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【語源も分かって、忘れない】英単語「prisoner」の意味と使い方・覚え方・文法解説【prison(刑務所)+-er(〜の人)=自由を奪われて閉じ込められた人】

 

 
コダック
今日の英語表現は”prisoner”

「prison(刑務所)」+「-er(〜の人)」のパーツで構成されている単語です。

「自由を奪われて閉じ込められた人」がコアイメージで、ここから“prisoner”=「囚人」「捕虜」という意味に繋がっていくんですよ!

 

”prisoner”の意味と使い方 コアイメージは「自由を奪われて閉じ込められた人」

 

”prisoner(発音:príznər/プリズナー【名詞】)”は主に「囚人」「捕虜」という意味を持つ単語です。

「prison(刑務所)」+「-er(〜の人)」のパーツに分解することができ、「自由を奪われて特定の場所に閉じ込められている人(囚われの身の人)」というコアイメージを持っています。

 

 
コダック
単に「刑務所の建物の中にいる人」というだけでなく、法律や物理的な力によって【完全に自由な行動を制限されている】というのがこの単語の核となるニュアンスです!

そのため、裁判で罪が確定して刑務所に収容されている「囚人」だけでなく、戦争の文脈で敵国に捕まった「戦争捕虜」に対しても非常によく使われる言葉なんですね。

 

さらにこの「そこから自力で脱出できない、縛られている状態」というイメージが転じて、日常生活や文学的な表現では**「比喩的に何かに囚われている人」**を表すときにも非常によく使われます。

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なるほど!実際の刑務所や戦争の話だけじゃなくて、心理的な「囚われの身」にも使えるんだね!
 
コダック
そうなんです!例えば「彼は過去の栄光に囚われている」と言いたい場合は「He is a prisoner of his past glory」と表現します。
身動きが取れない心の状態をスマートに表現できるんですよ!

 

実際の文脈でどのように使われるのか、それぞれの意味に合わせた例文で確認してみましょう。

”prisoner”のシチュエーション別例文

①「囚人・服役囚」として使う場合
・The prisoner escaped from jail last night.
(その囚人は昨夜、刑務所から脱獄した。)
・The prisoners are allowed to exercise outside for an hour every day.
(囚人たちは毎日1時間、外で運動することを許されている。)

②「捕虜」として使う場合
・They took many enemy soldiers prisoner during the war.
(彼らは戦時中、多くの敵兵を捕虜にした。)
・The international treaty protects the rights of prisoners of war.
(国際条約は戦争捕虜(POW)の権利を保護している。)

③「比喩的な囚われの身(〜に縛られている人)」として使う場合
・He is a prisoner of his past glory and cannot move forward.
(彼は過去の栄光に囚われており、前に進むことができない。)
・Don’t let yourself become a prisoner of your own negative thoughts.
(自分自身のネガティブな考えに囚われてしまってはいけない。)

※参考・一部例文引用南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店

 

”prisoner”の文法・語法 冠詞の有無とセットで覚える動詞のルール

1. 捕虜にする、拘束する時の定番フレーズ

「〜を捕虜にする」「囚われの身にする」と言いたいとき、英語では take [hold]… prisoner という形をよく使います。

このとき、prisoner は前に a や the などの冠詞をつけない(無冠詞) のが最大のポイントです。特定の「一人の人間(具体的なモノ)」を指すのではなく、「捕虜という状態・身分(性質)」を表す役割が強くなるため、冠詞がつかなくなります。

 

 
コダック
ちなみに、複数の人々を捕虜にする場合、`take them prisoners` と複数形にする形も見られますが、この無冠詞単数の `take them prisoner` も同じように非常によく使われます。試験やニュースでも頻出の語法ですよ!

 

【フレーズの例文】
・The armed group took three journalists prisoner.
(武装集団は3人のジャーナリストを捕虜[人質]にした。)
・He was held prisoner in a small room for several weeks.
(彼は数週間、小さな部屋に監禁されていた。)

 

2. 刑務所の「prison」も、目的によって冠詞が変わる!

関連する重要な文法ルールとして、基になっている名詞 prison 自体も、使い方によって冠詞の有無が変わります。

go to prison のように無冠詞で使うときは、「刑務所が持つ本来の目的(=服役する・収監される)」という意味になります。一方で、建物そのものを指すときは go to the prison(見学や面会、仕事などでその刑務所の建物に行く)のように the が必要になります。

 

 
コダック
これは、`go to school`(勉強しに学校へ行く)や `go to bed`(寝るためにベッドに入る)と全く同じルールですね!「本来の目的」のときは無冠詞、と覚えておくと試験でもバッチリ得点できますよ!

