「all(完全に)」+「so(そのように)」のパーツで構成されている単語です。
「完全にその通り、さらに加える」がコアイメージで、「〜もまた、そのうえ」「〜も同様に」の意味を持ちますよ!
”also”の意味と使い方 コアイメージは「完全にその通り、さらに加える」
”also(発音:ɔ́ːlsou/オールソウ【副詞】)”は「〜もまた、そのうえ」「〜も同様に」の意味を持つ単語です。
先ほど紹介した通り、「all(完全に)」+「so(そのように)」のパーツで構成されています。
”also”で表現するものは、「すでにある話の流れに、対等で重要な情報をさらに付け足す」という役割を持っています。
逆に文末でカジュアルにつなげる場合や、否定文の「〜もまた…ない」などのケースは、後述する”too”や”either”を使用します。
●She is a talented singer and also a great actress.
(彼女は才能ある歌手であり、また素晴らしい女優でもある。)
●He speaks French, and he also knows a little German.
(彼はフランス語を話すが、さらにドイツ語も少し知っている。)
●I ordered a pizza, and I also got some salad.
(ピザを注文して、さらにサラダも頼んだ。)
”also”の関連語①:「〜もまた」を意味する単語”too / as well”
日常会話で非常によく使う”too”や、少し上品な響きのある”as well”も「〜もまた」を意味する表現ですよ!
⇒「〜もまた」の意味を持つ単語”too / as well”とのニュアンスの差
イメージと使いどころ(フォーマル度や置く位置)の違いとしては以下のような感じです!
also ⇒「フォーマル」=文中に置かれ、書き言葉やビジネスで好まれる
too ⇒「カジュアル」=文末に置かれ、日常会話で最もよく使われる
as well⇒「口語・イギリス寄り」=文末に置かれ、tooより少し丁寧でマイルドな響き
●I also like tennis.
「(論文やビジネスの自己紹介などで)私はテニスもまた好みます」
⇒ 文章全体の格調を保ちつつ、情報をカチッと追加するイメージ(文中に配置)
●I like tennis, too.
「(友達同士の会話で)私もテニス好きだよ!」
⇒ 会話の中でポンッと手軽に「同じだよ」と乗っかるイメージ(文末に配置)
●I like tennis as well.
「(少し上品に、またはイギリス英語っぽく)私もテニスが好きなんです」
⇒ 文末にそっと添えて、マイルドに同調するイメージ(文末に配置)
”also”の関連語②:否定文で使う「〜もまた…ない」(either / neither)
⇒「〜もまた…ない」の意味を持つ単語”either / neither”
それぞれの使い分けのイメージはこちら!
also ⇒「肯定文用」=「〜もまた(そうだ)」と情報を付け足す
either⇒「否定文の文末」=notと一緒に使い、「〜もまた(そうではない)」と受ける
neither⇒「強い否定の文頭」=単体で否定の意味を持ち、「私もない!」とバシッと返す
●I am also tired.
「私もまた疲れています(肯定)」
⇒ 相手の「疲れた」に対して、自分も同じ状態であることを追加
●I am not tired, either.
「私もまた疲れてはいません(否定)」
⇒ 相手の「疲れていない」という否定発言に、not … either で同調
●Neither am I.
「私も(疲れて)ないよ!」
⇒ 相手の否定発言に対して、文頭から一撃で「私も違う」と切り返す(※後ろが倒置の語順になります)
”also”の文法・語法 絶対に外せない配置ルールと頻出フレーズ

“also”を実際の英文で使うとき、最も間違えやすいのが「置く位置(配置ルール)」です。副詞である “also” は、動詞の種類や文の構造によって置く場所が厳格に決まっています。
●一般動詞の前: He also plays soccer. (彼はサッカーもする)
●be動詞の後: He is also a teacher. (彼は教師でもある)
●助動詞の後: He can also speak English. (彼は英語も話せる)
※完了形(have + 過去分詞)の場合は、haveの後ろ(He has also visited Kyoto.)に置きます。基本は「助動詞・be動詞の後ろ」と覚えておけば間違いありません!
また、”also”は文頭に置かれることもあります。文頭の”also”は文全体を修飾し、「そのうえ」「さらに(In addition / Furthermore)」という独立した追加情報を表す、非常にフォーマルな使い方です。
●例文: Also, we need to consider the cost.
(さらに、私たちは費用についても考慮する必要があります。)
※文頭に置く場合は、後ろにコンマ(,)を打つのが一般的です。ビジネスメールや論文の段落の冒頭などでよく使われます。
さらに、受験英語や資格試験(TOEICなど)、ビジネス文書でも超重要となる、絶対に外せない重要構文や頻出フレーズを紹介します。
●意味: 「AだけでなくBもまた」
●例文: He speaks not only English but also Spanish.
(彼は英語だけでなくスペイン語も話せる。)
※この構文では、Bの重要性をより強調するために、コアイメージである「さらに追加するalso」の力がバシッと働いています。なお、口語などではalsoが省略されたり、文末にtooが置かれたりすることもあります。
●意味: 「〜としても知られている」(略語:a.k.a.)
●例文: Tokyo, also known as the mega-city, is always busy.
(巨大都市としても知られる東京は、いつも賑やかだ。)
※人名や地名、専門用語の別名を補足するときに非常によく使われる定番フレーズです。
”also”の語源は古英語「(e)alswā」 「完全にその通り」から「~もまた」への進化

