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【語源も分かって、忘れない】英単語「cortex」の意味と使い方・覚え方・文法解説【cort-(樹皮・外皮)⇒樹皮・外皮・外側の殻】

 

 
コダック
今日の英語表現は”cortex”

「cort-(樹皮・外皮)」+「-ex(名詞語尾)」のパーツで構成されている単語です。

「樹皮・外皮・外側の殻」がコアイメージで、“cortex“=「(脳などの)皮質」「(植物の)皮層・外皮」の意味を持ちますよ!

 

”cortex”の意味とコアイメージは「樹皮・外皮・外側の殻」

cortex イメージ図

”cortex(発音:kɔ́ːrteks/コーテクス【名詞】)”は「(脳や臓器の)皮質」「(植物の)皮層・樹皮」の意味を持つ専門的な単語です。

「cort-(樹皮・外皮)」+「-ex(名詞語尾)」のパーツから成り立っており、「樹皮・外皮・外側の殻」がコアイメージになります。

 

 
コダック
臓器や植物の最も外側を包んでいる組織(=「樹皮のように中身を保護する外層」のことですね。

特に脳の表面を覆う重要な部分(=「大脳皮質」)を指す際によく使われます!

 

逆に層の内側にある「髄質(中心部)」などを表すときは、後述する”medulla”を使用します。

 

”cortex”の語法・文法・頻出フレーズ

”cortex”は、医療・科学系のニュースやTOEICなどの長文で時折見かける単語です。
文法的な注意点として、ラテン語由来の単語であるため複数形が特殊な変化をします。

”cortex”の複数形について
基本的にはラテン語の規則に従って cortices(発音:kɔ́ːrtəsìːz / コーティシーズ) となります。
※英語寄りに cortexes(コーテクシズ)とされることもありますが、学術的には cortices が好まれます。

また、以下のようなフレーズで使われることが非常に多いので、セットで覚えてしまいましょう!

  • the cerebral cortex(大脳皮質)
  • the renal cortex(腎皮質)
  • the visual cortex(視覚野 ※脳内で視覚情報を処理する部分)

 

”cortex”を使った例文

実際の文章の中でどのように使われるか、例文で確認してみましょう。

The cerebral cortex is responsible for high-level brain functions.
(大脳皮質は、脳の高度な機能を司っています。)
※参考:「南出康世(2014), ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」


Damage to the visual cortex can affect a person’s eyesight.
(視覚野へのダメージは、人の視力に影響を与える可能性がある。)


The roots and the stem both have a thick cortex.
(根と茎はどちらも厚い皮層を持っている。)

 

”cortex”の関連語①:「組織の部位」を表す”medulla / membrane”

 
コダック
せっかく”cortex”を覚えるのであれば、ペアやセットになるような学術単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”medulla”や”membrane”なども「生物の組織や膜」を意味する重要な単語ですよ!

 

”cortex”の関連語・類義語
⇒「組織・膜」の意味を持つ単語”medulla / membrane”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては以下のような形になります!

cortex ⇒「皮質」=臓器や植物の「外側の厚い層」
medulla ⇒「髄質」=cortexに包まれた「中心部・芯」
membrane ⇒「細胞膜・薄膜」=組織を区切る「ペラペラの境界の膜」

 
う~ん…文字だけだと医学用語っぽくてちょっと難しそうに見えるかも…
 
コダック
確かに、専門用語っぽくて一瞬身構えちゃいますよね(笑)
実際のフレーズで見比べてみましょう!

 

フレーズで見る!”cortex / medulla / membrane”の違い

●renal cortex
「腎皮質(じんひしつ)」
⇒ 腎臓という臓器の「外側の厚い殻」に当たる部分のイメージ

●renal medulla
「腎髄質(じんずいしつ)」
⇒ 腎皮質に包まれた、臓器の「中身・芯」に当たる部分のイメージ

●cell membrane
「細胞膜」
⇒ 厚みのある層ではなく、細胞の内と外をピシッと隔てている「薄い膜」のイメージ

 

”cortex”の関連語②:「植物の皮」を表す”bark / peel”

 
コダック
”cortex”の持つ「植物の皮層」という意味についても、

日常会話でよく使う類義語があるので一緒に覚えちゃいましょう!

 

”cortex”の類義語
⇒「植物の皮」の意味を持つ単語”bark / peel”

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

cortex ⇒「皮層」=学術・植物学的な「内皮と表皮の間の層」
bark ⇒「樹皮」=木の外側の「ゴツゴツした、目に見える固い皮」
peel ⇒「(果物の)皮」=リンゴやレモンなどの「手やナイフで剥ける皮」

といったイメージです。

 

 
コダック
こちらも実際の使われ方を見て、ニュアンスの感覚を掴んじゃいましょう!

 

フレーズで見る!”cortex / bark / peel”の違い

●the cortex of a stem
「(植物の)茎の皮層」
⇒ 植物学の教科書に出てくるような、組織としての「層」のイメージ

●oak bark
「オークの樹皮」
⇒ ナラ(オーク)の木の外側を覆っている、茶色くてガサガサした皮のイメージ

●lemon peel
「レモンの皮」
⇒ お料理や製菓などで、剥いたり刻んだりして使う身近な果物の皮のイメージ

 

”cortex”の語源はラテン語「cortex」。ワインでおなじみの「コルク(cork)」も同じ語源!

