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【語源も分かって、忘れない】英単語「accept」の意味と使い方・覚え方・文法解説【ac-(〜の方へ)+cept(取る)=自分の方へ引き受ける】

 

 
コダック
今日の英語表現は”accept”

「ac-(〜の方へ)」+「cept(取る)」のパーツで構成されている単語です。

「自分の方へ引き受ける」がコアイメージで、“accept”=「受け入れる」「承認する」「(申し出などを)引き受ける」の意味を持ちますよ!

 

”accept”の意味と使い方 コアイメージは「自分の方へ引き受ける」

 

”accept(発音:æksépt/アクセプト【動詞】)”は「受け入れる」「(贈り物や提案・招待などを)引き受ける」「(事実や責任などを)認める・承認する」の意味を持つ単語です。

「ac-(〜の方へ)」+「cept(取る)」のパーツで構成されている単語で、「自分の方へ引き受ける」がコアイメージです。

 

 
コダック
相手が自分の方へ(ac-)差し出してきたものや状況に対して、しっかりと掴み取る(cept)状態のこと。

ただ目の前に置かれる(受動的な)だけでなく、自分の意志で「よし、もらおう」「引き受けよう」と納得して自分の懐に収める=「能動的に受け入れる」ニュアンスがあるわけですね!

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”accept”は動詞として、ビジネスの招待や提案、贈り物を快く引き受ける文脈で「招待に応じる(accept an invitation)」や「クレジットカードが使える(accept credit cards)」のように広く使われます。

また、アドバイスや厳しい現実、あるいは自分の過ちを「(納得して・あるいは仕方がないものとして)受け入れる、認める」という精神的な受容のニュアンスでもよく使われます。

 

”accept”の頻出フレーズ・使い方のパターン

”accept”を使いこなすために、まずはよく一緒に使われる(コロケーション)定番フレーズをマスターしましょう!

 

【日常・ビジネスで超頻出のフレーズ】
accept an invitation:招待に応じる(受け入れる)
accept an offer / a proposal:申し出/提案を受け入れる
accept an apology:謝罪を受け入れる
accept advice:忠告・アドバイスに従う(聞き入れる)
accept reality:現実を受け入れる

 

”accept”の重要な語法・文法ルール

単に名詞を後ろに置くだけでなく、以下のような文法パターンも非常によく使われます。長文読解や英作文で差がつくポイントです!

 

① accept + that 節(〜ということを認める・受け入れる)

後ろに「that + 主語 + 動詞」を続けることで、「〜という事実を(納得して、または仕方のないものとして)受け入れる・認める」という意味になります。

 

② accept A as B(AをBとして受け入れる・認める)

「Aという人や物を、B(役割や状態・事実など)として受け入れる」という形です。ビジネスや組織の文脈でよく見かけます。

 

「accept」の分かりやすい例文

・Please accept this small gift.
(どうかこのささやかな贈り物を受け取ってください[お納めください]。)
・He found it hard to accept the reality.
(彼はその現実を受け入れるのが難しいと感じた。)
・I would be delighted to accept your invitation to the party.
(パーティーへのご招待を喜んでお受けいたします。)
・We must accept that prices are rising.
(私たちは物価が上がっているという事実を受け入れなければならない。)
・The team accepted him as a new leader.
(チームは彼を新しいリーダーとして受け入れた。)
・The restaurant doesn’t accept credit cards, only cash.
(そのレストランはクレジットカードが使えず、現金のみ受け付けている。)

※参考・一部例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」およびその他

 

”accept”の文法・語法 名詞形・形容詞形とよく使う表現

1. 名詞形は ”acceptance”

”accept”の名詞形は ”acceptance(発音:ækséptəns/アクセプタンス)” で、「受け入れ、受諾、承認、容認」という意味になります。ビジネス文書などで「提案の受諾(acceptance of a proposal)」や、学校への「入学許可(letter of acceptance)」のように非常によく使われる名詞です。

 

2. 形容詞形は ”acceptable”

後ろに「〜できる(-able)」がくっついた ”acceptable” は、「受け入れ可能な、許容できる、満足のいく」という意味になります。ビジネスの交渉で「その条件なら受け入れられます(That condition is acceptable.)」といった形で頻出します。反対語の unacceptable(受け入れがたい)も一緒に覚えておくと便利です!

 

”accept”の関連語:「受け取る・受け入れる」を意味する単語”receive”

 
コダック
せっかく”accept”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいましょう!

例えば”receive”なども「受け取る」を意味するお馴染みの単語ですよ!

 

”accept”の類義語
⇒「受け取る」の意味を持つ単語”receive”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては、以下のような感じです!

accept⇒「差し出されたものを、自分の意志で快く「引き受ける、承認する」」=意志を持って能動的に受け入れる
receive⇒「向こうから送られてきたものが、ただ受動的に手元に「届く、受け取る」」=事実として受動的に受け取る(受領する)

といった感じです!

 
「意志があるかないか」が大きな違いなんだね!
 
コダック
その通りです!例えば、荷物を「receive(受領)」したけれど、中身が気に入らなくて「accept(受諾)」はしない(返品する)、なんてシチュエーションもあり得ます。
実際の表現を見ながらニュアンスの違いを確認してみましょう!

 

例文で見る!”accept/receive”のイメージの違い

●accept an offer
「(内容に納得して、喜んで)オファーを引き受ける」
⇒ 自分の意志で「YES」と答えて懐に入れるイメージ

●receive an email
「(メールボックスに自動的に)メールを受信する」
⇒ 向こうからやってきたものが、ただ自分の手元に物理的に届くイメージ

 

”accept”の語源はラテン語「acceptāre」!「自分の意志で受け取る」由来とは?

