【語源も分かる】英単語「defective」の意味・使い方・語源!faultyとの違いも解説

 
コダック
今日の英語表現は”defective”

「de-(離れて・下に)」+「fect-(作る)」+「-ive(〜の性質の)」の3つのパーツで構成されている単語です。

「作り損なって本来の基準から離れている」がコアイメージで、“defective“=「欠陥のある、不完全な」「不良の、欠落した」の意味を持ちますよ!

 

”defective”の意味と使い方!コアイメージは「作り損なって離れている」

 

”defective(発音:diféktiv / ディフェクティヴ【形容詞】)”は「欠陥のある、不完全な」「不良の」の意味を持つ単語です。

「de-(離れて・下に)」+「fect-(作る)」+「-ive(〜の性質の)」の3つのパーツで構成されている単語で、「作り損なって本来の基準から離れている」がコアイメージです。

 

 
コダック
何かを製造したり作ったりする(fect-)段階で、正常な状態から「離れて(de-)」しまい、そのままの性質を持っている(-ive)状態のこと。

本来あるべきクオリティから外れてしまっている(=「作り損なっている」ことや、機能が不完全な状態こそが”defective”なわけですね!

 

”defective”は「本来の機能が果たせない不良品」というイメージが強い単語です。

 

 
「不良品」のイメージ??
 
コダック
例えば工場で生産された電化製品で、スイッチが入らない初期不良や、スマホの液晶画面の一部が映らない不具合などを想像してみると分かりやすいですよ!

”defective”は、「物理的な傷や、製造上の欠陥によって正常に機能しないもの」に対してよく使われるんです。

 

このように、特にビジネスシーンにおいて「defective products / goods(不良品・欠陥商品)」というフレーズで頻出します。

逆に、人が道徳的に間違っていることや、計画が単に「不十分」なだけの場合は、後述する”faulty”や”flawed”などを使用します。

例文

・The company recalled the defective products immediately.
(その会社は欠陥のある商品[不良品]をすぐに回収した。)

・Her vision is defective in one eye.
(彼女の片目は視力に欠陥がある[不完全である]。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

・If the item is defective, we will replace it for free.
(もし品物に欠陥がある場合、無料で交換いたします。)

・This machine is highly defective and needs to be repaired.
(この機械はひどく欠陥があり、修理が必要です。)

 

”defective”の関連語:「欠陥のある・不完全な」を意味する単語との違い

 

せっかく”defective”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ類義語も一緒に整理して覚えてしまいましょう!

関連語①:”faulty / flawed” との違い

”defective”の類義語
⇒「欠陥のある」の意味を持つ単語”faulty / flawed”

 

 
それぞれの表現にどんなニュアンスの違いがあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

defective ⇒「製造上のミスなどで、本来の機能が果たせない」=(機能的な)不良品・欠陥のある
faulty ⇒「過失や不手際(fault)があり、正常に動かない、または論理が破綻している」=不適切な・欠点のある
flawed ⇒「見た目の傷や、計画・性格の中に(ひび割れや傷のような)欠点がある」=キズのある・不完全な

といった感じです!

 

例文で見る!”defective / faulty / flawed”のイメージの違い

defective goods
「(部品の欠落や製造ミスなどで使い物にならない)欠陥商品」
⇒ 工場などの製造プロセスでエラーになり、規格外になってしまったイメージ。

faulty wiring
「(配線ミスなどの不手際で、電気が正しく通らない)不適切な配線」
⇒ 人為的なミス(過失)や部品の劣化が原因で不具合が起きているイメージ。

● a flawed argument
「(一見完璧そうだが、一部に致命的な欠点がある)傷のある議論」
⇒ 完璧なもの・綺麗なものの中に、ひび割れや傷(flaw)が見つかるイメージ。物理的なキズだけでなく、計画や性格の欠点にも使われます。

 

関連語②:”incomplete / imperfect” との違い

 
コダック
せっかくなので、”defective”の「不完全な」という側面に近い類義語もマスターしましょう!

