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【語源も分かって、忘れない】英単語「peso」の意味と使い方・覚え方・文法解説【語源はpend-(重さを量る)】

 
コダック
今日の英語表現は”peso”

ラテン語の「重さを量る(pendere)」という動作に由来する「pēnsus(量られた)」というパーツ(過去分詞形)から発展した単語です。

「量られた重さ」がコアイメージで、“peso”=「ペソ(通貨単位)」の意味を持ちますよ!

 

”peso”の意味と使い方 コアイメージは「量られた重さ」

 

”peso(発音:péisou/ペイソ【名詞】)”は「ペソ(メキシコやフィリピンなどの通貨単位)」の意味を持つ単語です。

もともとはラテン語の「pendere(重さを量る)」から派生した「pēnsus(量られたもの)」というパーツに由来しており、スペイン語の「量られた重さ(weight)」がコアイメージです。

 

 
コダック
昔々、お金(金貨や銀貨)が使われ始めた時代は、コインの「枚数」ではなく**銀そのものの「重さ」**を測って価値を決めていたんです。

きっちり「重さを量った(=「量られたもの」)銀」がそのままお金の単位=”peso”になったわけですね!

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押さえておきたい!”peso”の文法・語法・頻出フレーズ

日常会話や旅行、ビジネスで”peso”を使う際に、絶対に知っておくべき文法ルールと便利な決まり文句(フレーズ)を解説します!

 

① 必ず「複数形(pesos)」を意識しよう!【可算名詞】
”peso”は数えられる名詞(可算名詞)です。そのため、2ペソ以上を表すときは必ず語尾に「s」をつけて「pesos(ペイソウズ)」にします。
(例:10 pesos, 500 pesos)

② 「〜ペソで支払う」は前置詞「in」を使う!
通貨を使って「〜で支払う」と言うときは、前置詞の in を使って ”pay in pesos” と表現するのが一般的です。
(例:Can I pay in Mexican pesos? / メキシコ・ペソで支払えますか?)

③ 「両替する」の定番フレーズ ”exchange A for pesos”
「(日本円など)をペソに両替する」と言いたいときは、exchange A for B(AをBと交換する) の形を使い、”exchange yen for pesos” と表現します(forの代わりにintoを使うこともあります)。

 

例文

・The Mexican peso has gained strength against the dollar.
(メキシコ・ペソはドルに対して値を上げている。)

・I exchanged my yen for pesos at the airport.
(私は空港で円をペソに両替した。)

・Prices in this restaurant are all listed in Philippine pesos.
(このレストランの価格はすべてフィリピン・ペソで表示されています。)

・He paid 500 pesos for the taxi fare.
(彼はタクシー代として500ペソを支払った。)

・How much is the Argentine peso worth right now?
(アルゼンチン・ペソは今、どれくらいの価値がありますか?)

※一部例文引用・参考南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”peso”の関連語:「お金と重さ」を意味する単語”pound/dollar”

 
コダック
せっかく”peso”を覚えるのであれば、同じようにお金の歴史や「重さ」にルーツを持つ単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えばイギリスの”pound”や、おなじみの”dollar”なども深く関連している単語ですよ!

 

”peso”の関連語
⇒「重さや歴史」でつながる通貨単語”pound/dollar”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

peso ⇒「量られた重さ」=旧スペイン圏の通貨(メキシコ、フィリピン等)
pound ⇒「重量のポンド」=イギリス圏の通貨(元々は1ポンド分の銀の重さ)
dollar ⇒「谷(ヨアヒムスタール)」=アメリカ等の通貨(銀貨の鋳造地に由来。実はデザインの「$」はpesoの略が起源という説も!)

といった感じです!

 
へえ!ドルマークの「$」がペソから来ているかもしれないなんて面白いね!
 
コダック
そうなんです、歴史の繋がりを感じますよね!
それぞれの通貨が使われる実際の表現を見ながら、感覚を確認してみましょう!

 

例文で見る!”peso/pound/dollar”のイメージの違い

●Mexican peso
「メキシコのペソ」
⇒ スペイン由来の歴史を持ち、中南米の貿易でも重要な通貨のイメージ

●British pound
「英国のポンド」
⇒ 重量単位がそのまま通貨名になり、伝統と気品のあるヨーロッパの通貨イメージ

●US dollar
「米ドル」
⇒ 世界の基軸通貨。歴史的にはスペインの『ペソ銀貨(別名スペイン・ドル)』をモデルに作られたイメージ

 

”peso”の語源はラテン語「pendere」 意味は「重さを量る」

”peso”の語源についても、さらに深く確認していきましょう。

すでに触れた通り、”peso”の語源はラテン語の「pendere(重さを量る)」です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”peso”の起源について、下記の記載があります。

