【語源も分かる】英単語「alongside」の意味・使い方・文法を徹底解説!besideとの違いも

 
コダック
今日の英語表現は”alongside”

「along(〜に沿って)」+「side(側)」の2つのパーツで構成されている単語です。

並んで、〜の側に沿ってがコアイメージで、“alongside“=「〜と並んで、〜の側に」「〜と一緒に、〜と同時に」の意味を持ちますよ!

 

”alongside”の意味とコアイメージは「並んで、〜の側に沿って」

 

”alongside(発音:əlɔ̀ːŋsáid / アロングサイド)”は、主に【前置詞】や【副詞】として使われ、「〜と並んで、〜の側に」「〜と一緒に、〜と同時に」の意味を持つ単語です。

「along(〜に沿って)」+「side(側)」の2つのパーツで構成されており、「対象の長さにピタッと沿って並んでいる」のがコアイメージです。

 

 
コダック
例えば、岸壁にピタッと横付けされている船や、道路に沿って並んでいる車を想像してみると分かりやすいですよ!

そこから物理的な〜と並んで・〜の側にという意味にくわえ、ビジネスなどで肩を並べて協力して働く(=「〜と一緒に・〜と同時に」という意味でもよく使われます!

 

”alongside”の使い方と実践的な例文(頻出フレーズ)

 

ここからは”alongside”の具体的な使い方を、2つの意味に分けて例文と一緒に見ていきましょう。よく使われる頻出フレーズとして覚えてしまうのがおすすめです!

 

使い方①:物理的な位置「〜の側に、〜と並んで」

建物、道、川などの「長さに沿って平行に並んでいる」状態を表します。

例文

・The boat was moored alongside the pier.
(そのボートは桟橋の側に[並んで]係留されていた。)

・Cars were parked alongside the road.
(車が道路に沿って[並んで]駐車されていた。)

・She stood alongside her husband.
(彼女は夫と並んで立った。)

 

使い方②:協力・共存「〜と一緒に、〜と並行して」

TOEICやビジネス英語で非常に頻出するのがこちらの意味です。「work alongside 〜(〜と一緒に働く)」などのフレーズで、「対等な立場で協力しあう」というポジティブなニュアンスを含みます。

例文

・He worked alongside us.
(彼は私たちと並んで[一緒に]働いた。)

・We will fight alongside you.
(私たちはあなた達と共に戦います。)

・Traditional culture exists alongside modern technology.
(伝統文化は現代技術と共存している[並行して存在している]。)

 

類義語との違い①:「側に」を意味する”beside / near”

 

 
コダック
せっかく”alongside”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

まずは「側に」を意味する”beside”や”near”との違いを見ていきましょう!

 

イメージの違い

alongside ⇒「〜に沿って横並びに」=長さに沿ってぴったり平行に並ぶ
beside ⇒「〜のすぐ隣に」=位置がすぐ横にある(点としての隣)
near ⇒「〜の近くに」=距離が近い(隣とは限らない)

 

 
う~ん…文字だけだとニュアンスの差がちょっとややこしいかも…
 
コダック
それぞれのイメージを、川(river)を使った実際の表現で見比べてみましょう!

 

例文で見る!”alongside / beside / near”のニュアンス差

alongside the river
「川に沿って並んで」
⇒川の長さに平行して、ぴったり寄り添うように道などがあるイメージ

beside the river
「川のすぐそばに」
⇒川のすぐ横(特定のスポット)に、家などがちょこんと建っているイメージ

near the river
「川の近くに」
⇒すぐ隣でなくてもよく、歩いていける範囲に川があるイメージ

 

類義語との違い②:「一緒に」を意味する”together / with”

 

 
コダック
続いて、”alongside”の持つ「一緒に、同時に」という意味の類義語です。
“together”や”with”との違いを整理しましょう!

