【語源も分かる】英単語「both」の意味と使い方・文法!both A and Bやeitherとの違いも徹底解説

 
コダック
今日の英語表現は”both”

「2つの要素」が合わさった単語で、「2つのものが一緒」がコアイメージです。

“both“=「両方の、双方の」「どちらも、両方とも」の意味を持ちますよ!

 

”both”の意味と使い方 コアイメージは「2つのものが一緒」

 

”both(発音:bóuθ / ボウス【代名詞・形容詞・接続詞】)”は「両方の」「どちらも」の意味を持つ単語です。

古英語の「bā(両方)」+「thā(それら)」という2つの要素から成り立っており、「2つのものが一緒」というコアイメージを持っています。

 

 
コダック
別々の2つのものを、ひとまとめにして「どちらも一緒に」と指し示すイメージですね!

対象となるものが「はっきりと2つ(あるいは2人)」限定である点が最大の特徴です!

 

 

 

 
たしか3つの場合は使えないんだよね
 
コダック
はい!3つ以上の場合は”all”を使うので、”both”は絶対に「2つ」の時にしか使えません!

 

 

 

例文

Both of my parents are teachers.
(私の両親はどちらも教師です。)

I like both of these books.
(私はこれら2冊の本のどちらも好きです。)

We both know the truth.
(私たちは2人とも真実を知っている。)

※参考・例文引用南出康世(2014), ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

【重要文法】”both”の使い方・頻出表現と注意点

 

”both”を使う上で、テストや英会話で非常によく使われる表現や、文法上の注意点がいくつかあります。しっかり押さえておきましょう!

 

頻出フレーズ:”both A and B”「AとBの両方とも」

”both”を使った最も代表的なフレーズが「both A and B(AとBの両方とも)」です。名詞だけでなく、形容詞や動詞など、同じ形のもの(AとB)を並べて繋ぐことができます。

 

例文で見る!”both A and B”の使い方

名詞を繋ぐ場合
I can speak both English and Japanese.
(私は英語と日本語の両方を話せます。)

形容詞を繋ぐ場合
She is both smart and beautiful.
(彼女は賢くもあり、美しくもある。)

 

注意点:”both”は常に「複数扱い」になる

 
コダック
”both”を主語に使う時、動詞の形を単数形にするか複数形にするか迷う事はありませんか?

答えは「常に複数扱い(are や do などを使う)」です!2つのものを指すので、複数形になるのは自然ですね。

 

❌ 誤り:Both of the students is present.
⭕ 正解:Both of the students are present.
(その生徒たちは両方とも出席している。)

 

”both”の関連語:「either/neither」「all/any」との違い

 

せっかく”both”を覚えるのであれば、似たような単語も一緒に整理して覚えてしまいましょう!

 

関連語①:「2つの対象」を扱う単語”either/neither”

”both”の類義語
⇒「2つの対象」を扱う単語”either / neither”

 

 
コダック

イメージの違いとしては

both ⇒「2つとも一緒」=両方とも(100%肯定)
either ⇒「2つのうちどちらか1つ」=どちらか一方(選択)
neither ⇒「2つとも違う」=どちらも〜ない(100%否定)

といった感じです!実際の表現を見ながら確認してみましょう。

 

例文で見る!”both / either / neither”のイメージの違い

both books
「(目の前にある2冊を両方とも手にとって)2冊とも」
⇒ 2つの要素がどちらも100%含まれるイメージ。複数形の名詞が続きます。

either book
「(2冊のうち)どちらか片方の本」
⇒ AかBか、どちらか1つを選び出すイメージ。単数形の名詞が続きます。

neither book
「(2冊のうち)どちらの本も〜ない」
⇒ 2つともバツをつけて、完全に否定するイメージ。単数形の名詞が続きます。

 

関連語②:「3つ以上」を意味する単語”all/any”

 
コダック
”both”の持つ「全部」という意味についても、数の前提が違う関連語があるので覚えてしまいましょう!

