【語源も分かる】英単語「income」の意味・使い方と類義語(revenue/salary)との違い!語源も徹底解説

 
コダック
今日の英語表現は”income”

「in-(中に)」+「come(来る)」の2つのパーツで構成されている単語です。

「中に入ってくる」がコアイメージで、“income“=「収入、所得」「定期的な稼ぎ」の意味を持ちますよ!

 

”income”の意味と使い方 コアイメージは「中に入ってくる」

 

”income(発音:ínkʌm / インカム)”は「収入、所得」「定期的な稼ぎ」の意味を持つ名詞です。

「in-(中に)」+「come(来る)」の2つのパーツで構成されている単語で、「中に入ってくる」がコアイメージです。

 

 
コダック
働いたり資産を運用したりした結果、自分のお財布や銀行口座の「中に(in-)」「入ってくる(come)」お金のことや、

定期的にお金が自分の元へやってくる(=「入ってくるもの」)こと=”income”なわけですね!

 

”income”は「労働や投資によって定期的に得られるお金」というイメージが強いです。

 

 
定期的なお金のこと??
 
コダック
例えば毎月もらうお給料や、アパート経営の家賃収入などを想像してみると分かりやすいですよ!
「毎月、または毎年継続して入ってくるお金」がincomeなんです。

 

逆に、会社の全体の売上そのものや、突発的なお小遣いなどには後述する別の単語を使用します。

例文

・His net monthly income is 300,000 yen.
(彼の月々の手取り収入は30万円だ。)

・The tax is levied on individual income.
(その税金は個人の所得に課される。)

・They have a combined income of over $100,000 a year.
(彼らは世帯合算で年間10万ドル以上の収入がある。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

【実践編】”income”の頻出フレーズと語法・文法

 

ここでは、日常会話やビジネス、TOEICなどの試験でもよく見かける”income”の頻出フレーズや文法の注意点をご紹介します。

 

1. “income”の頻出フレーズ

よく使われるフレーズ

a source of income:収入源
「Tourism is a major source of income for this country.」
(観光業はこの国の主要な収入源だ。)

high / low income:高所得 / 低所得
「low-income families」(低所得世帯)

fixed income:固定収入、年金など
「He lives on a fixed income.」
(彼は固定収入(年金など)で生活している。)

passive income:不労所得(投資や家賃収入など)

 

2. 【文法】不可算名詞?可算名詞?

”income”は基本的にお金全体を指すため「不可算名詞(数えられない名詞)」として扱われますが、注意点があります。

 
コダック
「個別の収入源」や「複数の人々のそれぞれの所得」を指す場合は、incomesと複数形になることもあるんです!
文脈によって使い分けられるようにしておきましょう!

 

”income”の類義語①:「収入・お金」を意味する”revenue/earnings”との違い

 
コダック
せっかく”income”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいましょう!

ビジネス英語でよく出る”revenue”や”earnings”との違いを整理します!

 

”income”の類義語
⇒「収入・利益」の意味を持つ単語”revenue / earnings”

 

 
どれも「お金が入ってくる」イメージだけど、どう使い分けるの?

 

 
コダック

イメージの違いとしては

income ⇒「個人や企業の『純利益・所得』」=経費を引いた後の手取り
revenue ⇒「国や企業の『総収入』」=経費を引く前の全体の売上・歳入
earnings ⇒「労働や業務で『稼いだお金』」=努力して得た報酬・企業の利益

といった感じです!実際の例文で見るとわかりやすいですよ。

 

例文で見る!”income / revenue / earnings”のイメージの違い

income tax
「所得税」
⇒ 個人の給料や、会社のさまざまな経費を差し引いた後の「純粋な利益(所得)」にかかる税金。

annual revenue of the state
「国の歳入(年間の総収入)」
⇒ 税金などで国に入ってくる、経費を引く前の「入ってくるお金全体」のイメージ。企業の売上高にも使われます。

export earnings
「輸出による稼ぎ(輸出所得)」
⇒ 汗を流して働いたり、商品を売ったりするビジネス行為で「能動的に稼ぎ出した」イメージ。

 

”income”の類義語②:「給与・入るお金」を意味する”salary/wage”との違い

 
コダック
「労働によって得られるお金」に関連する表現も整理しておきましょう!