 

【フレーズの例文】
・The shoplifter was sentenced to one year and had to go to prison.
(その万引き犯は1年の刑を言い渡され、服役することになった。=本来の目的)
・His lawyer went to the prison to talk with him.
(彼の弁護士は、彼と話し合うためにその刑務所へ赴いた。=建物に行く)

 

”prisoner”の関連語:「囚人・人質」を意味する単語”captive/hostage”

 
コダック
せっかく”prisoner”を覚えるのであれば、似たような「捕らえられた人」を意味する類義語も一緒に覚えてしまいましょう!

例えば”captive”や”hostage”なども「囚われの人、人質」を意味する単語ですよ!

 

”prisoner”の類義語
⇒「捕らえられた人」の意味を持つ単語”captive/hostage”

 

 
みんな「自由がない人」だけど、どんな風に使い分けるの??

 

 
コダック

イメージの違いとしては、以下のように整理すると分かりやすいです!

prisoner⇒「法的・制度的な権力によって、刑務所などの施設に閉じ込められている「囚人・戦争捕虜」
captive⇒「戦争、野生動物の捕獲、誘拐などで、物理的に自由を奪われ拘束されている「捕らわれの身の人・動物」
hostage⇒「テロリストや犯罪者が、身代金や政治的要求を通すための「取引材料(盾)」として拘束している「人質」

といった感じです!

 
なるほど!ただ施設に収容されているのか、広く自由を奪われているのか、あるいは何かを要求するための「盾」にされているかで全然違うんだね!
 
コダック
その通りです!特に hostage はニュースで非常によく見かける単語ですね。
実際の表現を並べて、そのニュアンスの差をさらにハッキリさせておきましょう!

 

シチュエーションで見る!”prisoner/captive/hostage”のイメージの違い

●The warden monitored the prisoners.
(刑務所長が囚人たちを監視した。)
⇒ 法律に基づき、定められた公的な施設の中に収容されているイメージ

●The girl tried to release a captive bird from the cage.
(その少女はカゴから捕らわれの鳥を放してやろうとした。)
⇒ 物理的な罠や力によって、本来の自由な移動を制限されているイメージ(人間以外にも使える)

●The terrorists held three citizens hostage.
(テロリストは3人の市民を人質として拘束した。)
⇒ 「金を払え」「要求を飲め」という交渉のために、身代金や取引の材料にされているイメージ(※こちらも無冠詞で使われやすい語法です)

 

”prisoner”の語源はラテン語「prehendere」に由来!コアイメージは「ガシッと掴む」

”prisoner”を深く理解するために、その語源を遡ってみましょう。

”prisoner”を構成する「prison(刑務所)」という言葉は、元をたどるとラテン語の「prehendere(掴む、捕らえる)」に行き着きます。

 

オンラインの英英辞典サイト「Dictionary.com」には、その起源について下記の記載があります。

Origin of prisoner
1300–50; Middle English < Anglo-French. See prison, -er 2
Origin of prison
before 1150; Middle English prison, earlier prisun < Old French, variant of preson imprisonment, a prison < Latin pre(hē)nsiōn- (stem of prehēnsiō) a seizure, arrest, equivalent to prehēns(us) (past participle of prehendere to seize) + -iōn- -ion; doublet of prehension

日本語訳:【prisoner】1300〜1350年。中期英語、アングロ・フランス語由来。prison, -er を参照。【prison】1150年以前。中期英語の prison(それ以前は prisun)、古フランス語の preson(投獄、刑務所)の変種。ラテン語の prehēnsiō(掴むこと、逮捕、prehendere[掴む]の過去分詞 prehēnsus + -iōn)に由来。prehension(理解、掴むこと)と二重語。 Confederacy。

※参考・引用「Dictionary.com

 

この記載内容からわかるように、”prisoner”の根幹である「prison(刑務所)」は、単なる「建物の名前」として生まれた言葉ではありません。

ラテン語の「prehendere(手でガシッと掴み取ること、捕らえること)」が名詞化して「逮捕・拘束(prehēnsiō)」となり、それがフランス語を経由して英語に入る過程で「掴まれて閉じ込められる場所」=刑務所へと意味が変化していきました。

そこに「〜する人」を表す接尾辞 `-er` が合わさることで、現在の「prisoner(囚人)」という形になったのです。

 

”prisoner”の語源(起源~発祥まで)
ラテン語:prehendere(手でギュッと掴む・捕らえる)

ラテン語の名詞形:prehēnsiō(掴み取ること、逮捕)

古フランス語:preson(捕らえて閉じ込めること、投獄、刑務所)

中期英語:prison(刑務所・監獄)に発展

1300年代:そこに「〜の人」を意味する `-er` が合わさり、英語の「prisoner(囚人)」が定着

 

さらに深掘りすると、ラテン語の「prehendere」は、接頭辞の「prae-(前に)」と、動詞の「hendere(掴む)」で構成されています。実はこの「hendere」というパーツは、皆さんもよく知っている「get(得る、手に入れる)」と同じ語源を持っています。

 

 
コダック
「ガシッと掴む」というイメージ(prehendere)を持つ英単語は、他にもたくさんあるんですよ!

