【語源も分かる】英単語similarの意味と使い方・文法解説!same/alikeとの違いや定番フレーズも紹介

 
コダック
今日の英語表現は”similar”

「simil-(同じ・同時に)」+「-ar(〜の性質の)」の2つのパーツで構成されている単語です。

同じような性質を持つがコアイメージで、“similar“=「似ている」「同様の・同類の」の意味を持ちますよ!

 

”similar”の意味と使い方 コアイメージは「同じような性質を持つ」

 

”similar(発音:símələr/シミラー【形容詞】)”は「似ている」「同様の・同類の」の意味を持つ単語です。

「simil-(同じ・同時に)」+「-ar(〜の性質の)」のパーツで構成されている単語で、「同じような性質を持つ」がコアイメージです。

 

 
コダック
対象となる2つのものが、根本的な部分やベースで「同じ(simil-)」性質を「持っている(-ar)」状態のこと。

そこから、完全に同一ではないけれど、見た目や中身がそっくりで「「似ている」」ことや、「同様の・同類の」性質を表すのが”similar”なわけですね!

 

”similar”は「完全に同じ(same)ではないけれど、共通点が多い」というイメージが強い言葉です。

 

 
「共通点が多い」こと??
 
コダック
例えば「双子の兄弟の顔立ち」や「似たようなデザインの2つのバッグ」を想像してみると分かりやすいですよ!

 

このように”similar”で表現するものは、「完全に一致はしていないけれど、見分けがつかないほど、あるいは非常に共通点が多いこと」を指します。

逆に、寸分違わず完全に一致していることなどは後述する”same”を使用します。

【similar】の基本例文

・My cat is similar in size to yours.
(私の猫はあなたの猫と大きさが似ている。)
・We have similar tastes in music.
(私たちは音楽の趣味が似ている[同様である]。)
・The two products offer similar features but at different prices.
(その2つの製品は似たような機能を提供しているが、価格が異なる。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”similar”の類義語・違い:「似ている・同じ」を意味する単語”same / alike”

 
コダック
せっかく”similar”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ類義語も一緒に覚えてしまいましょう!

例えば”same”や”alike”なども「似ている、同じ」を意味する代表的な単語ですよ!

 

”similar”の類義語
⇒「似ている・同じ」の意味を持つ単語”same / alike”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現にニュアンスの違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては以下のような感じです!

similar ⇒「多くの共通点を持つ」=(完全ではないが)似ている
same ⇒「寸分たがわず一致する」=(100%)全く同じ
alike ⇒「見た目や様子がそっくり」=(主に補語として)互いによく似て

 
う~ん…文字だけだとニュアンスの差がちょっとややこしいかも…
 
コダック
確かに、これだけ言われても分かりづらいかもしれませんね(汗)
それぞれのイメージを、実際の例文を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”similar / same / alike”のイメージの違い

similar cars
「(メーカーや車種は違うが、形や性能が)似ている車」
⇒ 共通する特徴がたくさんあるイメージ

the same car
「(同一の所有物、あるいは全く同一モデルの)同じ車」
⇒ 重なり合うように100%完全に一致するイメージ(※sameの前には通常theがつきます)

The two brothers look alike.
「その二人の兄弟は見た目がそっくりだ。」
⇒ 外見や様子がパッと見で非常によく似ているイメージ。
(※alikeは主に名詞の前に置けず、look alikeなどの形で後ろから説明する時に使います)

 

”similar”の文法・語法:絶対に外せない定番フレーズと派生語ルール

 
コダック
”similar”を使う上で、試験や日常会話でも絶対に落とせない超重要ルールと、一緒に覚えたい仲間(派生語)を解説します!

 

1. 最重要フレーズ! “be similar to 〜” の仕組み

「〜と似ている」と言うとき、日本語の「〜と(with)」につられて ✕ be similar with としてしまうミスが多発します。
正しくは前置詞 **「to」** を使って **“be similar to 〜”** と表現します。
この「to」は「〜に対して(向き合う矢印)」のイメージ。ある対象に視線を向けたときに「それと同じ方向(性質)を向いている、対比している」という感覚からtoが使われます。

【例文】
・Your problems are similar to mine.
(あなたの抱えている問題は、私のものと似ている。)

2. 名詞形 ”similarity” は「類似性・共通点」!

similarの名詞形は **”similarity(シミラリティ)”** です。「類似性」という抽象的な意味(不可算名詞)だけでなく、「共通点」という意味で使う場合は **可算名詞(数えられる名詞)** になるため、複数の共通点がある場合は **“similarities”** と複数形になります!

