「by-(〜によって)」+「cause(理由)」のパーツで構成されている単語です。
「それが理由で」がコアイメージで、“because“=「〜なので」「なぜなら〜だから」の意味を持ちますよ!
”because”の意味と使い方 コアイメージは「それが理由で」
”because(発音:bikɔ́ːz/ビコーズ【接続詞】)”は「〜なので」「なぜなら〜だから」の意味を持つ単語です。
「by-(〜によって)」+「cause(理由)」のパーツで構成されている単語で、「それが理由で」がコアイメージです。
”because”は「直接的な因果関係」のイメージが強く、「聞き手が知らない新しい理由をはっきりと伝えること」が多いのが特徴です。
その理由がなければ結果が絶対に起きなかったような、強い結びつきを想像してみると分かりやすいですよ!
【語法・文法】”because”の使い方のポイントと頻出フレーズ
“because”を正しく使いこなすために、おさえておきたい文法ルールと便利な決まり文句を開設します!
“because”は接続詞なので、後ろには名詞だけでなく「だれが・どうする」という完全な文(節)が来ます。
② Why?(なぜ?)に対する返答でも大活躍!
日常会話で「どうして?」と聞かれたとき、主節を省略して “Because ~.”(〜だからだよ) と単体で答えることができますよ。
● That’s because ~(それは〜だからだ)
前に述べた結果に対して、「なぜなら〜だからだ」と後ろから理由を説明する定番フレーズです。
● Just because ~ doesn’t mean …(〜だからといって、…というわけではない)
「〜という理由だけで、…ということにはならない」と部分否定をする、会話でも非常によく使われる表現です!
例文で見る使い方
・I stayed home because it was raining.
(雨が降っていたので、私は家にいました。)
⇒「雨」という直接的な原因をはっきりと提示しています。・“Why were you late?” “Because I missed the bus.”
(「どうして遅れたの?」「バスに乗り遅れたからです。」)
⇒ Whyに対する返答として、単体で理由を述べています。・He looks very happy. That’s because he passed the exam.
(彼はとても嬉しそうだ。それは試験に合格したからだ。)・Just because he is smart doesn’t mean he is always right.
(彼が頭が良いからといって、常に正しいとは限らない。)
”because”の関連語①:「〜なので」を意味する単語”since/as”
例えば”since”や”as”なども「〜なので」を意味する単語ですよ!
⇒「〜なので」の意味を持つ単語”since/as”
イメージの違いとしては
because ⇒「直接的で一番強い理由」=聞き手が知らない新しい理由
since ⇒「起点から状況が続いている」=(お互い知っている)〜だから当然
as ⇒「同時進行のついでに」=〜なので(付随的な理由)
といった感じです!
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!
●because
「I couldn’t go because I was sick.(病気だったから行けなかった)」
⇒ 聞き手が知らない「病気」という直接的な主因をはっきり提示するイメージ
●since
「Since you are tired, you should rest.(疲れているのだから、休んだほうがいいよ)」
⇒ 「疲れている」のがお互い分かっているので、「だったら当然」と話を展開するイメージ
●as
「As it was getting dark, we left.(暗くなってきたので、私たちは出発した)」
⇒ 時間の経過(暗くなること)に伴う、付随的な理由をサラッと添えるイメージ
”because”の関連語②:「〜のために」を意味する表現”because of / due to”
後ろに名詞を伴う表現(前置詞句)があるので一緒に覚えてしまいましょう!
