【語源も分かる】英単語absentの意味・使い方・文法解説!動詞用法や類義語との違い

 
コダック
今日の英語表現は”absent”

「ab-(離れて)」+「sent(存在する)」の2つのパーツで構成されている単語です。

離れて存在するがコアイメージで、日常会話からビジネスまで超頻出の重要単語ですよ!

 

”absent”の意味と使い方!コアイメージは「離れて存在する」

 

”absent”には、大きく分けて**【形容詞】**と**【動詞】**の2つの用法があります。

まずはそれぞれの意味と、根底にあるコアイメージを確認してみましょう!

 

 
コダック
本来いるべき場所から離れて(ab-)存在している(sent)状態のこと。

そこから、学校やオフィスに人がいない(=「欠席して、不在で」状態や、心や意識がどこか遠くへ離れてしまっている状態=”absent”(ぼんやりした、うわの空の)という意味になるわけですね!

 

1. 【形容詞】としての意味と使い方

”absent(発音:ǽbsənt/アブセント)”は、主に以下の2つの意味を持つ形容詞として使われます。

  • ① 欠席して、不在で(物理的にその場にいない)
  • ② ぼんやりした、うわの空の(精神的にその場にいない)

”absent”は単に「身も心もその場にいない」という強いイメージがあります。

 

 
「心もいない」ってどういうこと??
 
コダック
例えば、授業中に先生の話を聞かずに、上の空で窓の外を眺めている生徒の様子を想像してみると分かりやすいですよ!体はその場にあっても、意識が「離れて存在」していますよね。

 

形容詞の例文

・He was absent from school yesterday.
(彼は昨日学校を欠席した。)
・Tom was absent from the important meeting this morning.
(トムは今朝の重要な会議を欠席した。)
・She had an absent look on her face during the lecture.
(彼女は講義中、うわの空な表情をしていた。)

※一部参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

2. 【動詞】としての意味と使い方 ※要注意ポイント!

実は”absent”には、「〜を欠席する、休む、席を外す」という意味の【他動詞】としての用法もあります!

動詞として使う場合は、基本的には **”absent oneself from ~”**(〜から自分自身を離れさせる=欠席する)という形で使われる、少しフォーマルで上品な表現です。

 

⚠️【超重要】形容詞と動詞で発音(アクセント)が変わる!
形容詞: ǽbsənt (前のアにアクセント・ブセント)
動 詞: æbsént (後ろのセにアクセント・アブント)

テストや資格試験のリスニングでも狙われやすいポイントなので、ぜひ一緒に覚えておきましょう!

 

動詞の例文

・He absented himself from work without permission.
(彼は許可なく仕事を無断欠席した。)
・Why did you absent yourself from the party last night?
(昨夜のパーティーを欠席したのはなぜですか?)

 

”absent”の文法・語法!絶対に外せない3つの定番ルール

 

”absent”を英語で正しく使いこなすために、絶対に押さえておくべき文法・語法の重要ポイントを3つに整理しました。

 

① 形容詞の定番フレーズ: “be absent from ~”

”absent”を「〜を欠席している」という形容詞で使う場合、後ろに前置詞の **from** を伴って **「be absent from ~」** の形で用いるのが鉄板です。
「本来いるべき場所(学校や会議など)から、**離れた(from)**状態である」という語源のイメージがそのままフレーズの形になっています。状態を表すので、動詞ではなく**be動詞とセット**で使います。

 

② 動詞の定番フレーズ: “absent oneself from ~”

先ほど解説した動詞としての用法です。**”oneself”(再帰代名詞)**の部分には、主語に合わせて myself, himself, herself, themselves などを入れます。「自らの意志でその場から離れる(=休む)」というニュアンスが含まれます。

 

③ 名詞形 ”absence” の重要フレーズ

”absent”の名詞形は **”absence”**(不在、欠席、欠如)です。この名詞もビジネスや日常会話で非常によく使われます。
特に**「in one’s absence(〜の不在の間に)」**というフレーズは、ビジネスメールの定番表現です!

・Please take care of the office **in my absence**.
(私の不在の間、オフィスをお願いします。)
・His frequent **absence from** class is a problem.
(彼の頻繁な授業の欠席は問題だ。)

 

ニュアンスの差を攻略!”absent”の類義語・関連語との違い

 

関連語①:「不在・欠如」を意味する単語”missing / lacking”との違い

 
コダック
せっかく”absent”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”missing”や”lacking”なども「ない、不足している」を意味する単語ですよ!

 

”absent”の類義語
⇒「不在・欠如」の意味を持つ単語”missing / lacking”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

absent ⇒「本来いるべき人がいない」=人(や意識)の欠席・不在
missing ⇒「あるべき場所に見当たらない」=紛失、行方不明、欠落
lacking ⇒「必要な基準に満たない」=経験や能力の不足・欠如

といった感じです!単に物が不足していることや、空っぽな状態などは”absent”ではなく”missing”や”lacking”を使いますよ!

