「as-(〜の方へ)」+「saul-(跳ぶ)」のパーツで構成されている単語です。
「〜に向かって激しく跳びかかる」がコアイメージで、“assault“=「襲撃する、激しく非難する」「猛攻撃、暴行(罪)」の意味を持ちますよ!
”assault”の意味とコアイメージは「〜に向かって激しく跳びかかる」
”assault(発音:əsɔ́ːlt/アソールト【名詞】【動詞】)”は「襲撃(する)、激しく非難(する)」「猛攻撃、暴行(罪)」の意味を持つ単語です。
「as-(〜の方へ)」+「saul-(跳ぶ)」のパーツで構成されている単語で、「〜に向かって激しく跳びかかる」がコアイメージです。
物理的に相手に跳びかかることから「激しく襲撃する・暴行する」ことや、言葉の暴力として「(人を)猛烈に批判する」意味になるのが”assault”なわけですね!
”assault”は「ニュースや法的な文脈」なイメージが強い単語です。
このように”assault”で表現されるものは、「単なる喧嘩を超えた、明らかな犯罪行為(暴行)や組織的な急襲」であることが多いです。
逆に、純粋に身体的な攻撃全般を表す場合や、身を守るための戦いなど「攻撃そのもの」を指す場合は、後述する”attack”を使用するのが一般的です。
【例文あり】”assault”の頻出フレーズと使い方(語法)

”assault”は名詞としても動詞としても使われます。
よく使われる頻出フレーズと例文を確認しておきましょう。
● sexual assault(性的暴行)/ physical assault(身体的暴行)
He was arrested for sexual assault.
(彼は性的暴行の容疑で逮捕された。)
● an assault on/upon 〜(〜に対する猛攻撃、激しい非難)
The enemy launched an assault on the city.
(敵はその都市への猛攻撃[急襲]を開始した。)
● 動詞としての使い方(〜を襲撃する、〜に暴行する)
The man was heavily assaulted by a gang.
(その男性はギャングによって激しく暴行された。)
厳密な法律用語では「assault=言葉や態度による脅威(今にも殴りかかりそうな状態)」「battery=実際の身体的接触・暴力」と区別されるのですが、一般的なニュースでは”assault”単体で「深刻な暴行事件」を指すことがほとんどですよ!
”assault”の関連語:「攻撃・非難」を意味する単語との違い

せっかく”assault”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に整理して覚えてしまいましょう!
関連語①:”attack / raid” との違い
⇒「攻撃・襲撃」の意味を持つ単語”attack / raid”
イメージの違いとしては
assault ⇒「標的に向かって至近距離から激しく跳びかかる」=(不意打ち・犯罪的な)猛攻撃、暴行
attack ⇒「敵対するものに対して、自ら進んで打撃を与える」=(最も一般的な)攻撃、非難
raid ⇒「警察や軍隊が、相手の不意を突いて拠点へドカドカと踏み込む」=強制捜査、奇襲
といった感じです!実際の表現を見てみましょう。
● assault a passerby
「(夜道などで)通行人に襲いかかって暴行を加える」
⇒ 相手の体に直接跳びかかって危害を加える、犯罪・バイオレンスのイメージ。
● attack the enemy’s base
「敵の基地を攻撃する」
⇒ 物理的な距離に関わらず、戦略的にこちらから先制を仕掛ける一般的なイメージ。
● a police raid on a nightclub
「警察によるナイトクラブへのガサ入れ(強制捜査)」
⇒ 証拠隠滅を防ぐために、あらかじめ包囲して一気に突入するイメージ。
関連語②:”criticism / abuse” との違い
類義語があるので一緒に覚えてしまいましょう!
⇒「激しい非難」の意味を持つ単語”criticism / abuse”
それぞれの表現の違いとしては
assault ⇒「相手のプライドや立場をズタズタにするような言葉の猛攻」=(痛烈な)言葉の暴力
criticism ⇒「相手の悪い部分や欠点を見つけて、論理的に、または批判的に指摘する」=批判、評論
abuse ⇒「立場を利用して、相手を一方的に罵倒したり、ひどく扱う」=罵詈雑言、虐待
といったイメージです。
● an assault on his character
「彼の人格に対する猛烈な罵倒(人権侵害レベルの攻撃)」
⇒ 言葉のナイフで相手の心を滅多刺しにするようなイメージ。
● constructive criticism
「建設的な批判」
⇒ 感情的な攻撃ではなく、物事を良くするための指摘・分析というイメージ。
● verbal abuse
「口頭による虐待(言葉の暴力)」
⇒ 上司から部下、親から子など、反論しにくい相手への一方的な罵りのイメージ。
”assault”の語源はラテン語「assalīre」 意味は「攻撃する、跳びかかる」

