【語源も分かる】英単語「log」の意味と使い方!丸太からログイン(記録)への意外な由来とは?

 
コダック
今日の英語表現は”log”

元々は「丸太(一本の木、太い枝)」というシンプルな意味から始まり、現代ではインターネットの「ログイン」や「データ記録」にまで発展した非常に面白い単語です。

「切り出された丸太(そこから船の速度を測り、日誌に書き留める)」がコアイメージで、“log“=「丸太、原木」「記録(する)、航海日誌、ログ」の意味を持ちますよ!

 

”log”の意味と使い方 コアイメージは「切り出された丸太」

 

”log(発音:lɔ́ːɡ/ローグ【名詞・動詞】)”は「丸太、原木」「記録(する)、航海日誌、ログ」の意味を持つ単語です。

語源を辿ると「木の幹から切り出された太い塊」に由来しており、「切り出された丸太」がすべての意味の根底にあるコアイメージです。

 

 
コダック
昔の船乗りたちが、ロープを結んだ丸太を海に投げ込んで、ロープが繰り出される長さから船の速度を測っていました(=「速度測定用の丸太」

そして、その測定結果を日誌(=「航海日誌(logbook)」)に書き留めたこと=”記録(log)する”という動詞になったわけですね!

 

 

”log”で表現するものは、「活動の証拠として残す客観的なデータや記録」が多いです。

 
コダック
一時的なメモや、主観的な日記には後述する”diary”や”memo”を使用しますよ!

例文

・The workers loaded the logs onto the truck.
(作業員たちは丸太をトラックに積み込んだ。)

・The captain logged the ship’s position every hour.
(船長は1時間ごとに船の位置を記録した。)

・We need to check the server logs to find the error.
(エラーを見つけるために、サーバーのログ(履歴)を確認する必要がある。)

 

”log”の関連語①:「記録」を意味する単語”record/diary”との違い

 
コダック
せっかく”log”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”record”や”diary”なども「記録、日記」を意味する単語ですよ!

 

”log”の類義語
⇒「記録・日誌」の意味を持つ単語”record/diary”

 

 
それぞれの表現にどんなニュアンスの違いがあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

log ⇒「時系列の自動的なデータ」=システムや航海の履歴記録
record ⇒「公式に残す永続的な事実」=公式記録、実績
diary ⇒「個人的な日々の出来事や感想」=日記

といった感じです!

 

例文で見る!”log/record/diary”のイメージの違い

●keep a web log
「(サーバーへのアクセス履歴や、時系列のブログを)記録する
⇒ 起こった出来事がそのまま時系列で淡々と残っていくイメージ

●break a world record
「世界記録を破る」
⇒ 公式に認められた、最も価値のある最高の実績・数値のイメージ

●write in a diary
日記に書く」
⇒ その日にあった出来事や、自分の感情を個人的に書き綴るイメージ

 

”log”の関連語②:「丸太・木」を意味する単語”timber/wood”との違い

 
コダック
”log”の持つ「丸太・木材」という意味についても、類義語があるので覚えてしまいましょう!

 

”log”の類義語
⇒「木材・樹木」の意味を持つ単語”timber/wood”

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

log ⇒「切り出された円柱状の塊」=丸太、原木
timber ⇒「建築や加工に使われるための木」=材木、建築用木材
wood ⇒「木という素材そのものや、小さな森」=木材、森

といったイメージです。

 

例文で見る!”log/timber/wood”のイメージの違い

●build a log cabin
「ログハウス(丸太小屋)を建てる」
⇒ 皮を剥いただけの、ゴツゴツした自然な丸太をそのまま使うイメージ

●The forest is rich in timber.
「その森は材木資源が豊富だ」
⇒ 柱や板などに加工して家を建てるための、商業用資材としてのイメージ

●The table is made of solid wood.
「このテーブルは無垢のデザイン(木製)で作られている」
⇒ プラスチックや金属ではなく、「木」という材質・素材そのもののイメージ

 

”log”の語源は中期英語 なぜ丸太が「記録」になったのか?

 

”log”の語源についても、確認していきましょう。

”log”の語源は中期英語の「logge」です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”log”の起源について、下記の記載があります。

Origin
First recorded in 1350–1400; Middle English logge, variant of lugge “pole, limb of tree”; compare obsolete logget “pole”; see lugsail

日本語訳:1350〜1400年に初めて記録された。中期英語の logge は lugge(棒、木の太い枝)の異形態。廃れた表現である logget(棒)と比較せよ。lugsail(ラグセール:ラグを張った縦帆)を参照。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”log”は「木の太い枝や棒」を指す言葉から発祥している模様です。

 

”log”の語源(起源〜発祥まで)
● 14世紀後半、木の太い枝や棒を表す「logge / lugge」として登場

● 船の速度を測るために、ロープを結びつけた「丸太(log)」を海に投げ込む仕組みが誕生

● その測定結果や航海の出来事を記録するノートを「航海日誌(logbook)」と呼ぶようになり、そこから「記録する(log)」という動詞や現代のIT用語「ログ・ログイン」へと進化

 

 
コダック
流れとしては上記の感じなわけですね!

ちなみに「lugsail(ラグセール)」という船の帆の名称にも、この「棒(lugge)」のイメージが関係しています。

 

関連表現で覚える”log” 「log cabin」「logbook」「log in」

 

ここからは構成パーツや派生語の面から”log”について覚えていきましょう。
”log”は単体で完結するルート語ですが、様々な言葉と組み合わさることで現代の重要ワードを形作っています。

 

“log cabin” は「丸太」で建てられた家

”log cabin”は「丸太小屋(ログハウス)」を意味する表現です。

 

 
コダック
”log cabin”という言葉は「log(丸太)」+「cabin(小屋)」の2パーツで構成されており、

自然の丸太を積み上げて作った「温かみのある木の小屋」を表しています。

 

その他に logger(木こり)や、logrolling(丸太転がし、転じて政治的な互助)等も丸太そのものの意味を使用する単語です。

 

”logbook” は「記録」を書き留める本

”logbook”は「航海日誌、運転日誌、業務日誌」を意味する単語です。

 

 
コダック
”logbook”という単語は「log(船の速度測定記録)」+「book(本)」の2パーツで構成されており、

日々の重要な航海データ(=「公式な経過記録日誌」)を表しています。

 

blog (web + logの略。ウェブ上の記録)

 

”log in” は「日誌の中に」名前を書き入れる動作

”log in”は「ログインする、システムに入る」を意味する表現です。

 

 
コダック
”log in”という熟語は「log(記録日誌)」+「in(中へ)」の2パーツで構成されており、

システムの利用記録簿の中に自分の名前を「書き入れて中に入る」ことを表しています。

 

その他に log out(ログアウト:記録簿に退出を書き留めて出る)等も”log”を使用するIT必須表現です。

 

”log”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”log”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”log”は元々「丸太」を意味し、そこから船の速度測定を経て「記録」へと発展した単語
⇒コアイメージは「切り出された丸太(そこから記録へ)」
⇒”log”=「丸太、原木」「記録(する)、航海日誌、ログ」の意味
●語法・文法・歴史のポイント ⇒IT用語の log in / log out は、かつて日誌(logbook)に名前を書き入れた歴史が由来!
 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」