こんにちは、コダックです。
英語学習、とくに英単語を記憶する上で大切なのは以下の2つ。
②語源や単語のパーツ構成(接頭語・接尾語)などを関連付けて記憶する事
そう!関連付けが強ければ強いほど、記憶に残りやすい!
この記事では英単語を語源や構成パーツ、使い方など、多方面からの知識を関連付けし、効率良く記憶する事を目的にしています。
「com(ともに)」+「pan(パン)」+「y(名詞にするもの)」の3つのパーツで構成されている単語です。
「一緒にご飯を食べる仲間」がコアイメージで、“company”=「会社」「仲間・同席すること」の意味を持ちますよ!
”company”の意味と使い方 コアイメージは「一緒にご飯を食べる仲間」

”company(発音:kʌ́mpəni / カンパニィ)”は「会社」「仲間・同席すること」の意味を持つ単語です。
「com(ともに)」+「pan(パン)」+「y(名詞語尾)」の3つのパーツで構成されている単語で、「一緒にパンを食べる仲間」がコアイメージです。
その仲間が組織として集まったもの=”会社”なわけですね!
”company”は「同じ目的や時間を共有する集まり」なイメージが強いです。
また、後述しますが文法的には**「会社」という意味のときは数えられる名詞(可算名詞)**になりますが、**「仲間・同席」という意味のときは数えられない名詞(不可算名詞)**になるという重要な特徴があります!
例文
He works for a major trading **company**.
(彼は大手の貿易**会社**で働いている。)I will keep you **company** until your bus arrives.
(バスが来るまで私が**一緒にいて(同席して)**あげましょう。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”company”の関連語①:「会社」を意味する単語”company / firm / corporation”
例えば”firm”や”corporation”なども「会社」を意味する単語ですよ!
⇒「会社」の意味を持つ単語”firm / corporation”
イメージの違いとしては
company ⇒「一般的な会社」=最も広く使われる表現
**firm** ⇒「専門的な会社」=法律事務所やコンサル等、少数のパートナーによる企業
**corporation** ⇒「巨大な法人」=法律で認められた大企業や株式会社
といった感じです!
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!
● **company**
「Apple is a tech **company**.」
⇒ 一般的なビジネスを行っている「会社」全般を指すイメージ
● **firm**
「He works for a law **firm**.」
⇒ 弁護士事務所、会計事務所、コンサルティング会社など「専門性の高い小規模〜中規模の集団」のイメージ
● **corporation**
「Toyota is a global **corporation**.」
⇒ 法律上の手続きを経て設立された、株主を持つような「巨大な大企業・法人」のイメージ
”company”の関連語②:「仲間・集まり」を意味する単語”companion / guest”
類義語があるので覚えてしまいましょう!
⇒「仲間・来客」の意味を持つ単語”companion / guest”
それぞれの表現の違いとしては
company ⇒「同席している状態・来客」=集合的な状態(不可算)
companion ⇒「個々の仲間・連れ」=旅の連れや特定の相棒(可算)
guest ⇒「招かれた客」=ホテルや家に招待された人(可算)
といったイメージです。
● **company**
「We are expecting **company** for dinner.」
⇒ (個人の名前は意識せず)「誰かお客さん(の集まり)」が家に来るという状態のイメージ
● **companion**
「He was my traveling **companion**.」
⇒ 一緒に行動を共にする、特定の「旅の連れ・仲間」という個人のイメージ
● **guest**
「We invited ten **guests** to the party.」
⇒ 主催者側から正式に招待されてやってきた「ゲスト・お客さん」のイメージ
”company”の文法・語法 テストで狙われる可算・不可算と重要イディオム

