reconstruction イメージ図

【語源も分かって、忘れない】英単語「reconstruction」の意味と使い方・覚え方・文法解説【re-(元に)+construction(建設、構造)=元の通りに組み立て直すこと】

 

 
コダック
今日の英語表現は”reconstruction”

「re-(再び、元に)」+「construction(建設、構造)」などのパーツで構成されている単語です。

「元の通りに組み立て直すこと」がコアイメージで、“reconstruction“=「再建、復興、改造」「復元、再現」の意味を持ちますよ!

 

”reconstruction”の意味と使い方 コアイメージは「元の通りに組み立て直すこと」

 

”reconstruction(発音:rìːkənstrʌ́kʃən/リーコンストラクション【名詞】)”は「再建、復興、改造」「(事件などの)復元、再現」の意味を持つ単語です。

「re-(再び、元に)」+「construction(建設、組み立て)」などのパーツで構成されている単語で、「元の通りに組み立て直すこと」がコアイメージです。

 

 
コダック
壊れてしまった建物や組織を、もう一度(re-)組み立てる(construction)こと、つまり再建する事や

過去に起きた事件の状況を、もう一度(re-)頭の中や現場で組み立てる(construction)、つまり再現する事=”reconstruction”なわけですね!

reconstruction イメージ図

 

【文法解説】可算名詞(数えられる)?不可算名詞(数えられない)?

”reconstruction”は、意味によって可算(数えられる)にも不可算(数えられない)にもなる単語です!

不可算名詞(数えられない)として使う場合
「経済の復興」や「国家の再建」といった、形のない抽象的なプロセスや行為を指すときは不可算名詞になります。

可算名詞(数えられる)として使う場合
「復元された建物や模型」のように具体的な形のある物を指す場合や、「事件の再現(1回、2回と数えられる試み)」を指す場合は可算名詞になります。a をつけたり複数形にしたりできます。

 

 
コダック
次に、実際の英語でよく使われる「頻出フレーズ(コロケーション)」を見てみましょう。これらをセットで覚えると、英語の表現力が一気にアップしますよ!

 

”reconstruction”の頻出フレーズ

postwar reconstruction:戦後復興
economic reconstruction:経済再建、経済復興
reconstruction of a crime scene:犯行現場の再現
facial reconstruction:顔面復元、(医療の)顔面再建手術

 

例文

・The economic reconstruction of the country took many years.
(その国の経済復興には多くの歳月がかかった。)

・The police managed a reconstruction of the crime scene.
(警察は犯行現場の再現(復元)をなんとか行った。)

・The government focused on the postwar reconstruction of the city.
(政府はその都市の戦後復興に注力した。)

・Archaeologists completed a digital reconstruction of the ancient temple.
(考古学者たちは古代神殿のデジタル復元を完成させた。)

※参考・例文一部引用「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」

 

”reconstruction”の関連語①:「作る・建てる」を意味する単語”construction/creation/production”

 
コダック
せっかく”reconstruction”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ(作る・建てる)関連の単語も一緒に覚えてしまいたい所です!

例えば”construction”や”creation”、”production”なども「作る・建てる」ことに関連する単語ですよ!

 

”reconstruction”の関連語
⇒「作る・構成する」意味を持つ単語”construction/creation/production”

 

 
なるほど…、ちなみにそれぞれの表現に違いはあるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては

reconstruction ⇒「壊れたものを元の正しい形に組み立て直す」=再建、復興
construction ⇒「パーツを組み合わせて大きな構造物を作り上げる」=建設、建築
creation ⇒「何もない状態(ゼロ)から全く新しい価値を生み出す」=創造、創作
production ⇒「原材料や手間をかけて物品や製品、作品を作り出す」=生産、製造、制作

といった感じです!

 
う~ん…文字だけだとニュアンスの差がちょっとややこしいかも…
 
コダック
確かに、これだけ言われても分かりづらいかもしれませんね…汗
それぞれのイメージを実際の表現を見ながら確認してみましょう!

