【語源も分かる】英単語「location」の意味と使い方・覚え方・文法解説【loc-(場所・配置する)+-ation(こと・状態)=特定の場所に配置された場所】

 
コダック
今日の英語表現は”location”

「loc-(場所・配置する)」+「-ation(こと・状態)」の2つのパーツで構成されている単語です。

特定の場所に配置すること・された場所がコアイメージで、“location“=「位置、場所」「ロケ地、立地」の意味を持ちますよ!

 

”location”の意味とコアイメージ:「特定の場所に配置された場所」

 

”location(発音:loukéiʃən/ロウケイション【名詞】)”は「位置、場所」「ロケ地、立地」の意味を持つ単語です。

「loc-(場所・配置する)」+「-ation(こと・状態)」のパーツで構成されている単語で、「特定の場所に配置すること・された場所」がコアイメージです。

 

 
コダック
何かを特定の「場所(loc-)」に「置くこと(-ation)」、あるいはそうしてカチッと定められた具体的なスポットのこと。

そこから、地図上の特定のポイントを指す(=「位置・場所」ことや、お店の「立地」、映画の撮影場所=”location”なわけですね!

 

”location”は「客観的・地理的に特定されたスポット」なイメージが強いです。

 
コダック
例えばスマートフォンの「位置情報サービス(location services)」や、お店を開くのに最適な「物件の立地」など
「住所や座標などで明確に指し示せる場所」がlocationなんです!

 

逆に、もっと漠然とした空間や、主観的に居心地が良いと感じるような場所などは後述する”place”や”space”を使用します。

 

”location”の正しい使い方と頻出フレーズ・例文

 

1. セットで使われる定番の前置詞(in / at / on)

 
コダック
”location”を使うときに、絶対にセットで覚えておきたい前置詞のルールについても解説しますね!
どの前置詞を選ぶかで、ニュアンスが少し変わるのがポイントです。

 

”location”の定番フレーズと前置詞の使い分け

● in a location ⇒「~な場所[環境・立地]にある(エリアとしての広がり)
● at a location ⇒「~の地点[ピンポイント]に(地図上の特定の点)
● on location ⇒「ロケ地で(現地撮影で)(映画・テレビ業界の専門表現)

 

 
コダック
特に映画などの「ロケで」と言う時は、前置詞が **on** になるのが大きな特徴です。試験やビジネス英語でも非常によく狙われるポイントですよ!

 

2. ”location”の実用例文

基本・語法の例文

・The hotel is in a beautiful location.
(そのホテルは美しい場所[環境・立地]にある。)※ジーニアス英和辞典
・The movie was shot on location in Kyoto.
(その映画は京都でロケ[現地撮影]された。)※ジーニアス英和辞典

・Please send me your current location via smartphone.
(スマートフォンであなたの現在地を送ってください。)
・The company is looking for a suitable location for its new office.
(その会社は新しいオフィスのための適切な場所を探している。)
・The restaurant is in a convenient location near the station.
(そのレストランは駅の近くの便利な場所[立地]にある。)
・The secret meeting will be held at an undisclosed location.
(秘密の会議は明かされていない場所で開催される予定だ。)

 

どっちを使う?”location”と類義語”place / position”の違い・使い分け

 

 
コダック
せっかく”location”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”place”や”position”なども「場所・位置」を意味する単語ですよ!

 

”location”の類義語
⇒「場所」の意味を持つ単語”place/position”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

location ⇒「地理的に特定された地点
住所や座標で示せる明確な場所・客観的な立地

place ⇒「広範囲で一般的な場所
空間、家、座席など、主観的な感情も含めて幅広く使える「所」

position ⇒「他との関係性で決まる位置
物の配置、体の姿勢、順位、職務上のポスト(社会的地位)

といった感じです!

 
う~ん…実際の使い分けを見るとどんな風になるのかな?
 
コダック
確かに、実際の表現で見比べると一発でニュアンスが分かりますよ!
それぞれのイメージを確認してみましょう!

