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【語源も分かって、忘れない】英単語「intensify」の意味と使い方・覚え方・文法解説【in-(中に)+tens(ピンと張る)=限界までピンと張り詰める】

 
コダック
今日の英語表現は”intensify”

「in-(中に・〜に向かって)」+「tens(伸ばす)」+「-ify(〜化する)」の3つのパーツで構成されている単語です。

「(中へ向かって)限界までピンと張り詰める」がコアイメージで、“intensify”=「強める、増大させる」「激しくなる、強まる」の意味を持ちますよ!

 

”intensify”の意味と使い方 コアイメージは「限界までピンと張り詰める」

 

”intensify(発音:inténsafài / インテンシファイ【動詞】)”は「強める、増大させる」「激しくなる、強まる」の意味を持つ単語です。

「in-(中に・〜に向かって)」+「tens(伸ばす)」+「-ify(〜化する)」の3つのパーツで構成されており、「(中へ向かって)限界までピンと張り詰める」がコアイメージとなります。

 

 
コダック
何かの内側(in-)に向かって、力がグググッと加わり、ロープを限界までピンと引き伸ばすような状態をイメージしてください。

この「張り詰めた状態にする」こと(=「強める・増大させる」)や、張り詰めた緊張感が限界を迎えて事態が過熱すること(=「激しくなる」”intensify”の意味に繋がっているわけですね!

 

要するに、”intensify”は「度合いや緊張感がグッと高まる」というニュアンスが強い単語です。

 

 
「度合いや緊張感が高まる」って、具体的にはどんな時に使うの??
 
コダック
「活動」「感情」「自然現象(光、風、雨など)」「競争」といったもののレベルや勢いが急激に上昇する時によく使われます!
イメージ的には下図のようにアームレスリングの試合で、対戦相手との力の均衡が続き、白熱した試合が繰り広げられているような感じですね。

intensify イメージ図

”intensify”の語法・よく使われるフレーズ

”intensify”は、他動詞(~を強める)としても、自動詞(強まる・激しくなる)としても両方使える便利な単語です。

特によく一緒に使われる名詞(コロケーション)を覚えておくと、実践でスッと使えるようになりますよ!

よく使われるフレーズ(コロケーション)

  • intensify efforts:取り組み(努力)を強化する
  • intensify pressure:圧力を強める
  • intensify competition:競争を激化させる
  • the storm intensifies:嵐が激しくなる

 

 
コダック
それでは、実際の例文で自動詞・他動詞それぞれの使い方を確認してみましょう!

 

他動詞(~を強める・激化させる)の例文

The police intensified their search for the missing child.
(警察は行方不明の子供の捜索を強化した。)

We need to intensify our efforts to increase sales.
(売上を伸ばすために、我々は取り組みを強化する必要がある。)

自動詞(強まる・激しくなる)の例文

The conflict has intensified recently.
(最近、その対立は激化している。)

The pain in my leg intensified during the night.
(夜の間に脚の痛みが強まった。)

 

”intensify”の関連語①:「(力を)強める」を意味する単語”strengthen / reinforce”

 
コダック
せっかく”intensify”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば他動詞の「強める・強化する」という意味では、”strengthen”や”reinforce”などが類義語になります!

 

”intensify”の類義語
⇒「強める」の意味を持つ単語”strengthen / reinforce”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては以下のようになります。

intensify ⇒「度合いを強める」=活動や感情の熱量をグッと上げる
strengthen ⇒「肉体や基盤を強くする」=頑丈にする・経済などを強固にする
reinforce ⇒「補強する」=人員や材料を「足して」さらに強くする

 
う~ん…文字だけだとニュアンスの差がちょっとややこしいかも…
 
コダック
確かに、これだけ言われても分かりづらいかもしれませんね…汗
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”intensify / strengthen / reinforce”のイメージの違い

● intensify
「intensify competitive pressure」
⇒競合のプレッシャー(目に見えない熱量や度合い)が激化するイメージ

● strengthen
「strengthen an economy / muscles」
⇒経済の基盤をしっかりさせたり、筋肉を物理的に鍛えて強くするイメージ

● reinforce
「reinforce a wall with concrete」
⇒壁にコンクリートを付け足して、物理的に補強・防御力をアップさせるイメージ

 

”intensify”の関連語②:「(事態が)激しくなる」を意味する単語”aggravate / escalate”

 
コダック
次は、”intensify”の自動詞「激しくなる」の類義語についても確認しておきましょう!

 

”intensify”の類義語
⇒「激しくなる」の意味を持つ単語”aggravate / escalate”

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

intensify ⇒「純粋に勢いが増す」=活動や度合いが激化する(良い・悪い両方)
aggravate ⇒「さらに悪化する」=病状や悪い状況が「さらに酷くなる」
escalate ⇒「段階的に深刻化する」=紛争や対立がエスカレーター式に拡大する

といったイメージです。こちらも例文を通じて感覚を掴んじゃいましょう!