例えば、
comprehend(com 完全に + prehend 掴む = 理解する
apprehend(ap 〜の方へ + prehend 掴む = 逮捕する、懸念する

これらも「prison」や「prisoner」と同じ親戚の単語です。「掴む」という共通のコアイメージを持っておくと、複数の単語を芋づる式に覚えられますね!

 

 

構成パーツで覚える”prisoner” 「prison」+「-er」

ここからは、単語の「構成パーツ」という視点から”prisoner”を深く解剖していきましょう!

”prisoner”は、ベースとなる名詞の「prison(刑務所)」に、人を表す接尾辞「-er(〜の人)」が組み合わさってできた単語です。

 

それぞれのパーツが持つ意味や、他の単語への応用方法を詳しく解説します。

1. ”prison”は「刑務所・監獄」を意味するパーツ

”prison”は単体でも「刑務所」という意味を持つ独立した名詞ですが、他のパーツ(接頭辞など)と結びつくことで、さまざまな関連語を生み出すコア(語根)としても機能します。

 

 
コダック
「刑務所」というイメージを軸に、以下のような単語へ発展させることができますよ!

●imprison(動詞:〜を投獄する・監禁する)
⇒「im-(中へ・中に入れる)」+「prison(刑務所)」の構成。「刑務所の中に入れる」ということから、自由を奪って閉じ込めるという意味の動詞になります。

●prison break(名詞:脱獄)
⇒「prison(刑務所)」+「break(破る)」の構成。海外ドラマのタイトルでも有名ですね!

●prison officer(名詞:刑務官)
⇒「prison(刑務所)」+「officer(職員・役人)」で、刑務所で働くスタッフを表します。

 

2. ”-er”は「〜にいる人・〜に関わる人」を意味するパーツ

”-er”といえば、worker(働く人)やteacher(教える人)のように「動詞の後ろについて『〜する人』を表す」というイメージが強いかもしれません。

しかし、今回のprisonerのように「名詞の後ろについて『その場所・組織に属する人』や『そのモノに関わる人』を表す」という重要な役割もあるのです。

 

 
コダック
「名詞 + -er」の形で作られている、仲間たちの単語をいくつか見てみましょう!

 

「名詞 + -er」で【場所にいる人・住む人】を表す例

islander(island[島]+ -er = 島民・島の人)
villager(village[村]+ -er = 村人・村の住民)
Londoner(London[ロンドン]+ -er = ロンドン市民・ロンドンっ子)

 

 
コダック
このように「〜(場所)にいる人」というニュアンスから、prison(刑務所)にいる人=prisoner(囚人)となるわけですね!

また、場所だけでなく「特定のモノ・対象に関わる人」を表すパターンもありますよ。

 

jailer / gaoler(jail[拘置所・刑務所]+ -er = 看守・刑務官)
※prisoner(囚人)の対義語としてセットで覚えるのがおすすめです!
lawyer(law[法律]+ -er = 弁護士 ※綴りがyerに変化)
foreigner(foreign[外国の]+ -er = 外国人)

 

”prisoner”の意味と語源・覚え方のまとめ

 

最後に、今回学んだ”prisoner”の意味と覚え方について重要なポイントをまとめます。

●”prisoner”は「prison(刑務所)」+「-er(〜の人)」の2パーツで構成されている単語
⇒コアイメージは「ガッチリ掴まれて閉じ込められた人」
⇒”prisoner”=「囚人」「捕虜」「(比喩的に)環境や感情に囚われた人」の意味
●語法・文法のポイント ⇒「〜を捕虜にする」と表現する時は、take [hold]… prisoner のように、prisonerの前に冠詞(aやthe)をつけない無冠詞のルールがある。
●構成パーツの応用 ⇒「名詞 + -er」は「その場所に属する人(islanderなど)」や「その対象に関わる人(jailerなど)」を表す。
 
 
コダック
当サイトでは英語表現について、このように語源、語法・文法、覚え方の面から解説を行っています。
他の単語もぜひご確認いただければ幸いです!

【まとめ・各単語の覚え方】英単語の効率的な覚え方【語源と絡めて記憶力アップ】

参考文献
「南出康世(2014),ジーニアス英和辞典 第5版、大修館書店」
「Dictionary.com(https://www.dictionary.com/)」