 

”both”の関連語
⇒「3つ以上」を扱う単語”all / any”

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

both ⇒「2つのもの」=両方とも
all ⇒「3つ以上のもの全て」=すべて
any ⇒「3つ以上のうちどれでも」=どれでも(任意の1つ)

といったイメージです。

 

例文で見る!”both / all / any”の数の違い

both of my hands
「私の両手(人間の手は2つ)」
⇒ 対象が2つに固定されているイメージ

all of the students
「生徒全員(クラスの3人以上全員を想定)」
⇒ 3つ以上のまとまり全体を指すイメージ

any of the items
「それらのアイテムのどれでも(3つ以上並んだ中からどれでも1つ)」
⇒ たくさんある選択肢のどれをとっても良いというイメージ

 

”both”の語源は古英語・中期英語 意味は「これら2つの」

 

”both”の語源についても、確認していきましょう。

”both”の起源は1125–75年頃の、古英語や中期英語に遡ります

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”both”の起源について、下記の記載があります。

Origin of both
First recorded in 1125–75; Middle English bothe, bathe, Old English bā thā “both the, both those”; cognate with German, Dutch beide, Old High German bêde; akin to Latin ambō, Greek ámphō, Lithuanian abù, Sanskrit ubháu

日本語訳:1125–75年に最初に記録された。中期英語の bothe, bathe、古英語の bā thā(両方のそれら、これら両方の)に由来する。ドイツ語・オランダ語の beide、古高ドイツ語の bêde と同系。ラテン語の ambō、ギリシャ語の ámphō、リトアニア語の abù、サンスクリット語の ubháu と同類。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”both”は古英語で「両方」を意味する bā と、「それら」を意味する thā が合体して発祥している模様です。

 

”both”の語源(起源~発祥まで)
●古英語 bā(両方) + thā(それら)

●中期英語 bothe / bathe(それら2つとも)

●現代英語 both(両方の、どちらも)

 

 
コダック
流れとしては上記の感じなわけですね!

ラテン語の ”ambō”(両方の)や、そこから派生した英単語の接頭辞 ”ambi-”(周囲の、両方の。例:ambiguousなど)とも親戚にあたる言葉なんですよ!

 

構成要素で覚える”both” 「bā(両方)」+「thā(それら)」

 

ここからは構成パーツの面から”both”について覚えていきましょう。

”both”の元となった構成要素は「bā(両方)」+「thā(それら)」の2つのパーツです。

 

各パーツについて紹介していきます。

“bā”は「両方」を意味するパーツ

”bā”は「2つの、両方の」を意味する古いパーツです。

 

 
コダック
例えば同系語(親戚)であるドイツ語の”beide”なども同じルーツを持っており、

やはり同じように「2つの、両方の」という意味を表していますよ。

 

単語の核として、2つの要素をしっかりと意識させる役割を担っています。

 

”thā”は「それら(定冠詞・指示代名詞)」を意味するパーツ

”thā”は「それら、それらの」を意味するパーツです。現代の ”the” や ”those” の先祖にあたります。

 

 
コダック
「両方(bā)」に「それら(thā)」をくっつけることで、

「その2つとも一緒に!」と特定の対象をビシッと指し示す(=「両方とも」)表現になったわけです。

 

これによって、ぼんやりした「2つ」ではなく、「まさにその2つとも全部」という強い限定の意味が生まれました。

 

”both”の意味と語法・覚え方のまとめ

 

以下、”both”の意味と覚え方についてのまとめです。

【bothのまとめ】
● ”both”は古英語の「bā(両方)」+「thā(それら)」の要素で構成されている単語。
● コアイメージは「2つのものが一緒」。
● 意味は「両方の、双方の」「どちらも、両方とも」。

【語法・文法の超重要ポイント】
● 対象は必ず「2つ」に限定される。3つ以上の場合はallを使用する。
「both A and B(AとBの両方)」は非常によく使われる頻出フレーズ。
● 主語になる場合、常に複数扱い(are, do など)になる点に注意!

 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」