「real(現実の)」+「-ize(〜化する)」の2つのパーツで構成されている単語です。
「現実化する」がコアイメージで、“realize“=「〜をはっきりと理解する、悟る」「(夢や計画を)実現する」の意味を持ちますよ!
”realize”の意味とコアイメージは「現実化する」
”realize(発音:ríːəlàiz/リアライズ【動詞】)”は「〜をはっきりと理解する、悟る」「(夢や計画を)実現する」の意味を持つ単語です。
「real(現実の)」+「-ize(〜化する)」のパーツで構成されている単語で、「現実化する」がコアイメージです。
思い描いていた夢を物理的な世界で本当のこと(=「現実のもの」)にすること=”realize”なわけですね!
”realize”は「頭の中でパッと事実がリアルになる(=ハッと気づく)」というイメージが強い単語です。
「それまで見落としていた状況や事実を、後から頭ではっきりと理解すること」が”realize”なんです。
逆に五感(目や耳)で物理的にパッと気づくことや、誰かの注意によって気づくことなど「受動的な気づき」などは後述する”notice”や”recognize”を使用します。
意味①:「〜をはっきりと理解する、気づく」の例文
日常会話でも非常によく使われる意味です。「頭で考えてハッと状況を理解する」というニュアンスを持ちます。
例文
・I suddenly realized that I had left my keys at home.
(私は家に鍵を忘れてきたことに突然気づいた[はっきりと理解した]。)・I didn’t realize she was so tired.
(彼女がそんなに疲れているとは気づかなかった。)
意味②:「(夢や計画を)実現する」の例文・頻出フレーズ
頭の中にあったものを、物理的な世界で「現実(リアル)」にする、という意味合いです。
「realize one’s dream(夢を実現する)」「realize one’s potential(潜在能力を発揮する)」などのフレーズでよく使われます。
例文
・She finally realized her lifelong dream of becoming a pilot.
(彼女はついにパイロットになるという生涯の夢を実現した。)・He has finally realized his full potential as an athlete.
(彼はアスリートとしての潜在能力を、ついに完全に発揮した[現実のものとした]。)
【重要文法】”realize”の使い方!「that節」と「進行形不可」に注意

”realize”を正しく使いこなすための、文法・語法の重要ポイントを2つ紹介します。
① 「realize that S V(SがVだと気づく)」の形が超頻出!
”realize”のあとに接続詞のthatを置き、「〜という事実に気づいた」と文を続ける使い方が圧倒的に多いです。(※日常会話ではthatはよく省略されます)
② 原則として「進行形(be realizing)」にはしない!
”realize”は頭の中でカチッと理解する「状態や瞬間」を表すため、know(知っている)や understand(理解している)と同じく「状態動詞」として扱われ、原則として進行形にはしません。
❌ I am realizing my mistake.(間違いに気づき込んでいる最中だ??)
⭕ I realize my mistake.(間違いに気づいている。)
”realize”の関連語①:「気づく・理解する」を意味する単語”notice/recognize”

せっかく”realize”を覚えるのであれば、似たような意味を持つ単語も一緒に整理して覚えてしまいましょう!
⇒「気づく」の意味を持つ単語”notice / recognize”
イメージの違いとしては
realize ⇒「頭の中で事実をはっきりと理解する」=(熟考や時間の経過で)ハッと気づく、悟る
notice ⇒「五感(目・耳など)で物理的な変化を感じ取る」=(目に入って)気づく
recognize ⇒「過去の記憶と照らし合わせて、見覚えがあると分かる」=(見てそれだと)見分ける、認識する
といった感じです!
● realize the mistake
「(計算や状況をよく考えて、後から)間違いにハッと気づく」
⇒ 頭の中で「現実」として深く納得・理解するイメージ
● notice a haircut
「(髪型が変わったのを、目で見てパッと)気づく」
⇒ 五感を通じて、物理的な変化や違和感をキャッチするイメージ
● recognize an old friend
「(街で偶然会った人を、記憶をたどって旧友だと)見分ける」
⇒ 過去のデータと一致して「あ、あの人だ!」と認識するイメージ
”realize”の関連語②:「実現する」を意味する単語”achieve/fulfill”

⇒「実現する・達成する」の意味を持つ単語”achieve / fulfill”
それぞれの表現の違いとしては
realize ⇒「頭の中にあった計画や夢を、実際の形にする」=具現化する
achieve ⇒「努力や困難の末に、目標や成果を勝ち取る」=達成する
fulfill ⇒(“期待、約束、心の欲求などを、完全に満たす」=(条件や願いを)満たす、果たす
といったイメージです。
● realize a plan
「(紙の上の設計図だった)計画を実際に形にする」
⇒ 架空のものを現実(real)の存在にするイメージ
● achieve a goal
「(厳しい訓練の末に、営業目標やスコアを)達成する」
⇒ 努力の階段を登りきって、結果を手に入れるイメージ
● fulfill a promise
「(約束や、顧客からの期待を)果たす・満たす」
⇒ 空っぽだった枠を、きっちり行動で満タン(full)にするイメージ
”realize”の語源はフランス語を経由したラテン語 意味は「現実のものにする」

”realize”の語源についても、確認していきましょう。
”realize”の語源は中期フランス語の「réaliser」です。
オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には”realize”の起源について、下記の記載があります。
Origin
realize
First recorded in 1605–15; from French réaliser, Middle French, equivalent to real real + -iser -ize日本語訳:1605〜1615年に初めて記録された。フランス語の「réaliser」(中期フランス語。real [現実の] + -iser [〜化する] に相当)から。
※参考・引用「Dictionary.com」
この記載内容からみるに、”realize”はフランス語の「réaliser」から発祥している模様です。
● ラテン語の「realis(実在する、本当の)」がベース
↓
● 中期フランス語で「réaliser(現実のものにする)」という動詞になる
↓
● 17世紀初頭(1605〜1615年頃)に英語圏に「realize」として導入される
フランス語の「-iser」というお尻のパーツが、英語に入って「-ize」という形に変化したというわけです。
構成パーツで覚える”realize” 「real」+「-ize」

ここからは構成パーツの面から”realize”について覚えていきましょう。
”realize”の構成パーツは「real(現実の)」+「-ize(〜化する)」の2つのパーツです。
各パーツについて紹介していきます。
“real”は「現実の、実在する」を意味するパーツ
”real”は「現実の、実在する」を意味するパーツです。
現実性(=「現実、真実」)を表しています。
その他にrealistic(現実的な)や、realism(現実主義)等も”real”を使用する単語です。
”-ize”は「〜化する、〜にする」を意味するパーツ
”-ize”は「〜化する、〜にする」を意味する動詞を作るパーツ(接尾辞)です。
地球規模にする(=「グローバル化する、世界化する」)を表しています。
その他の”-ize”を使用する単語についても、下記で紹介していきます。
”realize”の意味と語源・使い方のまとめ

以下、”realize”の意味と使い方・覚え方についてのまとめです。
● ”realize”は「real(現実の)」+「-ize(〜化する)」の2パーツで構成されている単語。
● コアイメージは「現実化する」。
● 意味は「〜をはっきりと理解する、悟る」「夢や計画を実現する」。
【語法・文法の超重要ポイント】
● realize that S V(〜という事実に気づく)の形でよく使われる。
● 頭の中で事実がカチッと「現実」になるニュアンス。状態動詞なので原則として進行形(be realizing)にはしない。
● 目で見て物理的に見つけるnoticeとしっかり区別しよう!
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com([https://www.dictionary.com/](https://www.dictionary.com/))」
