【語源も分かる】英単語「condemn」の意味・使い方・語源を徹底解説!blameやcriticizeとの違いも

 
コダック
今日の英語表現は”condemn”

「con-(完全に)」+「damn(損害を与える・非難する)」の2つのパーツで構成されている単語です。

「完全に罪を問う・不利益を突きつける」がコアイメージで、“condemn“=「強く非難する」「有罪と宣告する・(刑を)言い渡す」の意味を持ちますよ!

 

”condemn”の意味とコアイメージは「完全に罪を問う」

 

”condemn(発音:kəndém / カンデム【動詞】)”は「強く非難する」「(人に刑の)宣告をする」「〜を(悪い状態に)運命づける」の意味を持つ単語です。

「con-(完全に)」+「damn(損害を与える)」のパーツで構成されている単語で、「完全に罪を問う・非難を浴びせる」がコアイメージです。

 

 
コダック
相手の間違いや悪事に対して、徹底的に(con-)損害・ペナルティ(damn)を突きつける状態にすること。

そこから、道徳的・法律的に「強く非難する」ことや、裁判で「有罪の判決を下す」のが”condemn”なわけですね!

 

”condemn”は、公の場やニュースなどで「不正や暴力を強く非難する」という文脈で非常によく使われます。

 

 
「非難する」って、他にも色んな単語があるよね??
 
コダック
例えば「政府がテロ行為を強く非難した」というニュースをイメージすると分かりやすいですよ!
単に口で文句を言うレベルではなく、公式に「絶対に許されない悪事だ」と決定づけるような重く強いニュアンスを持っています。

 

このように”condemn”で表現するものは、「道徳的に許されないことへの強い拒絶」や「逃れられない不利益の宣告」が多いです。

例文

The international community condemned the brutal violence.
(国際社会はその残虐な暴力を激しく非難した。)

The judge condemned the murderer to life imprisonment.
(裁判官はその殺人犯に終身刑を言い渡した。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

【重要文法】”condemn”の頻出フレーズ・使い方

 

”condemn”を実際の英文で使いこなすためには、以下の2つのフレーズ(語法)を覚えておくのが非常に効果的です。TOEICや英検などの長文でも頻出します!

 

① condemn A for B(Bの理由でAを激しく非難する)

前置詞の「for(理由・原因)」を伴って、「〜の理由で非難する」という形でよく使われます。

【例文】
The mayor condemned the media for spreading false rumors.
(市長はデマを拡散したとしてメディアを強く非難した。)

 

② condemn A to B(AにBという刑・過酷な運命を宣告する)

前置詞の「to(到達点)」を伴って、「AをBという(悪い)状態に行かせる=運命づける、刑を宣告する」という意味になります。受け身(be condemned to 〜)で使われることも多いです。

【例文】
They were condemned to live in poverty.
(彼らは貧困の中で生きるよう運命づけられた。)

 

”condemn”の関連語:「非難する」「刑を宣告する」を意味する単語との違い

 

せっかく”condemn”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に整理して覚えてしまいましょう!

関連語①:”blame / criticize” との違い

”condemn”の類義語
⇒「非難する」の意味を持つ単語”blame / criticize”

 

 
コダック

イメージの違いとしては

blame ⇒「(悪かった原因・責任を相手に帰せしめて)」=〜のせいにする、咎める
criticize ⇒「(論理的に、あるいは客観的に欠点や悪い部分を)」=批判する、批評する
condemn ⇒「(道徳的に許されないとして、公式・公に100%間違っていると)」=猛烈に非難する・弾劾する

といった感じです!

 
なるほど、condemnが一番重くて公式な非難なんだね!
 
コダック
その通りです!
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”blame / criticize / condemn”のイメージの違い

blame him for the failure
「(失敗したのは彼の責任だとして)彼を責める」
⇒ 誰のせいでこうなったのか、原因の矛先を向けるイメージ。

criticize the government’s policy
「政府の政策を(欠点を指摘して)批判する」
⇒ 良し悪しを分析・評価して、ダメなところを論じるイメージ。

condemn human rights violations
「人権侵害を(断じて許されないとして)激しく非難する」
⇒ 道徳・正義の観点から、全面的に「悪」だと突きつけるイメージ。

 

関連語②:”sentence” との違い

 
コダック
「(法的に)有罪や刑を宣告する」という意味の類義語も頻出です!一緒に覚えてしまいましょう!