 

イメージの違い

alongside ⇒「肩を並べて」=対等な立場で協力しあう
together ⇒「共同で・まとまって」=集団で行動を共にする
with ⇒「〜を伴って」=もっとも一般的な「〜と一緒に」

 

例文で見る!”alongside / together / with”のニュアンス差

● work alongside tech experts
「技術の専門家たちと肩を並べて働く」
⇒お互いのプロ意識を尊重し合いながら、対等に協力するイメージ

● work together
「みんなで協力して働く」
⇒チーム全員が一丸となって一つの作業に取り組むイメージ

● work with a friend
「友達と一緒に働く」
⇒もっとも幅広く使われる表現で、単なる同伴や所属を表すイメージ

 

”alongside”の文法・語法(前置詞と副詞のルール)

 

”alongside”を使いこなす上で、知っておきたい文法知識を整理しましょう。
実は”alongside”は、「前置詞」としても「副詞」としても使える非常に便利な単語です。

 

1. 前置詞としての使い方(後ろに直接名詞を置く)
後ろにそのまま名詞を置いて「〜の側に並んで」という意味になります。
よくある疑問として「alongside of 〜」のように”of”をつけるべきか迷う方がいますが、基本的には「of」は不要です。そのまま名詞を繋げてください。
(※アメリカの日常会話などでは alongside of と言うこともありますが、標準的には of なしが正解です)

  • 〇:alongside the road(道路に沿って)
  • △:alongside of the road

 

2. 副詞としての使い方(単独で使う)
後ろに名詞を置かず、単独で「そばに、並んで」という意味になります。

  • Bring the car alongside. (車を横付けしなさい。)

 

”alongside”の語源は1700年代初頭 意味は「along + side」

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”alongside”の起源について、下記の記載があります。

Origin of alongside
First recorded in 1700–10; along + side

日本語訳:1700年〜1710年に初めて記録された。along(〜に沿って) + side(側)からなる。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”alongside”は18世紀の初頭に、元々あった2つの単語が合体して生まれた言葉です。

 

”alongside”の語源(起源~発祥まで)
● 古期英語からの「along(〜に沿って)」

● 同じく位置を表す「side(側)」

● 1700年頃、船を岸壁や他の船の横にピタッとくっつける航海用語として「alongside」が誕生

 

 
コダック
「沿う」と「横側」がくっついた、文字通りの分かりやすい成り立ちをしていますね!

 

構成パーツで覚える”alongside” 「along」+「side」

 

さらに記憶に定着させるため、構成パーツである「along」と「side」が使われている他の単語も一緒に覚えてしまいましょう。

 

“along”は「〜に沿って」を意味するパーツ

 
コダック
例えば”alongshore”という単語は「along(〜に沿って)」+「shore(海岸・岸)」のパーツで構成されており、

海岸に沿った(=「海岸沿いの」)を表しています。

 

その他に get along(うまくやっていく=相手に波長を沿わせる)等も”along”のイメージを使用する表現です。

 

”side”は「側(そば)」を意味するパーツ

 
コダック
例えば”sidewalk”という単語は「side(側・端)」+「walk(歩く道)」のパーツで構成されており、

車道の脇にある歩くための道(=「歩道」)を表しています。

 

その他の”side”を使用する単語は以下のようなものがあります。

  • sideline(本業の側の線 = 副業、不参加の線)
  • inside(内側)
  • outside(外側)

 

”alongside”の意味と覚え方のまとめ

 

以下、”alongside”の意味と使い方についてのまとめです。

  • 成り立ち:”alongside”は「along(〜に沿って)」+「side(側)」で構成。
    ⇒コアイメージは「並んで、〜の側に沿って」
  • 主な意味:「〜と並んで」「〜の側に」「〜と一緒に」「〜と同時に」
  • 類義語との違い
    「alongside」は長さに平行してピッタリ並ぶ。ビジネスでは「対等に肩を並べて」のニュアンス。
  • 語法・文法
    前置詞のときは behind や near と同じく、後ろに of をつけずに直接名詞を置くのが基本。

 

 
コダック
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参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」