Origin of peso
< Spanish: literally, weight < Latin pēnsum something weighed, noun use of neuter of pēnsus, past participle of pendere to weigh

日本語訳:スペイン語由来。文字通りには「重さ」。ラテン語の「pēnsum(量られたもの、過去分詞形pēnsusの中性名詞化、元はpendere[重さを量る])」から発展。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載からも分かるように、”peso”はもともと通貨を指す言葉ではなく、「天秤で量られた重さ」そのものを表す単語でした。

 

”peso”の語源(起源~発祥まで)
●ラテン語:pendere(重さを量る)

●ラテン語:pēnsum(量られたもの・重量)

●スペイン語:peso(文字通り「重さ」の意味)

●通貨としての「ペソ」へと発展

 

では、なぜ「重さ」がそのまま「お金の名前」になったのでしょうか?

その背景には、大航海時代以降に世界中で流通したスペインの有名な銀貨「ペソ・デ・オチョ(8レアル銀貨)」の存在があります。当時の取引では、コインの「額面」よりも「そのコインにどれだけの銀が含まれているか(=重さ)」が価値の基準でした。

つまり、取引のたびに銀の重さを量っていたため、一定の重さ(約27グラム)を持つこの信頼された銀貨そのものが、やがて「peso(ペソ=重さ)」と呼ばれるようになったのです。

 

 
コダック
「重さを量る」という行為が、そのまま世界的な通貨の名前に発展していったのは歴史のロマンを感じますね!

ちなみにラテン語の「pendere(吊るす、重さを量る)」という語源は、現代の英語にもたくさんの単語のパーツとして生き残っているんですよ。

 

 

構成パーツ(語源の仲間)で覚える”peso” 「pend- / pens-(吊るす・重さを量る・支払う)」

 

ここからは語源的なパーツ(仲間)の面から”peso”について覚えていきましょう。

”peso”のベースにあるラテン語「pendere」の語幹「pend-」や、その過去分詞から派生した「pens-」には、大きく分けて「吊るす」「重さを量る」「支払う」という3つの意味が含まれています。

 

 
コダック
昔は天秤に「吊るして」金銀の「重さを量り」、それを「支払って」いたので、これら3つの意味はすべて繋がっているんです!

次から、同じ語源のパーツを持つ有名な英単語を紹介していきますね!

 

“depend”は「下に(de-)吊り下がる」から生まれた単語

”depend”は「〜次第である、依存する、頼る」を意味する単語です。

 

 
コダック
この単語は「de-(下に)」+「pend(吊るす)」のパーツで構成されています。

何かにすがりついてぶら下がっている(=「それがないと落ちてしまう状態」)を表しています。そこから「〜に依存する」「頼る」という意味になるんですね!赤ちゃんが親にぶら下がっている様子をイメージすると分かりやすいです。

ちなみに、これに否定の「in-(〜ない)」をつけると、“independent”(何にもぶら下がらない=独立した)になりますよ!

 

”pendant”は「首から吊るす」アクセサリー

”pendant”は「ペンダント(首飾り)」を意味する単語です。

 

 
コダック
まさに「pend(吊るす)」に、名詞を作るパーツ「-ant(〜するもの)」がくっついたもので、

紐やチェーンから下へ「ぶら下がっているもの」そのものを表しています。語源そのままのイメージですね!

よくビジネスで使われる“pending”(保留中の)という言葉も、「決着がつかず宙づりのままになっている」という同じ語源から来ています!

 

”expense”は「外に(ex-)支払う」お金

”expense”は「費用、経費、支出」を意味する単語です。

 

 
コダック
この単語は「ex-(外に)」+「pens(重さを量って支払う)」のパーツで構成されています。

昔は金や銀の重さを量って自分の財布の外へと支払っていたことから、「出ていくお金・費用」を表すようになりました!

ここから派生したのが“expensive”(高価な=たくさん支払う必要がある)という単語です!

 

”suspend”は「下に(sus-)吊るす」から「一時停止する」

”suspend”は「一時停止する、延期する、停学にする」を意味する単語です。

 

 
コダック
「sus-(下に・下から上に)」+「pend(吊るす)」で、「中ぶらりんにする(宙吊りにする)」様子を表します。

物事が中ぶらりんになるから「一時停止する」「保留にする」という意味に繋がります。

映画のジャンルである「サスペンス(suspense)」も、心が宙吊りになってハラハラ・ドキドキする状態から生まれた言葉なんですよ!

 

”peso”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”peso”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”peso”はラテン語の「pendere(重さを量る)」から派生した言葉
⇒コアイメージは「量られた重さ」
⇒”peso”=「ペソ(通貨単位)」「かつてのスペイン銀貨」の意味
●歴史・文化のポイント ⇒スペイン圏だった多くの国(メキシコ、フィリピンなど)で今も使われている。
 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」