⇒「〜のために」の意味を持つ表現”because of / due to”
それぞれの表現の違いとしては
because ⇒「後ろに主語+動詞が続く」=接続詞(節を作る)
because of ⇒「後ろに名詞・名詞句が続く」=群前置詞(口語・日常で多用)
due to ⇒「あるべき場所に帰属する」=硬い表現(ニュースやビジネス向け)
といったイメージです。
●because of
「We were late because of the traffic.(交通渋滞のために遅れた)」
⇒ 日常会話からビジネスまで幅広く、遅れた直接の原因(the trafficという名詞)を表すイメージ
●due to
「The flight was canceled due to bad weather.(悪天候のため飛行機がキャンセルになった)」
⇒ 公共の案内やニュースなどで好まれる、少しフォーマルな響きで原因を伝えるイメージ
”because”の語源は前置詞「by」+名詞「cause」!成り立ちを詳しく解説

”because”の語源についても、確認していきましょう。
一見するとひとつのまとまった単語に見えますが、実は「by(〜によって)」と「cause(理由)」という2つの単語がくっついて生まれた言葉なんです。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”because”の起源について、下記の記載があります。
Origin
First recorded in 1275–1325; Middle English bi cause; see by ( def. ), cause ( def. )日本語訳:1275年〜1325年に初めて記録された。中期英語の「bi cause」から。byとcauseの定義を参照。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”because”は13世紀末から14世紀初頭の中期英語の時代から使われ始めたことが分かります。
もともと英語にあった前置詞の「bi(現在のby=〜によって)」と、フランス語から英語に入ってきた名詞「cause(理由・原因)」が組み合わさって、「bi cause(理由によって)」というフレーズとして使われ始めました。
最初は「bi cause that 〜(〜という理由によって)」のように複数の単語を並べて使われていましたが、長い年月をかけて人々が日常的に使い続けるうちに「that」が省略され、「bi」と「cause」がくっついて、現在の1語の接続詞「because」へと変化していったのです。
● 1275年〜1325年頃(中期英語の時代)に最初の文献記録が残る
↓
● 前置詞「by(〜によって)」+名詞「cause(理由)」を組み合わせた「bi cause(理由によって)」というフレーズが起源
↓
● 当初は「bi cause that 〜」の形で使われていたが、徐々に「that」が脱落
↓
● 長い時間を経て2つの単語が融合し、現在の1語の「because」として定着した
ちなみに「by」には「〜のそばに」のほかにも、手段や原因を表す「〜によって」という意味がしっかり含まれています。だからこそ「cause(理由)」と結びついたわけですね。
構成パーツで覚える”because” 「by-(〜によって)」+「cause(理由)」

ここからは、語源学習の楽しさでもある「構成パーツ」の視点から、”because”をさらに深掘りしていきましょう!
”because”の構成パーツは、非常にシンプルです。
「by-(〜によって)」+「cause(理由)」の2つのパーツが合体してできた単語になります。
次から各パーツが持つ本来の意味や、同じパーツを持つ他の単語について紹介していきます。
“by-“は「〜によって、そばに」を意味するパーツ
”by-”は、前置詞としてもおなじみですが、単語の頭につくパーツ(接頭辞)として「〜によって(手段・原因)」や空間的な「そばに、近くに、わきに」を意味します。
何かが起きている「近くに立っているだけの人」というイメージから、「傍観者、見物人」という意味を表しています!
その他にも、この「by-(そばに、わきに)」を使った単語はたくさんあります。
● bypass (迂回する、バイパス)
⇒ by-(わきを・そばを) + pass(通る) = 本道のわきを通る
● byproduct (副産物)
⇒ by-(副次的な・わきの) + product(産物) = メインのもののそばで生まれた産物
”cause”は「理由、原因、引き起こす」を意味するパーツ
”cause”は、それ単体でも「理由、原因、引き起こす」という意味を持つ超重要単語です。ラテン語の「causa(理由、動機、訴訟)」を語源に持っています。
原因に関する(=「因果関係の、原因となる」)を表しています。
さらに、この「cause(cuseと綴りが変わることもあります)」を使った面白い単語を2つ紹介します!
⇒ ac-(〜へ向かって) + cuse(理由・訴え)
= 相手に向かって理由や罪状を突きつける ⇒ 「非難する」
● excuse (許す、言い訳)
⇒ ex-(外へ) + cuse(理由)
= 理由を言って(罪や責任から)外へ逃れる ⇒ 「言い訳」「許す」
この「by(〜によって)」と「cause(理由)」が合体して、because(それが理由で)になるのは、とても理にかなっていますよね。
”because”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”because”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「それが理由で」
⇒”because”=「〜なので」「なぜなら〜だから」の意味
●語法・文法のポイント ⇒ 相手が知らない「直接的で最も強い理由」を後ろに節(主語+動詞)を伴ってはっきりと提示する。
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