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【語源も分かって、忘れない】英単語「contemplate」の意味と使い方・覚え方・文法解説【con-(完全に)+templ(神殿)=神殿でじっくり熟考する】

 
コダック
今日の英語表現は”contemplate”

「con-(完全に)」+「templ(um)(神殿・聖域)」+「-ate(動詞にする)」のパーツで構成されている単語です。

「神殿でじっくり見つめる」がコアイメージで、“contemplate”=「熟考する」「じっくり見つめる」の意味を持ちますよ!

 

”contemplate”の意味と使い方 コアイメージは「神殿でじっくり見つめる」

 

”contemplate(発音:kɑ́ntəmplèit/コンテンプレイト【動詞】)”は、おもに「(将来のことなどを)熟考する」「(対象を)じっくり見つめる」という意味を持つ単語です。

ただ頭で「どうしようかな」と考えるだけでなく、**「雑音をシャットアウトして、深く静かに思いを巡らせる」**というニュアンスがあります。

 

 
コダック
語源のコアイメージは、古代の占い師たちが静かな「神殿(temple)」に完全に(con-)こもり、空の模様や鳥の飛び方をじーーっと観察して未来を占っていた状態のこと。

そこから、周囲の雑念を払い、ある物事や将来の選択肢を心の中で静かに「熟考する」ことや、目の前のものを「じっくり見つめる」という意味で使われるようになりました!

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「熟考する」の頻出フレーズと使い方

”contemplate”は、人生の重大な決断(転職、結婚、移住、引退など)を真剣に考えるときによく使われます。日常会話だけでなく、ビジネスやフォーマルなシーンでも頻出する表現です。

  • contemplate changing jobs(転職を熟考する)
  • contemplate moving abroad(海外移住を視野に入れてじっくり考える)
  • contemplate one’s future(自分の将来について熟考する)

 

 
なるほど、かなり「本気度が高い」ときに使うイメージなんだね。
 
コダック
その通り!例えば「彼は海外への移住を熟考している(He is contemplating moving abroad.)」という場合、単に「行こうかな〜」と軽く考えているのではなく、人生の重大事として『神殿にこもるレベルで深く静かに熟考している』というイメージになります。

 

「じっくり見つめる(凝視する)」の使い方

また、具体的に「目で見つめる」という意味でも使われます。特に、芸術作品(絵画や彫刻)をじっくり鑑賞したり、大自然の景色を静かに眺めたりする文脈にぴったりです。

  • contemplate a painting(絵画をじっくり見つめる・鑑賞する)
  • contemplate the scenery(景色をじっと眺める)

 

「熟考する・見つめる」の例文

・She sat still, contemplating her future.
(彼女は静かに座り、自分の将来について熟考していた。)
・I am contemplating changing my career path.
(私は今後のキャリアの方向性を変えるべきか真剣に考えています。)
・He stood before the statue, contemplating its beauty.
(彼は像の前に立ち、その美しさをじっくりと見つめていた。)
・They walked by the lake, contemplating the peaceful scenery.
(彼らは湖のほとりを歩きながら、穏やかな景色をじっと眺めていた。)

※一部例文引用:南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”contemplate”の文法・語法 絶対に外せない重要ルールと類義語比較

1. 後ろには「動名詞(-ing)」しか置けない!

”contemplate”の後ろに「〜することを熟考する」と動詞を続けたい場合、**目的語には必ず動名詞(doing)**が来ます。不定詞(to do)を持ってくることはできません。
これは受験英語や資格試験でもおなじみの、動名詞だけを目的語にとる動詞(MEGAFEPSの仲間)としての非常に重要な文法ルールです。

❌ He contemplated to change his job.
⭕ He contemplated changing his job.(彼は転職を熟考した。)

 

2. 類義語 ”consider / ponder” とのニュアンスの違い

 
コダック
せっかく”contemplate”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ「考える」系の単語も一緒に覚えてしまいましょう!
”consider”や”ponder”との違いを理解すると、英語の表現力がグッと上がりますよ!

 

”contemplate”の類義語
⇒「よく考える」の意味を持つ単語”consider / ponder”

 

 
それぞれどうやって使い分けられているの??

 

 
コダック

それぞれの単語が持つ「考えるときの心の状態」をイメージしてみましょう!

contemplate⇒「(神殿レベルで)将来の選択肢や自分の内面、芸術などを静かに深く見つめる」=静かに深く熟考する
consider⇒「星を観察して(sid)あれこれ比べるように、メリット・デメリットを論理的に検討する」=論理的に検討する
ponder⇒「問題の重さ(pond)を天秤にかけて、どうすべきかあれこれ重く思い悩む」=あれこれ思い悩む・沈思黙考する

考える対象や、シチュエーションによって以下のように使い分けられます!