 

”condemn”の類義表現
⇒「刑を言い渡す」の意味を持つ単語”sentence”

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

sentence ⇒「(裁判官が、法律に基づいて公式に)」=刑を宣告する(一般的な表現)
condemn ⇒「(死刑や終身刑など、相手を破滅させるような重い刑を)」=有罪と宣告する・運命づける

といったイメージです。

 

例文で見る!”sentence / condemn”のイメージの違い

● He was sentenced to three years in prison.
「彼は禁錮3年の刑を言い渡された。」
⇒ 法律に基づく通常の量刑宣告の客観的なイメージ。

● The prisoner was condemned to death.
「その囚人は死刑を宣告された。」
⇒ 命を絶たれる、あるいは過酷な状況へと「完全に追い込まれる」イメージ。

 

”condemn”の語源はラテン語「condemnāre」 意味は「完全に罪を問う」

 

”condemn”の語源についても、確認していきましょう。
”condemn”の語源はラテン語の”condemnāre”です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”condemn”の起源について、下記の記載があります。

Origin of condemn
First recorded in 1350–1400; Middle English condempnen, from Anglo-French, Old French condem(p)ner, from Latin condemnāre; see con, damn

日本語訳:1350〜1400年に初めて記録された。中期英語の「condempnen」から来ており、それはアングロ・フランス語および古期フランス語の「condem(p)ner」を経て、ラテン語の「condemnāre」に由来する。con、damnを参照のこと。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”condemn”はラテン語の「condemnāre(完全に有罪とする)」からフランス語を経由して、14世紀後半に英語へと定着した模様です。

 

”condemn”の語源(起源~発祥まで)
●ラテン語:condemnāre(完全に有罪とする)

●古期フランス語:condem(p)ner(非難する・有罪とする)

●中期英語:condempnen(現在のcondemnへ)

 

 
コダック
歴史的な流れは上記の通りです!

もともとラテン語の時点で「誰かを完全に有罪の立場に追い込む」という意味を持っており、それが現代英語の「強く非難する」「刑を宣告する」という重い意味に繋がっているわけですね。

 

構成パーツで覚える”condemn” 「con-」+「damn」

 

ここからは構成パーツの面から”condemn”について覚えていきましょう。
”condemn”の構成パーツは「con-(完全に・強調)」+「damn(損害を与える・非難する)」の2パーツです。

 

各パーツについて紹介していきます。

“con-“は「完全に、一緒に」を意味するパーツ

”con-”は「完全に(強調)」や「一緒に」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えば”conclude”という単語は「con-(完全に)」+「clude(閉じる)」のパーツで構成されており、

話を完全に閉じることから(=「結論づける」)を表しています。

 

その他に、完全に確認する意味の confirm(確認する) や、完全に詰め込む concentrate(集中する) なども”con-”を強調として使用する仲間です。

 

”damn”は「損害を与える、非難する」を意味するパーツ

”damn”は「損害を与える、不利益を突きつける、非難する」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えばスラングでお馴染みの”damn!”という表現は、「ひどい損害を被るような最悪な状況」に対して(=「ちくしょう!、最悪だ!」)と吐き捨てる言葉として使われます。

 

その他の”damn”を使用する関連語として、名詞形の damage(損害・不利益) も、同じ「相手に痛手を与える」というイメージから来ています。

 

”condemn”の意味と語法・覚え方のまとめ

 

以下、”condemn”の意味と使い方・覚え方についてのまとめです。

【condemnのまとめ】
● ”condemn”は「con-(完全に)」+「damn(損害を与える)」の2パーツで構成されている単語。
● コアイメージは「完全に罪を問う・ペナルティを突きつける」。
● 意味は「強く非難する」「有罪を宣告する」。

【語法・文法の超重要ポイント】
● 「condemn A for B(Bの理由でAを非難する)」
● 「condemn A to B(Aに重い刑や運命を宣告する)」の形で非常によく使われるのでセットで暗記しましょう!

 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」