 

例文で見る!”reconstruction/construction/creation/production”のイメージの違い

reconstruction of the city
「(震災などで崩壊した街を)復興すること」
⇒ もともとあった正しい形や、それ以上の姿に作り直すイメージ

construction of a bridge
「(川の上に新しく)橋を建設すること」
⇒ 材料や図面を組み合わせて、物理的な構造物をカチッと組み立てるイメージ

creation of a new project
「(これまでにない)新しいプロジェクトを立ち上げること」
⇒ ゼロからアイデアを形にして、新しい価値をクリエイトするイメージ

production of electric cars
「電気自動車を生産すること」
⇒ 工場やプロセスを通じて、具体的な製品を一定量生み出すイメージ

 

”reconstruction”の関連語②:「直す」を意味する単語”repair/restore”

 
コダック
せっかくですので、”reconstruction”の持つ「元に戻す、直す」という意味の類義語についても覚えてしまいましょう!

 

”reconstruction”の類義語
⇒「直す・元に戻す」の意味を持つ単語”repair/restore”

 

 
コダック

それぞれの表現の違いとしては

reconstruction ⇒「全体を大がかりに組み立て直して元通りにする」=再建、改造
repair ⇒「壊れた一部や悪い部分に手を加えて、再び使えるようにする」=修理、修繕
restore ⇒「失われた元の良好な状態(健康や美術品など)に完全に回復させる」=修復、回復

といったイメージです。

 

 
コダック
こちらも例文を通じて感覚を掴んじゃいましょう!

 

例文で見る!”reconstruction/repair/restore”のイメージの違い

reconstruction of the house
「家を(骨組みから大がかりに)改築・改造すること」
⇒ 構造全体を一度見直して組み立て直すイメージ

repair a watch
「時計を(動かない部品だけ交換して)修理すること」
⇒ 悪い部分だけを部分的に直して機能を取り戻すイメージ

restore an old painting
「古い絵画を(当時の美しさに)修復すること」
⇒ 歴史的な価値や、元の綺麗な状態へ丁寧に「巻き戻す」イメージ

 

”reconstruction”の語源はラテン語から!「一緒に積み上げられたもの」を「もう一度」

”reconstruction”の語源についても、確認していきましょう。

”reconstruction”は、「re-(再び)」という接頭辞と、「construction(建設、構造)」という単語が結合して生まれた言葉です。

では、土台となっている “construction” はどこから来たのでしょうか?

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”reconstruction”と”construction”の起源について、下記の記載があります。

Origin of reconstruction
First recorded in 1785–95; re- + construction
Origin of construction
First recorded in 1350–1400; Middle English, from Middle French, from Latin constrūctiōn-, stem of constrūctiō “placement together, building,” from constrūct(us) “put together” ( see construct) + -iō -ion

日本語訳:
reconstructionの起源:1785〜95年に初めて記録された。re- + construction。
constructionの起源:1350〜1400年に初めて記録された。中期英語、中期フランス語を経由し、ラテン語の constrūctiōn-(constrūctiō「一緒に配置すること、建物」の語幹)に由来する。これは constrūct(us)「一緒に置かれた」(constructを参照)+ -iō(-ion)から成る。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容から読み解くと、ベースとなっている “construction” の起源はラテン語に遡ります。
ラテン語で「一緒に(con-)」+「積む、建てる(struere)」を組み合わせた言葉が変化してできた「一緒に積み重ねられた、配置された(constructus)」という言葉がルーツです。

そこからフランス語や中期英語を経由して「construction(建設、組み立て)」という単語として定着し、さらに18世紀後半になって「再び(re-)」が加わることで、”reconstruction” が誕生しました。

 

”reconstruction”の語源(起源~発祥まで)
● ラテン語:con-(一緒に)+ struere(積む、建てる)
⇒ constructus(一緒に積み重ねられた)

● フランス語・中期英語:construction(建物、組み立てること)として定着

● 18世紀後半:re-(再び)が結合して「reconstruction(再建・復興)」が誕生

 

 

 
コダック
歴史をたどると上記のようになるわけですね!

「バラバラの材料を1ヶ所に集めてカチッと形作った(construction)ものを、何らかの理由でもう一度やり直す(re-)」というイメージを持っておくと、「再建」や「再現」といった意味合いがスッと入りやすいですよ!

 

 

構成パーツで覚える”reconstruction” 「re-」+「construct」+「-ion」

ここからは構成パーツの面から”reconstruction”について深掘りしていきましょう!

”reconstruction”は、主に「re-(再び、元に)」「construct(組み立てる)」「-ion(名詞にするパーツ)」という3つのパーツが合体してできた単語です。

 

それぞれのパーツが持つ役割やコアイメージを理解すると、単語のニュアンスがより鮮明に記憶に残りますよ。さっそく各パーツを詳しく見ていきましょう!