 

例文で見る!”intensify / aggravate / escalate”のイメージの違い

● intensify
「The rain intensified as the storm approached.」
⇒嵐が近づくにつれて、雨の勢いが純粋に強まった(激しくなった)というイメージ

● aggravate
「Scratching will only aggravate the itch.」
⇒掻くと(ただでさえ悪い)痒みの症状をさらに悪化させてしまうというイメージ

● escalate
「The argument escalated into a serious fight.」
⇒口論がだんだんとエスカレートして、深刻な大喧嘩にまで発展したというイメージ

 

 

”intensify”の語源はラテン語「intendere」!「限界まで張られた弦」から「激しさ」へ

ここからは”intensify”の語源について、少し歴史を遡って確認していきましょう。

”intensify”という単語自体は、「intense(激しい)」に「-ify(〜化する)」がくっついて1810年代に生まれた比較的新しい言葉です。

しかし、その根っこにある「intense」の語源をたどると、ラテン語の「intendere」という言葉に行き着きます。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”intensify”の起源について、下記の記載があります。

Origin of intensify
First recorded in 1810–20; intense + -ify
Origin of intense
First recorded in 1350–1400; Middle English, from Latin intēnsus, variant of intentus, past participle of the verb intendere “to stretch toward”

日本語訳:1810〜20年に初記録。intense + -ify。intenseの起源は1350〜1400年。中英語から、ラテン語のintēnsus(intentusの異形、動詞intendere「〜に向けて伸ばす、引き張る」の過去分詞)に由来する。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容から分かる通り、”intensify”の根本的なルーツは、「何か一つの目標に向けてグーッと引き伸ばす(to stretch toward)」という行為にあります。

では、なぜ「引き伸ばす」ことが「強める・激しくする」という意味に繋がるのでしょうか?
そこには、言葉のイメージの面白い変化が隠されています。

 

”intensify”の語源(起源~発祥まで)
● ラテン語:intendere(~に向けて引き伸ばす)

● 過去分詞:intēnsus(限界までピンと張り詰められた)
⇒ 弦やロープがパンパンに張られ、今にも弾けそうなほどの緊張状態・エネルギーを表すようになる

● 中英語:intense(感情や度合いが「強烈な・激しい」)へ意味が発展

● 19世紀初頭:接尾辞の「-ify(~にする)」と合体し、現代英語の「intensify(強める・激しくする)」が誕生!

 

 

 
コダック
弓矢の弦を想像してみてください。
的に向かって弦をギリギリまで引き絞ると、凄まじいパワーや緊張感が溜まっていきますよね?

その「限界まで引っ張って、極限までパワーが高まった状態」が、”intensify”が持つ「激しさ」や「強まる」というイメージの正体なんです!

 

 

構成パーツで覚える”intensify” 「in-」+「tens」+「-ify」

ここからは構成パーツの面から”intensify”について覚えていきましょう

”intensify”の構成パーツは「in-(中に・〜に向かって)」+「tens(伸ばす・ピンと張る)」+「-ify(〜化する・〜にする)」の3つのパーツです。

 

つぎから各パーツについて、さらに詳しく解説していきます。

“in-“は「中に・〜に向かって(強調)」を意味するパーツ

”in-”は「中に・〜に向かって」という方向を示すだけでなく、ある一点に向かって力を注ぐ「強調(強意)」のニュアンスも持つパーツです。(※後ろに続く文字に合わせて「im-」などに形状変化することがあります)

 

 
コダック
空間的な「中」を表す例としては、”insight”という単語があります。「in-(中に)」+「sight(見る・視界)」のパーツで構成されており、物事の内部を深く見抜く(=「洞察力、見識」)を表しています。

 

 

その他に income(中に入ってくるもの=収入)や、indoor(ドアの中=屋内)等も”in-”を使用する単語です。
今回の”intensify”における”in-“は、「ある方向や対象に向けて、グッと力や意識を集中させる」という強調の働きを担っています。

 

”tens(tend)”は「伸ばす・ピンと張る」を意味するパーツ

”tens”は「伸ばす・ピンと張る」を意味するパーツです。(※「tend」や「tent」も同じ仲間として使われます)

 

 
コダック
例えば”tension”という単語は「tens(ピンと張る)」+「-ion(名詞にするパーツ)」で構成されており、心が張り詰めている状態(=「緊張、張りつめ」)を表しています。日本語の「テンション」と同じ語源ですね!

 

 

この「伸ばす・向ける」というイメージを持つ”tens(tend)”の仲間は、日常的によく使う英単語にたくさん潜んでいます。

  • extend(ex[外へ]+tend[伸ばす] = 延長する、拡大する
  • attend(at[〜の方へ]+tend[意識を伸ばす] = 出席する、注意を向ける
  • intend(in[中へ・〜に向かって]+tend[心を伸ばす] = 〜するつもりである、意図する
  • pretend(pre[前に]+tend[幕などを張って隠す] = ~のふりをする

 

”-ify”は「〜化する・〜にする」を意味するパーツ

”-ify”は「〜化する・〜にする」の意味を持ち、名詞や形容詞の後ろにくっついて「動詞」に変化させる非常に強力なパーツです。

 

 
コダック
例えば”clarify”という単語は「clear(澄んだ・明確な)」+「-ify(〜にする)」のパーツで構成されており、曇りのないはっきりした状態にする(=「明確にする、解明する」)を表しています。

 

 

その他に simplify(シンプルにする=単純化する)や、justify(正しくする=正当化する)等も”-ify”を使用した単語です。これを知っているだけで、「あ、この単語は動詞だな」と一目で判断できるようになります。

 

 

”intensify”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”intensify”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”intensify”は「in-(中に・向かって)」+「tens(伸ばす)」+「-ify(〜化する)」の3パーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「(ある対象へ向けて)限界までピンと張り詰める」
⇒”intensify”=「強める、増大させる」「激しくなる、強まる」の意味
●語法・文法のポイント ⇒他動詞(〜を強化する)だけでなく、自動詞(台風の勢力や競争などが激化する)としても非常によく使われます。
 
 
コダック
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【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」