 

シチュエーションで見る!”contemplate / consider / ponder”の違い

contemplate marriage / contemplate retirement
「結婚を熟考する / 引退を熟考する」
⇒ 人生の重大な選択肢を、感情を交えつつも心の中で静かに深く思い巡らせるイメージ。

consider a job offer / consider the cost
「仕事のオファー(内定)を検討する / 費用を検討する」
⇒ 給料や勤務地、予算などの具体的な条件を並べて、現実的にメリット・デメリットを論理的に比べるイメージ。

ponder over a difficult problem / ponder what to do next
「難問についてあれこれ思い悩む / 次に何をすべきか沈思黙考する」
⇒ 答えが簡単に出ない重たい課題を頭に抱え込んで、「どうしたものか…」とじっくり頭を悩ませているイメージ。

 

”contemplate”の語源を深掘り!ラテン語「contemplārī」に隠された古代の占い

”contemplate”をより深く、忘れにくくするために、その語源の歴史を紐解いていきましょう。

この単語の直接のルーツは、ラテン語の動詞「contemplārī(コンテンプラーリ)」にあります。この言葉が生まれた背景には、古代ローマ時代の非常に興味深い儀式が関係しています。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には、”contemplate”の起源について以下のように記載されています。

Origin of contemplate
First recorded in 1585–95; from Latin contemplātus, past participle of contemplāre, contemplārī “to survey, observe,” equivalent to con- “with, together” + templ(um) “space marked off for augural observation” + -ātus past participle suffix; see origin at con-, temple 1, -ate 1

日本語訳:1585〜95年に初めて記録された。ラテン語の contemplātus(contemplāre, contemplārī「見渡す、観察する」の過去分詞)に由来し、con-(共に、完全に)+ templ(um)(占い・観察のために区切られた聖なる空間・神殿)+ -ātus(過去分詞接尾辞)と同等である。con-, temple 1, -ate 1 を参照。

※参考・引用「Dictionary.com

 

引用文にある「space marked off for augural observation(占い・観察のために区切られた聖なる空間)」という解説が、この単語の本質を捉える最大の鍵です。

古代ローマでは、国家の重大な決断を下す際、鳥の飛び方や鳴き声から神の意志を読み解く「鳥占(ちょうせん)」という儀式が行われていました。このとき、占い師(聖職者)は杖を使って空や地上に四角い境界線を引き、そこを「託宣を観察するための聖なる区域」と定めました。この区切られた空間のことをラテン語で ”templum” と呼び、これがのちに宗教的な建物を意味する「神殿(temple)」の語源となったのです。

つまり、占い師がその聖なる空間(templum)を「完全に・集中して(con-)」じっと見つめ、神のメッセージを深く待ち受ける行為、それこそがラテン語の ”contemplārī”(じっくり観察する、深く思いを巡らせる)という動詞になりました。これが16世紀末(1585〜95年頃)に英語へと取り入れられ、現在の ”contemplate” につながっています。

 

”contemplate”の語源ストーリー(起源~英語への定着)
① ラテン語:templum(テンプラム)
占い師が空や地上に設定した「鳥の動きを観察するための聖なる区域」(のちに「神殿」を指す言葉に発展)

② ラテン語:contemplārī(コンテンプラーリ)
「con-(完全に)」+「templum(聖なる区域)」が組み合わさり、「聖なる空間をじっと見つめる」「神の意図を深く観察・熟考する」という意味の動詞に

③ 1585〜95年(16世紀末):英語の「contemplate」として定着
「雑念を払い、特定の対象や選択肢を心の中で静かに深く見つめる(熟考する)」という意味で使用されるように

 

 

 
コダック
古代の占い師が、周囲の雑音をシャットアウトした聖なる空間で、未来の予兆をじーーっと見つめて深く考え込んでいた厳かな姿がベースになっているわけですね!

ただ単に「頭の中で考える」のではなく、対象をじっくりと見つめながら「静かに深く思いを巡らせる」という現代のニュアンスに、当時の儀式の空気感がそのまま引き継がれているのは非常に興味深いですね!

 

構成パーツで覚える”contemplate” 「con-(完全に)」+「templ(神殿)」+「-ate(動詞にする)」

単語を丸暗記するのではなく、パーツに分解して理解すると、語彙力が爆発的に伸びます!

