「be-(完全に)」+「leave(愛する・大切に思う)」の2つのパーツで構成されている単語です。
「完全に愛着を持つ(心から大切に思う)」がコアイメージで、“believe“=「信じる、~だと思う」「正しいと信じる、信頼する」の意味を持ちますよ!
”believe”の意味と基本の使い方!コアイメージは「完全に愛着を持つ」

”believe(発音:bilíːv/ビリーヴ【動詞】)”は「信じる、~だと思う」「正しいと信じる、信頼する」の意味を持つ単語です。
「be-(完全に)」+「leave(愛する・大切に思う)」のパーツで構成されている単語で、「完全に愛着を持つ(心から大切に思う)」がコアイメージです。
そこから、相手の発言や存在そのものを心から(=「信じる」)ことや、自分の考えを正しいと心に抱くのが”believe”なわけですね!
”believe”で表現するものは、「(証拠の有無に関わらず)自分の心がそれを真実だと認めること」が多いです。
逆に、客観的な事実やデータに基づいて「(証拠があって)~だと知っている」という場合は”know”を使用します。
基本の例文
・I believe his story.
(私は彼の話を信じます。)
・I believe that he will come.
(彼は来ると思います[と信じています]。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
【使い分け】“believe A” と “believe in A” の決定的な違い

”believe”を使いこなす上で、最も重要と言っても過言ではないのが前置詞「in」の有無です。
ただ後ろに名詞を置く場合と、前置詞「in」を挟む場合では、意味の深さが全く変わってきます。
⇒「Aさんの発言内容が本当だ(嘘ではない)」という意味で使います。
● believe in A (Aの存在・価値・能力を信じる)
⇒ Aの中に深く入り込む(in)イメージから、「神や幽霊の存在を信じる」「彼の能力や人格を信頼する(期待する)」という意味になります。
“believe” と “believe in” の例文
・Don’t believe everything you hear.
(聞いたことすべてを真に受けて信じてはいけないよ。)
・Do you believe in ghosts?
(あなたは幽霊の存在を信じますか?)
・You need to believe in yourself.
(君は自分自身の力を信じる必要がある。)
【文法・語法】believeを使いこなす3つの重要パターン

ここでは、実際の英文や英会話でよく見かける、絶対に外せない重要文法パターンを3つ解説します!
① believe + that節(~だと思う、~と信じている)
「believe + that + 主語 + 動詞」の形で、「~だと(強く)思う」という意味になります。thinkよりも確信度が高く、フォーマルな文脈や、自分の信念を述べる際によく使われます。(※口語ではthatはよく省略されます)
・I believe (that) we can find a solution.
(私たちは解決策を見つけられると信じています / 強く思っています。)
② 会話の定番フレーズ!「I believe so. / I don’t believe so.」
相手の質問に対して「そう思います」「そうは思いません」と答えるときの定番フレーズです。「I think so.」よりも少し丁寧で、確信を持っている響きになります。「そうは思わない」と言うときは “I don’t believe so.” または “I believe not.” と表現します。
・“Is the museum open today?” “I believe so.”
(「その美術館は今日開いていますか?」「そうだと思いますよ。」)
・“Will it rain tomorrow?” “I don’t believe so.”
(「明日雨は降るでしょうか?」「そうは思いません。」)
③ 名詞形 ”belief” と形容詞形 ”believable” のルール
believeの派生語も一緒にセットで覚えちゃいましょう!名詞形は ”belief”(信念・信頼・信仰)、形容詞形は ”believable”(信じられる、もっともらしい)となります。名詞形に変わる際、語尾が「v」から「f」に変化する点に注意しましょう。また、否定を表する接頭辞「un-」がついた “unbelievable”(信じられない、信じがたい)は日常会話でも超頻出です!
・It is my firm belief that honesty is the best policy.
(正直は最善の策であるというのが私の強い信念です。)
・His excuse was hardly believable.
(彼の言い訳は到底信じられるものではなかった。)
・The view from the top of the mountain was unbelievable!
(山頂からの景色は信じられないほど素晴らしかった!)
【類義語比較】“think / suppose / trust / credit” との違い