前述の通り、“company”の使い方で、ライティングや文法問題(特にTOEICや大学受験)において最も間違いやすいのが、「可算名詞(数えられる)」と「不可算名詞(数えられない)」の徹底的な使い分けです。
記事の最初でも少し触れましたが、ここでは試験や実務でそのまま使える**「定番のフレーズ(イディオム)」**とセットで、そのルールを完璧に整理しておきましょう!
・具体的な企業を指すので、1社、2社と数えられます。
② 「仲間」「同席」「来客」の意味のとき ⇒ 【不可算名詞】(常に company 単数形)
・「人と一緒にいること」という抽象的な状態や集まりを指すので、数えられません。
・定番フレーズ: `keep company`(一緒にいる)、`enjoy one’s company`(同席を楽しむ)
特に “keep company(一緒に時間を過ごす、同席する)” というイディオムは、 “keep a company” にしてしまうと「会社を経営・維持する」という全く別の意味(他動詞+可算名詞)になってしまうので大注意ですよ!
① 「会社」(可算名詞)の例文
They decided to establish **a new company** in Tokyo.
(彼らは東京に**新しい会社**を設立することを決めた。※具体的な1つの企業なので “a” が必要)② 「同席・一緒にいること」(不可算名詞)の例文
Thank you for **keeping me company** tonight.
(今夜は**一緒にいて[付き合って]**くれてありがとう。※同席という状態なので、me の後ろの company は常に裸の単数形)I always **enjoy your company**.
(あなたと**一緒にいるのは**いつも楽しいです。※「あなたの同席状態を楽しむ」という意味の定番フレーズ)
TOEICのパート5(短文穴埋め問題)などで、 “enjoy [ 空欄 ] company” や “keep him [ 空欄 ]” のような形で前後の冠詞(a)の有無を突いてくる問題は非常に多いです。「パンをシェアする状態(不可算)」なのか「組織としての会社(可算)」なのか、コアイメージと結びつけておけば、もう本番で迷うことはありませんよ!
”company”の語源は俗ラテン語の「compāniō」 意味は「一緒にパンを食べる人」

”company”の語源についても、確認していきましょう。
”company”の語源はcompāniō”です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”company”の起源について、下記の記載があります。
Origin of company
First recorded in 1200–50; Middle English, from Anglo-French; Old French compaignie “companionship,” equivalent to compain (from Late Latin compāniō; see companion 1) + -ie -y 3日本語訳:1200–50年に最初に記録された。中期英語、アングロ・フランス語から。古期フランス語の compaignie(仲間であること・交際)に由来し、これは compain(俗ラテン語の compāniō から。companionを参照)に 接尾辞の -ie(-y)が組み合わさったもの。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”company”は俗ラテン語の「compāniō」から発祥している模様。
● 俗ラテン語:compāniō(一緒にパンを食べる人)
↓
● 古期フランス語:compaignie(仲間であること・交際)
↓
● 中期英語を経て現代の「company」へ
「compāniō…まさに「ともに(com)パン(pan)を分かち合う人」というコアイメージそのものなわけです。
構成パーツで覚える”company” 「com」+「pan」+「y」

ここからは構成パーツの面から”company”について覚えていきましょう
”company”の構成パーツは「com(ともに、一緒に)」+「pan(パン)」+「y(名詞にする接尾辞)」の3パーツです。
つぎから各パーツについて紹介していきます。
“com”は「ともに、一緒に」を意味するパーツ
”com”は「ともに、一緒に」を意味する接頭辞のパーツです。(後ろに続く文字によってconやcol、coに変化します)
2つのものを一緒にする(=「結合させる」)を表しています。
その他に **communication**(コミュニケーション・意思の疎通)や、**compose**(組み立てる・構成する)等も”com”を使用する単語です。
”pan”は「パン(食べ物)」を意味するパーツ
”pan”は「パン・食べ物」を意味する語根のパーツです。日本語の「食パン」のパンも、実はこの語源(ポルトガル語経由)と同じルーツなんですよ!
食料(pan)を保管しておく場所=「食器棚・食料貯蔵室」)というわけですね。
”y”は「名詞化(〜なこと・状態)」を意味するパーツ
”y”は単語の最後について、名詞(あるいは形容詞)の形を作る接尾辞のパーツです。
正直な状態(=「正直・誠実」)を表しています。
その他に **delivery**(配達・届けること)や、**discovery**(発見)等も最後に”-y”がついて名詞の形にする単語です。
”company”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”company”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「一緒にご飯を食べる仲間」
⇒”company”=「会社」「仲間・同席すること」の意味
●語法・文法のポイント ⇒「会社」の時は数えられる名詞(a company)、「仲間・同席」の時は数えられない名詞(keep company)になるのが要約ポイント!
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!