”contemplate”は、「con-(接頭辞)」+「templ(語根)」+「-ate(接尾辞)」という3つのパーツから成り立っています。それぞれのパーツを詳しく深掘りしていきましょう。

 

① 接頭辞 “con-” は「完全に」「一緒に」を意味するパーツ

”con-”は、ラテン語の「共に(together)」や「完全に(completely/強調)」という意味を持つ接頭辞です。後ろに続く単語の意味を強めたり、まとまりを持たせたりする役割があります。

 

 
コダック
ちなみにこの接頭辞は、後ろに続くアルファベット(音)に合わせて com-(b, p, mの前)、col-(lの前)、cor-(rの前)、co-(母音やhの前)に形が変わるという特徴(同化作用)があります!

“contemplate” では、後ろが「t」の音なので、形が変わらずそのまま “con-” になっていますよ!

 

【”con-” を使った他の英単語の例】

  • conclude(con-[完全に]+clude[閉める]=完全に扉を閉めて終わりにする = 結論づける、締めくくる
  • confirm(con-[完全に]+firm[固くする]=完全に固くして揺るぎなくする = 確かめる、立証する

 

② 語根 ”templ” は「神殿、聖域、区切られた空間」を意味するパーツ

”templ”は、単語そのものの temple(神殿、寺院) の語根であり、ラテン語の templum に由来します。元々は「占い師が空模様や鳥の飛び方を観察して未来を占うために、四角く切り取った聖なる空間」を意味していました。

 

 
へえー!単なる建物っていうより、もともとは「観察するための特別な空間」だったんだね。

 

 
コダック
そうなんです!だから “contemplate” の「じっくり見つめる」というニュアンスは、この「聖なる空間(templ)にこもって、完全に(con-)観察する」という古代の厳かな儀式のようなイメージから来ているわけですね。

【ここで語源の豆知識&注意点!】
よく「人間の頭の横にある『こめかみ』も英語で temple と言うけれど、神殿と何か関係があるの?」という疑問を持つ方がいます。実はこれ、全く別のルートから生まれた「同音異義語」なんです!

・神殿の temple ⇒ ラテン語 templum(区切られた空間)
・こめかみの temple ⇒ ラテン語 tempus(時間、あるいは頭の側面)

こめかみは「白髪が最初に生える場所=年齢(時間)を感じさせる場所」だからその名がついた、という説が有力です。スペルは同じですがパーツとしての意味は違うので、今回の “templ” はあくまで「神殿・聖なる空間」として整理しておきましょう!

 

③ 接尾辞 ”-ate” は「〜にする」を意味する(動詞にする)パーツ

”-ate”は、単語の後ろ(語尾)にくっつくことで、名詞や形容詞を「〜にする」「〜化する」という動詞に変える接尾辞です。

 

 
コダック
英語の動詞には “-ate” で終わるものがたくさんありますよね!
日常会話からビジネス、受験英語まで非常によく見かける重要なパーツです。

 

【”-ate” を使った他の英単語の例】

  • activate(activ[活動的な]+-ate[〜にする]=活動的な状態にする = 活性化させる、起動する
  • educate(e-[外へ]+duc[導く]+-ate[〜にする]=才能を外へ引き出す = 教育する

 

 
発音にも何か特徴があったりするの??

 

 
コダック
素晴らしい着眼点です! 動詞を作る “-ate” は、今回の単語のように「エイト(/eɪt/)」とハッキリ発音します。

ちなみに、同じ “-ate” で終わる単語でも、形容詞や名詞(例:private「プライヴェト」、climate「クライミト」)の場合は、発音が「アト(/ət/)」のように弱くなるという違いがあります。ここを意識すると、リスニングやスピーキングのレベルが一段上がりますよ!

 

”contemplate”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

最後に、今回学んだ ”contemplate” の重要なポイントを整理しておきましょう!

 

■ ”contemplate” の構成パーツとイメージ
con-(完全に)+ templ(神殿・聖域)+ -ate(動詞にする)
⇒ コアイメージ:「神殿(聖なる空間)にこもり、完全に雑音を払ってじーーっと観察する」
⇒ 意味:「熟考する」「じっくり見つめる」(人生の重大な決断や、芸術鑑賞に使う)

■ 絶対に外せない文法ルール
・後ろに動詞の形を続けるときは、必ず動名詞(doing)を置く(to不定詞はNG!メガフェプスの仲間)。

 

 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

 

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」