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【語源も分かって、忘れない】英単語「viable」の意味と使い方・覚え方・文法解説【vi-(生命・生きる)+-able(〜できる)=生存できる】

 

 
コダック
今日の英語表現は”viable”

「vi-(生命・生きる)」+「-able(〜できる)」のパーツで構成されている単語です。

「生存できる・命を維持できる」がコアイメージで、そこから発展して官公庁やビジネスでも超頻出の“viable“=「実行可能な、実用的な」「生存可能な」という意味を持ちますよ!

 

”viable”の意味と使い方 コアイメージは「生存できる・命を維持できる」

 

”viable(発音:váiəbl/ヴァイアブル【形容詞】)”は「実行可能な、実用的な」「(胎児や植物などが)生存可能な」の意味を持つ単語です。

「vi-(生命・生きる)」+「-able(〜できる)」のパーツで構成されている単語で、「生存できる・命を維持できる」がコアイメージです。

 

 
コダック
生命として生きる能力があること(=「生存可能な」)という意味から、ビジネスや計画が「きちんと命(資金や機能)を維持して、現実的に機能していける状態(=「実行可能な、実用的な」)」へとイメージが繋がっているわけですね!

 

”viable”は、単に「理論上できる」というだけでなく、「現実的にうまくいく見込みがあり、その後も独立して存続していける」という強いニュアンスを含んでいます。

 

 
読者
なるほど!「机上の空論ではなく、ちゃんと自立して生き残っていける計画」のときに使うんだね。
 
コダック
その通りです!例えば新しく立ち上げる「ビジネスプラン」を想像したとき、それが「ちゃんと黒字化して長続きしそう(採算が取れる)」という状態なら、まさに “viable” がぴったりです!

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”viable”の語法と文法解説:よく使う形と定番フレーズ

”viable”を使いこなすために、知っておくと便利な文法的な特徴と、よくある組み合わせ(コロケーション)を押さえておきましょう!

 

① 基本は形容詞:名詞の前に置くことが多い
“a viable alternative(実行可能な代替案)” のように、名詞の直前に置いて修飾するのが最も一般的な形(限定用法)です。

② 補語(C)としても活躍する
“The project is viable.”(そのプロジェクトは実行可能だ)のように、主語の状態を説明する形(叙述用法)でもよく使われます。

③ ビジネス・政治で大活躍の定番フレーズ
副詞の “commercially(商業的に)” や “financially(財政的に)” と相性が抜群です!
commercially viable:商業的に成り立つ、採算が取れる
financially viable:財政的に成り立つの

 

 
コダック
ちなみに、名詞形は”viability(実行可能性、生存能力)”になります。「このプランの viability(実現可能性)を検証しよう」といった形でビジネスシーンでもよく使われるので、セットで覚えておくと便利ですよ!

 

”viable”の分かりやすい例文

それでは、具体的な例文で使い方を確認してみましょう。ビジネスや日常で使える表現から、専門的な表現まで幅広く集めました!

 

ビジネス・日常の例文

We need to find a viable alternative as soon as possible.
(私たちはできるだけ早く、実行可能な代替案を見つける必要があります。)

Is this business plan really viable in the long run?
(このビジネス計画は、長期的に見て本当に現実的[持続可能]ですか?)

The project is no longer financially viable.
(そのプロジェクトは、もはや財政的に成り立ちません[継続不可能です]。)

There are no viable options left for us.
(私たちには、現実的な選択肢はもう残されていない。)

専門的(生物学・医療)な例文

The doctors are doing their best to keep the premature baby viable.
(医師たちは、その未熟児が生存可能な状態を維持できるよう全力を尽くしている。)

※参考・一部例文引用:ジーニアス英和辞典 第5版(大修館書店)

 

”viable”の関連語:「可能な・実行できる」を意味する単語”feasible/possible”との違い

 
コダック
せっかく”viable”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に覚えてしまいましょう!

“feasible” や “possible” も「できる・実行できる」を意味する単語ですが、ニュアンスに明確な違いがありますよ!

 

”viable”の類義語ニュアンス比較
⇒「可能な」の意味を持つ単語”viable / feasible / possible”

 

 
読者
なるほど…、それぞれの表現にはどんな違いがあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては以下のような感じです!

viable ⇒「実際に長く存続・運営していける」=実用性があり自立・継続できる
feasible ⇒「技術や予算の面から実現に移せる」=(技術的・現実的に)実現可能性がある
possible ⇒「理論上、または確率的にゼロではない」=(幅広く)可能性がある

“feasible” は「今ある技術や資金で、実際に作ったり行ったりできるか」という『着手・実現の可能性』に注目します。それに対して ”viable” は「それをやった後、ちゃんと独立して生き残っていけるか」という『継続・自立の可能性』に注目する点がポイントです!

 
読者
なるほど!「作れるか(feasible)」と「その後もやっていけるか(viable)」の違いなんだね!
 
コダック
まさにその通りです!
それぞれのイメージを、実際の表現を見ながらもう一度確認してみましょう!

