【語源も分かる】英単語「fluctuate」の意味と使い方・覚え方・文法解説【flu-(流れる)+-uate(~にする)=ゆらゆらと絶え間なく揺れ動く】

 
コダック
今日の英語表現は”fluctuate”

「flu-(流れる)」+「-uate(~にする)」のパーツで構成されている単語です。

ゆらゆらと絶え間なく揺れ動くがコアイメージで、“fluctuate“=「変動する」「上下する」の意味を持ちますよ!

 

”fluctuate”の意味とコアイメージ|「ゆらゆらと絶え間なく揺れ動く」

 

”fluctuate(発音:flʌ́ktʃuèit/フラクチュエイト【動詞】)”は「変動する」「(価格や数値が)上下する」の意味を持つ単語です。

「flu-(流れる)」+「-uate(~にする)」のパーツで構成されている単語で、「ゆらゆらと絶え間なく揺れ動く」がコアイメージです。

 

 
コダック
水や液体が一定にとどまらず、あっちへ流れたり(flu-)こっちへ流れたりして、波のように常にゆらゆらしている状態にすること。

そこから、気温や価格などが一定に安定せず「高度に上がったり下がったりを繰り返す」のが”fluctuate”の本来のニュアンスです!

 

”fluctuate”は「波のように定まらない」というイメージが非常に強い単語です。

 

 
波のように定まらないって、具体的にどんなものに使われるの?
 
コダック
例えば、日々の「ガソリンの価格」や「為替レート」、あるいは「毎日の気温の折れ線グラフ」を想像してみると分かりやすいですよ!
上がったと思ったら下がり、下がったと思ったらまた上がる……そんな予測のつかない動きに対して使われます。

このように”fluctuate”で表現するものは、「数値や価格、あるいは感情などが上がったり下がったりを繰り返すこと」が多いです。

 

 

逆に、ただ単に変化することや、一方向に増減することなどは後述する”change”や”vary”を使用します。

 

”fluctuate”の使い方と頻出フレーズ・文法解説

 

 
コダック
ここからは、”fluctuate”を実際の英文で正しく使うための文法や、一緒に使われやすい頻出フレーズについて解説します!
ここを抑えるだけで、一気に英語の表現力がアップしますよ!

 

文法のポイント:基本は「自動詞」として使う

”fluctuate”は原則として「自動詞(目的語をとらない動詞)」として使われます。
つまり、「〜を変動させる」ではなく、**「(主語自体が)変動する」**という意味で単体、または前置詞を伴って使われるのが基本です。

また、名詞形は fluctuation(変動・上下) になります。TOEICやビジネス英語では「market fluctuations(市場の変動)」のような形でよく登場するのでセットで覚えておきましょう!

 

一緒に覚えたい!相性の良い「前置詞」と頻出パターン

”fluctuate”は後ろに特定の「前置詞」を伴って、具体的な範囲や原因を表すことが多いです。以下の3つの型は日常会話やビジネスでも頻出です。

① fluctuate between A and B(AとBの間で変動する)
⇒ 最もよく使われる表現です。数値の上限と下限を示します。

② fluctuate from day to day / from year to year(日ごとに/年ごとに変動する)
⇒ 時間の経過とともに絶えず変化している様子を表します。

③ fluctuate with…(〜に伴って変動する、〜によって左右される)
⇒ 変動の原因(季節や需要など)を後ろに続けます。

 

変動の激しさを表す!相性の良い「副詞」

どのくらい激しく上下しているのかを強調するために、以下のような副詞がよく一緒に使われます。

  • fluctuate wildly (激しく/乱高下する)
  • fluctuate sharply (急激に変動する)
  • fluctuate constantly (絶えず変動している)

 

”fluctuate”の英語例文と日本語訳

 

 
コダック
それでは、実際の例文を見てイメージをしっかりと定着させましょう!
辞書からの引用だけでなく、日常やビジネスでそのまま使える実用的な例文も追加しました。

 

辞書・参考書の定番例文

・Oil prices fluctuate from day to day.
(油価は日によって変動する[上下する]。)
・His temperature fluctuated between 38℃ and 39℃.
(彼の体温は38度と39度の間を上下した。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

日常・ビジネスで使える追加例文

・The stock prices fluctuated wildly based on the market news.
(株価は市場のニュースによって激しく変動した。)

・Exchange rates fluctuate constantly, so it is hard to predict the best time to travel.
(為替レートは絶えず変動しているため、旅行に最適な時期を予測するのは難しい。)

・Her emotions tend to fluctuate depending on the weather.
(彼女の感情は天候によって変動しやすい[左右されやすい]。)

・The demand for electricity fluctuates with the seasons.
(電気の需要は季節に伴って変動する。)

 

「変わる・揺れる」を意味する類義語とのニュアンスの違い

 

 
コダック
せっかく”fluctuate”を覚えるなら、似た意味を持つ類義語も一緒に覚えてしまいましょう!
「変化する」系と「揺れ動く」系の2つのグループに分けて解説しますね。

 

類義語グループ①:「変わる・変化する」を意味する単語(change / vary)

”change”や”vary”も「変わる」と訳されますが、その本質的なイメージは大きく異なります。

 
コダック

イメージの違いをまとめるとこんな感じです!

