【語源も分かる】英単語supposedlyの意味・使い方・覚え方!probablyやallegedlyとの違いも徹底解説

 
コダック
今日の英語表現は感度の高い英会話やニュースでもよく見かける”supposedly”

「suppose(下に置く)」+「-ed(〜された)」+「-ly(副詞:〜らしく)」のパーツで構成されている単語です。

「下に置かれた前提によると」がコアイメージで、“supposedly”=「おそらく、どうやら」「噂によると〜らしい」の意味を持ちますよ!

 

”supposedly”の意味と使い方 コアイメージは「下に置かれた前提によると」

 

”supposedly(発音:səpóuzidli/サポーズィドゥリィ【副詞】)”は「おそらく、どうやら」「噂によると〜らしい」の意味を持つ単語です。

「suppose(下に置く)」+「-ed(された)」+「-ly(らしく)」のパーツで構成されている単語で、「下に置かれた前提によると」がコアイメージです。

 

 
コダック
自分の意見を述べる前に、まずその「下に(sub-)」仮の前提や世間の噂を「置く(poser)」。その下に置かれた前提に基づいて「〜らしく(-ly)」話を進める状態のこと。

「確実な証拠があるわけじゃないけど、世間の前提や噂話の土台に乗っかって話すと…」=「どうやら〜らしい」となるわけですね!

 

”supposedly”は副詞として、会話やニュースで「(世間では)〜だと言われているけれど、本当かどうかは怪しいぞ」というニュアンスを含みながら「どうやら〜らしい」と表現するときに非常によく使われます。

 

 
ちょっと疑ってるニュアンスが入るの??
 
コダック
そうなんです!例えば「この映画は(世間の噂によると)面白いらしいよ(The movie is supposedly good.)」と言う場合、自分で確認した確証はないんですね。
「世間の噂話」をベースに語っているので、ちょっと他人事というか「本当に面白いのかな?」というニュアンスがチラ見えするんです。

 

このように”確定した事実ではなく、あくまで世間の前提や伝え聞きに基づいた推測”という意味から、ビジネスの市場の噂、ゴシップ、客観的な一歩引いた推量まで幅広く使用されます。

定番の例文

・He is supposedly the best player in the team.
(彼はどうやらチームで一番の選手らしい。[そう言われている。])
・The store was supposedly closed today.
(その店は、建前上(噂では)今日は休みのはずだったのだけど。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

日常会話やビジネスで使える!”supposedly”の追加例文

実際のコミュニケーションでそのまま使える、英語と日本語訳がセットになったオリジナル例文を用意しました。ニュアンスを掴む参考にしてくださいね。

 

【例文1:日常会話での噂話】
・The new restaurant downtown is supposedly very good, but it’s always empty.
(街中にある新しいレストランは、噂ではとても美味しいらしいけれど、いつもガラガラだ。)

【例文2:ビジネスでの予定の不確定さ】
Supposedly, the meeting has been postponed until next Monday.
(どうやら、会議は来週の月曜日まで延期されたらしい。[正式発表はないがそう聞いている])

【例文3:ちょっとした疑念を込めて】
・She is supposedly moving to London next month, but she hasn’t started packing yet.
(彼女は来月ロンドンに引っ越すことになっているらしいけれど、まだ荷造りを始めていない。)

 

”supposedly”の文法・語法 発音の注意点と「文中の位置」

1. 発音に注意!「ed」の部分がしっかり発音される

「suppose(サポーズ)」に「ed」がつくと、普通の過去形なら「supposed(サポーズド)」と短くなりますが、副詞の **supposedly** になると「ed」の部分が独立して発音され、**「サポーズィドゥリィ」**のようになります。ネイティブの速い会話では「サポーリズリィ」のように流れて聞こえることもあるため、リスニングで聞き取りづらい要注意ポイントです!

 

2. 語法解説:”supposedly”は文の中のどこに置く?

”supposedly”は副詞なので、文の中での置き場所によって強調されるニュアンスが少し変わります。基本的には以下の3つのパターンを押さえておけば完璧です!

  • ① 文頭に置く場合: 文全体を修飾し、「どうやら〜らしいよ」と話全体の前提として提示します。
    (例:Supposedly, he won the lottery. / どうやら彼は宝くじに当たったらしい。)
  • ② be動詞の後ろ・一般動詞の前に置く場合: 最も一般的な配置で、動詞や形容詞の内容を修飾します。
    (例:The weather is supposedly getting better. / 天気はどうやら良くなっていくらしい。)
  • ③ 文末に置く場合: 話の最後に付け足すことで、「〜らしいけどね(本当かどうかは知らないけど)」という疑念のニュアンスをより強く残します。

 

3. 形容詞形 ”supposed” と動詞形 ”suppose” のつながり

「be supposed to do(〜することになっている / 〜するはずだ)」という定番フレーズはお馴染みですよね。これも「あらかじめ下に置かれた(義務や予定という)前提に縛られている」という語源からきています。この前提の枠組みから推量しているのが副詞の supposedly です。

 

”supposedly”の関連語・類義語:”probably/allegedly”との意味の違い

 
コダック
せっかく”supposedly”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ類義語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”probably”や”allegedly”なども「おそらく、〜らしい」を意味する単語ですよ!

 

”supposedly”の類義語
⇒「おそらく・〜らしい」の意味を持つ単語”probably/allegedly”

 

 
どれも「らしい」とか「おそらく」って訳されるけど、違いが全然わからない…!

