methodの意味と使い方|method ofとmethod forの違い・語源・覚え方まで解説

methodの意味と使い方|method ofとmethod forの違い・語源・覚え方まで解説

コダック

今日の英単語はmethodです!日本語では「方法」と訳しますが、wayよりも「手順が整理されている」「誰かが同じように繰り返せる」という印象があります。

コアイメージは、ゴールまでを順序立てて進む、再現可能な道筋。研究法、教授法、検査法、製造法など、計画や体系がある方法にぴったりの単語です。

methodは、英語学習ではwayと同じ「方法」と覚えられがちです。しかし、友達に「もっと簡単な方法があるよ」と言うならwayが自然で、論文に「データ分析の方法」を書くならmethodが自然です。

この記事では、methodの基本的な意味だけでなく、検索されやすいmethod ofとmethod forの違い、research method、teaching method、scientific method、methodologyとの違いまで整理します。

  • 品詞:名詞
  • 発音:/ˈmeθ.əd/(メソッド。最初の音節にアクセント)
  • 複数形:methods
  • 基本の意味:方法、方式、手順、秩序
  • コアイメージ:目的へ向かって整理された手順
  • よく使う分野:教育、研究、科学、医療、製造、計算、仕事

methodの意味:ただの「やり方」ではなく、整理された方法

methodは「何かを行う特定の方法」を表します。特に、計画・順序・ルールがあり、同じ条件なら似た結果を期待できる方法に使われます。

This method is easy to follow.
(この方法は手順を追いやすいです。)

We tested three different methods.
(私たちは3種類の異なる方法を試しました。)

The method produced reliable results.
(その方法は信頼できる結果を生みました。)

follow a methodは「方法に従う」、use a methodは「方法を使う」、develop a methodは「方法を開発する」です。methodが「実行できる手順のまとまり」であることが分かります。

methodには「秩序・整然さ」の意味もある

methodは、単に「~する方法」だけでなく、「物事を秩序立てて進めること」という抽象的な意味も持ちます。

The files seem to be arranged without any method.
(そのファイルは、何の秩序もなく並べられているように見えます。)

有名な表現There is method in his madness.は、「一見めちゃくちゃに見えるが、実は考えや狙いがある」という意味です。

method ofとmethod forの違い

methodの後ろには、ofとforの両方が使われます。辞書でもmethod of/for doing somethingの両方が認められており、意味が重なる場面は多くあります。

a method of teaching English
(英語を教える方法)

a method for teaching English
(英語を教えるための方法)

どちらも文法的に正しく、実際には大きな意味の差がないことも少なくありません。ただし、前置詞の基本イメージから、焦点に少し違いが出ます。

method of doing:方法の内容・種類を説明する

ofは「~の」という所属・内容の関係を作ります。method of doingは、「その方法が何をする方法なのか」「どのような行為で構成される方法なのか」を示しやすい形です。

This is a traditional method of making cheese.
(これは伝統的なチーズの製造法です。)

The team developed a new method of measuring air quality.
(チームは大気の質を測定する新しい方法を開発しました。)

We compared two methods of data collection.
(私たちは2つのデータ収集法を比較しました。)

method of calculation、method of analysis、method of paymentなど、名詞を続ける形もよく使われます。

method for doing:目的・用途を示す

forは「~のための」という目的・用途を表します。method for doingは、「何を実現するためにその方法を使うのか」を強調しやすい形です。

We need a reliable method for detecting errors.
(誤りを検出するための信頼できる方法が必要です。)

She introduced a method for helping beginners remember new words.
(彼女は初学者が新しい単語を覚えるのを助ける方法を導入しました。)

This is an effective method for reducing stress.
(これはストレスを減らすのに効果的な方法です。)

method ofは「どんな方法か」、method forは「何のための方法か」に注目しやすいんだね。でも、実際にはどっちでもいい文も多いってこと?

コダック

その通りです!of=内容、for=目的という傾向はありますが、現実の文では内容と目的が同じになることも多いんです。

たとえばa method of solving the problemとa method for solving the problemは、どちらも自然です。前置詞を選ぶだけで悩みすぎず、周囲でよく使われる組み合わせをかたまりで覚えましょう。

method to doは使える?

a method to do somethingも見かけますが、学習者はmethod of doingまたはmethod for doingを基本にすると安定します。

基本:a method of solving the problem
基本:a method for solving the problem
文脈によって可能:a method to solve the problem

way to doは非常に一般的ですが、methodは名詞として方法の内容や用途を説明するため、of/for+動名詞がよく選ばれます。

research methodの意味と使い方

research methodは「研究方法・調査方法」です。新しい情報を発見したり、対象をより深く理解したりするために使う具体的な方法を指します。

Interviews were the main research method used in the study.
(インタビューが、その研究で使われた主な調査方法でした。)

