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【語源も分かって、忘れない】英単語「observe」の意味と使い方・覚え方・文法解説【ob-(向かって)+serv-(見守る)+-e(動詞語尾)=対象に注意を払い見守る】

こんにちは、コダックです。

 

英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。

①あらゆる方法(目・耳・口・手)を使って脳を刺激する事
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事

そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい

この記事では英単語を語源や構成パーツ、使い方など、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。

 

 
コダック
今日の英語表現は”observe”

「ob-(〜に向かって)」+「serv-(見守る・保つ)」+「-e(動詞語尾)」のパーツで構成されている単語です。

対象に注意を払い見守るがコアイメージで、“observe“=「観察する、気づく、目撃する」「(法律や規則を)遵守する、守る」の意味を持ちますよ!

 

”observe”の意味と使い方 コアイメージは「対象に注意を払い見守る」

observe イメージ図

”observe(発音:əbzə́ːrv/オブザーヴ【動詞】)”は「観察する、気づく」「(規則などを)遵守する」の意味を持つ単語です。

「ob-(〜に向かって)」+「serv-(見守る・保つ)」+「-e(動詞語尾)」のパーツで構成されている単語で、対象に注意を払い見守るがコアイメージです。

 

 
コダック
特定のターゲットの方向(ob-)へ意識のベクトルを向け、その状態がどうなっているか注意深く見守り、大切にキープする(serv-)こと。

そこから、変化を見逃さないように「「観察する」」ことや、見ていて「気づく」、さらには決められたルールや伝統を大切に見守ってキープする「(法律などを)遵守する」のが”observe”なわけですね!

 

”observe”は動詞として、理科の実験やデータ分析で「星の動きを観察する(observe the stars)」と言いたい時によく使われます。
また、ビジネスや法律の非常に重要な文脈では「スピード制限を守る(observe the speed limit)」や「伝統を遵守する(observe traditions)」のように、ルールに従うという意味でも頻出します。

 

 
「観察する」と「ルールを守る」って別物の意味に見えるけど??
 
コダック
”例えば、科学者が顕微鏡のレンズ(ob-)の向こうをじっと見つめるのは、対象に注意を払って『観察する』ことですよね。
一方で、道路標識の制限速度にしっかり意識を向け、そのルールからはみ出さないように自分の行動をコントロールしてキープするのも、まったく同じ『注意を払って見守る(pay heed to)』という大元のコアから来ています。どちらも生真面目に対象と向き合っているわけです。

 

このように”対象にしっかりと意識のベクトルを合わせ、そのルールや様子を壊さないようにキープし続ける”という意味から、学術的な調査の現場から、社会的な規律やマナーの遵守にいたるまで広く使用されます。

例文

・The police officer observed the man’s behavior carefully.
(警察官はその男の行動を注意深く観察した。)
・All driver must observe the traffic regulations.
(すべての運転手は交通規則を遵守しなければならない。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”observe”の関連語①:「見る・気づく」を意味する単語”watch/notice”

 
コダック
せっかく”observe”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”watch”や”notice”なども「見る、気づく」を意味する単語ですよ!

 

”observe”の類義語
⇒「見る」の意味を持つ単語”watch/notice”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

observe ⇒「科学的な関心や客観的な目的を持って、対象の変化や規則性をじっと見守る」=(知性的な)観察・注視
watch ⇒「動いている対象(テレビ、試合、怪しい人)から視線を外さずに、警戒・追跡する」=(動的なものを)じっと見る、見張る
notice ⇒「それまで意識していなかった違いや変化に、五感を通じてパッと気がつく」=(偶然の)察知、気づき

といった感じです!

 
う~ん…分かったような、分からないような…
 
コダック
確かに、これだけ言われても分かりづらいかもしれませんね…汗
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”observe/watch/notice”のイメージの違い

●observe wild birds
「(双眼鏡を使って、生態のデータを取るために)野鳥を観察する」
⇒ 学術的・客観的な視点で詳細にじっくり記録するイメージ

●watch a soccer game
「(ボールや選手の激しい動きから目を離さずに)サッカーの試合を見る」
⇒ 動いているものを視線でロックオンして追っかけるイメージ

●notice a haircut
「(あ、髪切ったんだ!と)髪型が変わったことに気づく」
⇒ 視界に入った変化に、脳のアンテナがピクンと反応するイメージ

 

”observe”の関連語②:「ルールを守る」を意味する単語”obey/comply”

 
コダック
せっかく”observe”の持つ「法律やルールを大切に守る」という意味についても、

類義語があるので覚えてしまいましょう!

 

”observe”の類義語
⇒「ルールを守る」の意味を持つ単語”obey/comply”
 

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

observe ⇒「ルールや法律、伝統にしっかりと目を向けて、それを壊さずに実生活で履行する」=(大人の良識による)遵守
obey ⇒「親や上司、法律などの権力のある命令に対して、自分の意見を言わずに無条件で従う」=(強制力を伴う)服従、命令遵守
comply ⇒「企業や組織が、社会的なガイドラインや規格、要求を満たすように適合させる」=(組織としての)コンプライアンス、適合

といったイメージです。

 

 

 
コダック
せっかくですので、こちらも例文を通じて感覚を掴んじゃいましょう!