 

 
コダック

イメージの違いとしては

supposedly⇒「世間の噂や一般的な前提に基づくとそうらしい(ただし本人はちょっと疑っている)」=噂・前提によると(半信半疑)
probably⇒「確かな根拠やこれまでのデータから考えて、十中八九(80〜90%)そうなるだろう」=おそらく・高確率で
allegedly⇒「(主に事件などで)確たる証拠はまだないけれど、周囲から「あいつがやった」と主張されている」=(証拠はないが)申し立てによると

といった感じです!

 
なるほど!「本人がどれくらい信じているか」や「客観的な証拠・データの有無」で使い分けるんだね!
 
コダック
その通りです!
実際のシチュエーションを見ながら、この3つの違いを掴んでみましょう!

 

シチュエーションで見る!”supposedly/probably/allegedly”の使い分け

●The smartphone is supposedly waterproof.
「(ネットの噂や仕様書の前提によると)このスマホは防水らしい」
⇒ らしいけど、本当に水にドボンとつけて大丈夫かな…?と一歩引いているイメージ

●He will probably pass the exam.
「彼は(毎日10時間も猛勉強しているから)おそらく試験に合格するだろう」
⇒ 確かな状況証拠があり、かなりの高確率(十中八九)でそうなると思っているイメージ

●He allegedly stole the money.
「彼は(容疑として)そのお金を盗んだとされている」
⇒ ニュースの報道などで、確定ではないけれど「〜という疑いがかけられている」というイメージ

 

”supposedly”の語源はフランス語・ラテン語 意味は「下に置くこと」

 

”supposedly”の語源についても、確認していきましょう。

”supposedly”の根っこにある動詞「suppose」の語源は、古フランス語やラテン語の「下に置く」”に遡ります。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”supposedly”の起源について、下記の記載があります。

Origin of supposedly
supposed ( def. ) + -ly
Origin of supposed
First recorded in 1560–70; suppose + -ed 2
Origin of suppose
First recorded in 1275–1325; Middle English supposen, from Old French supposer, from sup- sup- + poser “to place, put” ( see pose 1); compare Medieval Latin suppōnere “to suppose” (in Latin: “to substitute, place below”)

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、言葉自体の土台である「suppose」は1300年前後の中期英語の時代にフランス語から入ってきており、さらに大元のラテン語では「下に(sub-)配置する(ponere)」という意味だったことが分かります。

 

”supposedly”の語源(起源~発祥まで)
ラテン語:suppōnere(下に配置する、代わりを置く)

古フランス語:supposer(下に置く、仮定する)

1275-1325年頃:英語に「suppose」として流入。論理の下に前提を置く=「仮定する」の意味に。

1560-1570年頃:形容詞形「supposed(仮定された、世間にそう思われている)」が初記録。

のちに副詞の「-ly」が結びついて、現在の「supposedly(噂の前提によると〜らしい)」が完成!

 

 

 
コダック
歴史的な流れとしては上記の感じなわけですね!

ラテン語の「下に物を置く」という物理的な動作が、時代を経て「議論や噂の下に前提を敷く」という心理的な意味へ変化していったのが非常に面白いですよね。

 

 

構成パーツで覚える”supposedly” 「suppose」+「-ly」

 

ここからは構成パーツの面から”supposedly”のコアである「suppose(接頭辞 sub- + 語根 pose)」について分解して覚えていきましょう。

”suppose”の構成パーツは「sub-(下に)」+「poser / pose(置く)」の2パーツに分けられます。

 

つぎから各パーツについて紹介していきます。

“sub-(sup-)”は「下に、下から上へ、副〜」を意味するパーツ

”sub-”は「下に」を意味するパーツです。後ろに来る文字の形(pなど)に合わせて、形が「sup-」などに変化します。(地下鉄の subway も「sub-(下を走る)+ way(道)」ですね!)

 

 
コダック
例えば挙げられる単語として、”support”という単語は「sup-(下から上へ)」+「port(運ぶ・支える)」のパーツで構成されており、

下から荷物をグッと持ち上げて支えること=「支持する、支える」を表しています。

 

その他に suppress(sup-[下に]+ press[押す]=下に向けて力ずくで押しつける=「鎮圧する、抑える」)等も”sub-”を使用する単語です。

 

”pose”は「置く、位置を決める」を意味するパーツ

”pose”は「置く」を意味するパーツです。ポーズを決めるの「ポーズ」もこれですね!

 

 
コダック
例えば工場の製品や計画などでよく見る”propose”という単語は「pro-(前に)」+「pose(置く)」のパーツで構成されており、

相手の目の前にアイデアをポンと置くこと=「提案する、プロポーズする」を表しています。

 

その他の”pose”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。

expose(ex-[外に]+ pose[置く]=隠れていたものを外の光の下に置く=「さらす、暴露する」)
compose(com-[共に]+ pose[置く]=いくつかの部品や音を一緒に綺麗に並べて置く=「構成する、作曲する」)

 

”supposedly”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”supposedly”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”supposedly”は「suppose(下に置く=仮定する)」に形容詞・副詞のパーツがついた単語
⇒コアイメージは「下に置かれた(噂話などの)前提に乗っかると」
⇒”supposedly”=「おそらく、どうやら」「噂によると〜らしい」の意味
●語法・文法のポイント ⇒発音は「サポーズィドゥリィ」に近い。文頭や動詞の前後などに置かれ、話し手が「本当かどうかはちょっと怪しいけどね」と一歩引いている(半信半疑な)ニュアンスを含むのが特徴。
 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」