【例文】
・There are many similarities between the two cultures.
(その2つの文化の間には多くの共通点がある。)

3. 副詞形 ”similarly” は「同様に」!

文と文を繋いだり、同じような行動を表すときに便利な副詞形が **”similarly(シミララリー)”** です。「同じように」「同様に」という意味で、文頭などでよく使われます。

【例文】
・The first experiment failed. Similarly, the second one was not successful.
(最初の実験は失敗した。同様に、2回目の実験も成功しなかった。)

 

”similar”の語源は中世ラテン語「similāris」 意味は「〜のような、似ている」

 

”similar”の語源についても、深く確認していきましょう。

”similar”の語源は中世ラテン語の「similāris」”です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”similar”の起源について、下記の記載があります。

Origin
First recorded in 1605–15; earlier similary, from French similaire or directly from Medieval Latin similāris, equivalent to Latin simili(s) “like, similar” (akin to simul “together”; cf. simplex) + -āris -ar

日本語訳:1605〜15年に初めて記録された。それ以前はsimilary。フランス語のsimilaire、または中世ラテン語のsimilāris(ラテン語simili(s)「〜のような、似ている」[simul「一緒に」と同系]に接尾辞-āris[-ar]が結合したもの)から直接由来。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”similar”はラテン語の「〜のような(simili)」や「一緒に(simul)」という『一つに集まって同じ状態であること』から発祥していることが分かりますね。

 

”similar”の語源(起源~発祥まで)
● ラテン語:simul(一緒に、同時に)/ simili(s)(〜のような)

● 中世ラテン語:similāris(似ている性質を持つもの)

● フランス語:similaire(似ている)を経由、あるいは直接英語の「similar」へ

 

 

 
コダック
全体の流れとしては上記のような感じです!

ちなみに「simil-」という語根は、「(別々のものが)同じ場所に一緒に集まっている」というニュアンスから「同じ」という意味に発展しました。

 

 

構成パーツで覚える”similar” :「simil-」+「-ar」

 

ここからは構成パーツ(語源パーツ)の面から”similar”をさらに深く紐解いていきましょう。

”similar”の構成パーツは「simil-(同じ・同時に)」+「-ar(〜の性質の)」の2つのパーツです。

 

それぞれのパーツを持つ、他の英単語も一緒に見ていくと記憶に残りやすいですよ!

”simil-”は「同じ、同時に」を意味するパーツ

”simil-”は「同じ、同時に」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えば”simultaneous”という単語は「simul-(同時に)」+「-taneous(〜の性質の)」のパーツで構成されており、

全く同じタイミングで行われる(=「同時の、同時に起こる」)を表しています。

 

その他に、以下のような単語も「simil-」の仲間です。

  • assimilate(同化する・吸収する)※自分と同じ(simil)状態に取り込むこと
  • simile(直喩・明喩)※「〜のようだ」と同じ性質のものを引き合いに出す表現技法

 

”-ar”は「〜の性質の、〜のような」を意味するパーツ

”-ar”は「〜の性質の、〜のような」を意味するパーツ(接尾辞)です。主に名詞を形容詞化するときに使われます。

 

 
コダック
例えば”familiar”という単語は「family(家族)」+「-ar(〜の性質の)」のパーツで構成されており、

まるで家族のように親しい状態(=「よく知られた、親しい」)を表しています。

 

その他の”-ar”を使用する代表的な単語についても、下記で紹介します。

  • solar(太陽の性質の = 太陽の)
  • polar(極地の性質の = 極地の)
  • circular(円の性質の = 円形の)

 

”similar”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

最後に、”similar”の意味と覚え方についてのまとめです。

”similar”の構成パーツ
「simil-(同じ・同時に)」+「-ar(〜の性質の)」
⇒ コアイメージは「同じような性質を持つ」
⇒ 意味は「似ている」「同様の・同類の」(完全に同じsameとは異なる)

語法・文法のポイント
⇒ 「〜と似ている」は必ず前置詞toを使って “be similar to 〜” とする(withはNG)。
⇒ 名詞形 “similarity” が「共通点」の意味で使われる時は複数形(similarities)になる。
⇒ 副詞形 “similarly” は「同様に」という意味で文頭などで活躍する。

 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」