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【語源も分かって、忘れない】英単語「numerous」の意味と使い方・覚え方・文法解説【numer(数)+ous(〜に満ちた)=数があり余るほど多い】

 

 
コダック
今日の英語表現は”numerous”

「numer-(数)」+「-ous(〜に満ちた)」の2パーツで構成されている単語です。

「数があり余るほど多い」がコアイメージで、“numerous”=「多数の」「数々の」の意味を持ちますよ!

 

”numerous”の意味と使い方 コアイメージは「数があふれ出るほど多い」

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”numerous(発音:njúːmərəs/ニューマラス【形容詞】)”は「多数の」「数々の」の意味を持つ単語です。

「numer-(数)」+「-ous(〜に満ちた)」の2パーツで構成されており、「数があり余るほど多い」という分かりやすいコアイメージを持っています。

 

 
コダック
ベースにある「数(numer)」という言葉に、形容詞を作る「〜がたっぷり・〜に満ちている(-ous)」が組み合わさった状態。

文字通り、器から溢れ出ているくらい、たっぷり存在している状態(=「多数の」)を表すのが”numerous”なわけですね!

 

”numerous”は、ビジネスの報告書、ニュース、学術的な論文などで「多くの理由(numerous reasons)」や「何度も(on numerous occasions)」のように頻繁に使われます。

日常会話の「many」よりも少し硬くてフォーマルな響きがあり、「単に多いだけでなく、数そのものが際立ってたくさん存在している」というニュアンスを強調したいときにぴったりです。

 

 
溢れ出るほどの「数」かぁ。具体的にはどんな風に使うの?
 
コダック
例えば「彼は何度も警告を受けた(He received numerous warnings.)」という表現を見てみましょう。
これは、1回や2回どころか、両手でも数えきれないくらい『警告を山ほど受けた』というイメージです。

 

このように”単に多いだけでなく、数そのものが際立ってたくさん存在している”という意味から、ビジネスのプレゼン、学術的な分析、公式な謝罪文にいたるまで広く使用されます。

例文で使い方をチェック!

There are numerous errors in this report.
(この報告書には多数の間違いがある。)

I have visited Tokyo on numerous occasions.
(私は何度も[数々の機会に]東京を訪れたことがある。)

The author has written numerous articles on climate change.
(その著者は気候変動に関する数々の記事を執筆している。)

Despite numerous obstacles, she succeeded in her project.
(数々の障害にもかかわらず、彼女はプロジェクトを成功させた。)

※一部例文参考・引用:南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”numerous”の文法・語法 押さえておくべき2つの重要ルール

1. 後ろに置く名詞は必ず「数えられる名詞の複数形」!

”numerous”は「たくさんの〜」という意味なので、後ろには必ず**数えられる名詞(可算名詞)の複数形**(errors, people, studies, problemsなど)が来ます。
意味や基本的な配置としては **「many」と同じ使い方** だと覚えてしまえばOKです!

逆に、**数えられない名詞(不可算名詞)を修飾することはできません。**
× numerous information / × numerous money とは言えないので注意しましょう。(不可算名詞に「たくさんの〜」と言いたい場合は、much や a lot of などを使いましょうね!)

 

2. 「numerous of 〜」の形では使えない

manyの場合は「many of the students(生徒たちの多く)」のように「many of + 限定された名詞」という形が使えますが、**numerousは「numerous of the 〜」という形では使えません。**
必ず「numerous students」のように、**名詞を直前に置いて直接修飾する(形容詞として名詞の前に置く)** ようにしましょう!

 

”numerous”の類義語・関連語「many / innumerable」との違い

 
コダック
せっかく”numerous”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ類義語も一緒に覚えておくと、表現の幅がグッと広がりますよ!

おなじみの ”many” や、さらに数の多さを強調する “innumerable” との違いを確認してみましょう!