 

例文で見る!”location/place/position”の使い分け

● This is a perfect location for a new store.
「ここは新店舗のための完璧な立地だ。」
⇒ 周辺の交通量や住所などを客観的に見て、ビジネスに最適な「地点」を指すイメージ

● This is a very nice place. I love the cozy atmosphere.
「ここはとても良い所ですね。居心地の良い雰囲気が大好きです。」
⇒ レストランの雰囲気や、お気に入りの空間などを主観的・感覚的に表現するイメージ

● Could you help me change the position of the sofa?
「ソファの配置(位置)を変えるのを手伝ってくれませんか?」
⇒ 部屋全体の中での「相対的な位置・向き」を動かすイメージ

● She applied for a managerial position at the company.
「彼女はその会社の管理職のポスト(役職)に応募した。」
⇒ 組織の中での「位置=役職・地位」を表すイメージ

 

”location”の語源はラテン語のlocātiōn- 意味は「配置すること、賃貸」

 

”location”の語源についても、確認していきましょう。

”location”の語源はラテン語の「locātiōn-」”です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”location”の起源について、下記の記載があります。

Origin of location
First recorded in 1585–95; from Latin locātiōn-, stem of locātiō “arrangement, rental,” in Late Latin: “placement,” equivalent to locate + -ion

日本語訳:1585〜95年に初めて記録された。ラテン語のlocātiōn-(locātiō「配置、賃貸」の語幹)から来ており、後期ラテン語では「配置( placement )」を意味する。locate + -ion と同等である。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”location”はもともと物を綺麗に並べたり配置したりすること、さらには「土地を貸し出す(賃貸)」という商業的な意味合いから発祥している模様。

 

”location”の語源(起源~発祥まで)
● ラテン語:locāre(配置する、貸し出す)

● 名詞形:locātiō(配置すること、手配、賃貸)

● 後期ラテン語で「特定の場所に置くこと(placement)」としての意味が強まる

● 16世紀末に英語の「location」として定着

 

 
コダック
流れとしては上記の感じなわけですね!

もともとは「適切に配置する」という動作の意味だったものが、時代を経て「配置された具体的なその場所」という現在の意味に変化したのが面白いところです。

 

構成パーツで覚える”location”:「loc-」+「-ation」

 

ここからは構成パーツの面から”location”について覚えていきましょう。
”location”の構成パーツは「loc-(場所・配置する)」+「-ation(こと・状態)」の2パーツです。

 

1. “loc-“は「場所・配置する」を意味するパーツ

”loc-”は「場所・配置する」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えば”locate”という単語は「loc-(場所)」+「-ate(~にする・置く)」のパーツで構成されており、特定の場所に置く、あるいは場所を特定する(=「~に位置づける、場所を見つける」)を表しています。

 

その他にも、”loc-”を使用する重要単語はたくさんあります。一緒に覚えてしまうと効率的ですよ!

”loc-”の仲間たちの例

local(地元の、局所的な)
⇒特定の「場所(loc-)」の、という意味から。
例文:I love to try local food when I travel.
(旅行するときは地元の料理を食べるのが好きです。)

allocate(~に場所を割り当てる、配分する)
⇒al-(~へ)+loc-(場所)+-ate(する)=特定の場所に割り当てる。
例文:The government allocated funds for the new project.
(政府は新しいプロジェクトに資金を割り当てた。)

 

2. ”-ation”は「こと・状態」を意味するパーツ

”-ation”は動詞の後ろについて「こと・状態」を表す名詞にするパーツです。

 

 
コダック
例えば”relax(リラックスする)”にこのパーツがついた”relaxation”という単語は、心身をゆるめること(=「息抜き、緩和」)を表しています。

 

その他の”-ation(-ion)”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。

information(情報):inform(知らせる)+ -ation(こと)
preparation(準備):prepare(準備する)+ -ation(こと)
station(駅・配置された場所):stat(立つ)+ -ion(場所・こと)

 

”location”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”location”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”location”は「loc-(場所・配置する)」+「-ation(こと・状態)」の2パーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「特定の場所に配置された場所」
⇒”location”=「位置、場所」「ロケ地、立地」の意味
●語法・文法のポイント ⇒映画の撮影などで「ロケで」と言う時は **on location** という決まった表現になる!
●類義語との違い ⇒地理的な地点を指すのが location、一般的な場所を広く指すのが place、他との関係性で決まる位置が position。
 
 
コダック
当サイトでは英語表現について、このように語源、語法・文法、覚え方の面から解説を行っています。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」