関連語①:「信じる・信用する」を意味する単語”trust / credit”
”trust”や”credit”なども「信じる、信用する」を意味する単語ですよ!
⇒「信じる」の意味を持つ単語”trust / credit”
イメージの違いとしては以下の通りです!
believe ⇒「内容を正しいと思う」=言葉や事柄を本当だと信じる
trust ⇒「人格や能力を頼りにする」=強い信頼感で相手に身を委ねる
credit ⇒「実績や信頼性を認める」=商業的・客観的な信用(クレジットカードなど)
といった感じです!実際の表現を見ながらニュアンスを確認してみましょう!
● I believe him.
(彼の言うことを信じる。)
⇒ 彼が嘘をついていないと思って、発言内容が真実だと受け入れるイメージ。
● I trust him.
(彼を全面的に信頼する。)
⇒ 彼の誠実な人柄や能力を知っているからこそ、相手の人間性そのものを信じて頼りにするイメージ。
● They credited his account with $100.
(彼らは彼の口座に100ドルを入金した[信用を与えた]。)
⇒ 確かな証拠や実績、経済力ベースで「信用に値する」とするビジネス的・客観的なイメージ。
関連語②:「思う・見なす」を意味する単語”think / suppose”
”think”や”suppose”との違いは「確信度の強さ」にあります!
⇒「思う」の意味を持つ単語”think / suppose”
それぞれの確信度の違いのイメージです!
believe ⇒「強く確信して思う」=確信度80%〜90%(そうだと信じる)
think ⇒「頭で考えてそう思う」=確信度50%〜70%(一般的な「思う」)
suppose ⇒「仮定して~だと思う」=確信度40%〜50%(根拠は薄いが、おそらく)
believeは単に「思う」だけでなく、「〜だと信じている」レベルの強い確信を含んでいるのがポイントですね!
● I believe you are right.
(あなたが正しいと強く確信しています。)
⇒ あなたの誠実さや確かな根拠から、「信じている」に近い強い意志を伴うイメージ。
● I think you are right.
(あなたが正しいと思います。)
⇒ 最も一般的でニュートラルに、頭で考えた自分の意見を述べるイメージ。
● I suppose you are right.
(おそらくあなたが正しいのでしょうね。)
⇒ はっきりとした自信はないものの、状況から察するに消去法や推測で「そう思う」とするイメージ。
”believe”の語源は古英語「gelēfan」 意味は「愛着を持つ、大切に思う」

”believe”の歴史や語源についても深掘りしていきましょう。
”believe”の語源は古英語の「gelēfan」”に遡ります。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”believe”の起源について、下記の記載があります。
Origin of believe
First recorded in 1150–1200; Middle English bileven, equivalent to bi- be + leven, Old English (Anglian) gelēfan (cognate with Dutch gelooven, German glauben, Gothic galaubjan)日本語訳:1150〜1200年に初めて記録された。中期英語「bileven」は「bi-(be-)」+「leven」に相当し、古英語(アングル方言)の「gelēfan」と同等である。(オランダ語のgelooven、ドイツ語のglauben、ゴート語のgalaubjanと同源)
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からわかるように、”believe”は古いゲルマン系の言葉から発祥している言葉です。
● 古英語:gelēfan(大切に思う、信じる)
↓
● 中期英語:bileven(接頭辞bi-がついて意味が強調された形)
↓
● 現代英語:「believe」へ(「大切に愛着を持つ」から「確信して信じる」へ変化)
構成パーツで覚える”believe” 「be-」+「leave」

ここからは単語の構成パーツ(語源パーツ)に分解して、”believe”をより脳に定着させていきましょう!
”believe”の構成パーツは「be-(完全に・~にする)」+「leave(愛する・大切に思う)」の2つです。
“be-“は「完全に、~の状態にする」を意味するパーツ
”be-”は、動詞などの頭にくっついて「完全に~する」「~の状態にする」と意味を強める接頭辞です。
その他にも、befriend(友達になる)や、beloved(最愛の)なども”be-”の「~の状態にする」というニュアンスを活かした英単語です。
”leave(leof)”は「愛する、大切に思う」を意味するパーツ
”leave”の元となった古い言葉(leof)は「愛する、好む」を意味するパーツです。(※「出発する、去る」の意味を持つ動詞の leave とは語源が全く異なる別物なので注意してくださいね!)
この「leof(愛する・好む)」に関連するニュアンスを持つ単語の仲間をまとめました。
”believe”の意味と語源・覚え方のまとめ

最後に、”believe”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒「be-(完全に)」+「leave(愛する・大切に思う)」の2パーツ!
⇒ コアイメージは「完全に愛着を持つ(心から大切に思う)」!
● believeの主な意味
⇒「信じる」「~だと思う」「正しいと信頼する」
● 語法・文法の超重要ポイント
⇒ 発言内容を信じるなら「believe A」、人柄や存在そのものを信頼・応援するなら「believe in A」を使う!
⇒ 会話では確信度高めの「そう思う」として “I believe so.” が大活躍!
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