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【語源も分かって、忘れない】英単語「conclude」の意味と使い方・覚え方・文法解説【con-(完全に)+clude(閉じる)=完全にパタンと閉じる】

 

 
コダック
今日の英語表現は”conclude”

「con-(完全に)」+「clude(閉じる)」の2パーツで構成されている単語です。

「完全にパタンと閉じる」がコアイメージで、“conclude”=「結論づける」「締めくくる、終える」「(契約などを)締結する」の意味を持ちますよ!

 

”conclude”の意味と使い方 コアイメージは「完全にパタンと閉じる」

 

”conclude(発音:kənklúːd/コンクルード【動詞】)”は「結論づける」「締めくくる、終える」「(契約などを)締結する」の意味を持つ単語です。

「con-(完全に)」+「clude(閉じる)」の2パーツで構成されている単語で、「完全にパタンと閉じる」がコアイメージです。

 

 
コダック
あれこれ話し合ったた後に、議論の「ドア」を完全に(con-)パタンと閉めて(clude)、もうこれ以上議論をしない状態にすること。

つまり最終決定を行い議論を終わらせる=「結論づける」ことや、イベントやスピーチを終わらせる=「締めくくる」こと、あるいはビジネスで条件交渉をすべて終えること=「(契約を)締結する」ことが”conclude”なわけですね!

 

”プロセスを経て最終的な形に落ち着かせ、門を閉める”という意味から、ビジネスの契約の締結、学術的な推論、イベントの閉会にいたるまで広く使用されます。

定番の例文

・The jury concluded that the defendant was guilty.
(陪審員団は、被告は有罪であるという結論を下した[結論づけた]。)
・She concluded her speech with a quote from Lincoln.
(彼女はリンカーンの言葉を引用してスピーチを締めくくった。)

 

”conclude”の重要な語法・文法パターン

”conclude”を使う上で、絶対に押さえておきたい定番の表現パターンを4つ紹介します。これらを知っておくだけで、英文読解も英作文もぐっと楽になりますよ!

 

① conclude that ~ (〜という結論を出す、結論づける)

後ろに「that + 主語 + 動詞」を続けて、もっともよく使われる他動詞のパターンです。客観的な事実や証拠に基づいて「〜であると判断する」という意味になります。

We concluded that the plan was impossible to execute.
(私たちは、その計画を実行するのは不可能だという結論に達した。)
The study concluded that the new medicine is safe for general use.
(その研究は、新しい薬が一般の使用に対して安全であると結論づけた。)

 

② conclude A with B / conclude by doing ~ (AをBで締めくくる / 〜して終える)

スピーチやイベント、記事などを「〜(という行動や言葉)で終わらせる」と言いたいときの定番表現です。自動詞として「(イベントなどが)〜で幕を閉じる(conclude with ~)」という形でもよく使われます。

He concluded his presentation by thanking the audience.
(彼は聴衆への感謝を述べてプレゼンテーションを終えた。)
The concert concluded with a beautiful piano performance.
(コンサートは美しいピアノの演奏で締めくくられた。)

 

③ conclude a contract / treaty (契約・条約を締結する)

ビジネスや国際政治の超重要フレーズです。「お互いの交渉や話し合いのドアを完全に閉めて、内容を確定させる」というコアイメージから、「(契約などを)正式に結ぶ」という意味になります。

The two companies finally concluded a business contract.
(その2社はついに業務契約を締結した。)
They concluded a peace treaty after long negotiations.
(彼らは長い交渉の末に平和条約を締結した。)

 

④ conclude from A that ~ (Aから〜という結論を導き出す)

「A(事実、データ、経験など)から判断して、〜という結論に至る」という、論理的な思考プロセスを表す語法です。

What do you conclude from these survey results?
(これらの調査結果から、あなたはどう結論づけますか?)
We can conclude from the data that the market is growing.
(そのデータから、市場は成長していると結論づけることができる。)

 

名詞形 ”conclusion” を使った必須熟語・フレーズ

 

動詞の ”conclude” を覚えるなら、名詞形の **”conclusion(結論・結末)”** を使ったフレーズもセットで暗記するのが効率的です!実際の英語圏では、動詞単体よりも以下の名詞フレーズの方が好まれることも多いんですよ。

 

【名詞 conclusion の超重要フレーズ】

come to a conclusion / reach a conclusion(結論に達する、結論にたどり着く)
※ reach の方が「議論を重ねてやっとの思いでたどり着いた」というニュアンスが強くなります。

After hours of discussion, we finally reached a conclusion.
(何時間にも及ぶ議論の末、私たちはついに結論に達した。)

in conclusion(結論として、終わりに臨んで)
※ プレゼンや英語長文・エッセイの最終段落の冒頭に置かれる超定番の接続表現です。

In conclusion, I would like to thank everyone for coming today.
(結びとして、本日お越しいただいた皆様に感謝申し上げます。)

 

”conclude”の類義語・関連語との違い(decide / finish)

 
コダック
せっかく”conclude”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ「決める・終わる」の類義語との違いも一緒に整理しておきましょう!

