【語源も分かる】英単語「square」の意味・使い方・語源を徹底解説!fairやrectangleとの違いも

 
コダック
今日の英語表現は”square”

「ex-(完全に)」+「quadrare(四角くする)」のパーツから派生して構成されている単語です。

「きれいに角を整えて、完全に四角くされたもの」がコアイメージで、“square“=「正方形、広場」「四角い、直角の、公平な」の意味を持ちますよ!

 

”square”の意味と使い方 コアイメージは「完全に四角くされたもの」

 

”square(発音:skwέər / スクウェア【名詞・形容詞・動詞・副詞】)”は「正方形、広場」「四角い、直角の、公平な」「(計算で)〜を2乗する」の意味を持つ単語です。

俗語(スラング)では「(考え方が)古臭い人、真面目でつまらない人」という意味で使われることもあります。

語源をたどると「ex-(完全に)」+「quadrare(四角くする)」のパーツが合わさった言葉で、「きれいに角を整えて、完全に四角くされたもの」がコアイメージです。

 

 
コダック
すべての角が直角(90度)で、辺の長さが等しくなるようにキチッと(=完全に四角くすること。

そこから、形としての「正方形」だけでなく、きれいに区画された「広場」や、不正がなく真っ直ぐで(=公平な状態=”square”なわけですね!

 

”square”は「キチッとしていて、ブレや不公平がない」というイメージが強いです。

 

 
形以外にも「公平」とか「きっちり精算する」って意味で使われるのはどうして??
 
コダック
例えば、お互いの貸し借りをナシにして「イーブン(対等)」にする状況を想像してみると分かりやすいですよ!
すべての角がキチッと直角で収まっているように、関係性がまっすぐクリアな状態を表すんです。

 

このように”square”で表現するものは、「四角い形のもの」だけでなく、「フェアで誠実な取引や関係性」を指すことが多いです。

例文

・Draw a perfect square on the paper.
(紙の上にきれいな正方形を描きなさい。)

・The hotel is located near the town square.
(そのホテルは町の広場の近くにある。)

・Let’s get square with the bill.
(勘定をきっちり精算して(貸し借りをなくして)割り勘にしよう。)

※参考・例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”square”の関連語①:「四角形」を意味する単語”rectangle / diamond”

 
コダック
せっかく”square”を覚えるのであれば、似たような図形を意味する単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”rectangle”や”diamond”なども「四角形」に関連する単語ですよ!

 

”square”の類義語・関連語
⇒「四角形」に関連する単語”rectangle / diamond”

 

 
それぞれの図形の表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

square ⇒「4つの辺の長さがすべて等しい」=正方形
rectangle ⇒「向かい合う辺の長さが等しく、角が直角」=長方形
diamond ⇒「ひし形やトランプのダイヤの形」=ひし形

といった感じです!辺の長さや角度のルールが違うんですね。

 
なるほど!日常会話で「四角い箱」って言いたい時はどっちを使うのかな?
 
コダック
厳密な正方形じゃなくて、一般的な長方形の箱なら ”rectangle” の形容詞形である ”rectangular” を使うことが多いですよ!
実際の例文とイメージの違いを見てみましょう!

 

例文で見るイメージの違い

square
「We bought a square table.」
(私たちは正方形のテーブルを買った。)
⇒ 縦と横の長さがまったく同じ、きっちり等分されたブレのない四角形のイメージ。

rectangular(rectangleの形容詞)
「Please put it in the rectangular box.」
(それをその長方形の箱に入れてください。)
⇒ 一般的なティッシュ箱のように、直角で構成されているけれど縦横の長さに差があるイメージ。

diamond
「The sign was a yellow diamond.」
(その標識は黄色いひし形だった。)
⇒ 斜めに傾いた、シャープな四角形(アーガイル柄など)のイメージ。

 

”square”の関連語②:「公平・誠実」を意味する単語”fair / honest”

 
コダック
せっかく”square”の持つ「まっすぐで不正がない(公平な)」という意味についても、類義語があるので覚えてしまいましょう!

 

”square”の類義語
⇒「公平・誠実」の意味を持つ単語”fair / honest”

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

square ⇒「取引や勝負において、隠し事がなくキチッとしている」=公明正大な
fair ⇒「ルールに従っていて、誰に対しても偏りがない」=公平な・偏見のない
honest ⇒「嘘をつかず、自分の心や他人に真っ直ぐである」=正直な・誠実な

といったイメージです。

 

例文で見る!”square / fair / honest”のイメージの違い

square
「We want a square deal.」
(我々は公明正大な取引を望む。)
⇒ お互いに一切の騙し合いや隠し事がなく、すべての角がカチッと噛み合っているイメージ。

fair
「The referee must be fair.」
(審判は公平でなければならない。)
⇒ えこひいきや反則がなく、ルールが全員に均等に適用されているイメージ。

honest
「To be honest with you, I don’t like it.」
(正直に言うと、私はそれが好きではありません。)
⇒ 自分の本心を隠さずに、そのまま真っ直ぐに相手に伝えるイメージ。

 

【重要語法】覚えておきたい定番フレーズ「fair and square」と「数学の2乗」

 

”square”は形や性質を表すだけでなく、文法や日常会話で知っておくと役立つ定番表現がいくつかあります。

 

 
コダック
特によく使われるのが “fair and square” というフレーズです。
「公明正大に、正々堂々と」という意味の決まり文句で、fair と square の韻(いん)を踏んだ表現として、日常会話やスポーツのニュースでとてもよく耳にしますよ!