 

例文で見る!”viable / feasible / possible”のイメージの違い

a viable business
「(黒字化して、その後もずっと独立して継続していける)ビジネス」
⇒ 会社として『命を維持し続けられる』実用的なイメージ

a feasible plan
「(技術や資金、スケジュールの問題がなく、実際に実行に移せる)計画」
⇒ 実際に「取りかかって形にできる」というイメージ

It is possible to go to Mars.
「(理論上・科学的に行くことは不可能な話ではない)火星に行くこと」
⇒ 単に「できるかできないか」で言えば可能、という広いイメージ

 

”viable”の語源 元々は生物学用語

 

”viable”の語源についても、さらに深く確認していきましょう。

”viable”は、「命、生きること」を意味するフランス語やラテン語に由来しています。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”viable”の起源について、下記の記載があります。

Origin of viable
First recorded in 1820–30; from French, from vi(e) “life” (from Latin vīta; see vital) + -able -able

日本語訳:1820〜30年に初めて記録された。フランス語由来。フランス語の vi(e)(=命、生命。ラテン語の vīta「命」から。vital も同源)+ 接尾辞 -able(=〜できる)から。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からも分かるように、”viable”はフランス語の「命(vie)」と「〜できる(-able)」が組み合わさって誕生した言葉です。

 

実は英語に登場した1820年代当初、”viable”はビジネス用語ではなく、「(胎児や新生児、植物などが)環境の中で生き延びることができる」という意味で使われる医療や生物学の専門用語でした。

そこから時代が下るにつれて、「生物が生き残る」⇒「計画やビジネスが(死なずに)自立して存続する」という比喩的な意味合いへと発展し、現在ビジネス等でよく使われる「実行可能な・実用的な」という意味を持つようになったのです。

 

”viable”の意味の移り変わり(起源~現在まで)
●【起源】ラテン語の vīta(命・生命)

●【発祥】フランス語の vie(命)に接尾辞 -able が結合して viable に

●【1820年代】英語に入り、最初は生物に対する「生存可能な」の意味で使用される

●【現在】意味が広がり、計画やビジネスに対する「実行可能な」「存続できる」へと発展

 

 

 
コダック
「命を維持できる」という本来の成り立ちを知っていると、ただ「実行できる」だけでなく「長期的にうまくやっていける」というニュアンスがしっくり来ますよね!

ちなみに「vi-」や「vit-」というパーツは、「生命、生き生きとした」という意味を持っています。(vitamin「ビタミン」や vital「極めて重要な・生命の」も同じ語源の仲間ですよ!)

 

 

構成パーツで覚える”viable”:「vi-(生命)」+「-able(できる)」

ここからは、単語を細かく分解して記憶に定着させる「構成パーツ(語源)」のアプローチで”viable”を紐解いていきましょう!

”viable”は、「vi-(生命・生きる)」という語根と、「-able(〜できる)」という接尾辞の2つのパーツから成り立っています。

 

それぞれのパーツが持つ意味や、同じパーツを使った他の英単語を詳しく見ていくことで、単語が持つイメージをより深く掴むことができますよ!

 

パーツ①:”vi-” / ”viv-” / ”vit-” は「生命・生きる」を意味するパーツ

”vi-”は、ラテン語の「生きる(vivere)」や「命(vita)」に由来するパーツです。フランス語の「命(vie)」を経由して、英語のさまざまな単語に組み込まれました。

「命そのもの」や「生き生きとしたエネルギー」をコアイメージに持っているため、このパーツが含まれる単語はすべて「生命」や「存続」に深く関連しています。

 

 
コダック
たとえば、身近な単語だと”vivid”が分かりやすいですね!
これは「vi-(生きる)」に状態を表すパーツがくっついたもので、「まるで目の前で生きているかのように鮮やかな状態」=「鮮明な、生き生きとした」という意味になりますよ!

 

ほかにも、”vi-” やその変形パーツを使った重要な単語がたくさんあります。一緒にセットで覚えてしまいましょう!

【”vi- / viv- / vit-” を使った英単語の仲間】

survive(生き残る)
⇒ sur-(~を越えて)+ vive(生きる)= 困難を乗り越えて生きながらえる

revive(生き返らせる、復活する)
⇒ re-(再び)+ vive(生きる)= 再び生きる状態に戻す

vital(極めて重要な、生命の)
⇒ vit-(命)+ -al(~の)= 命に関わるほど必要不可欠な

vitamin(ビタミン)
⇒ vit-(命)+ amine(生命に必要な有機化合物)= 生きていくために必須の栄養素

 

パーツ②:”-able” は「〜できる(可能・適性)」を意味するパーツ

”-able”は、動詞などの後ろにくっついて「〜できる」「〜に適している」という形容詞をつくる非常にメジャーなパーツです。

これがあるだけで、その単語が「能力的に可能であること」や「その性質を持っていること」を表すようになります。

 

 
コダック
記事の中でも出てきた”reliable”を例に挙げると、
「rely(頼る)」+「-able(〜できる)」が組み合わさることで、頼ることが可能である状態=「信頼できる、頼りになる」という意味になるわけです!

 

”-able”を使った日常的によく使われる単語も、パーツを意識するとスッと頭に入ってきますよ。

acceptable(受け入れられる、容認できる)
⇒ accept(受け入れる)+ -able(〜できる)

comfortable(快適な、心地よい)
⇒ comfort(快適さ、慰め)+ -able(〜にかなう)= 快適さを与えてくれる状態

workable(実行可能な、運用可能な)
⇒ work(機能する、働く)+ -able(〜できる)= 実際に機能させることができる(※viableの頼もしい類義語です!)

 

このようにパーツを組み合わせると、「vi-(生命を維持して生きる)」+「-able(〜できる)」=「(ビジネスや計画が)命を保って、実際に機能し続けられる」という、”viable”の「実行可能な」という意味が、語源のイメージからすんなり納得できますね!

”viable”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”viable”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”viable”は「vi-(生命・生きる)」+「-able(〜できる)」の2パーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「生存できる」
⇒”viable”=「実行可能な、実用的な」「生存可能な」の意味
●語法・文法のポイント ⇒ビジネスや政治の文脈では “viable alternative(実行可能な代替案)” や “commercially viable(商業的に成り立つ)” などの組み合わせが定番
 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」