【語源も分かる】前置詞「from」の意味・使い方・コアイメージ!ofとの違いや語源も徹底解説

 
コダック
今日の英語表現は前置詞の”from”

語源的なルーツである古代の言葉から紐解くと、この単語の本質が見えてきます。

起点(そこから離れて前へ)がコアイメージで、“from“=「〜から(場所・時間の起点)」「〜に由来して(原因・理由)」の意味を持ちますよ!

 

”from”の意味と使い方 コアイメージは「起点+分離」

 

”from(発音:frəm/フロム【前置詞】)”は「〜から(出発点・開始点)」「〜の出身で」「〜を原因として」の意味を持つ単語です。

日本語の「〜から」で覚えるだけでなく、「ある場所をスタート(起点)とし、そこから離れていく(分離)」という力強いコアイメージを持つことを意識しましょう。

 

 
コダック
何かがスタートする場所(=起点)を指し示し、そこからビューンと引き離されていくイメージです。

物理的な場所だけでなく、時間のスタート(=「〜から」や、感情・出来事の引き金になった原因(=「〜によって」を表すのも”from”なわけですね!

 

例文

・The train runs from Tokyo to Osaka.
(その列車は東京から大阪まで走る。)

・I am from Japan.
(私は日本の出身です[=日本を起点としてここにいる]。)

・The store is open from 9 a.m.
(その店は午前9時から開いている。[=時間の起点])

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

【重要文法】絶対に覚えておきたい ”from” の頻出フレーズ3選

 

”from” は非常に多くの熟語や構文を作りますが、テストや英会話で特に重要な3つの使い方を厳選しました!
すべて「起点」と「分離(引き離す)」のイメージでスッキリ理解できます。

 

1. prevent A from doing:「Aが〜するのを妨げる」

「prevent(防ぐ)」や「stop(止める)」などの動詞と組み合わせて使われます。

 

 
コダック
「doing(〜すること)」という状態から、Aさんを「引き離して(from)」「遠ざける」から、結果的に「阻止する・妨げる」という意味になるんです!コアイメージで繋がっていますね!

 

● The heavy rain prevented us from going out.
(大雨のせいで、私たちは外出できなかった。 / 直訳:大雨が、私たちが外出することから引き離した。)

 

2. be made from:「〜から作られる(化学変化)」

材料を表す際、”be made of” と ”be made from” の識別は超頻出です!

 

 
コダック

be made from ⇒「化学変化」=元の材料から遠く離れて、見た目では素材が分からない
be made of ⇒「物理変化」=見た瞬間に素材が分かる(素材の性質をそのまま持っている)

 

● Wine is made from grapes.
(ワインはブドウから作られる。)
⇒ 液体になっており、元のブドウ(起点)の形から遠く離れているため from!

● This desk is made of wood.
(この机は木でできている。)
⇒ 見た目で木だと分かる(木という素材に属している)ため of!

 

3. suffer from:「〜で苦しむ(原因)」

「〜から」という意味は、病気や疲れの「原因」を引っ張り出すときにも使われます。

 

 
コダック
「頭痛」などのマイナスの出来事を起点として、そこから『苦しみ』が引き起こされてやってきている、という繋がりを表しています。

 

● She is suffering from a bad headache.
(彼女はひどい頭痛に苦しんでいる。)

● I’m tired from walking.
(歩いたせいで[原因で]疲れたよ。)

 

”from / of / out of” の違い(類似表現の使い分け)

 

せっかく”from”を覚えるのであれば、日本語訳が似ていて迷いやすい「of」や「out of」も一緒に整理してしまいましょう!

 

 
コダック

イメージの違いとしては

from ⇒「起点からの分離」=ある場所から遠く離れていく
of ⇒「所属・分離」=もともと一部だったもの、またはそこからポロッと剥がれる
out of ⇒「中から外へ」=容器や建物などの立体的な『中』から外へ出る

 

例文で見る!”from / of / out of”の違い

● Take an apple from the table.
「テーブルからリンゴを取って」
⇒ テーブルを起点として、リンゴを離すイメージ。

● A member of the team.
「チーム一員」
⇒ チームという集団に「所属」しているイメージ。

● He walked out of the room.
「彼は部屋から出て行った」
⇒ 部屋という立体的な空間の「中(in)から外(out)」へ飛び出すイメージ。

 

”from”の語源は「前へ、〜から」 意味は「前進しつつ離れる」

 

”from”の語源についても、確認していきましょう。
”from”の語源的なルーツは「前へ進む、〜から離れる」です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”from”の起源について、下記の記載があります。

Origin of from
First recorded before 950; Middle English, Old English, variant of fram “from, forward”; cognate with Gothic fram, Old Norse frā, fram

日本語訳:950年より前に最初に記録された。中期英語、古期英語の語彙であり、「〜から、前方へ」を意味する fram の異体字。ゴート語の fram、古ノルド語の frā や fram と同系である。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”from”は古くから「単に離れる」だけでなく「前方へ(forward)」というニュアンスを持つ言葉から発祥している模様です。

 

”from”の語源(起源~発祥まで)
● 古期英語・中期英語の「fram」(意味:〜から、前方へ)

● ゴート語や古ノルド語の同系表現(frā, fram)と繋がりつつ発展

● 現代英語の「from」(ある起点から離れて、前方の目的地へ向かうイメージ)

 

 
コダック
単にその場に立ち止まって離れるのではなく、「ここからスタートして前(forward)に進むぞ!」という前向きなエネルギーが、大昔の語源には込められていたわけですね!

 

”from”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、前置詞”from”の意味と使い方・覚え方についてのまとめです。

【fromのまとめ】
● ”from”はすべての移動や変化のスタート地点を示す前置詞。
● コアイメージは「起点」とそこからの「分離」
● 意味は「〜から(場所・時間)」「〜の出身で」「〜に由来して(原因)」。

【語法・文法の超重要ポイント】
prevent A from doing(Aを引き離して阻止する)や be made from(原形をとどめない化学変化)、suffer from(病気・苦しみの原因)など、核心のニュアンスはすべて『起点・分離』で説明できる!

 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」