こんにちは、コダックです。
英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事
そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい!
この記事では英単語を語源や構成パーツ、使い方など、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。
「contra-(反対に)」+「dict(言う)」の2つのパーツで構成されている単語です。
「反対のことを言う」がコアイメージで、“contradict“=「〜と矛盾する」「〜に反論する」の意味を持ちますよ!
”contradict”の意味と使い方 コアイメージは「反対のことを言う」

”contradict(発音:kɑ̀ntrədíkt(米国英語)/ コントラディクト)”は「〜と矛盾する」「〜に反論する」の意味を持つ単語です。
「contra-(反対に)」+「dict(言う)」の2つのパーツで構成されている単語で、「反対のことを言う」がコアイメージです。
”contradict”は【他動詞】として、ある事実や理論に対して、それと辻褄が合わないものや、人の主張に対して真っ向から反対するものを「否定する(矛盾する)」ことが多いです。
そうした状態や行為=”contradict”というわけです。
このように”言葉や事実”そのものが真逆で、論理的に両立しないものは、「矛盾すること」が多いです。
逆に、単に疑惑を認めず突っぱねることや、証拠を挙げて論破することなど「否定する」行為などは後述する”deny”や”refute”を使用します。
例文
His actions contradict his words.
(彼の行動は彼の言葉と矛盾している。)The experiment results contradict the current theory.
(その実験結果は現在の理論と矛盾する。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”contradict”の関連語①:「反論する・否定する」を意味する単語”deny / refute”
例えば”deny”や”refute”なども「否定する・反論する」を意味する単語ですよ!
⇒「否定する・反論する」の意味を持つ単語”deny / refute”
イメージの違いとしては
deny ⇒「事実は無いと言う」=単なる否定
refute ⇒「証拠を挙げて誤りを証明する」=論破・反論
contradict ⇒「内容が真っ向から食い違う」=矛盾・反論
といった感じです!
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!
● deny
「He denied the rumors.」
⇒ 単に「そんな事実はない」と噂を否定するイメージ
● refute
「She refuted the argument with data.」
⇒ データ(証拠)を使って相手の主張を論理的に打ち負かすイメージ
● contradict
「The reports contradict each other.」
⇒ 2つの報告書の内容そのものが食い違っていて、辻褄が合わないイメージ
”contradict”の関連語②:「対立・衝突する」を意味する単語”conflict / clash”
類義語があるので覚えてしまいましょう!
⇒「対立・衝突する」の意味を持つ単語”conflict / clash”
それぞれの表現の違いとしては
conflict ⇒「利害や意見が長期的に対立する」=対立
clash ⇒「意見やスケジュールが激しくぶつかる」=衝突
contradict ⇒「内容そのものが食い違って両立しない」=矛盾
といったイメージです。
● conflict
「Their interests conflict with ours.」
⇒ 彼らの利害と私たちの利害が長期的に対立しているイメージ
● clash
「The two opinions clashed during the meeting.」
⇒ 会議の中で2つの意見が激しく真っ向から衝突したイメージ
● contradict
「His statement contradicts the evidence.」
⇒ 彼の供述と証拠の内容が(論理的に)矛盾していて一致しないイメージ
”contradict”の文法・語法 日本語にだまされるな!前置詞は完全不要
“contradict”の使い方で、英作文や文法問題において最も多くの人がつまずく、超重要なルールがあります。
それが、「前置詞を一切使わずに、後ろにすぐ名詞(目的語)を置く」という他動詞としてのルールです。テストでも超定番のひっかけポイントなので、しっかり押さえておきましょう!
● × contradict with the facts / × contradict to the facts
でも、コアイメージの「反対の(contra)ことを言う(dict)」で考えてみてください!英語の “contradict” は、**「その対象(事実や相手の言葉)に、正面からダイレクトに反対の言葉をぶつけている」**という、かなりアクティブな動作を指しています。
間を繋ぐ前置詞を挟まずに、ダイレクトに相手を引っ掴んで否定しにいくイメージを持っておくと、 “with” がいらない理由がスッキリ納得できますよ!
【例文】
The statements contradict the facts.
(その供述は事実と矛盾する。※ contradict の直後に、前置詞なしで the facts が来ている形)
TOEICのパート5(短文穴埋め問題)などで、選択肢に “contradict” と “contradictory(形容詞)” が並んでいる場合、後ろに “with” などの前置詞がなくていきなり名詞が来ているなら、他動詞である “contradict” が正解になります。日本語の「〜と」に惑わされず、前置詞なしで力強く使いこなせるようになっておきましょう!
”contradict”の語源はラテン語 contrādictus 意味は「〜に対して話された」

”contradict”の語源についても、確認していきましょう。
”contradict”の語源はラテン語のcontrādictus”です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”contradict”の起源について、下記の記載があります。
Origin
First recorded in 1560–70; from Latin contrādictus “spoken against,” past participle of contrādīcere “to gainsay, speak against,” from contrā- contra- 1 ( def. ) + dīcere “to say, speak, tell”日本語訳:1560–70年に初めて記録された。ラテン語のcontrādictus(〜に対して話された)に由来し、これはcontrādīcere(反対を唱える、〜に対して話す)の過去分詞。さらにそれはcontra-(〜に対して、反対に)+dīcere(言う、話す、伝える)から構成されている。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”contradict”はラテン語で「相手に対して反対のことを言う」というニュアンスから発祥している模様。
● ラテン語の contra-(反対に)+ dicere(言う)
↓
● ラテン語の contrādīcere(反対を唱える、〜に対して話す)
↓
● 16世紀後半に英語の contradict(矛盾する、反論する)として定着
ちなみにラテン語の「contrādīcere」は、「反対を唱える」という意味です。
発祥時から表現の持つ意味はほぼ変わっていないようですね。
構成パーツで覚える”contradict” 「contra-」+「dict」
ここからは構成パーツの面から”contradict”について覚えていきましょう
”contradict”の構成パーツは「contra-(反対に)」+「dict(言う)」の2つのパーツです。
つぎから各パーツについて紹介していきます。
“contra-“は「反対に」を意味するパーツ
”contra-”は「反対に・逆に対して」を意味するパーツです。
対比させて並べる(=「対比する・対照」)を表しています。
その他に contrary(反対の)や、contradiction(矛盾・否定)等も”contra-”を使用する単語です。
”dict”は「言う」を意味するパーツ
”dict”は「言う・話す」を意味するパーツです。
あらかじめ未来のことを口にする(=「予測する・予言する」)を表しています。
その他にdictionary(辞書)、dictate(口述する、命令する)、verdict(評決)等も”dict”を使用する単語です。
”contradict”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”contradict”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「反対のことを言う」
⇒”contradict”=「〜と矛盾する」「〜に反論する」の意味
●語法・文法のポイント ⇒他動詞なので後ろに前置詞(toなど)を置かず、直接目的語を取る点に注意!
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