【語源も分かる】英単語 exactly の意味と使い方・4つの頻出パターンを解説【類義語・相槌の使い分けも紹介】

 
コダック
今日の英語表現は”exactly”

「ex-(外に、完全に)」+「act(行う)」+「-ly(〜の状態で)」の3つのパーツで構成されている単語です。

「余計なものを削ぎ落とし、限界まで厳密に整えられた状態」がコアイメージで、“exactly”=「正確に、ちょうど、完全に」「まさに、その通り」の意味を持ちますよ!

 

”exactly”の意味とコアイメージ|「誤差が一切ない完璧な一致」

 

”exactly(発音:igzǽktli / イグザクトリー【副詞】)”は「正確に、ちょうど、完全に」「まさに、その通り」の意味を持つ単語です。

この単語の根底には、「誤差や曖昧さが一切ない」という非常に強いニュアンスがあります。

 

 
コダック
語源の元の意味は「限界まで外に絞り出す(ex- + act)」こと。そこから、余計なものを徹底的に削ぎ落として、寸分の狂いもなくきっちり仕上げた状態(=「正確に・ちょうど」)を表すようになりました。だから、会話の中で相手の意見に対して100%同意するとき(=「まさに、その通り!」)にも使われるわけですね!

 

 
読者
「誤差が一切ない」って、具体的にはどんな場面で使うの??
 
コダック
例えば、指定された時間ぴったりに到着することや、計算の答えが1の位まで完璧に一致している状態を想像してみると分かりやすいですよ!

 

このように”exactly”で表現するものは、「数量、時間、事実などが寸分違わずぴったりであること」がほとんどです。

逆に、「だいたい・およそ」といった大雑把な目安を表すときには、後述する”about”や”approximately”を使用します。

 

”exactly”の4つの使い方・頻出フレーズ(語法・文法解説)

 

”exactly”は日常会話からビジネスまで頻出する副詞ですが、使い方は主に以下の4つのパターンに分かれます。それぞれの使い方を例文と一緒にマスターしましょう!

 

① 時間や数値を修飾する「ちょうど、きっかり」

時間、数量、金額などの前に置いて、「誤差なくぴったり」であることを強調します。

例文

・It’s exactly 10 o’clock.
(ちょうど10時ぴったりです。)
・The repair will take exactly three weeks.
(修理にはきっかり3週間かかります。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

② 状態や事実が「完全に、まさに」一致する

「exactly the same(全く同じ)」や「exactly what…(まさに〜なこと)」のように、物事の本質や見た目が100%合致していることを表します。

例文

・That is exactly what I wanted to say.
(それこそがまさに私の言いたかったことです。)
・Your new shoes look exactly the same as mine.
(あなたの新しい靴は、私のと全く同じに見えます。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

③ 疑問詞を強調する「一体全体、正確には」

What, Where, How などの疑問詞の直後に “exactly” を置くことで、「(曖昧に濁さず)具体的に・正確にはどうなのか」を問い詰める、あるいは詳しく聞き出すニュアンスになります。

例文

・What exactly do you mean by that?
(それって正確にはどういう意味ですか?)
・Where exactly did you lose your wallet?
(一体正確にはどこでお財布をなくしたのですか?)

 

④ 相槌(あいづち)として単体で使う「まさにその通り!」

相手の発言に対して、100%同意するときの定番フレーズです。「君の指摘は寸分違わず正しい!」という強い肯定のニュアンスになります。

例文

・”So we need to change the plan?” “Exactly.”
(「じゃあ計画を変更しなきゃいけないってこと?」「その通り。」)
・”It’s hard to learn a new language.” “Exactly!”
(「新しい言語を学ぶのって大変だよね。」「ホントその通り!」)

 

”exactly”の語源と歴史|1525–35年に初記録

 

”exactly”の語源についても、確認していきましょう。

”exactly”の語源は、「exact(形容詞)」に副詞を作る接尾辞「-ly」がついたものです。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”exactly”の起源について、下記の記載があります。

Origin of exactly
First recorded in 1525–35; exact + -ly

日本語訳:1525〜1535年に初めて記録された。exact(正確な)+ -ly(〜の状態で)。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からわかるように、”exactly”は16世紀前半に形容詞から発展して成立しました。

 

”exactly”の語源(起源~発祥まで)
● ラテン語:exigere(追い立てる、要求する、測定する)

● 形容詞:exact(余計なものを出し切った、正確な)が英語に定着

● 1525-35年頃、副詞の語尾「-ly」が結合して「exactly」へと発展

 

 
コダック
ベースとなる形容詞の「exact」自体、ラテン語の「限界まで外(ex-)へと追い立てる(act)」という激しい意味から、「一切の妥協なくきっちり量られた」という意味に変化した歴史を持っています。だから現代でも「正確」という意味で使われているわけですね!