特に “decide” や “finish” は日常的によく使いますが、ニュアンスが全然違います。

 

”conclude”の類義語
⇒「決める・終える」の意味を持つ単語”decide/finish”との違い

 

 
なるほど…、日本語だとどれも「決める」とか「終わらせる」って訳せちゃうこともあるけど、どう使い分ければいいの??

 

 
コダック

それぞれの持つコアイメージの違いを比較してみましょう!

conclude⇒「議論や調査などのプロセス(過程)を踏んだ上で、最後にパタンとドアを閉じて「最終的な決断・結論を下す」」=論理的な結論を出す・公式に締めくくる
decide⇒「いくつかの選択肢(ルート)がある中から、他の可能性をハサミで「断ち切って(cide)」1つに決める」=(主観や意思を持って)決断する
finish⇒「やっていた作業や行動が、目標のライン(ゴール)まで到達して「終わりにする」」=タスク・作業を完了する

といった感じです!

 
「客観的なプロセスを経てドアを閉める」のか、「選択肢を断ち切る」のか、「作業を最後までやりきる」のか。こうして見ると全然違うね!
 
コダック
そうなんです!何をどう終わらせるか、どう決めるかによって使い分ける必要があります。
実際のフレーズと例文を見ながら、そのニュアンスの差をさらに深く確認してみましょう!

 

例文で見る!”conclude/decide/finish”のイメージの違い

conclude a meeting
「(予定されたすべての議題について話し合いを終え、まとまった結論を出して)会議を締めくくる」
⇒ 単に時間になったから終わるのではなく、段階を踏んで、公式に最終的な幕を閉じるイメージです。

The chairman concluded the meeting at 5 p.m.
(議長は午後5時に会議を締めくくった。)

decide to buy a car
「(買うか買わないか迷った選択肢を断ち切って)車を買うことに決める」
⇒ 自分の心の中で「これにする!」と進む道を意思決定するイメージです(論理的なデータ検証がなくても使えます)。

I decided to buy a car after thinking it over.
(考え抜いた末、私は車を買うことに決めた。)

finish homework
「(出されていた宿題を最後の1問まで解き終えて)宿題を終わらせる」
⇒ タスクや作業を最後までやりきって、物理的に完了させるイメージです。

I need to finish my homework before dinner.
(私は夕食前に宿題を終わらせる必要がある。)

 

”conclude”の語源はラテン語「conclūdere」 意味は「完全に閉じる」

”conclude”の語源についても、確認していきましょう。

”conclude”の語源はラテン語の「conclūdere」です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”conclude”の起源について、下記の記載があります。

Origin of conclude
First recorded in 1250–1300; Middle English, from Latin conclūdere “to close, end an argument,” equivalent to con- con- + -clūdere, combining form of claudere “to close”

日本語訳:1250〜1300年に初めて記録された。中期英語から、ラテン語の conclūdere(閉じる、議論を終える)に由来する。これは con-(完全に)+ clūdere(claudere「閉じる」の結合形)と同等である。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”conclude”は13世紀ごろにラテン語から英語へと入ってきた単語です。
もともとのベースとなっているラテン語の claudere は、物理的に「門やドアを閉ざす」「鍵をかける」といった意味を持つ言葉でした。

そこに「完全に」という意味を添える con- が組み合わさることで、「完全に閉ざす」「閉じ込める」という意味合いが生まれました。
これがやがて、法廷や議会などで「すべての意見が出尽くし、これ以上話し合う余地がない状態にする(=議論のドアを完全に閉める)」という比喩的な意味で使われるようになり、現在の「結論づける」「締めくくる」という意味に発展していったと考えられています。

 

”conclude”の語源(起源~発祥まで)
ラテン語:claudere(物理的にドアや門を閉じる、鍵をかける)

ラテン語:conclūdere(完全に[con-]閉じる[clūdere]=これ以上議論が入ってこないようにシャットアウトする)

1250〜1300年頃(中世):中期英語の時代に英語圏に記録され、現在の「conclude(議論を終える、結論を下す)」へ

 

 
コダック
物理的な「ドアをパタンと閉める」行動が、そのまま「話し合いの終了宣言」へと繋がっていった歴史があるわけですね!

単語の成り立ちを知ると、「完全にドアを閉める」というコアイメージがより納得できるのではないでしょうか。

 

語源・構成パーツで覚える”conclude”:「con-」+「clude」

ここからは、”conclude”をさらに深く、そして一生忘れないように脳に定着させるため、**語源の「構成パーツ」**に分解して学んでいきましょう!

