「re-(再び・強意)」+「semble(似ている)」の2つのパーツで構成されている単語です。
「非常によく似ている」がコアイメージで、“resemble“=「〜に似ている」の意味を持ちますよ!
”resemble”の意味と使い方 コアイメージは「非常によく似ている」
”resemble(発音:rizémbl/リゼンブル【動詞】)”は「〜に似ている」の意味を持つ単語です。
「re-(再び・強意)」+「semble(似ている)」のパーツで構成されている単語で、「非常によく似ている」がコアイメージです。
そこから、外見や性質が相手とそっくりである(=「〜に似ている」)状態を表すのが”resemble”なわけですね!
”resemble”は、パッと見の印象だけでなく、「外見や性質が客観的に見て似ている」というややフォーマルなニュアンスを持っています。そのため、日常会話はもちろん、論文やニュースなど少し硬い文脈でもよく使われます。
”resemble”を使った例文・頻出表現
”resemble”は、親子や兄弟の顔立ちが似ている時はもちろん、物や状況が似通っている場合にも広く使用されます。
例文
・He closely resembles his father.
(彼は父親にとてもよく似ている。)
・She resembles her mother in character.
(彼女は性格が母親に似ている。)
・The new building resembles a giant spaceship.
(その新しい建物は巨大な宇宙船によく似ている。)
・These two cases resemble each other.
(これら2つの事件は互いに似通っている。)※一部例文引用・参考「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
※「closely(とても、密接に)」「strongly(強く)」などの副詞と一緒に使われることが多いです。
”resemble”の類義語:「似ている」を表す look like / take after / similar to との違い

英語には「似ている」を表す表現がいくつかあり、ニュアンスが異なります。
⇒「似ている」の意味を持つ表現”look like / take after / similar to”
イメージの違いとしてはこんな感じです!
resemble ⇒「客観的にそっくりである」=外見や性質の類似(やや堅い表現)
look like ⇒「〜のように見える」=視覚的な印象(日常的なカジュアル表現)
take after ⇒「血筋を引いて似ている」=親族間の遺伝(性格や外見)
be similar to ⇒「共通点がある」=性質や特徴が部分的に似ている
● resemble each other
「(2つのデータや顔立ちが)お互いによく似ている」
⇒ 統計データや論文、公の場でも使える、客観的で少しフォーマルなイメージ。
● look like a movie star
「映画俳優のように見える(似ている)」
⇒ パッと見た時の主観的な印象をそのまま伝える、日常会話のイメージ。
● take after his grandfather
「彼の祖父に(性質や顔が)似ている」
⇒ 血のつながりがある家族や親族から、特徴を受け継いでいるというイメージ。
● My bag is similar to yours.
「私のカバンはあなたのものに似ている(共通点がある)」
⇒ 色や形など、どこか同じような特徴を持っているイメージ。
”resemble”の文法・語法!テストで狙われる3つの絶対ルール

”resemble”は、大学受験やTOEICなどの文法問題で「引っかけ問題」として超頻出の単語です。以下の3つのルールは絶対に覚えておきましょう!
1. 最大の罠!withやtoは不要な「他動詞」
日本の英語学習者が一番間違えやすいのが、前置詞の有無です。
日本語の「〜に似ている」「〜と似ている」に引っ張られて、*He resembles with his father.* や *He resembles to his father.* としたくなりますが、これは絶対にバツです!
resembleは「他動詞」なので、後ろに前置詞を挟まず、すぐに対象(目的語)を置きます。
- ✖ He resembles with his father.
- 〇 He resembles his father.
2. 状態を表す動詞なので「進行形」にはできない!
”resemble”は動作ではなく「似ているという状態」を表す動詞(状態動詞)です。
「今まさに似ている最中だ」ということはないので、*is resembling* のような現在進行形にすることはできません。常に現在形(または過去形)で表現します。
- ✖ He is resembling his father.
- 〇 He resembles his father.
3. 「受動態(受け身)」にはできない!
他動詞は通常「〜される(be 過去分詞)」という受動態にできますが、”resemble”は例外です。
「父親によって似られている」という日本語がおかしいように、英語でも受動態にはできません。
- ✖ His father is resembled by him.
”resemble”の語源は中期フランス語「resembler」 意味は「〜のように見える」

”resemble”の語源についても、確認していきましょう。
”resemble”の語源は中期フランス語の「resembler」です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”resemble”の起源について、下記の記載があります。
Origin of resemble
First recorded in 1300–50; Middle English resemblen, from Middle French resembler, Old French, from re- re + sembler “to seem, be like” (from Latin similāre, derivative of similis “like”; see similar)日本語訳:1300〜50年に初めて記録された。中期英語のresemblenは、中期フランス語・古期フランス語のresembler(re- [再び・強意] + sembler [〜のように見える、似ている])に由来する。(これはラテン語のsimilāre [似せる]、さらにsimilis [〜のような] の派生語に遡る。similarを参照。)
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”resemble”はフランス語を経て、ラテン語の「似ている(similis)」という言葉から発祥している模様。
● ラテン語:similis(〜のような・似ている)
↓
● 古期・中期フランス語:resembler(しっかりと似ているように見える)
↓
● 14世紀、中期英語:resemblen を経て現在の「resemble」へ
語源をさらに遡ると、私たちがよく知っている単語「similar(似ている)」とも、実は同じラテン語の仲間(親戚)なわけです!
構成パーツで覚える”resemble” 「re-」+「semble」

ここからは構成パーツの面から”resemble”について覚えていきましょう。
”resemble”の構成パーツは「re-(再び・強意)」+「semble(似ている、〜のように見える)」の2つのパーツです。
“re-“は「再び・繰り返し・強意」を意味するパーツ
”re-”は「再び・繰り返し」のほかに、後ろの言葉のニュアンスを強める「強意」を意味するパーツです。
徹底的に調べ上げる(=「研究・調査」)を表しています。
その他に reinforce(補強する)や、remain(残る)等も”re-”が持つ強意や繰り返しのニュアンスを使用する単語です。
”semble”は「似ている、〜のように見える」を意味するパーツ
”semble”は「似ている、集まって一体に見える」を意味するパーツです。
バラバラのものを1つの場所に集める(=「組み立てる、集める」)を表しています。
その他の”semble”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
”resemble”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”resemble”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「何度も繰り返し、非常によく似ている」
⇒”resemble”=「〜に似ている」の意味
●語法・文法の3つの絶対ルール(テスト頻出!)
① 前置詞(with/to)を後ろに置かない「他動詞」である
② 状態動詞なので「進行形」にできない
③ 「受動態(受け身)」にできない
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