The course introduces both qualitative and quantitative research methods.
(その講座では、質的研究法と量的研究法の両方を紹介します。)

research methodとresearch methodologyの違い

research methodは、アンケート、インタビュー、実験、観察、統計分析など、データを集めたり分析したりする具体的な方法です。

research methodologyは、なぜその方法を選ぶのか、どのような理論的前提に基づくのか、複数の方法をどう組み合わせるのかを含む研究方法論・方法体系です。

研究でのmethodとmethodology

Method:20人に半構造化インタビューを行う。

Methodology:個人の経験を深く理解するために質的研究を採用し、半構造化インタビューを選んだ理由と分析方針を説明する。

methodは「何をしたか」、methodologyは「方法の選択を支える考え方と全体設計」です。

teaching methodの意味と使い方

teaching methodは「教授法・教え方」です。授業をどのような手順や活動で進めるかを指します。

The school uses a teaching method based on group discussion.
(その学校はグループ討論に基づく教授法を使っています。)

Different learners respond to different teaching methods.
(学習者によって効果のある教授法は異なります。)

複数の具体的な教え方を指すことが多いため、teaching methodsと複数形になることもよくあります。関連する表現には次があります。

  • traditional teaching methods:伝統的な教授法
  • modern teaching methods:現代的な教授法
  • effective teaching methods:効果的な教授法
  • student-centered teaching methods:学習者中心の教授法
  • language teaching methodology:言語教育の方法論・体系

scientific methodの意味

the scientific methodは「科学的方法」です。観察し、問いを立て、仮説を作り、実験やデータで検証し、結果を評価するという、科学的な知識を得るための基本的な進め方を表します。

  1. Observation:現象を観察する
  2. Question:問いを立てる
  3. Hypothesis:検証可能な仮説を作る
  4. Experiment / Data collection:実験またはデータ収集を行う
  5. Analysis:結果を分析する
  6. Conclusion:仮説が支持されたか評価する
  7. Replication / Revision:再現を試み、必要なら仮説を修正する

Students learn how to test ideas using the scientific method.
(生徒たちは科学的方法を使って考えを検証する方法を学びます。)

「唯一の固定された手順」というより、証拠に基づいて説明を検証し、他者が確認できる形にするための基本原則を指します。

methodologyとmethodの違い

methodologyは日本語で「方法論」と訳されます。単なるmethodの長い言い換えではありません。

比較 method methodology
中心 具体的な方法・手順 方法の体系、選択原理、理論
数え方 可算名詞 可算・不可算の両方
質問 何を、どう実行したか なぜその方法を選び、どう位置づけるか
例 survey, interview, experiment qualitative methodology

The paper describes the method used to select participants.
(その論文は参加者の選定に使った方法を説明しています。)

The paper explains the methodology behind the study.
(その論文は研究を支える方法論を説明しています。)

日常の「やり方」を格好よく見せるためにmethodologyを使うと、大げさに聞こえることがあります。具体的な方法ならmethodで十分です。

wayとmethodの違い

wayは最も一般的な「やり方」、methodは体系化された「方式・手順」です。

比較 way method
日常性 非常に高い やや専門的・形式的
範囲 広い。スタイルや考え方も含む 特定の目的を達成する手順
再現性 なくてもよい あることが多い
個人らしさ 表しやすい 通常は弱い

I like your way of explaining difficult ideas.
(難しい考えを説明する、あなたのやり方が好きです。)

The instructor taught us a method for organizing complex information.
(講師は複雑な情報を整理する方法を教えてくれました。)

「彼女の笑い方」「彼の歩き方」のように、その人らしい様子を表す場合はwayです。methodにすると、まるで訓練された手順のように聞こえます。

なるほど。the way she smilesは自然だけど、her method of smilingだと「笑顔を作る訓練法」みたいになっちゃうんだね。

コダック

まさにそこです!methodには「意識的に選び、順序立てて行う」響きがあります。

自然に現れる癖やスタイルならway、説明書にできそうな手順ならmethod、と考えると選びやすいですよ。

way・approach・meansも含めた比較は「way・method・approach・meansの違い」でまとめています。

methodとapproachの違い

methodは具体的な手順、approachは問題に向かう基本方針・考え方です。

Our approach is to involve users from the beginning.
(私たちの方針は、最初から利用者に参加してもらうことです。)

