「ex-(外に、完全に)」+「act(行う)」+「-ly(〜の状態で)」の3つのパーツで構成されている単語です。
「余計なものを削ぎ落とし、限界まで厳密に整えられた状態」がコアイメージで、“exactly”=「正確に、ちょうど、完全に」「まさに、その通り」の意味を持ちますよ!
”exactly”の意味とコアイメージ|「誤差が一切ない完璧な一致」
”exactly(発音:igzǽktli / イグザクトリー【副詞】)”は「正確に、ちょうど、完全に」「まさに、その通り」の意味を持つ単語です。
この単語の根底には、「誤差や曖昧さが一切ない」という非常に強いニュアンスがあります。
このように”exactly”で表現するものは、「数量、時間、事実などが寸分違わずぴったりであること」がほとんどです。
逆に、「だいたい・およそ」といった大雑把な目安を表すときには、後述する”about”や”approximately”を使用します。
”exactly”の4つの使い方・頻出フレーズ(語法・文法解説)

”exactly”は日常会話からビジネスまで頻出する副詞ですが、使い方は主に以下の4つのパターンに分かれます。それぞれの使い方を例文と一緒にマスターしましょう!
① 時間や数値を修飾する「ちょうど、きっかり」
時間、数量、金額などの前に置いて、「誤差なくぴったり」であることを強調します。
例文
・It’s exactly 10 o’clock.
(ちょうど10時ぴったりです。)
・The repair will take exactly three weeks.
(修理にはきっかり3週間かかります。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
② 状態や事実が「完全に、まさに」一致する
「exactly the same(全く同じ)」や「exactly what…(まさに〜なこと)」のように、物事の本質や見た目が100%合致していることを表します。
例文
・That is exactly what I wanted to say.
(それこそがまさに私の言いたかったことです。)
・Your new shoes look exactly the same as mine.
(あなたの新しい靴は、私のと全く同じに見えます。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
③ 疑問詞を強調する「一体全体、正確には」
What, Where, How などの疑問詞の直後に “exactly” を置くことで、「(曖昧に濁さず)具体的に・正確にはどうなのか」を問い詰める、あるいは詳しく聞き出すニュアンスになります。
例文
・What exactly do you mean by that?
(それって正確にはどういう意味ですか?)
・Where exactly did you lose your wallet?
(一体正確にはどこでお財布をなくしたのですか?)
④ 相槌(あいづち)として単体で使う「まさにその通り!」
相手の発言に対して、100%同意するときの定番フレーズです。「君の指摘は寸分違わず正しい!」という強い肯定のニュアンスになります。
例文
・”So we need to change the plan?” “Exactly.”
(「じゃあ計画を変更しなきゃいけないってこと?」「その通り。」)
・”It’s hard to learn a new language.” “Exactly!”
(「新しい言語を学ぶのって大変だよね。」「ホントその通り!」)
”exactly”の語源と歴史|1525–35年に初記録

”exactly”の語源についても、確認していきましょう。
”exactly”の語源は、「exact(形容詞)」に副詞を作る接尾辞「-ly」がついたものです。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”exactly”の起源について、下記の記載があります。
Origin of exactly
First recorded in 1525–35; exact + -ly日本語訳:1525〜1535年に初めて記録された。exact(正確な)+ -ly(〜の状態で)。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からわかるように、”exactly”は16世紀前半に形容詞から発展して成立しました。
● ラテン語:exigere(追い立てる、要求する、測定する)
↓
● 形容詞:exact(余計なものを出し切った、正確な)が英語に定着
↓
● 1525-35年頃、副詞の語尾「-ly」が結合して「exactly」へと発展
構成パーツで覚える”exactly” 「ex-」+「act」+「-ly」

ここからは、単語を構成パーツ(語源)に分解して覚えていきましょう。
”exactly”の構成パーツは、「ex-(外に、完全に)」+「act(行う、駆動する)」+「-ly(〜の状態で)」の3つのパーツです。
“ex-“は「外に、完全に」を意味するパーツ
”ex-”は「外に、完全に」を意味する接頭辞です。
その他に、以下のような身近な単語にも “ex-” が使われていますよ!
- export(外へ運ぶ = 輸出する)
- exclude(外に閉め出す = 除外する)
”act”は「駆動する、行う」を意味するパーツ
”act”は「駆動する、行う、追い立てる」を意味する語根(単語の核となるパーツ)です。
”act”を使用する他の単語もセットで覚えると効率的です!
- actor(演じる人 = 俳優)
- react(後ろへ向けて行う = 反応する)
- activate(活動的にさせる = 起動する)
” -ly”は「〜の状態で」を意味するパーツ
”-ly”は主に形容詞にくっついて、「〜の状態で」という副詞を作る接尾辞(後ろにつくパーツ)です。
他にも、以下のような副詞でおなじみの単語に使われています。
- quickly(素早く)
- finally(ついに、最終的に)
【類義語の使い分け】exactly / precisely / perfectly のニュアンスの違い

例えば”precisely”や”perfectly”なども「正確に・完璧に」と訳されますが、イメージが少し異なります。
コアイメージの違いとしては、以下のような感じです!
exactly ⇒「事実や数量が完全に一致する」=事実との合致・ズレなし
precisely ⇒「細部まで厳密に測定されている」=定義や時間の厳密さ
perfectly ⇒「欠点が一切なく100%満たされている」=完全無欠・非の打ち所がない
● exactly
「They look exactly alike.」
⇒(双子のように)見分けがつかないほど完全に一致して似ているイメージ
● precisely
「The train arrived at 2:15 precisely.」
⇒2時15分「きっかり」という、データや時計の針の厳密さを指すイメージ
● perfectly
「I understand it perfectly.」
⇒疑問点が1つも残っていないほど、100%完璧に理解しているイメージ
【相槌の使い分け】Exactly / Absolutely / Totally のニュアンスの違い

それぞれのニュアンスの違いはこちら!
Exactly! ⇒「あなたの指摘は寸分違わず正しい」=論理的な正解への同意
Absolutely! ⇒「何があっても100%全面的に賛成だ」=強い主観的な肯定・承諾
Totally! ⇒「あなたの意見に完全に共感するよ」=カジュアルな同調・共感
● Exactly!
「”So we need to change the plan?” “Exactly.”」
⇒「じゃあ計画を変更しなきゃいけないってこと?」「その通り(核心を突いている)」というイメージ
● Absolutely!
「”Can you help me tomorrow?” “Absolutely!”」
⇒「明日手伝ってくれる?」「もちろん!当然さ!」という強い意思表示のイメージ
● Totally!
「”That movie was regular awesome.” “Totally!”」
⇒「あの映画マジで最高だったね」「それな!本当に!」というフランクな共感のイメージ
”exactly”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”exactly”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「余計なものを削ぎ落とし、完全に一致した状態」
⇒”exactly”=「正確に、ちょうど、完全に」「まさに、その通り」の意味
●語法・文法のポイント ⇒ 数値の修飾、疑問詞の強調、100%同意の相槌など、様々な場面で活躍する非常に便利な副詞です。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!