 

”defective”の類義語
⇒「不完全な」の意味を持つ単語”incomplete / imperfect”

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

defective ⇒「あるべき要素が欠落していて、正常に機能しない」=(機能が)欠落した
incomplete ⇒「まだ完了・完成(complete)しておらず、途中の状態である」=未完成の、不揃いの
imperfect ⇒「完璧(perfect)ではなく、多少の難や欠点がある」=非完璧な

といったイメージです。

 

例文で見る!”defective / incomplete / imperfect”のイメージの違い

defective machine
「(部品が壊れている、または欠けていて動かない)欠陥のある機械」
⇒ 必要な要素が欠如していて役に立たない(機能しない)イメージ。

incomplete data
「(まだ収集中で、すべてが揃っていない)未完成のデータ」
⇒ エラーや欠陥があるわけではなく、単にまだ作業が終わっていない(続きがある)イメージ。

imperfect understanding
「(大体は分かっているが、100%完璧とは言えない)不完全な理解」
⇒ 及第点ではあるが、理想的・完璧な状態には届いていないイメージ。

 

”defective”の語源はラテン語 意味は「作り損なって離れている」

 

”defective”の語源についても、確認していきましょう。

”defective”の語源は後期ラテン語の「defectivus」です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”defective”の起源について、下記の記載があります。

Origin
First recorded in 1375–1425; from Late Latin defectivus, equivalent to defectus (see defect) + -ivus -ive; replacing Middle English defectif, from Middle French, from Late Latin, as above

日本語訳:1375–1425年に初めて記録された。後期ラテン語の「defectivus」から来ており、これは defectus(defect[欠陥]を参照)に形容詞尾「-ivus(-ive)」がついたものと同等である。中期英語の「defectif」に代わって使われるようになったもので、中期フランス語、および上記の後期ラテン語に由来する。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”defective”はラテン語の「defectus(欠陥)」から発祥している模様です。

 

”defective”の語源(起源~発祥まで)
後期ラテン語:defectivus(作り損なった性質の)

中期フランス語・中期英語:defectif(不完全な)

現代英語:defective(欠陥のある)

 

 
コダック
歴史的な流れとしては上記の感じなわけですね!

ちなみにラテン語の「defectus」というと、「(あるべき状態から)離れて作られた=欠陥」という意味を持っています。名詞形の「defect(欠陥・不足)」もTOEIC等で頻出ですので一緒に覚えておきましょう。

 

構成パーツで覚える”defective” 「de-」+「fect-」+「-ive」

 

ここからは構成パーツの面から”defective”について横展開で覚えていきましょう。
”defective”の構成パーツは「de-(離れて、下に、否定)」+「fect-(作る、行う)」+「-ive(〜の性質の)」の3つのパーツです。

 

各パーツを使用している他の英単語を紹介していきます。

“de-“は「離れて、下に、否定」を意味するパーツ

”de-”は「離れて、下に、否定」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えば”depart”という単語は「de-(離れて)」+「part(部分、分かれる)」のパーツで構成されており、

ある場所から離れていくこと(=「出発する」)を表しています。

 

その他に decline(下に傾く⇒衰退する、断る)や、destroy(構造を否定する⇒破壊する)等も”de-”を使用する単語です。

 

”fect-”は「作る、行う」を意味するパーツ

”fect-”は「作る、行う」を意味するパーツです。(※fact-となることもあります)

 

 
コダック
例えば”factory”という単語は「fact- / fect-(作る)」+「-ory(場所)」のパーツで構成されており、

力を合わせて物をたくさん作る場所(=「工場」)を表しています。

 

その他の”fect-”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。

perfect(完全に作られた⇒完璧な)、effect(外に作り出す⇒効果・影響)、manufacture(手で作る⇒製造する)

 

”-ive”は「〜の性質の」を意味するパーツ

”-ive”は動詞や名詞にくっついて「〜の性質の」という形容詞を作るパーツです。

 

 
コダック
例えば”active”という単語は「act(動く)」+「-ive(〜の性質の)」のパーツで構成されており、

よく動く性質(=「活動的な、活発な」)を表しています。

 

その他に creative(作り出す性質の⇒創造的な)や、attractive(引きつける性質の⇒魅力的な)等も”-ive”を使用する単語です。

 

”defective”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”defective”の意味と使い方についてのまとめです。

【defectiveのまとめ】
● ”defective”は「de-(離れて、下に)」+「fect-(作る)」+「-ive(〜の性質の)」の3パーツで構成されている単語。
● コアイメージは「作り損なって本来の基準から離れている」。
● 意味は「欠陥のある、不完全な」「不良の、欠落した」。

【語法・使い方のポイント】
● 主に物理的な不具合や、機能が欠落しているものを指す際に使われます。
● ビジネスや日常会話では「defective products / goods(不良品・欠陥商品)」というフレーズでよく使われます。
● 名詞形は defect(欠陥・不足) です。

 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」