”also”の語源についても、確認していきましょう。
”also”の語源は古英語の「(e)alswā」です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”also”の起源について、下記の記載があります。
Origin of also
First recorded in 1125–75; Middle English; Old English (e)alswā “wholly so,” from eal(l) all ( def. ) (in the sense “wholly, quite”) + swā so 1 ( def. )日本語訳:alsoの起源
1125–75年に最初に記録された。中期英語。古英語の (e)alswā 「完全にその通り(wholly so)」に由来し、これは eal(l) = 「完全に、すっかり(wholly, quite)」という意味の all と、 swā = so(そのように)が結合したものである。※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”also”は古代では相手の発言や状況に対して「すっかり(all)その通り(so)だ!」という強い肯定や相槌の言葉として使われていたことがわかります。
●古英語で「完全に(all)+その通り(so)」という強い同意の言葉が生まれる
↓
●「前の出来事と完全に同じように」という意味合いから、「こちらの事柄についても同様に成り立つ」という事実の並列を示すようになる
↓
●現代の「〜もまた、そのうえ」と、対等で確実な情報を追加する万能な副詞 ”also” へと進化!
ちなみに、比較などでよく使われる「as(〜と同じくらい、〜のように)」という単語も、実はこの「(e)alswā」が年月を経てすり減って短縮された言葉なんです。「同じように」というニュアンスが共通していますよね!
構成パーツで覚える”also” 「all(完全に)」+「so(そのように)」

ここからは、英単語を分解して記憶に深く定着させる「構成パーツ(語源パーツ)」の視点から、”also”をさらに詳しく掘り下げていきましょう!
”also”の構成パーツは一見複雑そうですが、実は**「all」**と**「so」**という、私たちがよく知っているシンプルな2つのパーツが合体してできています。
それぞれのパーツが持つ本来のイメージを理解すると、なぜ”also”が「〜もまた」という意味になるのかが、すっきりと理屈で納得できるようになりますよ!
パーツ①:”all” ――「すべての」だけじゃない!「完全に、すっかり」を意味する強調パーツ
”all”と聞くと、普段は「すべての」「全員の」という全体のイメージが強いかもしれません。しかし、単語を構成するパーツ(接頭辞的な役割)として使われる場合、**「完全に」「すっかり(wholly, quite)」**という、状態を100%極限まで高める**強力な強調の意味**を持ちます。
”also”の頭についている「al-」は、まさにこの「完全に」というニュアンスを担当しているのです。
●already(すでに) = all(完全に) + ready(準備ができた)
⇒「完全に準備が整っている」状態を表します。
●altogether(完全に、合計で) = all(完全に) + together(一緒に)
⇒「完全に一つにまとまって」という意味になります。
●almost(ほとんど) = all(完全に) + most(最も)
⇒「最も最高の状態に、完全に近づいている」という意味になります。
どれも「すっかり、完全に」というイメージが共通していますよね。”also”の「al-」も、これらと同じ強いエネルギーを持って、後ろの言葉を押し上げているわけですね。
パーツ②:”so” ―― 前の話を丸ごと受ける「そのように、その通り」のパーツ
続いて、後半のパーツである”so”です。これは、現代英語の単語としての ”so” と同じく、**「そのように」「その通り」**という意味を持っています。
ここでの一番のポイントは、”so”には**「すでに前に出た話や、相手が言った内容を丸ごと指し示す役割」**があるということです。日常会話で使う「I think so.(私もそう思う)」や「If so…(もしそうなら)」の “so” と全く同じイメージです。
all(完全に) + so(そのように・その通り)
↓
「(前に出た話は)完全にその通りだ!」
「前の話に100%同意する」という強い土台があるからこそ、「じゃあ、その“完全にその通りな事実”の上に、もう一つ同じくらい確実な情報をトッピングするね!」という流れが生まれ、現代の「〜もまた、そのうえ」の意味につながっているんです!
ちなみに、パーツ①で紹介した「all(完全に)」の仲間として、alright (all right) も覚えておくとパーツのイメージがより深まります。これは all(完全に) + right(正しい・状態が良い)の組み合わせで、「すっかり状態が良くて問題ない」=「大丈夫、了解した」という意味になります。”also”と同様に、「all」が後ろの言葉を100%に引き上げている好例ですね!
このように、「完全に(all)そうである(so)」という強力な結びつきが、現代のalsoの根底に流れています。
単なる軽いおまけではなく、ビジネスや論文などで「前に出した確実な話と、全く同じレベルで成り立つ情報をカチッと追加する」という堅いニュアンスを持つのは、この語源パーツの仕組みを知るとスッキリ納得できますね!
”also”の意味と語源・覚え方のまとめ
以下、”also”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「完全にその通り、さらに加える」
⇒”also”=「〜もまた、そのうえ」「〜も同様に」の意味
●語法・文法のポイント ⇒一般動詞の前、be動詞・助動詞の後に配置。”not only A but also B”も最重要!
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