fluctuate ⇒「波のように上下する」=不安定で予測できない変動
change ⇒「別の状態になる」=変化一般(最も広い意味)
vary ⇒「それぞれ異なる」=多様性や個体差による違い

 

例文で見る!”fluctuate / change / vary”のイメージの違い

fluctuate prices
「(上がったり下がったり常に揺れ動く)価格」
⇒ グラフが波打つように、落ち着きなく上下に変動するイメージ

change prices
「(一回限りの改定などで)価格を変える」
⇒ Aという状態からBという別の状態へパッと切り替わるイメージ(値上げや値下げなど)

prices vary depending on the season
「季節によって価格が異なる(様々である)」
⇒ ホテルの宿泊費のように、時期や条件によってバリエーション(幅)があるイメージ

 

類義語グループ②:「揺れる・振動する」を意味する単語(swing / oscillate)

次に、”fluctuate”が持つ「揺れ動く」というイメージに近い類義語との違いです。

 
コダック

こちらのイメージの違いは以下の通りです!

fluctuate ⇒「不規則に上下する」=予測できない数値や感情の波
swing ⇒「前後に大きく揺れる」=ブランコや、極端から極端への大きな揺れ
oscillate ⇒「規則的に往復する」=振り子や物理的な振動

 

例文で見る!”fluctuate / swing / oscillate”のイメージの違い

fluctuate
「His mood fluctuates.」
⇒ 彼の機嫌が(天気のように予測できず)良かったり悪くなったり細かく上下するイメージ

swing
「The mood of the public swung toward war.」
⇒ 世論が戦争の方へと(右から左へ、極端から極端へ)大きくガラリと傾き、揺れ動いたイメージ

oscillate
「The pendulum oscillates.」
⇒ 時計の振り子が(機械的にきっちりと規則正しく)左右に往復運動をしているイメージ

 

”fluctuate”の語源はラテン語「fluctuātus」|「波のようにうねる」

 

単語の深い理解を助けるために、語源についても確認していきましょう。
”fluctuate”の語源はラテン語「fluctuātus」です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”fluctuate”の起源について、下記の記載があります。

Origin of fluctuate
First recorded in 1625–35; from Latin fluctuātus “undulated,” past participle of fluctuāre “to flow,” equivalent to fluctu(s) “a flowing” (derivative of fluere “to flow”) + -ātus -ate

日本語訳:1625〜35年に初めて記録された。ラテン語のfluctuātus(うねった、波打った)から。これはfluctuāre(流れる)の過去分詞であり、fluctus(流れ、波:fluere「流れる」の派生語)に「-ātus(-ate:〜にする)」を組み合わせたものに相当する。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容から分かる通り、”fluctuate”は「水が流れて波打つ・うねる様子」が言葉のルーツになっています。

 

”fluctuate”の語源の歴史
● ラテン語:fluere(流れる)

● ラテン語:fluctus(流れ・波)

● ラテン語:fluctuāre(波打つ、うねる)の過去分詞「fluctuātus」が英語へ

 

 
コダック
「流れる(flu-)」という根っこのイメージがあるからこそ、液体だけでなく「状態や数値の不安定さ」を表す言葉に発展したわけですね!

 

構成パーツ(語源パーツ)で覚える”fluctuate”の覚え方

 

ここからは構成パーツの面から、”fluctuate”を絶対に忘れないように紐解いていきましょう!
”fluctuate”は、「flu-(流れる)」+「-uate(~にする)」の2つのパーツに分解できます。

 

パーツ①:”flu-“は「流れる」を意味する

”flu-”は「流れる」を意味する重要なパーツです。このパーツを含む他の有名単語を知ると、イメージがより強固になりますよ!

 
コダック
例えば”fluid”という単語は「flu-(流れる)」+「-id(ようなもの)」で構成されており、形が定まらずにサラサラと流れるもの(=「流体・液体」「流動的な」)を表しています。

 

他にも以下のような重要単語が仲間です。

  • fluent (言葉が流れるようにスムーズ = 流暢な)
  • influenza (悪い空気が体内に流れ込む = インフルエンザ、流感)

 

パーツ②:”-uate”は「~にする」を意味する(動詞化)

”-uate”は「~にする」という意味を付け足し、単語を動詞の形にするパーツ(接尾辞)です。

 
コダック
例えば”evaluate”という単語は「e-(外に)」+「value(価値)」+「-uate(~にする)」で構成されており、そのものの価値を外に引っ張り出して見えるようにする(=「評価する」)という意味になります!

 

その他の”-uate”を使用する代表的な単語も一緒に確認しておきましょう。

graduate(ステップ・等級を進める = 卒業する)
actuate(行動を起こさせる = 作動させる、促す)
evacuate(中を空にする = 避難させる)

 

”fluctuate”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

最後に、”fluctuate”の意味と覚え方について重要なポイントをまとめます。

パーツ構成:「flu-(流れる)」+「-uate(~にする)」の2パーツ
コアイメージ:「ゆらゆらと絶え間なく揺れ動く」
主な意味:予測できずに「変動する」「(価格や数値が)上下する」
文法・語法のポイント
・原則として「自動詞」として使う(例:fluctuate between A and B)
・名詞形は「fluctuation(変動)」

 

 
コダック
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【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

 

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」