 

”income”の関連語
⇒「給与」の意味を持つ単語”salary / wage”

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

income ⇒「給与だけでなく投資なども含めた」=入るお金の総称
salary ⇒「月給や年俸など」=固定の定期給与(オフィスワーク等)
wage ⇒「時給や日給など」=労働時間に応じて支払われるお金

といったイメージです。

 

例文で見る!”income / salary / wage”のイメージの違い

He has a large income.
「彼は収入が多い。」
⇒ 給料だけに限らず、株の配当や家賃収入など、自分の元へ入ってくるお金の総額を指す。

a monthly salary
「月給」
⇒ 毎月決まった額が口座に振り込まれる、ホワイトカラー(会社員)の安定した固定給のイメージ。

hourly wages (the minimum wage)
「時給(最低賃金)」
⇒ アルバイトや工場など、働いた時間や量に対して直接計算されて支払われる賃金。

 

”income”の語源は中期英語 意味は「文字通り『中に入ってきたもの』」

 

”income”の語源についても、確認していきましょう。

”income”の語源は中期英語の「incomen」です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”income”の起源について、下記の記載があります。

Origin of income
First recorded in 1250–1300; Middle English: literally, “that which has come in,” noun use of incomen (past participle of incomen “to come in”), Old English incuman; see in, come

日本語訳:1250〜1300年に初めて記録された。中期英語で、文字通りには「中に入ってきたもの(that which has come in)」。incomen(「中に入る」を意味するincomenの過去分詞)の名詞的用法。古期英語のincumanに由来。inとcomeを参照。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”income”は13世紀末〜14世紀頃から存在し、もともとは現在の「収入」という意味だけでなく、文字通り「中に入ってきたもの(人や事象)」そのものを表していた模様です。

 

”income”の語源(起源~発祥まで)
●古期英語「incuman(中に入る)」

●中期英語「incomen(中に入ってきたもの)」

●現代英語「income(お財布や口座に定期的に『入ってくるお金=収入』)」

 

 
コダック
流れとしては上記の感じなわけですね!

昔から「中に入ってくる」というコアイメージのまま、現代ではお財布に入る「お金」の意味として定着したわけです。

 

構成パーツで覚える”income” 「in-」+「come」

 

ここからは構成パーツの面から”income”について覚えていきましょう。

”income”の構成パーツは「in-(内に・中へ)」+「come(来る)」の2つのパーツです。

 

各パーツについて詳しく紹介していきます。

“in-“は「内に・中へ」を意味するパーツ

”in-”は「内に・中へ」を意味するパーツ(接頭辞)です。

 

 
コダック
例えば”insight”という単語は「in-(中に)」+「sight(見る・視力)」の2パーツで構成されており、

物事の内部を見抜くこと(=「洞察力」)を表しています。

 

その他に input(入力する)や、inborn(生まれつきの・内に生まれた)等も”in-”を使用する単語です。

 

”come”は「来る」を意味するパーツ

”come”は単体でも使われますが、「来る」という基本動作を意味するパーツ(語根)でもあります。

 

 
コダック
例えば”outcome”という単語は「out(外に)」+「come(来る)」の2パーツで構成されており、

外に出てきた結果(=「結果・成果」)を表しています。”income”の対義語的な構造ですね!

 

その他の”come”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。

・overcome(乗り越える・やって来るのを覆いかぶさって打ち勝つ)
・welcome(ようこそ歓迎する)

 

”income”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”income”の意味と使い方・覚え方についてのまとめです。

【incomeのまとめ】
● ”income”は「in-(内に・中へ)」+「come(来る)」の2パーツで構成されている単語。
● コアイメージは「中に入ってくる」。
● 意味は「収入、所得」「定期的な稼ぎ」。

【語法・文法・関連語のポイント】
● 関連語との違い:
income:経費などを引いた個人の「純利益・所得」
revenue:経費を引く前の企業や国の「総売上・歳入」
salary:オフィスワークなどの「月給・固定給」
● 文法:基本的にお金全体を指す不可算名詞ですが、「複数の収入源」や「個々の所得」を指す場合は可算名詞(incomes)にもなります。

 
 
コダック
当サイトでは英語表現について、このように語源、語法・文法、覚え方の面から解説を行っています。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」