかしたらそれ、本当かもねー」
⇒ 友達同士の会話で、根拠はないけど「ワンチャンあるかもね」と軽く言うイメージ
”perhaps”の語源は中期英語「perhappes」 意味は「偶然によって」

”perhaps”の語源についても、確認していきましょう。
”perhaps”の語源は「per + hap + s」です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”perhaps”の起源について、下記の記載があります。
Origin of perhaps
First recorded in 1520–30; earlier perhappes, perhapis “by haps”; equivalent to per + hap + s日本語訳:1520〜30年に初めて記録された。それ以前は perhappes や perhapis(偶然によって)の形だった。per + hap + s と同等。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”perhaps”は16世紀の前半に、それまで使われていた「perhappes(偶然によって)」という古い言葉が変化して定着した模様。
ラテン語由来の per(〜によって) + 北欧語(古ノルド語)由来の hap(偶然・運)
↓
14世紀頃(中期英語):これらが合わさって「perhappes(偶然によって)」という副詞が誕生
↓
1520年代:スペルが徐々に整理され、現在の「perhaps」の形で広く使われるようになる
違う言語のパーツ同士が結びついて1つの単語になり、それが今でも残っているのが面白いところです。
構成パーツで覚える”perhaps” 「per」+「hap」+「s」

ここからは構成パーツの面から”perhaps”について覚えていきましょう。
”perhaps”の構成パーツは「per(〜によって)」+「hap(偶然・運)」+「s(副詞にする語尾)」の3パーツです。
つぎから各パーツについて紹介していきます。
“per”は「〜によって、〜につき、完全に」を意味するパーツ
”per”は「〜によって」や、1つ1つを通り抜けることから「〜につき(1人につき、など)」を意味するパーツです。
100に対する割合=「パーセント、百分率」を表しています。
その他に per annum(1年「につき」=毎年・1年間で)等も”per”を使用する単語です。
”hap”は「偶然、運、出来事」を意味するパーツ
”hap”は「偶然」や「たまたま起こる運」を意味するパーツです。私たちが毎日使うあの超有名単語の親戚なんですよ!
偶然何かが発生する=「(偶然)起こる、生じる」を表しています。
その他の”hap”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
・mishap(mis[悪い]+ hap[運]=不運な出来事、災難、ちょっとした事故)
”perhaps”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”perhaps”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「偶然によって(たまたま運が良ければそうなるかも)」
⇒”perhaps”=「ひょっとすると」「もしかしたら」の意味
●語法・文法のポイント
⇒基本は文頭に置く。確率は五分五分(30〜50%)程度で、maybeよりも丁寧で上品な響きになるためビジネスや論文でも重宝する。丁寧な依頼「Perhaps you could ~」も頻出。
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