 

”numerous”の類義語
⇒「多い」の意味を持つ単語”many / innumerable”

 

 
なるほど…、ニュアンスや使い所の違いが気になるな!

 

 
コダック

それぞれのイメージやフォーマル度の違いは以下のような感じです!

many⇒「日常会話から論文まで、どんな場面でも使える一番スタンダードな表現」=(一般的な)多くの
numerous⇒「manyよりもフォーマルで、『数があり余るほどどっさりある』ことを際立たせる表現」=多数の、数々の
innumerable⇒「in-(否定)+number(数える)=『多すぎて数え切ることが不可能なレベル』を表す表現」=数え切れないほどの、無数の

日常会話のカジュアルな場面なら many で十分ですが、ビジネスや論文などで「根拠や事例が山ほどある」と客観的にアピールしたいときは numerous がバッチリはまります!

 
数え切れるかどうかや、文章の硬さ・強調したいニュアンスによって使い分けるんだね!
 
コダック
その通りです!
実際のシチュエーションをベースに、ニュアンスの差をさらに詳しく見てみましょう!

 

シチュエーションで見る!”many / numerous / innumerable”の使い分け

I have many friends.
「私にはたくさんの友達がいます。」
⇒ 日常会話で最も自然。カジュアルに「数が多いよ」と親しみやすく伝えるイメージ。

Numerous studies show the same result.
「多数の研究が同じ結果を示している。」
⇒ 論文やニュースレターで、客観的なデータや実績(数)が公にあり余るほど存在するとアピールするイメージ。

Look at the innumerable stars in the sky.
「空にある無数の星を見てごらん。」
⇒ 1、2、3…と個別に数えるのが不可能なほど、圧倒的なボリュームや文学的な広がりがあるイメージ。

 

”numerous”の語源はラテン語「numerōsus」!ルネサンス期に英語に定着

”numerous”の語源についても、さらに深く確認していきましょう。

”numerous”の語源は、ラテン語の形容詞「numerōsus(ヌメロースス)」に遡ります。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”numerous”の起源について、下記の記載があります。

Origin of numerous
First recorded in 1580–90; from Latin numerōsus “consisting of a great number, numerous,” equivalent to numer(us) number + -ōsus -ous

日本語訳:1580〜1590年に初めて記録された。ラテン語の numerōsus(大きな数からなる、多数の)に由来し、これは numerus(数)+ -ōsus(〜に満ちた)と同等である。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記述によると、”numerous”が英語の文献に初めて登場したのは1580〜1590年代のこと。16世紀末のイギリスはルネサンス期にあたり、学問や芸術が栄え、ラテン語やギリシャ語から膨大な数の新しい語彙が英語に次々と取り入れられていた時代でした。

単なる「many」ではなく、より学術的でフォーマルな響きを持つ言葉として、当時の知識人たちが好んでこの”numerous”を使い始めたという背景があります。

 

 
コダック
ちなみに、私たちがよく知っている「number(数)」という単語も、同じくラテン語の「numerus」を語源としています。つまり、”number”と”numerous”は同じ親を持つ兄弟のような関係なんですよ!

 

”numerous”の語源(起源~発祥まで)
ラテン語の名詞:numerus(数)

ラテン語の接尾辞:-ōsus(満ちあふれた)

ラテン語の形容詞:numerōsus(膨大な数で構成された、数に満ちた)

1580年代:ルネサンス期の英語に取り入れられ、「numerous(多数の・数々の)」として定着する

 

 

 
コダック
歴史的な流れとしては上記のような形になります!

ラテン語の時点ですでに「数が満ち満ちている」という意味合いが完成されており、それがそのままのニュアンスで現代のフォーマルな英語表現として受け継がれているわけですね。

 

 

構成パーツで覚える”numerous”|語源パーツ「numer-(数)」+「-ous(満ちた)」を徹底解剖

ここからは、単語をバラバラに分解して理解する「構成パーツ(語源)」の面から、”numerous”をさらに深く脳裏に刻み込んでいきましょう!