”cortex”の語源についても、より深く確認していきましょう。

”cortex”の語源は、ラテン語で「樹皮、外皮、殻」を意味する「cortex」です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”cortex”の起源について、下記の記載があります。

Origin of cortex
1650–60; < Latin: bark, rind, shell, husk

日本語訳:1650〜60年頃初出。ラテン語の「樹皮、外皮、殻、外殻」に由来する。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”cortex”は17世紀半ば(1650〜60年代)に英語に登場したことが分かります。
実はこの時代、ヨーロッパでは解剖学や植物学といった科学が大きく発展していました。それに伴い、当時の学者たちの共通言語であったラテン語の「cortex(樹皮・外皮)」が、そのまま専門用語として英語に取り入れられたのです。

 

”cortex”の語源(起源~定着まで)
●印欧祖語の「*(s)ker-」(切る、剥ぐ)
※木から切り剥がされるもの、というニュアンス

●ラテン語の「cortex」(植物を包む「樹皮」「外皮」「殻」の意味)

●1650年代、近代科学や解剖学の発展に伴い、英語へそのまま借用される

●現在、脳の表面を覆う「大脳皮質(cerebral cortex)」や植物の「皮層」などの専門的な学術用語として定着

 

 

 
コダック
流れとしては上記の感じなわけですね!

ちなみに、ワインの瓶などを塞ぐ「コルク(cork)」も、実はこのラテン語の「cortex」と同じ語源なんです!コルクは「コルクガシの樹皮」から作られますもんね。
遠い医学用語のように見えて、実はすごく身近な単語の親戚だったんです!

他にも、ラテン語の「cortex」に由来する単語には、副腎皮質ホルモンを意味する「corticoid(コーティコイド)」や「cortisone(コルチゾン)」など、すべて『外皮・皮質』に関係する言葉が集まっていますよ!

 

 

構成パーツで分解! ”cortex”を形作る「cort-」+「-ex」

ここからは、単語をパーツに分解して覚える「語源ネットワーク」の面から”cortex”を深く理解していきましょう!

”cortex”は、「cort-(樹皮・外皮)」+「-ex(名詞をつくる語尾)」という2つのパーツから成り立っています。

 

それぞれのパーツが持つ役割や、同じパーツを使った仲間たちの単語を詳しく解説しますね。

 

①「cort-」は「樹皮・外皮・皮質」を意味するコアパーツ

「cort-」は、ラテン語で「樹皮」そのものを表す言葉から派生したパーツです。

英語の単語に組み込まれるときは、植物の樹皮だけでなく、解剖学などで「(臓器や脳の)皮質・外皮」を指す専門的なパーツとして活躍します。

 

 
コダック
例えば、医療ドラマや科学の記事でよく見かける以下の単語も、すべてこの「cort-」がベースになっているんですよ!

 

【「cort-」を使った代表的な英単語】

cortical(コーティカル)【形容詞】
「cort-(皮質)」+「-ical(〜に関する:形容詞の語尾)」
「皮質の、皮層の」という意味になります。(例:cortical bone = 骨皮質)

corticosteroid(コーティコステロイド)【名詞】
「cortico-(副腎皮質)」+「steroid(ステロイド)」
「副腎皮質ステロイド」という、医療で非常によく使われるお薬の名前です!

 

このように、「cort-」が見えたら「何かの表面を覆う厚い皮や組織のことだな」とイメージできるようになると、専門的な英単語のハードルが一気に下がります!

 

②「-ex」はラテン語由来の「名詞」を作るパーツ(複数形変化のヒミツ)

「-ex」は、ラテン語の単語がそのまま英語に導入された際に見られる、「名詞を作る語尾(接尾辞)」です。

単語そのものに「頂点」や「外殻」という意味が直接含まれているわけではありませんが、ラテン語由来の学術的・専門的な名詞(特に構造、指標、数理的な概念など)の語尾として非常によく使われます。

 

 
コダック
この「-ex」で終わる単語には、英語の一般的な単語にはない『共通の超重要なルール』があります。

それは、複数形にするときに「-ex」が「-ices(イシーズ)」という特殊な形に変化するという点です!

 

日常会話で使う単語のようにお尻に単に「-s」をつけるだけではないので、テストや論文で狙われやすいポイントになります。同じルールを持つ仲間たちを一緒に見てみましょう!

 

vertex(頂点・頭頂) ⇒ 複数形:vertices(バーティシーズ)
※「vert-(回転する・向く)」+「-ex(名詞語尾)」=天を仰ぐ一番高いところ

index(指標・索引) ⇒ 複数形:indices(インディシーズ)
※「in-(〜に向かって)」+「dic-(指し示す)」+「-ex(名詞語尾)」

matrix(基質・母体・行列) ⇒ 複数形:matrices(マトリシーズ)

 

 
コダック
なるほど!だから”cortex”の複数形も、このルール通りに「cortices(コーティシーズ)」という形になるわけですね!

パーツの語尾の性質を知っておくと、変則的な複数形も暗記ではなく「仕組み」として納得して覚えられますよ!

 

”cortex”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”cortex”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”cortex”は「cort-(樹皮・外皮)」+「-ex(名詞語尾)」のパーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「樹皮・外皮・外側の殻」
⇒”cortex”=「(脳などの)皮質」「(植物の)皮層・外皮」の意味
●語法・文法のポイント ⇒大脳皮質を表すときは「cerebral cortex」と表現するのが定番。学術・医学的な文脈でよく使われる不加算寄りの名詞ですが、複数形はラテン語由来で「cortices(コーティシーズ)」という特殊な形になります!
 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」