 

例文で見る!”observe/obey/comply”のイメージの違い

●observe the law
「(社会人としての規律を意識して良識的に)法律を遵守する。」
⇒ そのルールをリスペクトして、正しくキープしているイメージ

●obey orders
「(逆らうことは許されず)命令に従う。」
⇒ 上からのパワーに対して、逆らわずにペコペコと従うイメージ

●comply with safety standards
「(製品の仕様を基準に合わせて)安全基準を満たす[適合させる]。」
⇒ 外から提示されたチェックリストを、すべて満たす(コンプライする)イメージ

 

 

”observe”の語源は中期フランス語「observer」 意味は「見る、注視する、注意を払う」

”observe”の語源についても、確認していきましょう。

”observe”の語源は中期フランス語の”observer”です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”observe”の起源について、下記の記載があります。

Origin of observe
First recorded in 1350–1400; Middle English observen, from Middle French observer, from Latin observāre “to watch, regard, attend to,” equivalent to ob- ob- + servāre “to keep, save, pay heed to”
(日本語訳:1350~1400年に初出の記録。中英語の “observen” から。中世フランス語の “observer” から。ラテン語の “observāre”(「見守る、注視する、対応する」の意味)から由来。ob-(接頭辞)+ servāre(「保つ、保存する、注意を払う」)で構成される。)

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”observe”はラテン語から中期フランス語を経由して発祥している模様。

 

”observe”の語源(起源~発祥まで)
●ラテン語「ob-(〜に向かって “ob-”)」+「servāre(見守る、大切に保つ “to keep, save, pay heed to”)」

●ラテン語「observāre(対象をじっと見つめる、注意を払う “to watch, regard, attend to”)」

●中期フランス語「observer」

●14世紀後半(1350〜1400年頃)に、中期英語(Middle English)の「observen」として定着

 

 

 
コダック
流れとしては上記の感じなわけですね!

Dictionary.comの案内にもある通り、この単語は接頭辞の「ob-(〜に向かって)」に、ラテン語で守る・保つを意味する「servāre」が結合した(equivalent to)非常に美しい成り立ちです。「対象にしっかりと向き合い、その状態を壊さないように大切に見守りキープする」というラテン語の本来の感覚が、現在の理知的な「観察する」や「ルールを遵守する」という意味にそのまま直結しているのですね!

 

 

構成パーツで覚える”observe” 「ob-」+「serv-」

 

ここからは構成パーツの面から”observe”について覚えていきましょう

”observe”の構成パーツは「ob-(〜に向かって、ターゲットに対して)」+「serv-(注意を払う、見守る、大切に保つ)」のパーツです。

 

つぎから各パーツについて紹介していきます。

“ob-“は「〜に向かって、ターゲットに対して」を意味するパーツ

”ob-”は、特定の対象に向けてまっすぐに矢印(ベクトル)を合わせる、あるいは「〜の前に、〜に反対して」という対面・ターゲットのイメージを持つパーツです。

 

 
コダック
例えば”ject(投げる)”というパーツの頭に「ob-(〜に向かって・対面に)」がくっついた”object”という単語は、目の前にドンと投げ出されている物体(=「物体、対象、反対する」)を表しています。

 

 

その他にobstacle(前に立ちはだかるもの→障害物)、obvious(行く手に面している→明らかな)等も”ob-”を使用する単語です。

 

”serv-”は「注意を払う、見守る、大切に保つ」を意味するパーツ

”serv-”は、ラテン語の servāre(保つ、守る)に由来し、価値があるものを壊さないようにしっかりと囲いの中にキープするイメージを持つパーツです。

 

 
コダック
例えば”con-(完全に)”+”serve(保つ)”で構成された”conserve”という単語は、自然や資源を最後の最後まで完全に守って維持する(=「保護する、保存する」)を表しています。

 

 

その他にpreserve(あらかじめ手前で守っておく→保存する、維持する)、reserve(後ろにとっておく→予約する、取っておく)等も”serv-”を使用する単語です。

 

”observe”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”observe”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”observe”は「ob-(〜に向かって)」+「serv-(見守る・保つ)」のパーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「対象にまっすぐ視線を向けて注意を払い見守る」
⇒”observe”=「観察する、気づく、目撃する」「(法律や規則を)遵守する、守る」の意味

●「特定のターゲット(ob)に矢印を合わせ、その状態やルールを壊さないよう大切にキープ(serv)する」というコアがあるからこそ、対象の動きを細かく見守る「観察する」という意味になり、提示されたルールにしっかりと注意の目を向けてはみ出さないようにする「(法律を)遵守する」という意味にブレなく完璧に繋がります。同じ「キープする」仲間である「preserve(保存する)」や「reserve(予約する)」などと一緒にファミリーとしてグループ化して覚えるのがおすすめですよ!

 
 
コダック
単語をパーツに分解してイメージで捉えると、単に動くものを目で追うだけの「watch」とは違い、「observe」が『知性を持ってじっくり対象を調べたり、大人の義務としてルールをリスペクトする』という、あの理知的で生真面目な(pay heed toする)ニュアンスを伴う「観察する・遵守する」である理由が、元を辿れば『対象に向かって大切に保ち見守る(observāre)』というラテン語のブレないイメージからきているのがよく分かりますよね!

ぜひ今回の方法を参考に、たくさんの英単語を効率よくマスターしていきましょう!最後までお読みいただきありがとうございました!

 
 
 
 
 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」