Our method is to interview users at three stages of development.
(私たちの方法は、開発の3段階で利用者にインタビューすることです。)

approachが「利用者中心で進める」という方向を決め、その方向を実現するmethodとして「3段階のインタビュー」を採用しています。

methodとtechniqueの違い

methodは一連の手順、techniqueは具体的な技能・コツ・専門的な操作です。

The method requires the dough to rest overnight.
(その製法では、生地を一晩休ませます。)

Her kneading technique gives the bread a light texture.
(彼女のこねる技術が、パンを軽い食感にします。)

同じmethodを使っても、実行者のtechniqueによって結果が変わることがあります。

methodの語源:meta+hodos「道に沿って追う」

methodは、ギリシャ語methodosにさかのぼります。一般に、meta-とhodos(道)から成り、「追求」「探究の道」「何かへ至る進め方」という意味を持った語です。その後ラテン語methodus、フランス語を経て英語に入りました。

methodの語源イメージ

hodos=道
↓

知識や目的を追って進む探究の道
↓

迷わず進めるように整理された方法・手順

実はmethodの中にも、wayと同じ「道」の発想があります。ただしwayが普通の道全般なのに対し、methodは目的を追いかけるために整理された道です。

methodの覚え方:「誰でもたどれる手順書」

methodを覚えるときは、実験室の机に置かれた手順書をイメージしてください。

  • 開始条件が書いてある
  • 手順1、2、3の順番がある
  • 必要な道具が決まっている
  • 別の人が実行しても確認できる
  • 結果を比較・改善できる

この絵に合うならmethodです。反対に、その人らしい自由なやり方や、日常のちょっとした工夫ならwayが自然です。

methodと一緒に使う動詞・形容詞

よく使う動詞

表現 意味 例
use a method 方法を使う We used a simple method.
adopt a method 方法を採用する The team adopted a new method.
develop a method 方法を開発する Scientists developed a safer method.
apply a method 方法を適用する The method can be applied to other cases.
test a method 方法を試験する We tested the method in the laboratory.
compare methods 方法を比較する The study compares two methods.
improve/refine a method 方法を改善する They refined the method over time.

よく使う形容詞

  • effective method:効果的な方法
  • reliable method:信頼できる方法
  • traditional method:伝統的な方法
  • alternative method:代替方法
  • standard method:標準的な方法
  • experimental method:実験的方法
  • systematic method:体系的な方法

methodのよくある間違い

間違い1:日常的な「仕方」にmethodを使いすぎる

不自然:I like her method of talking.
自然:I like the way she talks.
(彼女の話し方が好きです。)

間違い2:methodologyを長いmethodとして使う

大げさ:This is my methodology for cleaning my room.
自然:This is my method for cleaning my room.
さらに日常的:This is how I clean my room.

間違い3:前置詞の違いを厳密にしすぎる

method of doingとmethod for doingには傾向がありますが、多くの文で両方が可能です。文法問題のように「常に片方だけが正しい」と考えないようにしましょう。

間違い4:発音を「メソード」と伸ばす

発音は/ˈmeθ.əd/で、最初にアクセントがあります。第1音節は「メ」に近く、第2音節は弱い「ァド」に近い音です。カタカナの「メソッド」は目安ですが、最後を強く発音しないのがポイントです。

methodの練習問題

  1. 「この研究では2つの調査方法を使った」を英訳してください。
  2. 「英単語を覚えるための効果的な方法」をmethod forを使って表してください。
  3. methodとmethodologyの違いを一文で説明してください。
  4. 「彼女の話し方が好きだ」ではmethodとwayのどちらが自然ですか。
  5. 「新しい教授法」を英語で表してください。

1. The study used two research methods.

2. an effective method for remembering English words

3. A method is a specific procedure, while methodology is the system or reasoning behind the choice of methods.

4. way。自然な個人のスタイルだからです。

5. a new teaching method

methodの意味と使い方まとめ

  • methodは、目的達成のために整理・体系化された方法や手順を表す。
  • 教育、研究、科学、医療、製造、計算など、再現性や順序が重要な場面でよく使う。
  • method of doingは方法の内容・種類、method for doingは目的・用途を示しやすい。
  • 両者は重なることが多く、どちらも自然な文が多い。
  • research methodは具体的な研究方法、research methodologyは方法の選択原理を含む方法論。
  • teaching methodは教授法、the scientific methodは証拠に基づいて仮説を検証する科学的方法。
  • wayは日常的で個人的、methodは計画的で再現可能。
  • 語源は「道」を表すギリシャ語hodosにつながり、探究の道から「方法」になった。
コダック

methodを見たら、単なる「方法」ではなく、他の人にも説明できる手順を思い浮かべてください。

wayは自分の道、methodは共有できる手順書。この対比を持っておくと、英作文でも迷いにくくなりますよ!