”numerous”は、「numer-(数)」+「-ous(〜に満ちた)」という2つのパーツから成り立っています。それぞれのパーツが持つ本来の意味やイメージを知ると、他の英単語を覚えるときにも爆発的に役立ちますよ!

 

① “numer-“は「数」を意味する最重要パーツ

”numer-”は、ラテン語で「数」を表す numerus という言葉から来ています。私たちがよく知っている「number(数)」の親戚(ご先祖様)にあたるパーツです!

このパーツが単語の中に含まれていたら、どれも「数」や「数えること」に直結していると考えて間違いありません。

 

 
コダック
「numer-」を使った仲間たちをいくつか紹介しますね!どれもベースに「数」のイメージがあるのがよく分かりますよ!

 

numerical(数の、数値による)
⇒「numer(数)」+「-ical(〜に関する:形容詞を作る)」=数に関する、数値の
(例:numerical data = 数値データ)

numeral(数字、数詞)
⇒「numer(数)」+「-al(名詞・形容詞を作る)」=数を表す文字や記号そのもの

numerator(分数における「分子」)
⇒「numer(数)」+「-ator(〜するもの:名詞を作る)」=分数の上で、数をカウントする役割を持つもの

enumerate(〜を列挙する、1つずつ数え上げる)
⇒「e-(外に)」+「numer(数)」+「-ate(動詞を作る)」=数を1つずつ外に出して数え上げる

 

② ”-ous”は「〜に満ちた、〜の多い」を意味する形容詞パーツ

”-ous”は、名詞の後ろにくっついて「その性質や状態がたっぷり詰まっていること」を表し、単語を形容詞(名詞を修飾する言葉)に変えるおなじみのパーツです。

ラテン語の -osus(〜に満ちた)が由来で、「これでもか!」というくらい溢れんばかりのボリューム感をニュアンスとして持たせることができます。

 

 
コダック
身近な単語にも「-ous」はたくさん使われています!
「中身がたっぷり詰まって溢れ出ているイメージ」で見てみましょう!

 

famous(有名な)
⇒「fame(名声)」+「-ous(満ちた)」=名声が世の中にたっぷり溢れ出ている状態

dangerous(危険な)
⇒「danger(危険)」+「-ous(満ちた)」=リスクや危険な要素が120%詰まっている状態

poisonous(有毒な)
⇒「poison(毒)」+「-ous(満ちた)」=成分の中に毒がたっぷり含まれている状態

joyous(喜びにあふれた、嬉しい)
⇒「joy(喜び)」+「-ous(満ちた)」=心がハッピーな喜びで満タンになっている状態

 

 
コダック
こうして見ると、”numerous” が「数(numer)」で「満ちあふれている(-ous)」から、「数があり余るほど多い = 多数の」という意味になるのも、もの凄くしっくりきますよね!

 

”numerous”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

最後に、今回学んだ”numerous”の重要ポイントをすっきり整理しておきましょう!

 

”numerous”の成り立ちとコアイメージ
⇒ 「numer-(数)」 + 「-ous(〜に満ちた)」 の2パーツ構成。
⇒ コアイメージは「器から数がジャブジャブと溢れ出るほど多い」状態!

意味
「多数の」「数々の」(フォーマルで、数の多さを強く強調する響き)

文法・語法の超重要ルール
⇒ manyと同じく、後ろには必ず複数名詞を持ってくる!
⇒ ×「numerous of 〜」という形では使えないので、直接名詞を修飾する!

 

 
コダック
当サイトでは英語表現について、このように語源、語法・文法、覚え方の面から分かりやすく解説を行っています。
パーツの持つ意味を理解すると、1つの知識から何倍もの単語が芋づる式に覚えられるようになりますよ!他の単語もぜひチェックしてみてくださいね!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

 

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」