「tex-(織る)」というパーツから成り立っている単語です。
「織り上げられたもの」がコアイメージで、“text”=「本文」「テキスト」「(スマホで)メッセージを送る」の意味を持ちますよ!
英単語”text”の意味と使い方|コアイメージは「言葉を織り上げたもの」
”text(発音:tékst/テキスト【名詞・動詞】)”は「本文」「原文」「(スマホなどの)文字メッセージ」の意味を持つ単語です。
「tex-(織る)」のパーツから構成されている単語で、「織り上げられたもの」がコアイメージです。
言葉をパズルのようにカチッと織り上げたもの=「本文・テキスト」なわけですね!
”text”は、教科書や本の「本文(挿絵や注釈ではない部分)」を指す名詞としてよく知られています。また、現代英語では非常に重要な 動詞としての使い方(携帯やスマホでメッセージを送る) も日常会話やビジネスで頻出します。
このように”バラバラの言葉を美しく織り上げてカタチにしたもの”という意味から、書籍の執筆、デジタル上のチャット、言語学の分析にいたるまで広く使用されます。
名詞・動詞の”text”を使った例文
・Please read the text on page 10.
(10ページの本文を読んでください。)
・The text is too small to read.
(文字が小さすぎて読めません。)
・Send me a text message later.
(後で文字メッセージを送ってね。)
・Text me when you arrive at the station.
(駅に着いたら私にメッセージを(スマホ等で)送ってね。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
動詞「text」の文法・語法|頻出フレーズと定番パターン

1. 動詞の ”text” は「~にメッセージ(LINE等)を送る」
名詞のイメージが強いですが、日常会話では「スマホでメッセージ(LINEやSMS)を送る」という動詞として大活躍します。わざわざ「send a message」と言わなくても、text の1語でスッキリ表現できるのが特徴です。
・texting(メッセージのやり取りをすること)
⇒ I was texting with my friend.(友達とメッセージのやり取りをしていた。)
・Don’t text and drive.
⇒ 運転中のスマホ操作はやめよう。(※超定番の標語フレーズです!)
2. よく使われる文型(第3文型・第4文型)
動詞として使うときは、以下の2つの形を覚えておくとそのまま使えて便利です!
・text + 人([人]にメッセージを送る)
⇒ I’ll text you later.(あとで君に連絡するね。)
・text + 人 + 物([人]に[物]というメッセージを送る)
⇒ She texted me the photo.(彼女は私にその写真をメッセージで送ってくれた。)
”text”の関連語:「文章・言葉」を意味する単語”context/script”
例えば”context”や”script”なども「文章、背景、台本」に関連する単語ですよ!
⇒「文章・文脈」の意味を持つ単語”context/script”
イメージの違いとしては
text⇒「言葉がきれいに織り上げられた、書かれている「文字情報そのもの」」=本文、原文、テキスト
context⇒「文章の前後(con=共に)を一緒に織りなしている「文脈」や「社会的背景」」=文脈、前後関係、背景
script⇒「一文字ずつペンなどでガリガリと「手書きされた文字」や演劇の「台本」」=台本、脚本、手書き文字
といった感じです!
実際の例文を見ながら、ニュアンスの差を確認してみましょう!
●analyze the literary text
「(本に印字された)文学作品の本文を分析する」
⇒ ページの上に書かれている言葉、テキストそのものを凝視するイメージ
●understand the historical context
「歴史的な背景(文脈)を理解する」
⇒ 単なる文字だけでなく、周囲を取り巻く状況や時代の流れを汲み取るイメージ
⇒ 例文:It is important to understand the context of this word.(この単語の文脈を理解することが重要です。)
●read the movie script
「映画の台本を読む」
⇒ 役者がセリフを言うために、文字としてガリガリと書き起こされた原稿のイメージ
⇒ 例文:The actor forgot his lines in the script.(その俳優は台本のセリフを忘れた。)
”text”の語源はラテン語「textus」|意味は「織り組織、構造」

”text”の語源についても、確認していきましょう。
”text”の語源はラテン語の「textus」”です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”text”の起源について、下記の記載があります。
Origin of text
First recorded in 1300–50; Middle English, from Medieval Latin textus “text, terms,” Latin: “text, structure,” originally, “pattern of weaving, texture (of cloth),” equivalent to tex(ere) “to weave” + -tus suffix of verbal action日本語訳:1300〜1350年に初めて記録された。中期英語から、中世ラテン語の textus(本文、言葉、条件)、ラテン語の(本文、構造)に由来する。元々は「織り方のパターン、(布地の)質感」を意味し、tex(ere)(織る)に動作を表す接尾辞 -tus がついたものと同等である。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”text”はもともと14世紀前半の中期英語の時代に、ラテン語の「布を織る(texere)」という言葉から、「言葉を組み立てて作った文章の構造」へと意味が発展して入ってきた模様。
古代ラテン語:texere(織る)
↓
ラテン語:textus(織り上げられた布、構造)
↓
中世ラテン語:聖書などの「きれいに編み込まれた言葉(本文・原文)」を指すように
↓
1300年代:中期英語に入り、現代の「text(本文・書かれた文字)」へ
最初は「機織り(はたおり)」の言葉だったのが、時代を経て「言葉を織る=文章」に変化したのが本当に面白い歴史を持った単語です。
構成パーツで覚える”text”|「tex-(織る)」の仲間たち

ここからは構成パーツの面から”text”の仲間について覚えていきましょう。
”text”の根っこにあるのは「tex-(織る)」というパーツです。
このパーツを使った身近な単語を紹介していきます。
“tex- / text-“は「織る、組み立てる」を意味するパーツ
”tex-”は「糸を織る、編み上げる」を意味するパーツです。
「織物、繊維製品、布地」を表しています。
その他に、布地の織り目の細かさや手触りから発展した texture(テクスチャ、肌触り、質感、特徴)等も”tex-”のパーツからできている単語です。また、少し発展的な単語として pretext(口実)という単語もこの仲間です。
・texture(織り方の状態=手触り・質感・食感)
・context(con-[共に]+ text-[織る]=一緒に織りなす周辺の状況=文脈・背景)
・pretext(pre-[前に・前もって]+ text-[織る]=前もって織り上げられた話=口実・言い訳)
英単語”text”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”text”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「言葉を隙間なく織り上げたもの(文章)」
⇒”text”=「本文」「原文」「(携帯等で)メッセージを送る」の意味
●語法・文法のポイント ⇒動詞として使うときは「text + 人(〜にメッセージを送る)」の形が非常に便利で日常的に使われます。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