”conclude”は、**「con-(完全に、一緒に)」**という接頭辞と、**「clude(閉じる)」**という語根の2つのパーツから成り立っています。

それぞれのパーツが持つ深い意味や、同じパーツから生まれた仲間の重要単語を知ることで、単語のネットワークが広がり、圧倒的に暗記が楽になりますよ!

 

1. 接頭辞 ”con-”:イメージは「一緒に」⇒「完全に・強く(強意)」

”con-”は、ラテン語に由来する非常に有名な接頭辞です。根本にあるコアイメージは**「みんなで一緒に(together)」**。しかし、そこから**「みんなで一箇所にギュッと集まる ⇒ 密度が濃くなる ⇒ 完全に、すっかり(completely)」**という、後ろの言葉の意味を強く押し上げる**【強意(強調)】**のニュアンスが生まれました。

”conclude”における ”con-” は、まさにこの**「完全に、すっかり」**という強調のイメージで使われています。

ちなみに、このパーツは後ろに続くアルファベットの音(子音)に合わせて、**com-**(p, b, mの前)や **col-**(lの前)、**cor-**(rの前)などに形を変える性質があります(例:combine, collect, correctなど)。これらもすべて根っこは同じ仲間です!

 

 
コダック
先ほど少し触れた”concentrate”も、パーツで分解してみるとより納得できるはずです!

con-(ギュッと一箇所に集めて)
center(中心)
-ate(〜にする[動詞にするパーツ])

「意識を中心に向かってギュッと集める」から、「集中する」という意味になるわけですね。

 

他にも、”con-” (強意・一緒に)を使った日常・ビジネスの重要単語をセットで押さえておきましょう。

confirm(con-[完全に]+ firm[固い・確確たる]=完全に固いものにする ⇒ **確認する、裏付ける**)
connect(con-[一緒に]+ nect[結ぶ]=一緒につなぎ合わせる ⇒ **接続する、つなぐ**)
contemporary(con-[同じ・共に]+ tempor[時間・時代]+ -ary[形容詞に]=同じ時代を共有している ⇒ **現代の、同時代の**)

2. 語根 ”clude”:イメージは「パタンと閉じる・シャットアウトする」

”clude”は、ラテン語の *claudere*(閉じる、閉める)という動詞をルーツに持つパーツ(語根)です。
単に「物理的にドアを閉める」というだけでなく、**「外のものを中に入れないように遮断する(シャットアウトする)」**、あるいは**「ある枠の中に閉じ込める」**という抽象的なイメージを広く持っています。

私たちがよく知っている身近な単語、例えばドアを閉めるの **”close”** や、お洋服などを閉じ込めておく小部屋の **”closet(クローゼット)”** も、実はこの ”clude” とまったく同じラテン語のルーツから生まれた兄弟なんです!

なお、このパーツは動詞では「-clude」ですが、**名詞形や形容詞形になると「-cluse」という形に変化する**特徴があります(例:conclusion[結論]、inclusive[包括的な]など)。

 

 
コダック
この”clude”の「シャットアウトする」イメージが一番分かりやすいのが、”conclude”の対義語でもある”exclude”です!

ex-(外に)
clude(閉じる)

「特定のものを外側に出した状態で、境界線のドアをパタンと閉めてしまう」というイメージから、「除外する、締め出す」という意味になります。

 

”clude(cluse)”を組み合わせた単語は、試験やビジネスでも頻出の重要単語の宝庫です。まとめて一気にイメージで覚えちゃいましょう!

 

include(in-[中へ]+ clude[閉じる]=中に閉じ込める ⇒ **含める、包含する**)
inclusive(includeの形容詞形。すべてを中に閉じ込めた ⇒ **包括的な、すべて込みの**)
conclude(con-[完全に]+ clude[閉じる]=完全にドアを閉めて議論を終わらせる ⇒ **結論づける、締めくくる**)
seclude(se-[離れて]+ clude[閉じる]=人の輪から離れた場所に引きこもる ⇒ **隔離する、孤立させる**)

 

【まとめ】”conclude”の意味・語源・覚え方のポイント

最後に、今回学んでいただいた”conclude”の重要ポイントをすっきり整理しておきましょう!

● **語源パーツの構成**
「con-(完全に)」+「clude(閉じる)」= コアイメージは**「完全にパタンと閉じて、もう中身を動かさない」**

● **主な意味**
1. **結論づける**(議論や調査などのプロセスを経た、論理的な最終決定)
2. **締めくくる、終える**(スピーチやイベントなどを綺麗に幕引きする)

● **文法・語法の超重要ポイント**
・**conclude that 〜**(〜という結論を出す)
・**conclude A with B**(AをBで締めくくる)
・名詞形 *conclusion* を使ったフレーズ **reach / come to a conclusion**(結論に達する)、**in conclusion**(結論として、終わりに)は長文読解や英作文の超定番!

 

 
コダック
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参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」