”assault”の語源についても、確認していきましょう。
”assault”の語源はラテン語「assalīre」です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”assault”の起源について、下記の記載があります。
Origin
First recorded in 1200–50; Middle English asaut, from Old French, from Medieval Latin assaltus “attacked,” past participle of assalīre “to attack, jump on,” replacing Latin assilīre, both ultimately from Latin as- as + salīre “to jump, leap”日本語訳:1200〜50年に初めて記録された。中期英語の「asaut」は古フランス語に由来し、それは「攻撃された」を意味する中世ラテン語の「assaltus」(「攻撃する、跳びかかる」を意味する「assalīre」の過去分詞形)から来ている。これはラテン語の「assilīre」に取って代わられたもので、どちらも最終的にはラテン語の「as-(〜の方へ)」+「salīre(跳ぶ、跳ねる)」に由来している。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”assault”はラテン語の「〜へ跳びかかる」という動作から発祥している模様です。
● ラテン語:as-(〜へ) + salīre(跳ぶ) = 相手の方向へ跳びかかる
↓
● 中世ラテン語:assalīre(攻撃する、跳びのる) = 動作から「襲撃」という具体的な意味へ
↓
● 中期英語:asaut = フランス語を経由して英語に取り込まれ、現在の ”assault” へ変化
ちなみに「salīre(跳ぶ)」というと、他にも「result(結果=外に跳び跳ねて出てくること)」などの語源にもなっている面白いパーツですよ!
構成パーツで覚える”assault” 「as-」+「saul-」

ここからは構成パーツの面から”assault”について覚えていきましょう。
”assault”の構成パーツは「as-(〜の方へ)」+「saul-(跳ぶ)」の2つのパーツです。
各パーツについて紹介していきます。
“as-“は「〜の方へ、〜に対して」を意味するパーツ
”as-”は「〜の方へ、〜に対して」を意味するパーツです。(※本来は「ad-」ですが、後ろに続く文字に合わせて「as-」に変化しています)
そばに寄り添って立つ(=「手助けする、補助する」)を表しています。
その他に assure(〜に対して確実にする⇒保証する)や、 associate(〜のほうへ仲間を連れていく⇒連想する、交際する)等も”as-”を使用する単語です。
”saul-”は「跳ぶ、跳ねる」を意味するパーツ
”saul-”(変形:sal-, sil-, sult-)は「跳ぶ、跳ねる」を意味するパーツです。
相手の上へドカドカと跳びはねる(=「侮辱する、ひどく痛めつける」)を表しています。
その他の”saul-(sal-)”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
salient(ピョンと外へ跳び出している ⇒ 目立つ、顕著な)
exult(外へ(ex-)向かって心が跳び跳ねる ⇒ 狂喜する、大喜びする)
”assault”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”assault”の意味と覚え方についてのまとめです。
● ”assault”は「as-(〜の方へ)」+「saul-(跳ぶ)」のパーツで構成されている単語。
● コアイメージは「〜に向かって激しく跳びかかる」。
● 意味は「襲撃する、激しく非難する」「猛攻撃、暴行(罪)」。
【語法・使い方のポイント】
● ニュースなどでは「明らかな犯罪行為(暴行)」として使われることが多い。
● 「sexual assault(性的暴行)」や「an assault on 〜(〜への猛攻撃)」という形でよく使われる。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
