「re-(再び)」+「memor(記憶している)」+「-er(動詞にする)」の3つのパーツで構成されている単語です。
「再び心に留める」がコアイメージで、“remember“=「~を思い出す、覚えている」「(忘れずに)~する」の意味を持ちますよ!
”remember”の意味と使い方 コアイメージは「再び心に留める」
”remember(発音:rimémbər/リメンバー【動詞】)”は「~を思い出す、覚えている」「(忘れずに)~する」の意味を持つ単語です。
「re-(再び)」+「memor(記憶している)」+「-er(動詞化)」のパーツで構成されている単語で、「再び心に留める」がコアイメージです。
そこから、過去の出来事を「覚えている・思い出す」ことや、未来の予定を忘れずに頭に置いておく=”忘れずに〜する”という意味になるわけですね!
”remember”は「意識的に頭の引き出しを開ける」イメージが強いです。
「意識的に記憶を保持したり、思い出したりすること」が”remember”なんですね。
逆に、特に意識していなくても「フッと自然に記憶がよみがえる」ことなどは、後述する”remind”などを使用します。
例文
・I remember meeting him somewhere before.
(以前どこかで彼に会ったことを覚えている。)
・Remember to lock the door when you leave.
(出かけるときは忘れずにドアに鍵をかけなさい。)※参考・例文引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
”remember”の関連語①:「思い出す・覚えている」を意味する単語”recall/remind”
例えば”recall”や”remind”なども「思い出す、思い出させる」を意味する単語ですよ!
⇒「思い出す・覚えている」の意味を持つ単語”recall/remind”
イメージの違いとしては
remember ⇒「過去の記憶を頭の中にキープしている、または自力で思い出す」=普通に覚えている
recall ⇒「一度忘れていた過去の事実や情報を、努力して呼び戻す(call back)」=(意識的に)思い出す、回想する
remind ⇒「あるモノや人がきっかけとなって、他人の心(mind)に記憶を呼び起こす」=(人に)思い出させる
といった感じです!
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!
●remember his name
「(忘れることなく頭の中にずっと残っていて)彼の名前を覚えている」
⇒ 状態として記憶がしっかりと頭の中にとどまっているイメージ
●recall his name
「(ええっと、何だっけ…あ、そうだ!と頑張って)彼の名前を思い出す」
⇒ 過去の引き出しを開けて、一生懸命に記憶を呼び戻すイメージ
●This song reminds me of my school days.
「この曲を聴くと、(曲が引き金になって自動的に)学生時代を思い出す」
⇒ 曲のせいで、自分の心に当時の記憶が呼び覚まされるイメージ
”remember”の文法・語法 絶対に外せない定番ルール「後ろにtoかingか」
それが、後ろに「to 不定詞」を続けるか、「動名詞(-ing)」を続けるかという違いです!
⇒「〜することを覚えている」の2つのカタチ
それぞれの表現の違いとしては
remember to do(不定詞) ⇒「(これから)忘れずに〜する」=未来に向かうイメージ
remember doing(動名詞) ⇒「(過去に)〜したことを覚えている」=過去を振り返るイメージ
といったイメージです。
●Please remember to buy some milk.
「(これから帰る時に)忘れずに牛乳を買ってね」
⇒ 矢印(to)の先にある「これからの行動」を頭に留めておくイメージ
●I remember buying some milk.
「(確かさっき)牛乳を買ったのを覚えているよ」
⇒ すでに終わった「過去のシーン」を頭の中で再生しているイメージ
”remember”の語源はラテン語「rememorārī」 意味は「再び心に留める」

”remember”の語源についても、確認していきましょう。
”remember”の語源はラテン語の「rememorārī」”です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”remember”の起源について、下記の記載があります。
Origin of remember
First recorded in 1300–50; Middle English remembren, from Old French remembrer, from Late Latin rememorārī, equivalent to re- re- + Latin memor “mindful” (see memory) + -ārī infinitive suffix日本語訳:1300〜50年に最初に記録された。中期英語の remembren、古期フランス語の remembrer、後期ラテン語の rememorārī から来ており、これは re-(再び)+ ラテン語の memor(心に留めている、気にかけている、memoryを参照)+ -ārī(不定詞の接尾辞)に相当する。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”remember”は後期ラテン語から発祥している模様。
● ラテン語:rememorārī(再び心に留める)
↓
● 古期フランス語:remembrer
↓
● 中期英語:remembren(1300〜50年頃に記録)
ちなみに「memor」というと、現代英語の「memory(記憶)」の根っこになっており、「心に留めている」という意味を持っています。
構成パーツで覚える”remember” 「re-」+「memor」+「-er」

ここからは構成パーツの面から”remember”について覚えていきましょう
”remember”の構成パーツは「re-(再び)」+「memor(記憶している)」+「-er(動詞にする)」の3つのパーツです。
つぎから各パーツについて紹介していきます。
“re-“は「再び・後ろに」を意味するパーツ
”re-”は「再び・後ろに」を意味するパーツです。
作り直す(=「再び作る」)を表しています。
その他に return(戻る・後ろに返す)や、repeat(繰り返す)等も”re-”を使用する単語です。
”memor”は「記憶している」を意味するパーツ
”memor”は「記憶している、心に留めている」を意味するパーツです。
記念碑や記念祭(=「記憶に関するもの」)を表しています。
その他の”memor”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
”-er”は動詞を作るパーツ
”-er”は動詞を作るパーツです。(※通常は「〜する人」を表すことが多いですが、ここではラテン語の不定詞語尾に由来し、語調を整えて動詞化する役割を持っています)
メッタ打ちにする(=「何度も激しく打つ」)を表しています。
その他に語源的に同類の動詞化パーツを持つ単語として、discover(発見する)なども挙げられます。
”remember”の意味と語源・覚え方のまとめ

以下、”remember”の意味と覚え方についてのまとめです。
⇒コアイメージは「再び心に留める」
⇒”remember”=「~を思い出す、覚えている」「(忘れずに)~する」の意味
●語法・文法のポイント ⇒後ろにtoが来ると未来の行動(忘れずに〜する)、ingが来ると過去の出来事(〜したのを覚えている)を指す。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
