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【語源も分かって、忘れない】英単語「obtain」の意味と使い方・覚え方・文法解説【ob-(〜に向かって)+tain(保持する)=つかみ取る】

こんにちは、コダックです。

 

英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。

①あらゆる方法(目・耳・口・手)を使って脳を刺激する事
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事

そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい

この記事では英単語を語源や構成パーツ、使い方など、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。

 

 
コダック
今日の英語表現は”obtain”

「ob-(〜に向かって)」+「tain(保持する)」のパーツで構成されている単語です。

つかみ取る・保持するがコアイメージで、“obtain“=「手に入れる」「獲得する」の意味を持ちますよ!

 

”obtain”の意味と使い方 コアイメージは「つかみ取る」

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”obtain(発音:əbtéin(オブテイン)”は「手に入れる」「獲得する」の意味を持つ単語です。

「ob-(〜に向かって)」+「tain(保持する)」のパーツで構成されている単語で、「つかみ取る」がコアイメージです。

 

 
コダック
目標や必要なものに向かって手を伸ばし、それをしっかり自分のものとする(=「つかみ取る」)…

そのうえで手に入れた状態をキープする事=”obtain”(手に入れる・獲得する)なわけですね!

 

”obtain”は「正規の手続きを経て、必要なものを手に入れる」というイメージが強いです。

 

 
ただ「手に入れる」だけじゃないんだ??
 
コダック
例えば、パスポートを取得する手順を想像してみると分かりやすいですよ!
パスポートを取得するには証明写真を撮って、戸籍謄本や本人確認書類を提出して、申請書を作成して・・・といった国の定めた正規の手続きを踏む必要がありますよね!

 

このように”obtain”で表現するものは、「手続きや努力が必要なもの」が多いです。

単にカジュアルに何かをもらったり、偶然手に入れたりする場合は、後述する”get”などを使用します。

例文

He managed to obtain a visa to enter the country.
(彼はその国に入国するための査証(ビザ)をなんとか取得した。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”obtain”の関連語:「手に入れる」を意味する単語”get/acquire/gain”

 
コダック
せっかく”obtain”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”get”や”acquire”、”gain”なども「手に入れる」を意味する単語ですよ!

 

”obtain”の類義語
⇒「手に入れる」の意味を持つ単語”get/acquire/gain”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

obtain ⇒「必要なものを」=努力や手続きで手に入れる(堅い表現)
get ⇒「広く一般的に」=手に入れる(カジュアルな表現全般)
acquire ⇒「時間をかけて」=知識や技術、財産などを自分のものにする
gain ⇒「価値あるものを」=利益や経験、地位などを努力して勝ち取る

といった感じです!

 
う~ん…文字だけだとニュアンスの差がちょっとややこしいかも…
 
コダック
確かに、これだけ言われても分かりづらいかもしれませんね…汗
それぞれのイメージを「資格・学位」をテーマにした表現を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”obtain/get/acquire/gain”のイメージの違い

● obtain a degree
「(正規の課程と手続きを経て)学位を取得する」
⇒ 正式な手続き、努力を伴うイメージ

● get a license
「免許を取る」
⇒ 日常会話で最もよく使われる、手に入れる行為全般のイメージ

● acquire a new language
「新しい言語を習得する」
⇒ 一朝一夕ではなく、長い時間をかけて自分の身体に染み込ませるイメージ

● gain profit / experience
「利益を得る / 経験を積む」
⇒ 自分にとってプラスになる価値あるものを、努力してプラス(増加)させるイメージ

 

”obtain”の文法・語法  実は「自動詞」としての意外な意味がある!?

“obtain” の「手に入れる」という他動詞の意味が分かったところで、ここからは長文読解や試験で差がつく「文法・語法上の隠れた罠」を解説します!

 

実は “obtain” には、後ろに目的語(名詞)を置かない 「自動詞」 としての使い方が存在します。そして、自動詞になると、全く別の意味に大変化するんです!

 

① 他動詞(obtain + 名詞)
⇒ 「〜を手に入れる、獲得する」 ※これが基本の王道パターン

② 自動詞(obtain 単独、または前置詞を伴う)
⇒ 「(制度・慣習・規則などが特定の場所や集団で)**通用する、行われている、普及している**」

 

 
ええっ!「手に入れる」じゃないの!? 「通用する」って全然違う意味に見えるけど、どうしてそんな意味になるの?

