「under-(〜の下に)」+「stand(立つ)」の2つのパーツで構成されている単語です。
「物事の土台(根本)から支えるように立つ」がコアイメージで、そこから“understand“=「理解する、分かる」「(〜の言うことが)聞き取れる」の意味を持ちますよ!
”understand”の意味とコアイメージは「物事の土台(下)に立つこと」
”understand(発音:ʌ̀ndərstǽnd/アンダースタンド【動詞】)”は「理解する、分かる」「(言葉や意味を)正しく受け取る」の意味を持つ単語です。
「under-(〜の下に)」+「stand(立つ)」の2つのパーツで構成されている単語で、「物事の土台(根本)から支えるように立つ」がコアイメージです。
表面的なことだけでなく、物事の根底や構造を支えるようにすっかり理解する(=「腑に落ちる」)ことや、相手の言葉の真意を正しく受け止める(=「分かる」)ことを表しますよ!
例文
・I don’t understand the reason why he left.
(彼が立ち去った理由が私には理解できない。)・Do you understand what I’m saying?
(私の言っていることが分かりますか?)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”understand”のよく使う頻出フレーズ・使い方

”understand”は日常会話でもビジネスでも非常に使われる単語です。とくに覚えておきたい使い方を2つ紹介します。
1. understand that 〜 / understand what 〜
”understand”は後ろに that節(〜ということ) や what節(〜すること・もの) を置いて、「〜ということを理解している」という形でよく使われます。
(あなたがとてもお忙しいのは承知しております。)
・She understood what I meant.
(彼女は私の意図したことを理解してくれた。)
2. make oneself understood(自分の考えを相手に分からせる・通じる)
英語学習者なら絶対に覚えておきたいのがこの熟語。直訳は「自分自身を理解された状態にする」ですが、要するに「自分の言葉が通じる」という意味になります。
(私の英語は相手に通じなかった。)
”understand”の関連語:「理解する・分かる」を意味する単語との違い

”comprehend”や”realize”なども「理解する、分かる」を意味する単語ですよ!
⇒「理解する・分かる」の意味を持つ単語”comprehend / realize”
イメージの違いとしては
understand ⇒「日常的・一般的な理解」=意味や話が分かる
comprehend ⇒「難解なものを完全に包み込む」=(知的に)深く把握する
realize ⇒「頭の中で現実化する」=(事実を)はっと悟る、実感する
といった感じです!実際の表現を見ながら確認してみましょう。
● understand a problem
「(内容や背景が)問題の意味を理解する」
⇒ 会話や文脈、一般的な物事が「分かる」という最も広く使われるイメージ。
● comprehend a difficult theory
「(複雑で難解な)理論を完全に理解する」
⇒ 専門的・抽象的な対象を、頭の中で完全に噛み砕いて自分のものにするフォーマルなイメージ。
● realize my mistake
「(これまで気づかなかったが、はっと)自分の間違いを悟る」
⇒ 事実が「リアル(real)」なものとして頭に飛び込んできて、ハッと実感するイメージ。
【重要文法】”understand”の文法・語法!進行形(-ing)のルール

”understand”を使用する上で、絶対に外せない大事な文法ルールを解説します。
原則として「進行形(is understanding)」にはできない!
”understand”は、一度「分かっている」状態になるとしばらくそのままであるため、状態動詞に分類されます。そのため、「今まさに理解しつつある」という進行形(-ing)にすることは原則できません。
❌ I am understanding English.(私は英語を理解しているところだ)
⭕ I understand English.(私は英語を理解している)
※ただし、じわじわと理解が深まっている過程を強調して「I’m beginning to understand.(分かり始めてきた)」のように表現することはよくあります。
”understand”の語源は古英語・中期英語 意味は「間に立つ」

”understand”の語源についても、確認していきましょう。
”understand”の語源は古英語や中期英語、そしてオランダ語などとも共通の起源を持っています。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”understand”の起源について、下記の記載があります。
Origin of understand
First recorded before 900; Middle English understanden, understonden, Old English understondan; cognate with Dutch onderstaan. See under, stand日本語訳:900年より前に初めて記録された。中期英語の understanden, understonden、古英語の understondan に由来する。オランダ語の onderstaan と同語源。under, stand を参照。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”understand”は1100年以上前(西暦900年以前)のゲルマン語派の古い言葉から発祥している模様です。
●古英語:understondan(〜の間に立つ、下から支える)
↓
●中期英語:understanden / understonden
↓
●現代英語:understand(しっかりと意味を把握する)
ちなみに「under-」は今でこそ「〜の下に」という意味が強いですが、当時は「〜の間に(among / between)」という意味も含んでいました。「物事の間にしっかりと立つ」「根本から支えるように立つ」ことで、その本質を見抜くというニュアンスから現代の「理解する」に繋がったと言われています。
構成パーツで覚える”understand” 「under-」+「stand」

ここからは構成パーツの面から”understand”について覚えていきましょう。
”understand”の構成パーツは「under-(〜の下に)」+「stand(立つ)」の2パーツです。
各パーツについて紹介していきます。
“under-“は「〜の下に、〜の間に」を意味するパーツ
”under-”は「〜の下に」を意味するパーツです。
地面の下(=「地下の」)を表しています。
その他にunderline(〜の下に線を引く)や、undersea(海底の)等も”under-”を使用する単語です。
”stand”は「立つ、位置する」を意味するパーツ
”stand”は「立つ、ある場所に位置する」を意味するパーツです。
人々が目印として見上げる基準(=「標準、基準」)を表しています。
その他の”stand”のコアイメージ(まっすぐ立つ)を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
・status(社会的に立っている位置 = 地位、身分)
”understand”の意味と文法・覚え方のまとめ

以下、”understand”の意味と覚え方についてのまとめです。
● ”understand”は「under-(〜の下に・間に)」+「stand(立つ)」の2パーツで構成されている単語。
● コアイメージは「物事の土台(根本)から支えるように立つ」。
● 意味は「理解する、分かる」「聞き取れる」。
【語法・文法の超重要ポイント】
● 状態動詞なので、原則として進行形(is understanding)にはできない点に注意!
● 日常会話では「make oneself understood(自分の言葉を通じさせる)」という熟語も頻出!
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