 

構成パーツで覚える”exactly” 「ex-」+「act」+「-ly」

 

ここからは、単語を構成パーツ(語源)に分解して覚えていきましょう。
”exactly”の構成パーツは、「ex-(外に、完全に)」+「act(行う、駆動する)」+「-ly(〜の状態で)」の3つのパーツです。

 

“ex-“は「外に、完全に」を意味するパーツ

”ex-”は「外に、完全に」を意味する接頭辞です。

 

 
コダック
例えば”exit”という単語は「ex-(外に)」+「it(行く)」のパーツで構成されており、外へ行く場所(=「出口」)を表しています。

 

その他に、以下のような身近な単語にも “ex-” が使われていますよ!

  • export(外へ運ぶ = 輸出する)
  • exclude(外に閉め出す = 除外する)

 

”act”は「駆動する、行う」を意味するパーツ

”act”は「駆動する、行う、追い立てる」を意味する語根(単語の核となるパーツ)です。

 

 
コダック
例えば”action”という単語は「act(行う)」+「-ion(こと・名詞にするパーツ)」のパーツで構成されており、実際に体を動かして行うこと(=「行動・活動」)を表しています。

 

”act”を使用する他の単語もセットで覚えると効率的です!

  • actor(演じる人 = 俳優)
  • react(後ろへ向けて行う = 反応する)
  • activate(活動的にさせる = 起動する)

 

” -ly”は「〜の状態で」を意味するパーツ

”-ly”は主に形容詞にくっついて、「〜の状態で」という副詞を作る接尾辞(後ろにつくパーツ)です。

 

 
コダック
例えば”slowly”という単語は「slow(遅い)」+「-ly(〜の状態で)」のパーツで構成されており、遅い状態で行う様子(=「ゆっくりと」)を表しています。

 

他にも、以下のような副詞でおなじみの単語に使われています。

  • quickly(素早く)
  • finally(ついに、最終的に)

 

【類義語の使い分け】exactly / precisely / perfectly のニュアンスの違い

 

 
コダック
せっかく”exactly”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ類義語も一緒に覚えてしまいましょう!
例えば”precisely”や”perfectly”なども「正確に・完璧に」と訳されますが、イメージが少し異なります。

 

”exactly”の類義語 ⇒ 「正確に」の意味を持つ単語”precisely / perfectly”

 

 
読者
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

コアイメージの違いとしては、以下のような感じです!

exactly ⇒「事実や数量が完全に一致する」=事実との合致・ズレなし
precisely ⇒「細部まで厳密に測定されている」=定義や時間の厳密さ
perfectly ⇒「欠点が一切なく100%満たされている」=完全無欠・非の打ち所がない

 

例文で見る!”exactly / precisely / perfectly”のイメージの違い

exactly
「They look exactly alike.」
⇒(双子のように)見分けがつかないほど完全に一致して似ているイメージ

precisely
「The train arrived at 2:15 precisely.」
⇒2時15分「きっかり」という、データや時計の針の厳密さを指すイメージ

perfectly
「I understand it perfectly.」
⇒疑問点が1つも残っていないほど、100%完璧に理解しているイメージ

 

【相槌の使い分け】Exactly / Absolutely / Totally のニュアンスの違い

 

 
コダック
さらに、”exactly”の持つ「その通り!」という相槌(同意)の表現についても、よく使われる類義語をセットで押さえましょう!

 

”exactly”の類義語 ⇒ 「その通り」の意味を持つ単語”Absolutely / Totally”

 

 
コダック

それぞれのニュアンスの違いはこちら!

Exactly! ⇒「あなたの指摘は寸分違わず正しい」=論理的な正解への同意
Absolutely! ⇒「何があっても100%全面的に賛成だ」=強い主観的な肯定・承諾
Totally! ⇒「あなたの意見に完全に共感するよ」=カジュアルな同調・共感

 

例文で見る!”Exactly / Absolutely / Totally”のイメージの違い

Exactly!
「”So we need to change the plan?” “Exactly.”」
⇒「じゃあ計画を変更しなきゃいけないってこと?」「その通り(核心を突いている)」というイメージ

Absolutely!
「”Can you help me tomorrow?” “Absolutely!”」
⇒「明日手伝ってくれる?」「もちろん!当然さ!」という強い意思表示のイメージ

Totally!
「”That movie was regular awesome.” “Totally!”」
⇒「あの映画マジで最高だったね」「それな!本当に!」というフランクな共感のイメージ

 

”exactly”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”exactly”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”exactly”は「ex-(外に、完全に)」+「act(行う)」+「-ly(〜の状態で)」の3パーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「余計なものを削ぎ落とし、完全に一致した状態」
⇒”exactly”=「正確に、ちょうど、完全に」「まさに、その通り」の意味
●語法・文法のポイント ⇒ 数値の修飾、疑問詞の強調、100%同意の相槌など、様々な場面で活躍する非常に便利な副詞です。

 

 
コダック
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【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

 

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」