 
う~ん…文字だけだとニュアンスの差がちょっとややこしいかも…
 
コダック
確かに、これだけ言われても分かりづらいかもしれませんね…汗
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”absent / missing / lacking”のイメージの違い

● absent
「Several students were absent.」
⇒本来教室の席に座っているはずの生徒が、何人か欠席して席を離れているイメージ

● missing
「A page is missing from this book.」
⇒本の一部であるページが破れて(紛失して)どこかへ行ってしまい、見当たらないイメージ

● lacking
「He is lacking in experience.」
⇒一人前の社会人として活動する上で、必要な「経験」というメーターが不足しているイメージ

 

関連語②:「ぼんやりした」を意味する単語”blank / distracted”との違い

 
コダック
つづいて、”absent”の持つ「うわの空の」という意味についての類義語も見ていきましょう!

 

”absent”の類義語
⇒「ぼんやりした」の意味を持つ単語”blank / distracted”

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

absent ⇒「意識が遠くにある」=心ここにあらず、うわの空
blank ⇒「中身が何も入っていない」=(感情や考えがない)ポカンとした表情
distracted ⇒「注意が別のものに引かれる」=(心配事などで)気が散った状態

といったイメージです。

 

 
コダック
せっかくですので、こちらも例文を通じて感覚を掴んじゃいましょう!

 

例文で見る!”absent / blank / distracted”のイメージの違い

● absent
「an absent mind」
⇒自分の世界に入り込んでしまい、心ここにあらずで上の空な精神状態のイメージ

● blank
「give a blank look」
⇒何を考えているのか全く分からない、白紙のように感情の起伏がないポカンとした表情

● distracted
「You seem distracted today.」
⇒スマホの通知や他の悩みのせいで、目の前の作業に集中できず気が散っているイメージ

 

”absent”の語源はラテン語「absēns」!意味は「離れていること」

 

”absent”の語源についても、確認していきましょう。

”absent”の語源はラテン語「absēns」”です。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”absent”の起源について、下記の記載があります。

Origin of absent
First recorded in 1350–1400; Middle English, from Latin absent-, stem of absēns “being away,” present participle of abesse “to be away,” from ab- ab- + esse “to be”

日本語訳:最初の記録は1350〜1400年。中期英語、およびラテン語のabsent-(「離れていること」を意味するabsēnsの語幹で、abesse「離れている」の現在分詞)から。これはab-(離れて)+esse(存在する、ある)に由来する。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”absent”はラテン語の「離れて(ab-)存在する(esse)」という言葉から発祥している模様。

 

”absent”の語源(起源~発祥まで)
● ラテン語:ab-(離れて) + esse(存在する・ある)

● ラテン語:abesse(離れている)の現在分詞 absēns(離れている状態)

● 14世紀後半、中期英語を経由して現代の「absent」へ

 

 
コダック
流れとしては上記の感じなわけですね!

ちなみに「esse」というラテン語は、英語の「be動詞」のルーツにあたる言葉で、「ある・存在する」という意味を持っています。

 

構成パーツで覚える”absent”!「ab-」+「sent」

 

ここからは構成パーツの面から”absent”について覚えていきましょう。

”absent”の構成パーツは「ab-(離れて)」+「sent(存在する)」の2パーツです。

 

各パーツを含む他の英単語も一緒にチェックして、記憶の関連付けを強めましょう!

“ab-“は「離れて、分離、それる」を意味するパーツ

”ab-”は「離れて、分離、それる」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えば”abnormal”という単語は「ab-(外れて・離れて)」+「normal(普通の・標準の)」の2パーツで構成されており、

普通の基準から外れている(=「異常な、普通でない」)を表しています。

 

その他に absorb(吸い上げる=中から引き離して吸収する)や、abuse(悪用・虐待=正しい使い方から離れる)等も”ab-”を使用する単語です。

 

”sent”は「存在する、ある」を意味するパーツ

”sent”は「存在する、ある」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えば”present”という単語は「pre-(前に)」+「sent(存在する)」の2パーツで構成されており、

みんなの目の前に存在している(=「出席している、現在の、贈り物」)を表しています。まさにabsentの真逆(対義語)にあたる単語ですね!

 

その他の”sent”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。

essential(本質的な=存在する上で最も大事な), represent(代表する=再び目の前に存在させる)

 

”absent”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”absent”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”absent”は「ab-(離れて)」+「sent(存在する)」の2パーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「離れて存在する」
⇒**【形容詞】**「欠席して、不在で」「ぼんやりした、うわの空の」
⇒**【動詞】**「〜を欠席する、休む」(発音注意!アブ**セ**ント)
●語法・文法のポイント
⇒形容詞では前置詞fromと組み合わせて「be absent from ~」
⇒動詞では「absent oneself from ~」の形でよく使われます。
⇒名詞形は「absence」で、定番フレーズは「in one’s absence(〜の不在の間に)」

 

 
コダック
当サイトでは英語表現について、このように語源、語法・文法、覚え方の面から解説を行っています。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(<a href=”https://