「re-(再び・後ろへ)」+「place(置く)」の2パーツで構成されている単語です。
「元の場所に置き直す」がコアイメージで、“replace”=「〜に取って代わる」「〜を置き換える(交換する)」の意味を持ちますよ!
”replace”の意味と使い方!コアイメージは「元の場所に置き直す」
”replace(発音:ripléis/リプレイス【動詞】)”は「〜に取って代わる」「〜を置き換える(交換する)」の意味を持つ単語です。
「re-(再び・後ろへ)」+「place(置く)」の2パーツで構成されている単語で、「元の場所に置き直す」がコアイメージです。
そこから派生して、古いものや壊れたものをどかして、その「空いた元の場所」に新しいものをピタッと置き直すことから、「〜を置き換える」「〜に取って代わる」という意味になるわけですね!
”replace”は、ビジネスや日常会話で「古い部品を新しいものに交換する」ときや、「AIが人間の仕事に取って代わる」といった文脈で非常によく使われます。ただ単に物を交換するだけでなく、「本来そこにあるべきポジションに新しいものを据える」というニュアンスがあります。
”replace”を使った例文
このように”あるべき場所に別のものを新しく据え直す”という意味から、ITシステムの移行、職場の世代交代、日常の消耗品の交換にいたるまで広く使用されます。
例文
・Teachers will never be replaced by computers.
(教師がコンピュータに取って代わられることは決してないだろう。)※1
・I need to replace the batteries in this remote.
(このリモコンの電池を交換[置き換え]する必要がある。)※1
・He replaced the broken chair.
(彼は壊れた椅子を取り替えた。)
※1 参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”replace”の文法・語法!絶対に外せない前置詞「with」のルール

最重要フレーズ! “replace A with B” (AをBと置き換える)
”replace”を使う上で、試験でも実務でも最も頻出するのが”replace A with B”という形です。
これは「AをBと置き換える(Aを捨ててBにする)」という意味になります。
前置詞に **「with(〜を使って、〜と一緒に対にして)」** を使うのがポイントで、「古いAを取り除き、新しいBを使ってそこを埋める」というイメージです。
例文:replace A with B
・The company replaced the old factory with a new facility.
(その会社は古い工場を新しい施設に置き換えた。)
・We will replace the current system with a more efficient one.
(現在のシステムをより効率的なものに置き換えます。)
受動態「A is replaced by/with B」(AがBに置き換わる)も頻出!
例文:受動態(be replaced by/with)
・Paper bags are being replaced by eco-bags.
(紙袋はエコバッグに取って代わられつつある。)
”replace”と類義語(substitute / exchange)の違いと使い分け

例えば”substitute”や”exchange”なども「交換する、代わりにする」を意味する単語ですよ!
⇒「交換する」の意味を持つ単語”substitute/exchange”
イメージの違いとしては
replace⇒「古いものや不要なものを完全に取り除き、新しいものを定位置に「永久に据え替える」」=完全に入れ替える
substitute⇒「本物が使えないとき、一時的なピンチヒッターとして別のものを「代用する」」=代用する・補欠を入れる
exchange⇒「同じ価値を持つもの同士(お金と商品、意見など)を、互いに「やり取りする」」=(対等な)交換・両替
といった感じです!
実際のシチュエーションと例文をベースに、イメージの違いを見てみましょう!
●replace a broken window
「(割れた窓ガラスを捨てて、新しいガラスをはめ込んで)窓を交換する」
⇒ 古いものは処分し、新しいものを定位置に完全に入れ替えるイメージ
●substitute honey for sugar
「(砂糖が切れているので、代わりに)ハチミツで代用する」
⇒ 本物がないから、とりあえず別の似たものでその場をしのぐイメージ
●exchange business cards
「名刺を交換する」
⇒ お互いに持っている同じ価値のものを、手元で「シャッフル・やり取り」するイメージ
”replace”の語源は re- + place (元の場所に置く)

”replace”の語源についても、確認していきましょう。
”replace”の語源は「re-」と「place」の組み合わせ”です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”replace”の起源について、下記の記載があります。
Origin of replace
First recorded in 1585–95; re- + place日本語訳:1585〜95年に初めて記録された。re- + place からの由来。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”replace”は16世紀末、大航海時代や科学の発展に伴い「整理整頓して元の位置に物を戻す」という意味の動詞として英語で作られた模様です。
接頭辞:re-(再び、元の位置へ) + 名詞・動詞:place(場所、置く)
↓
1590年代:英語で「元の場所に物を戻して置く」という意味で使われ始める
↓
時代が経つにつれ:「元のものをどかして、新しいものをそこに据える(=取って代わる)」という意味へ発展
構成パーツで覚える”replace” 「re-」+「place」

ここからは構成パーツの面から”replace”の関連語についても覚えていきましょう。
”replace”の構成パーツは「re-(再び・後ろへ)」+「place(置く)」の2パーツです。
“re-“は「再び、後ろへ、元へ」を意味するパーツ
”re-”は「再び」「元の位置に後ろへ戻す」を意味する非常にメジャーなパーツです。
ぐるっと向きを変えて元の場所へ戻る=「戻る、返却する」を表しています。
その他に review(再び[re-]見る[view]=復習する・再検討する)等も”re-”を使用する代表的な単語です。
”place”は「場所、空間に置く」を意味するパーツ
”place”は名詞の「場所」として有名ですが、パーツ(語根)としては「広場に置く」「特定の空間に位置させる」という意味を持ちます。
本来置いてあった場所から引き離して別のところに置く=「〜を退ける、強制退去させる」を表しています。
その他の”place”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
・misplace(間違った[mis-]場所に置く[place]=「置き忘れる、置き間違える」)
”replace”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”replace”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「元の場所に置き直す」
⇒”replace”=「〜に取って代わる」「〜を置き換える」の意味
●語法・文法のポイント ⇒「AをBと置き換える」は **replace A with B** の形をとる。前置詞 with との組み合わせをセットで覚えるのが最重要!
●受動態 ⇒ **be replaced by/with** (〜に取って代わられる)も頻出。
●類義語との違い ⇒ substitute(代用する)、exchange(互いに交換する)と使い分けよう!
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