 

 
コダック
これも、コアイメージの「しっかりと保持する、キープする」という感覚から繋がっているんです!

ルールや慣習が、その場所でしっかりと自分のポジションを**「キープして踏みとどまっている」⇒「今でも有効に機能している、通用している」**というニュアンスになるわけですね!

 

実際の英文で、この2つの使われ方をハッキリと比較してみましょう!

① 他動詞(〜を手に入れる)の例文
You must obtain permission from the manager.
(マネージャーから**許可を得なければ**ならない。※後ろに “permission” という目的語がある形)

② 自動詞(通用する・行われている)の例文
These strict rules no longer obtain in our office.
(これらの厳しい規則は、私たちのオフィスではもはや**通用しない[行われていない]**。※後ろに目的語がなく、単独で終わっている形)

 

長文を読んでいるときに、 “This custom still obtains in the village.(この慣習はその村で今なお行われている)” のように、 “obtain” の後ろに名詞がないまま文章が続いたときは、この「自動詞のパターン」です。

この罠を知っておくだけで、「あれ?何をゲットしたんだ?」とパニックにならずに、英文をサラリと正確に読み解けるようになりますよ!

 

”obtain”の語源はラテン語のobtinēre 意味は「つかみ取る」

”obtain”の語源についても、確認していきましょう。

”obtain”の語源はラテン語の「obtinēre」”です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”obtain”の起源について、下記の記載があります。

Origin
First recorded in 1375–1425; late Middle English obteinen, from Middle French obtenir, from Latin obtinēre “to take hold of,” equivalent to ob- ob- ( def. ) + -tinēre, combining form of tenēre “to hold”

日本語訳:1375–1425年に最初に記録された。後期中英語の「obteinen」から、中期フランス語の「obtenir」を経て、ラテン語の「obtinēre(つかみ取る、保持する)」に由来する。これは「ob-(〜に向かって)」+「tenēre(持つ)」の結合形である「-tinēre」と同等である。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”obtain”はラテン語からフランス語を経由して英語へと発祥している模様。

 

”obtain”の語源(起源~発祥まで)
● ラテン語:obtinēre(つかみ取る、保持する)

● 中期フランス語:obtenir

● 後期中英語:obteinen (現在のobtainへ)

 

 

 
コダック
流れとしては上記の感じなわけですね!

ちなみにラテン語の「tenēre」というと、「持つ(hold)」という意味を持っています。

 

 

構成パーツで覚える”obtain” 「ob-」+「tain(tinēre)」

ここからは構成パーツの面から”obtain”について覚えていきましょう

”obtain”の構成パーツは「ob-(〜に向かって)」+「tain/ tinēre(保持する・持つ)」の2パーツです。

 

つぎから各パーツについて紹介していきます。

“ob-“は「〜に向かって、〜に対して」を意味するパーツt

”ob-”は「〜に向かって、〜に対して、〜の方向に」を意味するパーツ(接頭辞)です。

 

 
コダック
例えば”obstacle”という単語は「ob-(〜に対して)」+「stare(立つ)」のパーツで構成されており、

自身に対して立ちふさがるもの(=「障害、邪魔」)を表しています。

 

 

その他に object(反対する・対象)や、obvious(明らかな)等も”ob-”を使用する単語です。

”tain (tinēre)”は「保持する・持つ」を意味するパーツ

”tain (tinēre)”は「保持する、しっかりと持つ」を意味するパーツ(語根)です。

 

 
コダック
例えば”maintain”という単語は「manus(手)」+「tain(保持する)」のパーツで構成されており、

手で持った状態をキープする(=「維持する、主張する」)を表しています。

 

 

その他の”tene (tinēre)”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。

● contain(含んで保つ = 含む、収容する)
● retain(後ろに留めて保つ = 保持する、記憶している)
● sustain(下から支えて保つ = 支える、持続させる)

 

”obtain”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”obtain”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”obtain”は「ob-(〜に向かって)」+「tain(保持する)」の2パーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「つかみ取る」
⇒”obtain”=「手に入れる」「獲得する」の意味(努力や正規の手続きを伴う)
●語法・文法のポイント ⇒ 基本は他動詞(obtain A for Bなど)だが、「通用する」という自動詞の意味もある。
 
 
コダック
当サイトでは英語表現について、このように語源、語法・文法、覚え方の面から解説を行っています。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」