 

【例文】
We won the game fair and square.
(私たちはその試合に正々堂々と勝った。)

 

また、数学の「〜乗」や「平方根」、面積の「平方メートル」を表す際にも、”square”は動詞や形容詞として大活躍します。TOEICやビジネス英語でも必須の表現です。

【数式・面積を表すsquare】
Three squared is nine. (3の2乗は9である)
The square root of nine is three. (9の平方根は3である)
Ten square meters (10平方メートル)

 

※要注意ポイント※
面積を表すとき、語順が変わると意味が大きく変わります。
「ten square meters」は【10平方メートル(広さ)】ですが、
「ten meters square」と後ろに置くと【一辺が10メートルの正方形(=100平方メートル)】という意味になってしまうので注意しましょう!

 

”square”の語源は俗ラテン語「exquadra」 意味は「完全に四角くされたもの」

 

”square”の語源についても、確認していきましょう。

”square”の語源は中期英語(Middle English)を経て、古フランス語の「esquarre」、そして俗ラテン語の「exquadra」に由来しています。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”square”の起源について、下記の記載があります。

Origin of square
First recorded in 1250–1300; (noun) Middle English, from Old French esquar(r)e, from unrecorded Vulgar Latin exquadra, derivative of unattested exquadrāre (Latin ex- ex- + quadrāre “to square”; see quadrate); (verb) Middle English squaren, from Old French esquarrer, from unrecorded Vulgar Latin exquadrāre; (adjective) Middle English, from Old French esquarré, past participle of esquarrer; (adverb) derivative of the adjective

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からみるに、”square”は1250〜1300年頃に初めて記録され、ラテン語の「ex-(完全に)」と「quadrare(四角くする)」が融合した言葉から発祥している模様です。

 

”square”の語源(起源~発祥まで)
● ラテン語:ex-(完全に) + quadrare(四角くする)

● 俗ラテン語:exquadra(完全に四角くされたもの)

● 古フランス語:esquarre(定規、四角形)

● 中期英語:square(現代の形へ)

 

 
コダック
流れとしては上記の感じなわけですね!

ラテン語の「quadrare」の元になっている「quadr-」は、現代英語でも「4」を意味する単語(quadruple:4倍の、など)にたくさん引き継がれています。

 

構成パーツで覚える”square” 「ex-」+「quadrare」

 

ここからは構成パーツの面から”square”について覚えていきましょう。

歴史の中で形が変化していますが、”square”の根っこの構成パーツは「ex-(完全に)」+「quadrare(四角くする)」のパーツです。

 

各パーツのニュアンスを紹介していきます。

“ex-“は「外に・完全に」を意味するパーツ

”ex-”は「外に」が基本ですが、そこから派生して「限界まで外に出し切る=完全に」を意味するパーツでもあります。

 

 
コダック
例えば”exhaust”という単語は「ex-(完全に)」+「haurire(水を汲み出す)」のパーツから構成されており、

中身のエネルギーを完全に外へ出し切る(=「疲れ果てさせる、使い尽くす」)を表しています。

 

その他に表現する(express)や、超える(exceed)等も”ex-”を使用する仲間です。

 

”quadr-”は「4、四角くする」を意味するパーツ

”quadr-”や”quad-”は「4」という数字や「四角形」を意味するパーツです。

 

 
コダック
例えば”quadruple”という単語は「quadr-(4)」+「ple(重ねる、折りたたむ)」のパーツから構成されており、

4つに重ね合わせる(=「4倍の、4倍にする」)を表しています。

 

その他の”quadr-”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。

quadrangle(四角い中庭、四角形)、quadrant(円の4分の1、扇形)

 

”square”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”square”の意味と覚え方についてのまとめです。

【squareのまとめ】
● ”square”はラテン語の「ex-(完全に)」+「quadrare(四角くする)」の流れを汲む単語。
● コアイメージは「完全に四角くされたもの(ブレや不公平がない)」。
● 意味は、名詞で「正方形、広場」、形容詞で「四角い、公平な」など。

【語法・文法の超重要ポイント】
“fair and square”(正々堂々と、公明正大に)の熟語表現は日常会話でも頻出!
「three squared is nine(3の2乗は9)」「square root(平方根)」など、面積・計算の数式表現でもよく使われます。

 
 
コダック
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他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」