”accept”がなぜ「自分の意志で受け入れる」というニュアンスを持つのか、語源からさらに深掘りしていきましょう。

”accept”の語源をたどると、ラテン語の「acceptāre」に行き着きます。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”accept”の起源について、下記の記載があります。

Origin of accept
First recorded in 1350–1400; Middle English accepten, from Middle French accepter, from Latin acceptāre “to take, receive regularly,” frequentative of accipere “to take, receive,” equivalent to ac- ac- + -cipere, combining form of capere “to take”; cf. captive ( def. )

日本語訳:1350〜1400年に初めて記録された。中期英語の accepten、中期フランス語の accepter を経て、ラテン語の acceptāre(受け取る、定期的に取る)に由来する。これは accipere(取る、受け取る)の反復動詞であり、ac- + -cipere(capere[取る]の結合形)と同等である。 captive(捕虜)の項を参照。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容から読み取れるのは、”accept”が14世紀後半(中世)にフランス語を経由して英語に導入されたという歴史です。しかし、さらに注目したいのはその大元となるラテン語の成り立ちです。

もともとの基本となる動詞は「accipere(取る、受け取る)」でしたが、そこから派生した「acceptāre」は「反復動詞(繰り返し〜する)」という形をとっています。

単に「(一回)取る」のではなく、「何度も受け取る」「習慣的に受け取る」という反復の動作が、やがて「快く受け入れる」「進んで自分のものにする」という能動的な意味合いへと発展していきました。これが現在の”accept”に「意志」のニュアンスが含まれている大きな理由です。

 

”accept”の語源(起源~発祥まで)
①ラテン語:capere(ガシッと手で掴んで取る)
↓「ac-(〜の方へ)」が組み合わさる
②ラテン語:accipere(〜の方へ手を伸ばして取る)
↓ 反復動詞(繰り返し〜する、進んで〜する)へと変化
③ラテン語:acceptāre(繰り返し受け取る、快く受け入れる)

中期フランス語:accepter を経由

④1300年代後半:英語の「accept(差し出されたものを引き受ける)」として定着

 

 

 
コダック
歴史的な流れとしては上記の感じなわけですね!
「繰り返し取る=喜んで受け入れる」に変化していった過程を知ると、ただの暗記よりもグッと記憶に残りやすくなります。

ちなみに引用元で紹介されていた ”captive(捕虜)” も、大元は同じ「手でガシッと掴み取られた人(capere)」という意味から来ている単語なんですよ!

 

 

構成パーツで覚える”accept” 「ac-」+「cept」

ここからは、単語を構成するパーツの面から”accept”について深掘りしていきましょう。

”accept”の構成パーツは、「ac-(〜の方へ)」「cept(取る)」の2つに分けられます。

 

それぞれのパーツが持つ意味を知ることで、他の単語を覚えるときの大きなヒントになりますよ!

“ac-” は「〜の方へ、方向、変化」を意味する接頭辞

”ac-”は「〜の方へ(方向)」「〜に向かって」という意味を付け加えるパーツです。実はこの”ac-”、大元は「ad-」という接頭辞が変化したものなんです。

 

 
コダック
後ろに続く単語の最初の文字(今回は”cept”の「c」)に合わせて、発音しやすいように「ad-」が「ac-」に変化しているんですね。これを言語学では「同化」と呼びます。

ちなみに”別記事”でも紹介するような、方向を示す大事な接頭辞です。相手のいる方向へグッと近づいていく、あるいは何かを付け加えるニュアンスを持っていますよ!

 

その他にも、”ac-”(または”ad-”の変化形)を使った単語には以下のようなものがあります。どれも「〜の方向へ」というイメージが隠れています。

accumulate(ac-[〜の方へ]+ cumulate[積む]=ある方向へどんどん積み上げる⇒蓄積する
accompany(ac-[〜の方へ]+ company[仲間・交際]=〜の方へ仲間として行く⇒同伴する、一緒に行く

 

”cept” は「取る、掴み取る」を意味する語根

”cept”は、ラテン語の「capere(取る、掴む)」を語源とするパーツです。「手を使ってしっかりと掴み取る」という物理的な動作から、「頭の中で考えを掴む=理解する」といった意味合いまで幅広く使われます。

 

 
コダック
例えば”concept”という単語は「con-(完全に・みんなで一緒に)」+「cept(掴み取ったもの)」のパーツで構成されています。

みんなの頭の中で共通してしっかりと掴み取っている大まかな考え、つまり「概念、コンセプト」を表しているわけですね!

 

この”cept”というパーツを覚えていると、以下のような単語もパーツを組み合わせるだけで簡単に意味を推測できるようになります。

except(ex-[外へ]+ cept[取る]=全体の中から外へ掴み出す⇒〜を除いて、〜以外は
intercept(inter-[間に]+ cept[取る]=AからBへ行く途中の間に割り込んで掴み取る⇒横取りする、遮る、迎撃する

 

”accept”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”accept”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”accept”は「ac-(〜の方へ)」+「cept(掴み取る)」の2つのパーツから構成されている単語です。
⇒コアイメージは「相手から差し出されたものを、自分の方へ引き受ける(能動的な受け入れ)」
⇒”accept”=「受け入れる」「承認する」の意味になります。

●語法・文法のポイント
⇒名詞形は「acceptance」、形容詞形は「acceptable」。
⇒ただ機械的に届く「receive」とは違い、自分の意志で快く「YES」と受け入れるニュアンスが特徴です。

 
 
コダック
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他の単語の成り立ちなどもぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」