 

“re-“は「再び、元に、後ろに」を意味するパーツ

”re-”は、単語の頭につくパーツ(接頭辞)で、主に「再び(again)」「元に・後ろに(back)」というニュアンスを付け加える役割を持っています。

 

 
コダック
例えば、よく耳にする”review”という単語は「re-(再び)」+「view(見る)」のパーツで構成されています。

「もう一度見る」ということから、「復習、見直し、再検討」という意味になるわけですね!

 

“re-“が持つ2つのニュアンスを意識すると、他の単語もぐっと覚えやすくなりますよ!

「再び(again)」のイメージ:rebuild(再び建てる➡再建する)、reopen(再び開ける➡再開する)
「元に・後ろに(back)」のイメージ:return(元の場所にバックする➡戻る・返す)、replace(元の場所に置き直す➡交換する)

今回の”reconstruction”における”re-”は、「一度壊れてしまったものを【元の状態に】戻すために【再び】組み立てる」という、両方の意味が綺麗に合わさっています!

 

”construct”は「組み立てる、建設する」を意味するパーツ

”construct”は、これ単体でも動詞として「〜を建設する、組み立てる」という意味を持ちますが、語源をたどるとさらに2つのパーツに分解することができます。

 

 
コダック
実は「construct」は、「con-(一緒に、共に)」「struct(積み上げる)」からできているんです!

バラバラの材料を「1ヶ所に集めて(con-)」「カチッと積み上げる(struct)」から、「組み立てる、建設する」というイメージに繋がるんですよ!

 

この根っこにある”struct(積み上げる)”というパーツ(語根)を覚えると、仲間となる重要単語も芋づる式にマスターできます!

 

● structure(構造、建造物)
➡ 積み上げられて形になったもの=「構造」「建物」
● destroy(破壊する、壊す)
➡ de-(下へ・引き離す)+ struct(積み上げる)= 積み上げたものを崩して引き下ろすイメージ=「破壊する」
● instruct(教える、指示する)
➡ in-(中へ)+ struct(積み上げる)= 相手の頭の中に知識を積み上げてあげるイメージ=「教える・指示する」

 

一見バラバラに見える単語も、「積み上げる」というコアイメージで繋がっているのが分かると、英語の学習がどんどん楽しくなりますよね!

 

”-ion”は「〜すること、〜化」を意味する(名詞にする)パーツ

”-ion”(または -tion, -ation)は、動詞の後ろにくっついて「〜すること」「〜という行為・状態・結果」を表す名詞に変化させるパーツ(接尾辞)です。

 

 
コダック
例えば”action”という単語は、動詞の act(行動する)に ”-ion” がつくことで、

行動すること(=「行動、おこない」)という名詞になります!

 

このように、単語の語尾に “-ion“ が見えたら「名詞の仲間だな」と判断できるようになります。他にも以下のようなお馴染みの名詞がたくさんありますよ。

decide(決定する) + -ion ➡ decision(決定)
express(表現する) + -ion ➡ expression(表現)

今回の単語で言えば、動詞の construct(組み立てる)に “-ion“ がつくことで、組み立てる行為 = construction(建設、建築、構造)という名詞になります。
そこに先ほどの “re-“ が加わることで、最終的に reconstruction(再建、復興、再現)という形が完成するわけです!

品詞を変えるパーツのルールを知おくと、動詞を1つ覚えるだけで名詞の意味も自動的に推測できるようになるため、語彙力が爆発的にアップします!

 

”reconstruction”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

以下、”reconstruction”の意味と覚え方についてのまとめです。

●”reconstruction”は「re-(再び、元に)」+「construct(組み立てる)」+「-ion(名詞化)」のパーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「元の通りに組み立て直すこと」
⇒”reconstruction”=「再建、復興、改造」「復元、再現」の意味
●語法・文法のポイント ⇒可算名詞(数えられる)としても不可算名詞(数えられない)としても使われます。「経済の復興」などの抽象的な概念は不可算、「復元された建物・模型」や「事件の再現(1回、2回と数える場合)」は可算名詞として扱われます。
 
 
コダック
当サイトでは英語表現について、このように語源、語法・文法、覚え方の面から解説を行っています。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」